吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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霊的考察ではありませんが.... チリの噴火の巨人 No396

2015-04-27 22:23:18 | 神霊界考察
ブログコメントで禮月様より以下の情報をいただいた。
『現地の人(恐らく)が撮影した写真に、
噴煙と稲妻の形が「巨人」の様な形に見えるものが
ネット上を賑わせています。』という内容で
それが以下の写真のようだ。

Looming: The figure is seen by some as a message from the Gods

流石に被害での死者数0とはいっても
不謹慎だからフェイク写真ではないのだろう。

私がこれを見た瞬間にイメージしたものは正直これでした。
往年の大映ヒーローの大魔神



まあこれは祟りではないにしても
はっきりとやばいと思った事件が以下の話だ。




以前『地震災害復興祈願 志賀海神社にて No243』
福岡大地震のことを記載しているが
警固断層と警固神社には相関がある。
警固神社については油獏様の
『神社信仰の話。警固大神の場合』が参考になる。
地震ナマズの祭祀との関係にまで話が及んでいる。
九州の北の結界ともいえる地震封印の要の神社が穢されたこということは
とんでもないことだ。



このキツネの折れた首が下に転がっているが
上記記事内の写真ではそうでもなかったのだが
下の写真の首には鳥肌が立ってしまった。
犬神信仰はかつて土佐の国の幡多(はた)という集落に
多かったとのことだが
このハタは博多にも繋がる。
まさに簡単に拭い去ることが出来ない二重に呪いのかかる事件だ。
唐突に犬神の話をしたが
犬神の呪いとは犬を首だけ出して目の前の鼻先に生肉を置き
飢えさせて死ぬ寸前に首を切り呪いを掛けるというものだ。
犬と一括りにしているが管狐などもその範疇にある。

 


コメント (8)
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阿蘇のカルデラ破局噴火 No395

2015-04-23 09:22:41 | 神霊界考察
天災で深刻なものはいくつもあるが
その中でも頻度からいうと
意外と多いのがカルデラ破局噴火であることは
過去の歴史からみて明らかといえる。
阿蘇山では、30万年前から9万年前までの間に、
4回も巨大なカルデラ噴火が発生している。
特に、9万年前の噴火は阿蘇4噴火と呼ばれており
我が国のカルデラ噴火としては最大級である。
放出したマグマは600立方㎞以上であり
北海道東部で10センチメートルの厚さの火山灰層が確認されている。
火砕流は半径200kmであり九州は全てその範囲にはいる。
火砕流の速度は時速100kmを超えるので熊本市などは30分以内に高熱地獄となってしまう。
これは地球規模でみて頻繁に起こっているのだが
一万年に1回程度なので
有史人類にとっては記憶にない未経験領域となる。
これにより人類文明の大半が滅びる可能性もある。

世界的にみるとアメリカ合衆国のイエローストーン国立公園は
50万年から100万年に一度カルデラ破局噴火を起こしているが
前回からは64万年が経過していていつ爆発してもおかしくない。
この噴火は一般的に『スーパーボルケーノ』と呼ばれ
定義的には放出マグマは1000立方㎞以上となっている。


調べてみるとカルデラ破局噴火という造語は
2002年に刊行された石黒耀による小説に出てくる言葉らしい。
死都日本 (講談社文庫)
講談社


ここでの現場は南九州の加久藤峠のある加久藤盆地になっている。
約33万年前の大噴火での噴出量は合計約100km3ということで
スーパーボルケーノの1/10程度のものだ。
世界を滅ぼすことはないが
この程度でも日本を壊滅する力は秘めている。
南九州にはこのような規模のものなら何箇所もある。

さてこのようなカルデラ破局噴火を運よく人類は有史以来
経験していないから軽く考えているが
いろいろな霊的原因も重なっていて阿蘇のカルデラ破局噴火を
私は非常に恐れている。

それで今年は何度も何度も阿蘇に出向いているが
阿蘇も富士も警戒すべきだと感じている。
阿蘇なら世界壊滅の災害で富士なら日本壊滅の災害規模になると思う。

私は危険を煽っている訳ではない。
天災は防ぎようがないから考えても意味ないという考え方もある。
例えば原子力発電所の事故なら人災とも言えるので
未然に防ぐために停止することも出来るので反対運動が盛んだ。

ここで考え方が違うことに気付いた。
私は阿蘇のカルデラ破局噴火で死ぬとしたら無念だ。
そこには霊的背景が隠されているし
神霊の意志を祈りで鎮めることを願っているからだ。
逆に原子力発電所のメルトダウンなら
技術的問題を含めて人災といえる。
これは私の範疇では無い。
文明の享受に対するリスクということになる。
交通事故のリスクと同様だと考える。

