吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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海人族の誉れ 天草の広浦古墳石棺財 No548

2020-06-18 23:27:00 | 神霊界考察
母校の濟々黌高校が所有しているらしい広浦装飾古墳の石棺材2枚が
熊本県立美術館装飾古墳室に展示されている。
装飾古墳室HPリンク
広浦古墳の装飾石材の濟々黌第一石には棺身長側石に木製鞘に納められた
大刀と刀子が浮彫されている。
濟々黌第二石は同じく棺身長側石に、革製鞘に入った刀子、円紋、半円紋が浮彫されており、
すべてに柄が表現されている。

 

この広浦装飾古墳は熊本天草の維和島の南端の岬部分に位置している。
大正七年に建設工事中に発見されたもののそのまま取り壊されてしまった。
当時四面の装飾石材が発見されたらしいが
現在二面は熊本県立美術館にあり残りの一面は京都大学総合博物館が所蔵しているが
残り一面は所在が分からない。

何故かとても気になっていたのだが本日現地を確認してきた。
維和島は天草四郎の母親の実家があり天草四郎の生誕と同じ年に掘られたという
天草四郎産湯の井戸と呼ばれているものが今なお残っている。
この広浦古墳というのはこの維和島の南端の海浜の眺望のいい場所に
大正七年に壊されるまでそのままの状態であった古墳であるが
現在は復元されずに壊されたまま埋め戻しとなっているようである。



 維和島と書かれている部分の下側 対岸が長砂連古墳



それほど大きな島ではないので古墳時代にここに住むには
水が不足してかなり困難だったのではないかと思われる。
しかし海神族にとって八代海を見渡せる航海上重要な見晴らしの良い場所に
円墳を設置することには特別な意味があったように思える。

20200717 追記
20200704の球磨川の洪水で八代海に大量の木材やゴミが流れ込んだ。
信じる信じないはともかくすぐにこの考察の甘さと奥行きの無さに
起因するものであることに気づいた。
次のブログ記事『鵲と鳩の警告なのでしょうか?』は滑稽で間抜けであった。
それで再度現地調査して記事を追記することにしたが
感応が鈍くて未だに本質が判っていない。それでも筆を進めたいと思う。
書いているうちにこの事件の本質が見えてくるものと思う。

 球磨川河口と広浦装飾古墳と大戸鼻古墳の位置関係

蔵々島の南端の古墳は広浦装飾古墳で大戸の瀬戸(狭戸)を挟んだ
下大戸鼻にある古墳は大戸鼻古墳と呼ばれる。

 大戸鼻古墳説明書

MAPで確認すると八代側から大戸の瀬戸と天草2号橋を抜けて東シナ海に臨む直線ラインが
ギリギリ引けることが判った。
その両端が何処と何処に位置するかであるが
ラインから追って八代側は妙見神が渡来したと伝承される古い時代の
球磨川河口の可能性の高い竹原の津跡と仮定した。
「肥後国誌」などでは天武帝白鳳9年(680)の秋に
中国明州(寧波)から妙見神が渡来したとあるが
寧波は上海の南側に位置するのでラインとはかなりずれた位置となる。
ということはラインの反対側は故郷ではなく
ここに古墳を作った海洋民族が恐れ呪詛する場所という事になる。
装飾古墳の図柄に武器が描かれていることからも想像出来る。
長江流域から避難して日本に住み着いた呉系姫氏らが恐れる黄河流域の大都市といえば
洛陽とか西都長安などが頭に浮かぶ。
とりあえず現在の西安(長安)あたりから八代の竹原神社に線を引いてみた。
まずまずなのでラインを最初の東シナ海までの直線ラインに一致するように少し補正したのが
以下のラインとなる。
西安市の中心点から南側に数キロズレてはいるが市内を通過している。
地図上の誤差範囲といえよう。



このラインの天草側拡大図は以下の通り。

  

2号橋の間をラインは通り抜けている。
  

現在蔵々島の南端と下大戸鼻には西日本一の高さを誇る九電鉄塔が立ち目印となっている。

  下大戸鼻側

  蔵々島南端側

現代においてこのラインがどういう意味を持つのか図りかねるが
まだ機能するラインなのかもしれない。

※現在の状況 八代側からこのラインを見てみないことには
このラインの真意が汲み取れないかも!

