なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

心の旅、夏の終わりに...④

2021年08月30日 | 

おはようございますZUYAさんです

ここ数日の両手両脚の痛みは、かなり厳しいです(グレープフルーツを1個持っただけでも、腕に痛みが走ります...)。その上、昨夜は最寄り駅に着いた頃には文字通り疲れ果てていました

ワイフが1回目のワクチンを昨日打ちましたので、夕飯はZUYAさんが買って帰る予定でしたので「餃子の王将」でテイクアウトしました。手に持った袋から漏れて来る焼けた餃子の良い匂いが、脚が痛いのに家までの道のりを軽くしてくれました~ 

が、数10m先の路上で30代前後の男同士が自転車がぶつかったようで大喧嘩していました。周りは遠目に眺めているだけ...餃子の匂いをプンプンさせながら、2人の間に割って入るZUYAさん、

兄さんたち、こんなご時勢にこれしきのことでカリカリしとったらあかんで。止めとき~

しばらくして1人はチェッとしたような顔で立ち去り、もう1人は“ご迷惑かけてすいません”と頭を下げてその場を去って行きました。世の中が平和でありますように~      餃子の神様より

 

信州・松本城にて

 

さて、旅日記の第4話(最終回)をお届けしますね。前回は確か...マムシを捕まえて、焼酎に漬け込んだ所まで書いたはずですが…

 

あ゛~? そんなわけないやろ~ 

(※大木こだまの声をイメージしてください)

 

          

 

さて午後4時過ぎに松本駅に到着しました。さてどうしましょうかね。空を見上げると(雨を降らせそうな)怪しげな雲ばかり。とりあえず城は再訪しておきますかね。ZUYAさんが首都圏での生活に不満を持つ理由の1つに「城郭」が少な過ぎる点があります。関西は多いですからねぇ~

駅から歩いて直行しましたが、天守閣の観覧時間にはギリギリ間に合いませんでした。でもフォトジェニックなスポットは周囲にも沢山ありますからね~ 

 

 

 

 

せっかく歩いたので旧開智学校にも足を延ばしました。明治初期の文明開化と呼ばれた頃の重要な建築物、いつの間にか国宝になっていたのですね(2019年)。この夏から数年間かけて耐震工事に入るそうで、訪問される方はご注意を~

さて、中心部を流れる女鳥羽川沿いの風景を楽しんでいますと、雨がポタポタと...急いで信州最後の晩餐の場所を探し始めました。今回の旅、“〆はお肉”と言うことだけは決めていたのですが、なかなか決まらない。お分かりですよね、あえてスマホで検索なんて旅の醍醐味の欠片も無いようなことはしないのです

店先にある食べ物のメニューが良い感じと思っても、飲み物の方を見るとビールがアサヒやサントリーだとNGを出し続けるZUYAさん。もう東京に向かう列車内で駅弁を摘みながら飲むかぁと諦めかけた時、ようやくピピッと来ましたよ

塩尻・松本界隈のローカル・フードで「山賊焼き」と言うのがあります(実際は揚げてあるのですが...)。5年前に別の所(から揚げセンターだったっけ?)で食べた時はイマイチだったので、再チャレンジしてみることに~

 

 

 

 



 

入口で時短営業の説明を受けてからカウンターの端の席へ。ビールとワサビ菜で晩酌スタートさせました。次にチョレギサラダと牛の煮込み。信州ワインを飲みながら豚バラ串を食べたらお腹一杯になってしまい、まさかの山賊焼きは無しに...

ほろ酔いで店を出ると雨は本振り...足早に駅に向かい例によって気持ち良く一人旅に送り出してくれたワイフにお土産を買い(←これ大事!)、車内での“2次会”用にアルコールとツマミを買いました。写真を見てお分かりになるように、お土産は定番の物ばかりです。「雷鳥の里」は実に思い出深く、蓼科の保科館で働いていた時、“お茶受け”として使われていたので毎日セッティングしていましたからね。そしてお腹が空いた時にはおやつに...







