神社に行くと入口に猿田彦大神の石碑が建っているのを
よく目にするかと思う。
まずは猿田彦大神の石碑に参拝してから鳥居をくぐるという神社も多い。
記紀によると天下る邇邇芸尊らの先導をした土公神ということになっている。
猿田彦を祭る神社で良く知られるのは
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮の近くにある猿田彦神社だ。
伊勢に行ったらまず最初に参拝する神社なのだが
自分にとっては何故か落ち着く神社のひとつである。
出雲地方には佐太大神が祭られるが
この佐太大神が猿田彦大神であるという話もある。
鈴鹿市の椿大神社は猿田彦大神を祭り
公然と日本最古社を謳うが
椿大神社のHPでは猿田彦大神の亦の名前は
「大行事権現」「衢の神」「土公神」
「佐田彦大神」「千勝大神」「精大明神」
「塞神」「岐神」「大地主神」「白髭大明神」
「供進の神」「山の神」「庚神様」「道別大明神」
「椿大明神」と称え奉られると記載している。
しかしこれらをどんなに調べても確信は得られていない。
知りたいのは縄文信仰に繋がる久那斗神や幸の神(塞の神)荒覇吐神と
猿田彦神との関係だ。
日本書紀によると猿田彦神は「鼻長八咫、背長七尺」とある。
この記載がとても気になる。
鼻長八咫とは144cm 背長七尺とは212cmとなる。
気になるのは背長という言葉だ。
ちなみに他の記載を探してみると
仲哀天皇 身丈は十尺 約3.03メートル
日本武尊 容貌魁偉、身長一丈 約3.03メートル
土蜘蛛 身短而手足長 という記載がみられる。
ネット検索で見つけた『「日本言語文化研究」 第十五号セイ(背)の成立について』でも
「背」は古くはセナカの訓に対応するものであって
セイが《身体つき》の意味から背丈の意味に解されるようになったのは室町時代とある。
本来人の身長はタケ(丈)あるいは身丈で表すとあり日本書紀の記載とも一致する。
背長七尺であるが四足の動物の場合に限っては
背長は身体つきの大きさ、高さの意味にもなるという記載がある。
どうも猿田彦神は人型として捉えられていたのだろうか?
猿田彦大神について以前は漠然と天狗のような姿をイメージしていたのだが
鼻の長さが144cmもあり身丈ではなく背長で記載されることから
どうも象のような姿が頭に浮かんでくる。
そういえばインドではガネーシャにまず最初にお参りすることが
習わしになっているらしい。
なんとなく猿田彦大神の石碑に最初にお参りする習慣に似ている気もする。
応援してくださる方はこちらをクリックお願いします。


よく目にするかと思う。
まずは猿田彦大神の石碑に参拝してから鳥居をくぐるという神社も多い。
記紀によると天下る邇邇芸尊らの先導をした土公神ということになっている。
猿田彦を祭る神社で良く知られるのは
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮の近くにある猿田彦神社だ。
伊勢に行ったらまず最初に参拝する神社なのだが
自分にとっては何故か落ち着く神社のひとつである。
出雲地方には佐太大神が祭られるが
この佐太大神が猿田彦大神であるという話もある。
鈴鹿市の椿大神社は猿田彦大神を祭り
公然と日本最古社を謳うが
椿大神社のHPでは猿田彦大神の亦の名前は
「大行事権現」「衢の神」「土公神」
「佐田彦大神」「千勝大神」「精大明神」
「塞神」「岐神」「大地主神」「白髭大明神」
「供進の神」「山の神」「庚神様」「道別大明神」
「椿大明神」と称え奉られると記載している。
しかしこれらをどんなに調べても確信は得られていない。
知りたいのは縄文信仰に繋がる久那斗神や幸の神(塞の神)荒覇吐神と
猿田彦神との関係だ。
日本書紀によると猿田彦神は「鼻長八咫、背長七尺」とある。
この記載がとても気になる。
鼻長八咫とは144cm 背長七尺とは212cmとなる。
気になるのは背長という言葉だ。
ちなみに他の記載を探してみると
仲哀天皇 身丈は十尺 約3.03メートル
日本武尊 容貌魁偉、身長一丈 約3.03メートル
土蜘蛛 身短而手足長 という記載がみられる。
ネット検索で見つけた『「日本言語文化研究」 第十五号セイ(背)の成立について』でも
「背」は古くはセナカの訓に対応するものであって
セイが《身体つき》の意味から背丈の意味に解されるようになったのは室町時代とある。
本来人の身長はタケ(丈)あるいは身丈で表すとあり日本書紀の記載とも一致する。
背長七尺であるが四足の動物の場合に限っては
背長は身体つきの大きさ、高さの意味にもなるという記載がある。
どうも猿田彦神は人型として捉えられていたのだろうか?
猿田彦大神について以前は漠然と天狗のような姿をイメージしていたのだが
鼻の長さが144cmもあり身丈ではなく背長で記載されることから
どうも象のような姿が頭に浮かんでくる。
そういえばインドではガネーシャにまず最初にお参りすることが
習わしになっているらしい。
なんとなく猿田彦大神の石碑に最初にお参りする習慣に似ている気もする。
応援してくださる方はこちらをクリックお願いします。

