この弓梓弓と水の女神のブログを続けて読まれると
水の女神とは神の雫であることが分かっていただけると思う。
さて「渇き」と「潤す」という対の言葉には深い意味がある。
人にとって辛い苦しみとなるのが渇きである。
魂が渇いてもがくさまや
灼熱の砂漠で最後の水を飲み終わってからの渇きは
苦しみの極致を見せる。
そしてたった一杯の水を夢見る。
その水は人の渇きを瞬時にして潤し癒す。
我々はその一瞬そこに神を見ることになる。
ここまでの究極でなくても夏の暑い日の
肉体労働の後のビールでさえ喉と体にしみる。
日常にも「神の雫」を感じる瞬間は多いはずである。
水の国の日本に住んでいると
水の有難みは忘れてしまいがちであるが
外国に行くと痛感する。
私はいつも腹を壊して高熱を出し苦しい思いをする。
それでやっと有難みを思い知ることになる。
それも神の試練なのであろう。
「渇き」と「潤す」という対の工程は
太古において水の神霊を
直接感じるプロセスであったことは間違いない。
皮肉なことに飲めない水、
渇きを癒し喉を潤すことが出来ない水が存在する。
それは海の水であり、腐敗水である。
ヨーロッパで多くの命を奪ってきたのがこの腐敗した水である。
近代ではイギリスのブロード・ストリートの井戸の謎を
公衆衛生学の父と呼ばれるスノウが解いた話が有名であるが
コレラは腐敗した水から広まる。
実はペストとコレラは2大有名感染病ともいえるが
ペストが血液を黒化させ悪魔の呪いの黒死病と感じられるのに対して
コレラは激しい嘔吐下痢症なので
病気の知識が無くともすぐに食あたりを想像させる。
これは太古より腐らない水 祟らない水を
神に求め祈っていたことを感じさせる根拠となる。
どれだけの人が祈ったのか、それに神霊は見事に答えてくれて
腐敗しない水を造ることが可能になった。
それが酵母発酵水である。
ビールもワインも紀元前4000年には造られていたことが分かっている。
神の采配とでも言えようが
酵母などの発酵菌はアルコール度数が20度程度で活動が鈍るが
腐敗菌もこの度数では活動が鈍るので腐らない水が完成する。
特にワインは葡萄その物が水を蓄えるのでまさに神の雫である。
ちなみにワイン漫画の『神の雫』とは言いえて妙である。
しかしながら本来「酒の雫」とは蒸留酒のことである。
酒を熱し揮発性の高いアルコールを蒸発させ雫として回収する。
実はこの蒸留する雫のプロセスにこそ少彦名神の大神霊は宿る。
この雫はアルコール度数40度を超え、
燃える水となり怪我の消毒薬ともなる。
そしてこの蒸留して最初の雫は日本ではハナタレと呼ばれている。
ハナタレは初垂れと書くのだが私は小僧=酒の神をイメージする。
しかし酵母発酵を司る腐らない水を与えた古代霊は
やはり大地母神であったのだろう。
ワインに『神の雫』を見たといっても大きな間違いとは言えない。
ウイスキーやブランデーはおおよそ20年で味が固定される。
ところがワインはタンニンの魔力のおかげで
さらに熟成までに年月が掛るものも存在する。
タンニンは抗菌作用が強くこのおかげで酸化が防げるのだが
生薬としての効能も高い。
この妙理はぶどう酒における『神の雫』の名を汚さない。
水の女神とは神の雫であることが分かっていただけると思う。
さて「渇き」と「潤す」という対の言葉には深い意味がある。
人にとって辛い苦しみとなるのが渇きである。
魂が渇いてもがくさまや
灼熱の砂漠で最後の水を飲み終わってからの渇きは
苦しみの極致を見せる。
そしてたった一杯の水を夢見る。
その水は人の渇きを瞬時にして潤し癒す。
我々はその一瞬そこに神を見ることになる。
ここまでの究極でなくても夏の暑い日の
肉体労働の後のビールでさえ喉と体にしみる。
日常にも「神の雫」を感じる瞬間は多いはずである。
水の国の日本に住んでいると
水の有難みは忘れてしまいがちであるが
外国に行くと痛感する。
私はいつも腹を壊して高熱を出し苦しい思いをする。
それでやっと有難みを思い知ることになる。
それも神の試練なのであろう。
「渇き」と「潤す」という対の工程は
太古において水の神霊を
直接感じるプロセスであったことは間違いない。
皮肉なことに飲めない水、
渇きを癒し喉を潤すことが出来ない水が存在する。
それは海の水であり、腐敗水である。
ヨーロッパで多くの命を奪ってきたのがこの腐敗した水である。
近代ではイギリスのブロード・ストリートの井戸の謎を
公衆衛生学の父と呼ばれるスノウが解いた話が有名であるが
コレラは腐敗した水から広まる。
実はペストとコレラは2大有名感染病ともいえるが
ペストが血液を黒化させ悪魔の呪いの黒死病と感じられるのに対して
コレラは激しい嘔吐下痢症なので
病気の知識が無くともすぐに食あたりを想像させる。
これは太古より腐らない水 祟らない水を
神に求め祈っていたことを感じさせる根拠となる。
どれだけの人が祈ったのか、それに神霊は見事に答えてくれて
腐敗しない水を造ることが可能になった。
それが酵母発酵水である。
ビールもワインも紀元前4000年には造られていたことが分かっている。
神の采配とでも言えようが
酵母などの発酵菌はアルコール度数が20度程度で活動が鈍るが
腐敗菌もこの度数では活動が鈍るので腐らない水が完成する。
特にワインは葡萄その物が水を蓄えるのでまさに神の雫である。
ちなみにワイン漫画の『神の雫』とは言いえて妙である。
しかしながら本来「酒の雫」とは蒸留酒のことである。
酒を熱し揮発性の高いアルコールを蒸発させ雫として回収する。
実はこの蒸留する雫のプロセスにこそ少彦名神の大神霊は宿る。
この雫はアルコール度数40度を超え、
燃える水となり怪我の消毒薬ともなる。
そしてこの蒸留して最初の雫は日本ではハナタレと呼ばれている。
ハナタレは初垂れと書くのだが私は小僧=酒の神をイメージする。
しかし酵母発酵を司る腐らない水を与えた古代霊は
やはり大地母神であったのだろう。
ワインに『神の雫』を見たといっても大きな間違いとは言えない。
ウイスキーやブランデーはおおよそ20年で味が固定される。
ところがワインはタンニンの魔力のおかげで
さらに熟成までに年月が掛るものも存在する。
タンニンは抗菌作用が強くこのおかげで酸化が防げるのだが
生薬としての効能も高い。
この妙理はぶどう酒における『神の雫』の名を汚さない。