 

19時30分発新宿行きの「あずさ」に乗って、この心の旅・夏ヴァージョンは終わります(いつの間に「あずさ」は全車指定席になってしまったのだ!?)。今回はコロナ禍、更には自身の体調不良とかなり気を使う旅になりましたが、行って良かったと思います

清められた心も、日々の生活と仕事で僅か数日で薄汚れてしまうのは悲しい現実ですね。いよいよ東京を離れることも真剣に考えるべきかもしれませんねぇ。音楽をやるために東京に住んでいるのですから、こうもやらない期間が続くとなると...ね

 

最後にコロナ禍における旅について、少しだけ持論を書いておきます

すっかり悪名高くなってしまった(いや、既に過去の遺物か?)「GoToキャンペーン」。ZUYAさんはそれ自体は決して悪いものでもおかしな物だとも思っていません。旅が好きな人、あるいは興味がなかったのに行ってみようと思う人、それでも旅に対して何の興味も示さない人、色々いらっしゃるかもしれません

ただ問題は明らかに運用時期の間違。それは子供でもわかるような、

いつやるの?

今じゃないでしょ!”

それを官邸又は政府主導で、正当化して進めた罪は重いと思っています。観光業界、旅行業界だけでなく結局、あらゆる業界をダメにしてしまう要因にしてしまったのですからね(何故、誰も辞任しないのだ?)

当時提唱していた新しい旅のスタイル、「手洗い・うがいのマナー、少人数、会話は控えめ」と言ったことに気を付けて旅行してくださいと旅行会社も鉄道会社も張り切って宣伝したのに、今の日本人に性善説での行動を求めるのは不可能なのですよ

そして市中感染なんて騒ぎたてる輩がいますが、世の中には他にも思いがけない病気になったり、怪我をすることがあるのですよ。何故にコロナだけ騒ぎ立てるのでしょうかね...

 

あんまり今(持論を)展開するとせっかくの旅日記が台無しになってしまうので、これぐらいにしておきますが一人一人がもっと社会の成り立ちと言うものを理解し考える努力をしないと、この先何度でも同じことを繰り返すことになるのでしょうね。その始めの一歩として、やはり選挙には必ず行き正しい政治家を選ぶ目を養うことなのでしょう

 

 

          

 

今日は休日です。The Rolling Stonesのアルバムを中心に聴いて一日を過ごそうと思います。Charlie Wattsの死は時間が経つと自身に重くのしかかって来ています。改めて偉大なドラム・プレイヤーであったと感じさせられます

 

 

60年代に起こったサイケデリック、そしてフラワー・ムーブメントは音楽界にも深く入り込み、方向性がわからなくなるバンドが多くなりました。それはローリングストーンズでさえも。そこでMick JaggerはJimmy Millerをプロデューサーに向かえ、本作「Beggars Banquet」(68年)以降、歴史的なアルバムを次々と作り上げて行きます

 

 

あんまり公式盤とは言えベスト盤は買わないのですが、シングル曲として発売されオリジナル・スタジオ・アルバムには未収録の「Honky Tonk Women」が収録されているので持っています

 

長い文章、読んで頂いてありがとうございました

Thank you for sharing your precious time to read my blog.

 

Have A Good Day, Folks!


心の旅、夏の終わりに...③

2021年08月28日 | 

こんばんはZUYAさんです

旅日記も第3話、佳境に入ってきました。“信濃路で出逢った2人の運命は如何に~!?”なぁんてことは一切書いてなかったと思いますが...拙い文章、並びに写真ですが引き続きお楽しみくださいませ~

 

          

 

さて、皆さんは「日本三大車窓」と言うのをご存知ですか?