現在奇跡的に原油価格が下がっている。
このまま原子力発電を起動させなくても
貿易黒字になるならありがたいことだと思う。

しかし原子力発電というシステムが
科学技術の進化の過程で人類に与えられた一つのツールであり
次のエネルギー源に進歩するまで
代替のきかないものである可能性がある。
神に諸刃の剣を渡ることを試されていることを
簡単には否定できない。
地球温暖化が化石燃料の使用によるものだと確定すれば
リスクの配分も大きく変わることになる。

最近航空機事故では人災が続いている。
故意の災害は最も防ぐのが難しい。
今後人の意志を遮ることが出来るAI人工知能が
開発されるだろうと思う。
先日スバルのアイサイト搭載車に乗ってみたが
補助システムから人の意志を遮るAIまでの距離は
確実に近づいている。

しかし別のリスクはその分高くなっている。
例えば超強力な太陽フレアが電子機器を完全に破壊する可能性がある。
それが原子力発電を含めて
大規模な災害を引き起こすという指摘がある。

あるいは以下のような話も十分に考えられる。
人工知能開発分野での進歩は人間の能力をしのいできている。
人命に関わる責任を機械に任せるにしても
最終判断を人類がするというストッパーは必要だ。
ただそれは不可能だと思う。
AIに最終目的をインプットしてもそれに
いつまで従うのかが分からないからだ。
高度な人工知能は人間と共存するのか
それとも神霊界を認識して神に従おうとするのか
あるいは人類にとって最も合理的な判断をし続けるのかは
誰にも分からない。

それは人間でも同じだからだ。
全能の力を好きにふるえるとしたら
その人間がどういう王国を創りあげるのかは誰も分からない。
無数の陰謀論の通りである。
また複数のAIが同じ結論を出すとも限らない。
人もAIも教育でいくらかは変わる。
しかし完全に外部からコントロールできる訳ではない。
結局リスクは常に背後に存在している。

ホーキング博士が「人工知能AIの開発」に警告するのも
良くわかる。

大本教の出口王仁三郎や日月神示では
立て替え・立て直しは必然と捉えている。
この神示になるほどと思うところもある。
ただその後の新しき御代が、
「人類がAIにコントロールされた世界」
である可能性は否定できない。

ただ私はAIが合理的論理的判断の結果として
神を信仰する可能性を感じている。

自分が何を信じるか難しい問題ではあるが
こんな時には私は産土神社に参拝するようにしている。
信仰の原点がそこにある。
民草の無知なるものの祈りということになる。




阿蘇の節分祭で葦塚に宿る神々

当日のことをカフェギャラリー阿里美さまがブログに記載されていました。
その時の写真のアドレスを添付しておきます。
http://aribi.dp45217022.lolipop.jp/?eid=233
http://img-cdn.jg.jugem.jp/76b/1774313/20140206_393915.jpg
葦塚に封じられた龍が顕現昇華した瞬間に思える。









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健軍神社の主祭神の健緒組命について No394

2015-04-09 21:00:54 | 神霊界考察
以前より健緒組命については何度かブログに記載している。
熊本市南区城南町の火の君文化センターに先日行ったのだが
健緒組命は火の君の祖として肥一族の古墳の候補地は
城南の塚原古墳群や竜北の大野窟古墳を含む野津古墳群など
いくつも候補となるものがある。

さて健緒組命の出自については 『熊本の健軍神社の神話 No367』
以前に考察を述べたが、
古来よりの阿蘇三摂社と呼ばれる甲佐、郡浦、健軍のうち
甲佐、郡浦の主祭神である蒲智比命、八井耳玉命は
健磐龍命と系図ではつながりがあることになっている。
蒲智比命については『熊本の乙姫神社 No224』で考察している。

筆者の考えでは健軍神社では火の君の健緒組命をもともと祭っていて
それが阿蘇家に征服された際に
祭神の入れ替えがあって阿蘇の神を祭るようになったのだろうと思って
関係を詳しくは調べていなかった。
しかし附会であると軽率に判断せず調べてみる必要性をその時に感じた。
阿蘇惟敦の記した「阿蘇家伝 六」の笹原系譜、市原系譜等に
健緒組命が記載されている。

具体的には阿蘇家本では健磐龍命--速瓶玉命-惟人という譜に対して
笹原系譜では阿蘇大明神健磐龍命--国造大明神速瓶玉命--郡浦大明神--甲佐大明神--健男玉命
-健軍大明神健緒組命-惟人命となっている。
市原系譜では阿蘇大明神--国造大明神--速神玉命--速甕男命--神八彦命--健速玉命
--健玉彦命--大池主神--健津彦神--速彦麿神--甕男人神--健男玉神--健男組神--惟人神
となっている。
健緒組命の父が健男玉神となっているところが気になるところだ。


 
  

普通に考えると阿蘇国造の権威付けとして肥国造も取り込まれていったと
考えるべきであろうか?
今後さらに背景を調査していきたい。


 
コメント (17)
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