20200718 追記
寝ていて叩き起こされた。
斎姬山門五音大神の日本国に対する国防神としての
機能に対する私の無理解を御神霊に咎められたのである。
まず昨日上記追記の投稿後すぐに熊本市でM3.8の地震が起こり
震度3であったのだが追記の記事は取り消さなかった。



震源の北緯32.8度、東経130.7度というのは
熊本霊ライン上(立田山断層がらみ)でおおよその位置は熊本城近傍となる。



この立田山断層による地震についてのブログ記事はいくつか書いたように思うが
検索では『熊本霊ラインと熊本大災害 問題提議篇 No264』
『熊本霊ラインと熊本大災害 対策検討篇 No265』がヒットした。
この熊本霊ライン上の地震がブログ記載後すぐに起こったことは
要注意の警告という事であるが地震の際にも特に閃くものは無かった。

叩き起こされた後に理解したことをさらに追記しておく。



斎姬山門五音大神の日本国の国防神としての機能として
中国の「一帯一路」の覇権に対しての牽制であったという事である。
現在の西安(長安)はシルクロードのスタート地点であり
現在の中国共産党独裁の「一帯一路」構想の
スタート地点となる重要拠点であるらしい。
この中国共産党の「一帯一路」覇権は必ず世界の脅威となる。
この覇権の芽が潰されたと思ってよい。





コメント (22)
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疫病除け祈願での興味深い感応 No547

2020-06-10 22:36:45 | 神霊界考察
最近、健康祈願と疫病除け祈願をしていて
守護する御神霊より伝えられたことがある。
効果についての確信は無いがとりあえず読者の方に伝えておきたい。

まず伝染性の疫病除け祈願としては古来より
茅の輪を腰につける(身に着ける)という伝承がある。

※備後国風土記逸文に残る伝承については以下のような話となる。
備後の国の風土記に曰はく、疫隅(えのくま)の国社。
昔、北の海に坐しし武塔の神、南の海の神の女子をよばひに出でまししに、日暮れぬ。
彼の所に将来二人ありき。
兄の蘇民将来は甚く貧窮しく、弟の将来は富饒みて、屋倉一百ありき。
爰に、武塔の神、宿処を借りたまふに、惜みて借さず、兄の蘇民将来、借し奉りき。
即ち、粟柄を以ちて座と為し、粟飯等を以ちて饗へ奉りき。
爰に畢へて出でませる後に、年を経て、八柱のみ子を率て還り来て詔りたまひしく、
「我、将来に報答為む。汝が子孫其の家にありや」と問ひたまひき。
蘇民将来、答へて申ししく、「己が女子と斯の婦と侍ふ」と申しき。
即ち詔りたまひしく、「茅の輪を以ちて、腰の上に着けしめよ」とのりたまひき。
詔の随に着けしむるに、即夜に蘇民の女子一人を置きて、皆悉にころしほろぼしてき。
即ち、詔りたまひしく、
「吾は速須佐雄の神なり。後の世に疫気あらば、
汝、蘇民将来の子孫と云ひて、茅の輪を以ちて腰に着けたる人は免れなむ」と
詔りたまひき。

武塔神という神が嫁探しで旅行していたとき、備後国で日が暮れてしまった。
備後国には、「蘇民将来」と「巨旦将来」という兄弟がいた。
兄の蘇民将来はとても貧しく、弟の巨旦将来はとても裕福であった。
武塔神が宿を借りようとしたところ、裕福な巨旦はケチって宿を貸さなかったのに対し、
蘇民は貧しいにもかかわらず喜んで宿を貸し、貧しいながらも丁寧に粟飯などでもてなした。
数年後、武塔神が再びやってきたとき、武塔神は蘇民に対し、
「皆を滅ぼすことにしたが汝の娘らは茅の輪を腰につけなさい。」と。
蘇民と妻子がそのようにすると、
その夜のうちに蘇民と妻子以外の人びとは死んでしまった。
さらに武塔神は告げる。
「私は素戔嗚尊である。後の世に疫病が流行ることがあったら、
「蘇民将来の子孫」と言って、茅の輪を腰につけなさい。疫病を免れるだろう。」
これが祇園社(ぎおんしゃ。八坂神社など、素戔嗚尊をおまつりする社)の由来となる。

さてこの茅の輪であるがどうも血塗りの輪(朱塗りの輪)がよろしいしいようである。
私はアマゾンで以下のような登山用リングを買い求めて
夏越しの祓いの疫病除けのお守りにしている。




あと中国の長江の屋久杉がいいというような感応があった。
色々とネットで調べていてやっと見つけたのが雲南紅豆杉というものであった。
平均樹齢3000年とあるが中国の誇大広告はいつでもかなり怪しい。
直径2メートルということは1mに3000本の年輪が刻まれていることになるが
0.3mm幅程度の年輪が数えられるものであろうか?疑問である。

雲南紅豆杉についてはあまり情報が無いが
株式会社紅豆杉のHPによると以下のように書かれている。
「新生代第4紀氷河期から厳しい大自然の風雪に耐え今日まで生き抜き、
現在残存している56種の植物の中でも、地球最古の最も貴重な仙樹です。
2億年前の中生代(恐竜繁栄期)から一属一種の太古のままの姿で生き延びたため、
「太古の生きる化石」とも呼ばれています。
また、最も「生命力が強い」、即ち「気が強い」樹木ともいわれています。
世界の樹木中、最も海抜が高い所に生息しているだけでなく、
高山植物としては異例の、平均樹高21m、平均幹周5.6m、
平均樹齢3000年(中国科学院調査)という極めて生命力の強い樹木です。
樹齢3000年という長寿に敬意を表し、
人間の99歳の白寿にちなんで「白豆杉」という別名が生まれました。
歴代の中国の王室、日本の皇室では、大変長い間重宝がられた王室・皇室ゆかりの仙樹ですが、
現代に至るまでその存在が世に出ることはありませんでした。
それは、中国政府がこの貴重な仙樹である雲南紅豆杉を
大自然からの贈り物として保護する目的として法律で
国家一級保護植物に指定し伐採禁止、売買禁止にしているからです。 」以上

