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吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

FC2BBSから移動しようと目論んでいます。
http://reyline.web.fc2.com/index.htm

三輪山参拝 No115

2010-04-30 08:45:51 | 日記
そろそろ三輪山参拝に出向きたいと
思っているのだけど、いろんなことが重なって
ゴールデンウイーク中の参拝が延期となってしまった。
無精者で宿の手配とかレンタカーの手配とかが苦手だ。
特に京都奈良は早めに手配しないとすぐに空が無くなる。
奈良の興福寺国宝館もリニューアルオープンしたそうで
是非訪れてみたいのだけど
人が多いと思うとそれだけで足が近づかない。
熊本から大阪まではバスで往復2万円弱で行けるのだけど
これが意外と体力が必要で夜眠りが浅い人にとっては
地獄のツアーとなる。
それでも大阪に朝早く着くので奈良に行く場合の利便はいい。
三輪山参拝では石上神宮にまず参拝してから
出向くことを常としているので大阪か奈良でレンタカーを
借りて行動することになる。
ところが過去より三輪山周辺での
レンタカーに関するトラブル発生率がなぜか高い。
不注意といってしまえばそれまでだが
自分としてはそれ以上のものを感じている。

三輪山は封印の歴史を持つ山で
過去に祭祀された岩が徹底的に叩き壊されている。
過去からの歴史の中で三重に封印された山だ。
渦巻く想いに翻弄されてしまいそうになる。

縄文神・出雲神・物部の祖神・葛城の祖神
蘇我の祖神・天皇家の祖神と
歴代の祖神が祭祀されてきたという歴史を持ち
蛇・蛙・ウサギetcが眷属神として現在も守護している。
大物主神の祟りを三面大黒天で封印してきた歴史もある。
一筋縄ではいかない。
物部の祖の饒速日尊と出雲の祖は
共に三輪で祭祀されたこともあったが
崇神天皇の御代に三輪の大物主神と大和神社に移された倭大國魂神と
彷徨い続け伊勢にまで追いやられた神とに分離されている。
大物主神は大いなる物部の主で物部祖神であり
代表を饒速日尊とすればいいのだが
倭大國魂神は渟名城稚姫命が最初に祭祀しているので尾張氏系であるが
その後に市磯長尾市宿禰(いちしのながおちのすくね) が
祭祀したので宇豆毘古(椎根津彦)=海部氏系統の祖神とも言える。
※渟名城稚姫命の母は尾張大海媛で尾張氏系と思われる。
そう考えると倭大國魂神は彦火火出見尊を祖とする海人族系の祖神と言えよう。
祭っていた祭神は道主貴三女神と考えたい。
※海部氏も尾張氏も彦火火出見尊を祖とする海人族系と考えられる。
丹後一宮籠神社の海部氏は九州の宇佐から丹後に移り住んだ可能性が高い。
戦艦大和が大和神社から付けられたとすれば海人族系祖神を祀る神社なので
日本の戦史に名を留めるのも納得出来る。
三輪山には奥津磐座 中津磐座 辺津磐座が今でも残るが
海人族系三女神祭祀の名残りであろう。

さて彷徨い続け伊勢にまで追いやられた神を最初に祭祀したのは
豊鍬入姫命である。
母は紀国造荒河戸畔(あらかわとべ)の娘の遠津年魚眼眼妙媛となっている。
引き継いで祭祀した倭姫命の母は日葉酢媛命であるが
この伊勢にまで彷徨った神がどういう神なのかははっきりしない。
ただ可能性を探ると天皇祖神か出雲神か邪馬台国祖神あたりになろう。
また伊勢に残るユダヤ色を考えるとユダヤ系天皇祖神の可能性も否定できない。
だとすると伊勢に対して歴代の天皇が興味を示さず放置された訳にも納得がいく。