☆根室本線 狩勝峠越え車窓(現在は廃線)

☆篠ノ井線 姨捨駅車窓

☆肥薩線 矢岳越え車窓

がそうらしいのです

 

ZUYAさんは長年、「姨捨駅」へ行ってみたいと思っていました。今回は長野から佐久へ移動して、“鯉三昧の夕食”を食べようかとも思ったのですが、以前に経験済みなので姨捨に行くことに~

ランチを食べたお店を出て、駅の改札口へ。まぁ駅ビルなので下に降りるだけですけどね。ホームに既に松本方面に向かう2両編成の列車が停まっていました。車内は大半の席が埋まっていて、真っ昼間にも関わらず立ち客もいました(2両はいくらなんでも短いのでは?)

1人ですから上手く座ることが出来ました。東京同様にマスクをしないで我が物顔でしゃべりまくっている輩がやはりいますね...隣に座っていたお姉さんが、実に嫌そうな顔をしていたのが印象的でした

昼酒が効いたようで列車が動きだす前に眠ってしまい、目が覚めると既に「姨捨」駅に止まっていまして...慌ててホームに飛び降りました

眼前に噂通りの素晴らしい風景が広がっていました

 

駅のベンチも珍しく線路側ではなく反対側を向いています~

 

善光寺平(長野盆地)を望む

 

棚田(段々畑)~!

 

緑、大好きです~



ここ姨捨駅は、全国的に数少なくなった「スイッチバックの駅」としても有名です。スイッチバックは高低さのある山を(昔の)列車は一気に上って行けないために、一度平らな線路に進行して勢いをつけ直す場合と、急坂では駅を設置するのが困難だったために平らな面に設けている場合とがあります。近年は鉄道車両の性能が向上したため、勾配でもぐんぐん上っていったり、急坂でも停車・発車が容易になったため、スイッチバックの設備が必要で無くなりつつあるのです


次の電車まで1時間あるので、駅のある山の中腹から下って棚田の写真を撮りに行くことにしました。田んぼの香り、鮮やかなグリーンを堪能しながら歩いていると、うっかり“ぬかるみ”に足を入れてしまい足が泥だらけになってしまい(ZUYAさんはサンダルだったもので...)、傍にあった東屋で座って拭くことに

ふと視線をリュックの方にやりますと、なんとまぁZUYAさんの親指より小さなお客さんが...

 

 



 

3匹いましたが、カメラを向けると1匹は隠れてしまいました。素敵な出会いにほのぼのとしていると、次の電車の時間が近づいていることを思い出しました。こりゃ行かんと、カエル達に“俺、帰るわ~”と駄洒落を浴びせ、急ぎ足で駅に向かいました。とは言え段々畑の間を通る道は結構な急坂で、今のZUYAさんの体調ではなかなか思うように進むことが出来ません... 

その時、ハッとしました(←グッとは来ませんでした)

あれ?

俺、今何かを跨がなかったかい? 

振り返って見ると2mほど先の所に…

 

蛇...

 



 

今さらながらに“うわぁ!”と声をあげましたよ。近づいて良く見てみると、模様からしてアオダイショウでした。いやぁマムシなら大変でしたよね~

しっかり写真を撮らせてもらい、“なかなかヘビーな体験をありがとうね~”と、又もやお礼の駄洒落~

 

 

 



 

駅が見えて来た頃に、列車の警笛音が聞こえて来ました。「銀河鉄道999」で999が星野哲郎に発車の合図を送っているかのような気分でしたね。スイッチバックは一度引き上げ線に入ってからホームにバックしてくるので、まだまだ写真を撮る余裕がありました~

 

 

ホーム下左に見える線路が長野方面からの本線。一旦奥の引き上げ線(左)へ入ってからバックして駅のホームに入って来ます。やはり今度も2両編成で程よく混んでいましたが、座れました。松本方面に向かって出発~ 

