吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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豊玉姫は熊本博物館に保管されているのかも? No556

2020-09-15 01:25:10 | 神霊界考察
先日『加藤清正公製作の七つの鎮宅霊符神鈴』のブログ記事で
鎮宅霊符神鈴の写真を載せているが
そもそも何故、熊本博物館に行くことになったのかの話も
忘れる前に記録に残しておきたい。

今年5月に菊鹿のアイラトビカズラ(優曇華)の花を観に出かけた。
2020年(令和2年)4月に国特別天然記念物のこのアイラトビカズラが
無知な作業員によって半分ほど伐採されたということがニュースになったからだ。
実はアイラトビカズラの花を観たのは初めてとなる。
最近は毎年咲いているという話ではあるがなかなかタイミングが合わなかった。
優曇華の花は3000年に一度しか花が咲かず
その時には金輪王が現世に出現するというのだから
アイラトビカズラが優曇華というのは付会の類となるが
中国の長江流域が原産地と伝えられていて
この地域の常春油麻藤と同じ種類であることは間違いない。

 

この日の帰りについでにすぐ近くの藤田妃見子(ひみこ)女史が岩戸開きした
日向(ヒムキ)の天の岩戸岩陰遺跡の女神像にも参拝してきた。
この話は過去に『弓梓弓と水の女神 断片集⑦ No178』でブログ記事にしている。
この参拝からしばらくして天の岩戸岩陰遺跡は実際は縄文時代の墳墓ではないかと思い始めた。

それで以前撮った現地の写真を観てみると確かに人骨も出たと記載されている。
ただその時にネット上で調査した内容にはなぜか人骨の記載はなかった。
大切なのは藤田妃見子(ひみこ)さんが岩戸開きした後に
考古学調査がなされていることにある。
産廃物が捨てられたりしていて地元民もあまり近寄らない数メートル登った崖から
この重要な縄文遺跡を良く見つけ出したものである。
(もともと地元では天岩戸という伝承があったらしいが。)
藤田妃見子女史はこの岩穴に天照大神=龍宮の乙姫=豊玉姫=人魚姫が
1万2千年前に幽閉されたと霊視している。
2007年『ムー』6月号の菅田正昭氏筆の特集でも
佐治芳彦氏著作の『龍宮乙姫の謎』でもこの岩戸開きの話は出ても
そこが縄文時代の天岩戸岩陰遺跡で人骨が出てきたとは書かれていない。
ただ『龍宮乙姫の謎』のP160にはその岩戸開きした岩窟から
鹿の骨が見つかったとだけは記載されている。

藤田妃見子女史が感応した龍宮の乙姫とは
この発掘された縄文人骨の主の御魂ではないかと感じている。
1万2千年の時を隔てて霊力を発揮するとはまさに神ががる巫女だと思う。
そしてこの乙姫は私の興味にも答えてくれた。
人骨がどのような状態で出てきたのだろうという興味に対してである。
そしてその人骨の性別は当然に女性でなければならない。
ある日この人骨そのものかもしくはそのヒントが熊本博物館にあると感じた。
私にまで何かを伝えてきたのである。
その何かが何であるかは潜在意識は知っているものの
顕在意識はまだ理解できていない。
とにかくそういう状態で熊本博物館に出向いた。

そこで以下の写真を見つけた。


この写真は私にはインパクトがあった。
この写真からでも伝わる強力なメッセージとは
御魂の慰撫の必要性である。
この人骨はいまだ物ではないのである。
御神霊に対して慰撫と鎮魂の祭祀が求められているようである。
ただしこの人骨が1万2千年前のものであるかは不明である。
この岩戸に初代龍宮乙姫とその後の巫女の2重の封印が為された
可能性についても考慮する必要があるのだが
私へのメッセージをこの人骨が発していると仮定した場合は
以下の様な仮説が成り立つ。

この人骨の御魂は藤田妃見子(ひみこ)女史の岩戸開き以降、
彼女に神懸りしていたのであるが、
藤田妃見子(ひみこ)女史が逝去された後に
元の遺骨(依り代)に戻ろうとして遺骨の場所が変わり
そのためにいまだ彷徨える可能性がある。
確かに私は龍宮の豊玉比咩信仰を持ち毎日祭祀する身ではあるが
残念なことにこのことを解決する手段を知らない。

考古学的発見とされる墳墓の人骨等は文部科学省に属するものと思われ
信仰の対象から剥奪されてしまう。
それが国家を危うくするとしてももちろんそれは迷信という事であり
全くのお構いなしである。
そこに宮内庁書陵部の天皇陵墓参考地と文部科学省との軋轢がある。

あとはこの人骨が女性であることの検証が残る。
もし男性であったとしたらこの記事は無かったことにしたい。

  

※参考文献
竜宮乙姫の謎 : 日本列島の母なる神 佐治 芳彦(著)
2007年『ムー』6月号の菅田正昭氏筆の特集

 

  
コメント (52)
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