続く

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吉田一氣の白山菊理媛信仰について No114

2010-04-11 23:08:47 | 日記
吉田一氣が白山信仰を持つに至った経緯は
至極明快な理由による。
もともと聖徳太子がとなえる寛恕と和と思いやりの精神が
自分の信仰の基本にあったが、
そういう思いで歴史を観た時に
日本の乱れが糾されない第一の原因が
封印された縄文神の呪にあると感じたのである。
「封印された縄文神の祟り」参照
http://reyline.web.fc2.com/soga/soga.html
これを糺す資質を持った神は
記紀を読む限り日本書紀に記載された菊理媛ただ一柱ということになる。
和解の神であり
寛恕と和と思いやりを推し進める神霊である。
また自分が崇敬する肥後国初代国司の道君首名公が
加賀の道君氏の出であり、
この道君氏が白山比咩神を奉斎しているからである。
道君首名公の神霊には大いなる指導を戴いている。
白山信仰は秦氏と云われる泰澄が奈良時代に白山を開いている。
白山神社は全国に2000社とも言われている。
近年において白山開きをした人物として金井南龍氏がいる。
また「コスモメイト」を創生した橘カオル女史(現・植松愛子)
が信仰し教団の主神としている。
最近では伊勢白山道氏が白山神について独自の展開をしている。
また「数霊」の深田剛史氏は白山信仰と瀬織津姫を結びつけて
縄文系の大地母神という位置づけをしている。

白山信仰は奥が深いのでひとくくりにはいかないが
統率する神霊であることには間違いが無い。








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生贄と土偶と埴輪 No113

2010-04-04 14:19:14 | 日記
宗教的生贄は人類の本質的な信仰心に根ざすもので
ある神霊との接触においては
切り離すことが出来ないものであろう。
それは日本では江戸時代においても人身御供の記録が残っている。
荒ぶる神を治めるには人身御供という手段以上のものは
無かったのかもしれない。
ただ殉葬に関しては中国やエジプトや日本で代用品が
工夫されてきた歴史がある。
中国の焼き物の陶俑や兵馬俑はまさに殉葬の代用であろう。
日本では伝承では野見宿禰が陶俑の使用を言い出し
殉葬のかわりに埴輪を造って祭祀したといわれ土師氏の祖となっている。
しかしそれよりはるかに古い縄文時代において
すでに人身御供の代わりに土偶を用いているように思う。


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八代にある八大龍王神を祭る龍王神社について No112

2010-04-03 21:14:37 | 日記
先週の月曜日に仕事で八代に行く用事があったのだけど
そこが八代で知られた龍王神社の目と鼻の先だったので
久しぶりに参拝してきた。
ここは宮司が手かざしのパワーを下さると言うので
結構その世界では有名なスポットとなっている。
数年以上前から社に相当なお金を掛けていて
金ぴかの神社となっているが
八大龍王神はともかく現世に近い龍神は、
金ピカを好むようで以前と比べても悪い氣はしない。
信者さんも多いようでいろんな悩みを抱えた方が
平日にもかかわらずに集まってこられる。
宮司も一人ひとりに念を送って大変だとは思うが
竜神様も大忙しだろうと思う。
八大龍王神の神力の偉大さが
忘れ去られようとする近年においては
貴重な祈願所となっているように思う。
正神界の龍神が一人でも多くの人を救えるように祈りたい。
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雨滴に神霊を観る No111

2010-04-02 22:36:18 | 日記
本日は雨が降り続け
窓の外に落ちる雫を見ていたが
ふと雨乞いという漢字がどうなっているのかと
疑問を持った。
霊の元となる霝という漢字がある。
白川静によれば雨の下の口三つは
雨乞いに使う器と言っているが、
自分としては神霊が宿る水滴だと感じている。
それは水滴が霊の元素だと思っているからだ。
もし雨の下の口三つが雨乞いに使う器なら
雨乞いという字が存在すれば
それにも口三つがついているはずだ。
調べてみるとあまごいという漢字は雩となっていた。
号令をかけて(かけごえ=于)
雨を降らせるということだろうか。
やはり霝という字は雨乞いから派生したのではなくて
水滴が霊の元素だということから
付けられたのだろうと思われる。

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