実はこの時点では、まだ次は何処へ行くか決めていませんでした。季節従業員(繁忙期要員?)として温泉旅館・保科館で足掛け5年働いた茅野市に向かうか、その手前の大好きな諏訪湖畔に行くか、それとも松本で降りるか...窓の外に見える雲行きを伺うと、どうも怪しい気配が。悩んだ末に松本で降りることにしました~


松本に来るのは5年振りですね。ワイフに促されるままに安曇野にある「養生園」に行った時以来です。その時のブログはこちら。初めて来たのは祖母に連れられて来た小学生の頃、それから何度訪れているのか、もうわかりません。保科館でアルバイトしてた時も帰りに寄っていましたからね~ (※と言うわけなんですよ、葉月さま)

 

さて、今宵はここまで。仕事の疲れもありますが、やはり長い時間キーボードを叩くのは腕に負担がかかります。通勤時に下書きを作って置いて、それを帰宅後に編集して投稿していますけど、ちょっと大変なもので

 

Have A Good Night, Folks!

 

 

 


心の旅、夏の終わりに...②

2021年08月27日 | 

こんばんはZUYAさんです

旅日記第2話を綴りますね。お楽しみください~(このご時勢に不謹慎だと思われる方は、速やかにご退出下さいませ)

※なおタイトルは健全なブログ運営を目指すために変更になりました、予めご了承ください。

 

 

目を覚ますと日付が変わる少し手前でした。流石に2週間近く禁酒していたのに解禁日にいきなり、「大瓶2本、日本酒1合、焼酎8杯」はやり過ぎましたね。でも美味しい物を食べて仮眠を取ったZUYAさんはエネルギー満タン、夜の街へ出掛けました(※表現上の言葉であり、いかがわしい話はありません。安心して先にお進みください)

 

やはり地方都市...もちろんコロナの影響もあると思われますが、“人っ子1人歩いていない”と言う表現かぴったりですねぇ。ZUYAさんの宿のあるエリアは、市内では有名な歓楽街のようですが随分と寂しい感じです

大袈裟ではなく酔っぱらいにすら遭遇しません。いや遭遇したのかもしれませんが、明らかにZUYAさんの方が酔っ払いだったのかも。駅まで歩いて(約1km)反対側へも行ってみましたが、ただただ静寂です。宿に戻る途中にコンビニで入浴剤を買いバスタブにお湯をはって、それを入れて疲れた身体を癒してみました。ZUYAさんの旅に温泉か大浴場は欠かせないのですが、今回はこれで我慢です。そして温まると人間は眠たくなるものです

 

 

再び目を覚ますと、午前6時過ぎ。旅に出ると早朝の散歩はかかせないZUYAさんですが、痛みのピークはリウマチと同じように朝一なのです。深夜に溜めた湯船にもう一度浸かり、ゆっくり身体を慣らしました

7時半にはチェックアウトして、直ぐそばの駐車場でTimesのカーシェアを借りました。乗って先ずは窓を全開にして空気の入れ換え、続いてハンドル、ディスプレイと言った“触れるところは全て”除菌シートで拭いて準備完了。で、向かった先は...

野尻湖

そう、誰しも小学生の時に習うマンモスの化石が出た野尻湖です

 

 

しっかしまぁ、カーナビが古い上にガイドの声が(色々試しましたが)何故か出ませんでした。ZUYAさんを狭い峠道にどんどん導いてくれる...コンパクト・カーとは言え対向車がでかいとまぁ大変でした。何度か峠を越えて湖畔に出ると、やはりガラガラやん...と思いましたが、まだ9時前だから遊覧船も動いていませんからねぇ

 

ここが1948年に最初に臼歯の化石が発見された現場

 

 

 

野尻湖に向かうまでの間、FM長野を聴きながら運転していたのですが、トピックはやはりコロナ...

