巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

諏訪神社の乳公孫樹。

2007-08-19 | 滋賀県

 


滋賀、岐阜県境に在る伊吹山、滋賀県側山麓の米原市伊吹町上板並集落の諏訪神社境内にある大銀杏。


この樹は検討を付けていったのですがまったく見つけられなかった。



姉川対岸からの伊吹山


集落の鎮守の神社だと思っていたのが誤り、集落には八坂神社という鎮守があって、大きなケヤキはあるが公孫樹の巨木はありません。


都合よく、野良仕事をしてる年寄りの人がいたので聞いて見ると、はるか対面の山の方を指して、あの辺りだとしか・・・・。



あの辺りだという、姉川の橋を渡って、山裾辺りの神社参道らしくない山道をしばらく進むとそれらしき祠があって、境内らしく思しきところにこの公孫樹の老木が立っている。



遠くからは、杉林に混在してしまってこの巨木だとはわからない。


殆ど近所の人でさえ訪れることがないのか、かなりの荒れようです。



公孫樹葉古く大きくなると乳房のように樹瘤を垂れ下げることが多く乳公孫樹の名前で呼ばれる巨木も全国には多くあるようです。


諏訪神社の乳公孫樹は、幹周り7m、樹高30m、樹齢約400年だと説明されています。



根元よりも枝別れした辺りの幹周りが一段と太く、どうも不安定な形をしています。


谷川沿いの小さな神社の境内という場所はこの公孫樹の巨木には恵まれすぎるほどの環境です。


撮影2007.6.2


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