今のところこの雲南紅豆杉の効能は良く分からないが
アンデス山脈のそれも4000m以上の高地でしか生育・栽培できないマカのように
紫外線の多い高地で取れる植物は抗酸化作用が強いものと思われる。
雲南紅豆杉はタキサスとも呼ばれているらしい。
同じ種のイチイの効能を調べてみると
樹皮にはタキソールが含まれているらしく抗白血病作用と抗腫瘍作用があるらしい。
気になるのはこの雲南紅豆杉を独占的に売っている株式会社紅豆杉が
中国衛生部 国家医薬管理局薬物研究院を主株主としている中国企業であるということ。
今後さらにこの雲南紅豆杉については調査していきたい。

20200701追記 
6月30日には各地の神社で夏越の大祓が行われるが、
茅の輪を設置する神社が素戔嗚尊系神社以外でも増えてきた気がする。
毎年この日は素戔嗚尊を祭る北岡神社に参拝して茅の輪潜りしているが
今回は上記写真の血塗りの輪(朱塗りの輪)も持参していった。
まずこのリングであるが実は先日より二回ほど道を歩いていて
なぜかリングが紐から外れて地面に落している。
そう簡単に外れるような気はしないのだが
潜在的に問題がある可能性を考えて結び方を変えてみた。
下記のようにリング内に2回紐を通している。



これを身に着けて北岡神社で茅の輪潜りをしたのだが
このリングに人型形代を用いた祓いのように、
潜んでいた悪い氣がこの血の輪リングに依りついたようだ。
本来はその後にこのリングは廃棄すると宜しいかと思うが
とりあえず自宅に持ち帰りスマッジング(浄化)してみた。



煙が回転しながらリングの穴に吸い込まれるように入り
とても興味深い浄化となった。
この茅の輪潜りの際に血塗りの輪を形代にして
心身浄化する業はある種の秘儀に属するのかもしれない。
かなり効果的であることを実感した。

実際のところで言えば以下左の御札が
私には右のように感じられるという結論となる。

 

参考までにamazonで筆者が買い求めたものを紹介しておく。
『amazon 登山リング』


茅の輪についての考察は過去にもブログで紹介している。
興味のある方は目を通してください。
『今必要とされる護符 No325』
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参考 白澤 No546

2020-06-01 00:30:35 | 神霊界考察
疫病よけに効くとされる妖怪のアマビエは熊本の有明海に出現した妖怪であるが
久留米の高良大社では疫病除けとして白澤の御朱印を頒布していた。

 

Wikipediaによると白澤は黄帝が東海地方を巡行したおりに、
恒山に登ったあとに訪れた海辺で出会ったと言われる。
その時黄帝に1万1520種に及ぶ天下の妖異鬼神について語り世の害を除くため忠言したらしい。
黄帝は、蚩尤を討って炎帝神農氏に代わって帝となり中国を統治した最初の帝とされるが
姫水のほとりに生まれたことに因んで姓は姬姓、氏は軒轅氏、または帝鴻氏とされる。
この姬姓の黄帝に忠言した中国の白澤が日本の貴船神社等の牛鬼の原点のように思える。

***************************************************************

さくら様からコメントで以下の情報をいただいた。
2020/06/06 09:14:05 犬子ひょうたん
山鹿の大宮神社の犬子ひょうたん祇園祭りのことで
猗與⇒狗古って、阿多古とも関係しないか?

このお祭りは毎年6/15に行われるので出向いてきた。
瓢箪を抱えた子犬を米粉で作って頒布している。



 

問題は犬の裏側の図柄にある。
謎を解くヒントだとは思うがまだ解けていない。

  

さくら様が犬子ひょうたんについて
犬子の読みは通常「えのこ」と読むのに「いんご」と読むのには
隠語が隠されているとコメントで記載されています。
またその裏の隠された顔を狐と看破されました。
なるほどそういう意味なのかと理解出来ました。

参考までに京都八坂神社の疫病除けは疫神社の役割となっている。
『京都八坂神社と水の女神 No344』
またこの記事の中に比比羅木其花麻豆美神が登場するが
読みはヒヒラギソノハナマヅミ神という。
麻豆美をアズミと読んで安曇族との関係がないのかが気になる。
また麻花の花ことばとはdestinyでギリシア神話の運命の三女神の意味がある。



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