その中でMC(司会者?)が“他府県ナンバーの車が多いと嘆くリスナーからのハガキ(メール?)に対して、長野県は観光県だから折り合いを上手くつけていかないといけないのですよ~”と優しく相談にのっていたのがちょっと嬉しく思いました。考え方は人それぞれですからね

湖畔で写真を撮っている内に「マンモス博物館」が開館し中へ。もう(コロナ感染予防対策のために)連絡先をあちこちで書かされるのには慣れたものですね。近くの交差点にあるマンモス親子像の写真を撮ってから、長野自動車道に向かいました。逆を行けばもう新潟県は目の前。さて次の目的地は...

 

 

 



 

川中島古戦場 

 

戦国時代の数多い魅力的な武将達の中で常に人気の上位にいると思われる武田信玄上杉謙信。ZUYAさんの世代では中井貴一と柴田恭兵が演じた某国営放送の大河ドラマが有名ですけどね

ちなみに「古戦場入口」と言う交差点が、英文で“Old  battlefield”と書かれていて、いたく感心してしまいました。そして、頭に浮かんだのはユダヤ人系のファミリー・ネームを持つPaul Butterfieldと Mike Bloomfield  

そして、遂に云十年も憧れたこの像を見たわけです~

 

 



 

この後は車を返してランチタイム。昨夜行った蕎麦処「二本松」を再訪しようと思ったのですが、定休日のようで...

仕方なく駅まで歩きながら、あちこち物色するもどれもピンと来ません。まさか長野まで来て東京にもあるようなチェーン店には入りたくないですからね。小一時間さ迷い続けて、駅ビル「MIDORI」に入っている老舗の蕎麦屋の支店へ。正直に結論を書きますと、ちょっとがっかり...


蕎麦は悪くはなかったのですが、天麩羅が悲しい。配膳されるやいなや(見るだけで)がっかりしてしまいました。飲み物は瓶ビールと日本酒1杯、それでもそこそこの料金だったので、昨夜の店と比べてしまい...

 

 

 

さて店を出たZUYAさん、久々にローカル線の旅に向かいます~

 

でも、明日は早番(7時出勤)ですので、今宵はここまでに致しとうございまする  

 

Have A Good Night,Folks!


心の旅、夏の終わりに...①

2021年08月26日 | 

長野・善光寺境内にて

 

こんばんはZUYAさんです

今回から数回にわたって旅日記を綴ります。ケイコくん...いやいや警告ですが、“このご時勢に何をやってるんだコイツは!”とか思われる方は、速やかにご退出願います

 

ここはZUYAさんの世界

去るべきは貴方(貴女)ですから~

 

※ZUYAさんにはちゃんとした考えがございますので、あしからず。

 

          

 

さぁて、邪魔者は排除したところで楽しく参りましょう

午後12時過ぎに上野駅に着きました(家から30分もかかりません)。新幹線の改札口を通って売店でZUYAさんの旅には欠かせない駅弁を慎重に選び、飲み物も(いよいよ解禁か!)と思ったら、まさかのコロナ感染予防対策で酒類販売休止中...麦茶で頂きましたよ

 

 

先月の軽井沢探訪の時と同じく、8月とは言え平日の新幹線はガラガラ...もちろんコロナの影響もありますけどね。実は当初のプランでは「白駒の池」に行くつもりでした。でもよくよく調べてみると“早朝7時”には最寄りの駐車場が埋まってしまうとわかり、時間的に無理なので断念しました(いつか行ってみたい...)。そして車内で駅弁を食べながら思い付いた今回の旅のテーマは、「善光寺詣で」と「信州蕎麦食べまくり」。春には香川で讃岐うどんを食べまくりましたが、まさかのそのシリーズ第二段!?

 

1時間半で到着

 

 

長野」...子供の頃、母の実家である岐阜県・恵那に行くと祖父母の田んぼの横を走る中央本線の優等列車の行き先は大半が「長野行き」でした。この頃から“長野ってどんな町なんだろう”と夢を膨らませていました。それから随分経った1998年には長野オリンピックがありましたね。その時にも長野ってどんな町だろうと思っていました

そしていざ2021年8月23日に長野に降り立ちました。その第一印象は...

