吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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今必要とされる護符 No325

2012-08-04 02:51:24 | 神霊界考察
護符について一言述べさせていただくと
宗教的な護符と
波長の乱れを整える無宗教的な護符がある。
もちろんどちらも信仰というかその効果を信じることは必須であろう。
波長を整える護符とは例えば水晶や翡翠を用いたものだ。
宗教的な護符としては紙に記載された図形象による霊符系護符と
霊的な御魂を宿すように聖別されたものがある。

護符に関しては命を救われたことや
数々の神秘体験をしているが
そのスタートは小学校3年生の時に41度の高熱が出て
意識朦朧となった際に
姉が宮崎の修学旅行で買ってきた樹脂製の小さな埴輪像キーホルダーが
不動の力を発揮して身代わりとなって救ってくれたことだ。
夢の中でその埴輪が出てきたので母に机から取ってきてもらって
それを必死に握っていたらほどなく熱が38度まで引いたのだ。
後年にその埴輪の出自について調べてみたら宮崎ではなく
群馬県太田市飯塚町出土の国宝 「挂甲の武人」であった。

不思議な経験としては
ルーン文字を記載した銀のペンダントトップが
チェーンが切れていないのに外れて落ちた経験がある。
止め具を外してチェーンを通すと元に戻るので
奇跡の証拠とはならなかったが
どんなに考えても種が分からず未だに納得出来ていない。

それから今も大切にしている翡翠の龍の彫り物の
ペンダントの紐が切れる前に
糸くずが足の上に落ちてそのことに気付いたことがある。
再現してみたがちょうど足の上に落ちて気づくのはかなりまれだった。
この時に人生最大のトラブルの渦中に巻き込まれたことを思い出した。



他にブログにも過去記載した『水晶に残された爪痕』なども
少し怖くて不思議な話だ。

ところで今偶然検索していて加藤清正公謹製の鎮宅霊符神鈴の写真を見つけた。
『清正公謹製鎮宅霊符神玄武鈴』

熊本より北方にあたる朝鮮征伐の際に清正公がお守りとした鈴である。
残念なことに本来は妙見神が北の玄武で
鎮宅霊符神は太上老君=老子=寿老人=南極老人で南の朱雀にあたるので
本来は妙見神鈴とすべきであるのだが
この時代にはすでに北辰・北斗を鎮宅霊符神と錯誤している。
しかしなぜ三面大黒天でなく鎮宅霊符神玄武鈴だったのかは疑問が残る。

さてそろそろ本題に入ることとするが
素戔嗚神由来の護符に「腰につける茅の輪」というものがある。
伝承としては牛頭天王と蘇民将来の話として残る。
しかし茅の輪の伝承はこちらの話が後付である。
茅の輪の「チ」は「カガチ」で蛇を意味している。
蛇は「クチナワ=口縄」ともいうが
蛇を縄で模してウロボロスに編みこんだものが茅の輪であるが
この茅の輪を越に付けるとわざわざ腰を記載したのは
茅の輪の本拠地は越の国ということを意味している。
素盞鳴尊伝承でのこの実体は間違いなく越の八岐大蛇ということになる。


「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり」(拾遺集)
夏越しの越も同じく越の暗示ですね。



八岐大蛇の封印は古来日本全国で複数の神社で行われ
後世に役小角や弘法大師空海が八大龍王神として丁重に再封印している。
自分は最初そのことを知らずにいた。
しかし福岡の志賀海神社のある志賀島や宗像の鎮国寺で
八大龍王神の役割の封印開封をしたときにあるものの気配を感知している。
また日吉大社の八王子山の金大巌で素盞鳴尊の封印開封を行った際にも
松尾大社の大杉谷の磐座でもあるものの気配を感じている。
これらの神事は少彦名神による熊本霊ラインの再構築の一環で行ったものだ。
今考えるとその気配というものが太古に封印された八岐大蛇であったものと思われる。
この件についてはいつか詳細を記載することもあるかもしれないが
どうも切っ掛けは不用意に近寄った箸墓で箸墓の主に使われたようだ。
問題は三輪山ということになるがここの縄文系龍神は少し違っていた。
弘法大師空海が少彦名神の封印に大黒天の封印を重ね合わせる以前
役小角が蔵王権現にからむ何か特殊な仕掛けをしたのかもしれない。

ともあれ今観察すると八岐大蛇復活の兆しが見える。
それが何をもたらすのかは我々の思い次第という事になろうが
災いを避ける護符を紹介しておきたい。
それは素盞鳴神由来の八岐大蛇を表わす茅の輪型の護符である。
各地の神社で夏越しの祓い時にお守りとして頒布されている。

筆者はさすがにあれを身に着けるのは憚れたので
知り合いの陶芸家に茅の輪型龍神のペンダントを作ってもらった。

 555の再封印『茅の輪龍』 


8月8日記載

※20200828追記
茅の輪についてその後に展開があり そのことについて
『疫病除け祈願での興味深い感応 No547』に記載している。
興味のある方は参考にしていただきたい。                          


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