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吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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思うように出来ていない神業の反省 No373

2014-04-13 13:09:32 | 神霊界考察
昨年(2013年)の10月12日のことだが、
本妙寺の裏の本妙寺公園に建つ加藤清正公銅像に参拝した帰り
熊本市の西回りバイパス道路延長中の先端部分を通ったが
ちらっと見えた工事中の先の小山がとても気になり様子を見てきた。

『熊本人の信仰篤い清正公=せいしょこさん』

回り込んでみるとやはりそこはかなり濃度の濃い神域であることが分かった。
いわゆる神奈備 パワースポット イヤシロチとよんでいい土地のようだ。
見る限りは西回りバイパスの延長はこの神域を避けて通るように思えた。
   
   


   
日常の空間とは異空間が広がっている。
熊本ではこのような神域が都市開発のためにほとんど消えてしまっているので
貴重な場所と言える。

やっと4月になって消費税増税を見据えた駆け込み需要も消化し仕事が落ち着いてきたので
早速この神域に参拝して御神酒を献上しようとした。
ところが行ってみると道路は相変わらず工事が進んでいないのだが
神域の小山が忽然と姿を消していた。
場所を間違えたのかと思ってgoogleマップで確認してみた。

『工事中道路の左側の階段のある小山が目的の神域』

どうも削られて更地になってしまったようだ。
時すでに遅し。




自分を呼んだ御神霊に対して実に申し訳ないと反省した。
取り崩される前に祭祀をすべきであった。
調べてみるとこの神域の管理は島崎の石神八幡宮がされているようである。
工事に関しての祭祀方法や工事後の祭祀に関しては特に問題があるとは思えない。
ということは祭神に関しての考慮が必要であったという事なのだろう。
山王権現社のような気配であったが少彦名神系か?
昨年転職してから思うように神業が出来ていないが
こんなことではいけないとつくづく反省した。




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鈴の音の効果 No372

2014-04-08 23:02:31 | 神霊界考察
お稲荷さんや小さな神社で鈴が掛けられている神社がある。
この鈴を鳴らす事で魔を祓うとういう意味があるのだろうと思う。
ただ自分の参拝時には鈴が掛かる神社であってもあまりこの鈴を鳴らさない。
個人的問題ではあるが集中が途切れるからだ。
神域に踏み込んだときから、鳥居をくぐった時からが
正念場という気持ちでいる。
例えて云うなら将軍に直訴する気持ちである。
とはいっても鈴の音を聞いて身を引き締めて参拝するというのが一般的だ。
妄想の話で良ければ、神霊が降臨する時には
かぐわしい香りと柔らかな光と鈴の音のような音が響く。
菩薩が降臨するときもサンタクロースが降りてくるときにも鈴の音がするらしい。
鈴を鳴らす事により神霊の降臨を願うという意味もあるのだろう。

この鈴であるが語源は湿地帯に生える植物である葦や茅や薦の根に
鉄バクテリアが作り出した褐鉄鉱の塊が付く事があるが
これを「すず」といったことにはじまるという話がある。
数十年掛かって出来たすず塊は数センチの塊に成長し振ると鈴同様に音がするそうだ。
この「すず」を集めて土器を焼くときに一緒に焼くと精錬されてすず鉄が出来るとの事だ。
このことは真弓 常忠著作の「古代の鉄と神々」に記載されている。
800度弱の温度でもこの鉄は鍛造出来る。
縄文末期の人はこの作用に神霊的なものを感じたのだろう。
このすず鉄の塊は高師小僧と呼ばれる。
自分もかつて探したことがあるが、
たくさんとれる所は国の天然記念物とされるぐらいで九州ではなかなか見つからない。
ヤフーオークションで手ごろな値段でよく出品さえているので手に入れるのは見つけるより簡単だ。



果樹の実が鈴なりになるの「鈴」とは神楽鈴のことから連想されたものであるが
そのもとは高師小僧がたくさん付いていることを願ったものなのかもしれない。
古代の鉄のもととなる高師小僧は貴重であったはずだ。
そういう縄文時代の苦労を思いながら鈴を鳴らせば霊験あらたかであろう。
物理学的に云えばエントロピーは増大し無秩序化するのが常であるが
自然の偉大なる力と炎の熱によりすず鉄の塊である高師小僧は鉄の道具に化ける。
局部的にエントロピーが極小となるところには神霊が宿る。
それは鉱物の成長しかり植物の成長しかりだ。

大神神社の頒布品に「鈴なり」という鈴がある。
最高級の鈴は「さはり=佐波理」という材質で作られたものであるが
この「鈴なり」という鈴はその最高級の音とは別のとてもここちよい音が響く。
三輪山に登った方なら判ると思うがあの貸し出されるたすきについている鈴と同じものである。
あのたすきの鈴がほしいと思って狭井神社で尋ねたら大神神社の社務所で授与しているとのことだった。
今では自宅の神棚になくてはならないものになっている。



この鈴の音を聞くと三輪山が思い出されて気が引き締まる。












コメント (2)
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