典型的な地方都市

これは決して馬鹿にしているわけではなく、ZUYAさんが愛するサイズ感の都市だと言うことです。でも昔は旅に出て、地方の駅に降り立つと哀愁と言うかまさに“旅情”と言う語がぴったりのホーム、改札口、駅舎の風景がありましたが、昨今は(特に新幹線が停まる駅は)何処も同じ...  

そして後々書きますが、日本の都道府県で自身のここ20年間で再訪率の高さは秩父がある埼玉県に続いて第2位なのです。ま、その理由はまた追い追い...

 

今回は“行き当たりばったりの旅”とは言え、宿だけは上野からの90分の時間を利用して探しました。キーワードは“格安”と言う言葉だけで探したのですが...

おっと、これまたまだ書くの早いですね

 

          

 

先ずは宿に(大した量ではないが)荷物を置いてしまおうと、東京ほど暑くはない信州らしい気候の中、街を歩きます。喉が渇いて来たので、いよいよアレを“解禁”することにしました~

 

 



ほぼ2週間振りに解禁です。ええ解禁の最初は焼酎でも日本酒でもなく、やはり「ルービー」でしょ!

そして長野(信州)と言えば、蕎麦。最初に目に付いた蕎麦屋に入店(午後3時近くお客はZUYAさんだけ...)。旅ですからケチケチせずに、天婦羅もりそばをオーダー。初っ端から良い感じの蕎麦でした。でも、ちょっとつけ汁が少なめでしたが...これって時々ありますけど、なんとなく追加で言いにくくないですか~?

日本酒で〆て、再び宿を目指します。前方にかなり怪しげな建物があるなぁと思ったら、まさかのそこが宿でした

 

これは...

 

(お化けが)500%出るぞ

 

覚悟しました

 

 

 

モノクロだと、より雰囲気が...

 

チェック・インを済ませて、いざ善光寺へ。ホテルの同系列の居酒屋が“10%オフ”になると言うことで選んだのに、今夜は予約のみですって...ハメられたかな~

 

 

 

 

 

善光寺へ向かう前に、ホテルの側にある「権堂アーケード」へ。ご覧の通りモノクロがよく似合う風景でした。猫どころかトラまでいるとはね~

 

 

さて、善光寺です 

遠くとも  一度は参れ  善光寺

この言葉はとても有名ですね。ええ、だから来ましたよ~

 

 

 

しっかり時間をかけてお参りし、宿の近くへ戻りまたまた目に付いた蕎麦処「二本松」へ(午後6時頃)。これが大当たりでして、頼む物全てがただただ美味。ZUYAさんは信州で野沢菜漬で金を取る所は好まないのですが(ZUYAさんが昔働いていた旅館でも無料サービス)、もちろんこちらの「二本松」さんもサービスでした~  

 

 

 

 

 

 

絶品の馬刺し、熊本の物とは違った味わいでした。そして岩魚の塩焼き、〆はもちろんお蕎麦。大瓶1本飲んでからの焼酎へ。ええ、もうNobody can stop me!です

めんどくさいので店員のお姉ちゃんに初めから“ダブルでお願いします”と頼んだのですが、そう言う頼み方をする人はいないらしく(まぁ蕎麦屋だしね)、少々手こずってました。2回目の注文以降はこなれて、ロックグラスではなく大きなグラスに並々と入れてくれました...  

お会計は6,000円ちょい(焼酎は2×4で計8杯...あれ?お姉ちゃん1×4で計算した?)。ご機嫌のZUYAさんはトレイ(←トイレではありません)にお金を置いて、“釣りはいらねぇよぉ”と寅さんばりに粋に言ったのですが、”お客さん多過ぎます!”と。よく見たら千円札8枚...確かに多過ぎる。1枚引っ込めて改めて“釣りはねえょ”と、オチまで寅さん仕込み~

宿の近くにしておいて良かったです(徒歩数分)。部屋に戻るや、否やバタンキュー...

 

さて今日はこれぐらいにしておきますね、次回もお楽しみに~

 

次回予告

あ~れ~、ZUYAさんいけませんっ!?」の巻

※事情によりタイトルは変更になる場合がございます

 

Have A Good Night,Folks!

 


夏の終わりを告げる音色が聞こえる...

2021年08月25日 | Music & Life 

いったい

何から書けば良いのか

一度に“事”が起こり過ぎています

 

川中島古戦場跡にて

 

こんばんはZUYAさんです

3連休がまもなく終わります。当初の予定ですと体調不良(※コロナではありません)の中、敢行した旅の日記を綴る予定でした。ところが偉大なロック・バンドに所属し、偉大なドラム・プレイヤーであったCharlie Wattsの訃報が深夜に飛び込み...心が落ち着きどころを無くしてしまいました

先ずはやはりこれから書きましょう

 

享年80歳...ZUYAさんの父親と同じ年だったんですね。60年代前半にMick Jagger等と合流し、The Rolling Stonesのメンバーとなりました。当時人気を二分したThe BeatlesのRingo Starrと同じように、シンプルなドラム・セットから叩きだすビートはまさに“ストーンズ・サウンドの屋台骨”となっていました

ローリング・ストーンズはブルース等の黒人音楽を下地にしたロックン・ロール・バンドですが、チャーリーは自身のソロ・プロジェクトではジャズ・バンドを組むほど“ジャズ通”でした。ZUYAさんは、”ジャズが叩けないドラマーなんてドラマーでも何でもない”と思っています。例え本業はロックでもジャズの心得がある人とない人では、申し訳ないが“”が違います

フロントマン2人が派手に目立ち過ぎますが、実は腕っぷしも強かったようです。ある晩、ミックが悪のりして“俺のドラマーは何処にいるんだ?”とホテルの別室にいたチャーリーに電話すると、真夜中に関わらずビシッとスーツを着て部屋に現れるや否や“誰がてめぇのドラマーだ!”とミックをぶっ飛ばし、窓からあわや転落するところだったようです

 

今夜は、そのチャーリーが珍しく単独でジャケットに映る70年の傑作ライブ・アルバム 「Get Yer Ya-Ya's Out! The Rolling Stones In Concert」を聴きながら追悼しています。当時のギターはKeithとMick Taylor

 

 

          

 

さて3連休初日の朝、まぁ両手・両脚の痛みは酷いものでした。“療養の3日間になるのかぁ”と意気消沈したのですが、その日の朝食後の薬がどういう訳かいつもより良く効き、午前10時を過ぎる頃にはいつも通りの痛み(←それでもか!)まで治まりました

出遅れたが、行くか?

ワイフは仕事に出掛ける前に、“少々無理してでも行ってきな!と一言。ちゃんとわかっているのでしょうね、ZUYAさんがZUYAさんらしくない窮屈な暮らしを強いられていることを…

出先で痛みが酷くなったりする不安はある上に、本来予定していたコースで出掛けるのは難しいので、とりあえず列車に飛び乗ってから色々考えることにしました。身体への負担を考えて持って行く荷物を最小限に揃えて上野駅へ

この続きは次回から書き綴って行きますね。なかなかヘビーな話もありますので、お楽しみに~

 

ちょっとぉ~、じらさないでよ!”と言う声が聞こえて来そうなので、今回の夏の旅での“一番大きな出会い”の写真を先行して載せておきますね~

 

アオダイショウくんです(蛇は“神の使い”と言われていますからね)

 

          

 

今日は1ヶ月ぶりの診察でしたが、特段大きな変化はなく薬が変更になっただけです(順天堂医院へ移るのは先送りになりました)。まぁもはや“人体実験(モルモット)の始まり”ですね  

さて明日は早番(7時出勤)なので、今夜はこれにて~

Have A Good Night,Folks!