なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

さらば、また会おうや...

2021年06月30日 | Music

人は生きている限り

自分以外の人の死を

受け入れなければならない

 

時には身内以上に打ち解けあった

“Soulmate”の死をもね

 

ツラいことですが

でもこれさえも乗り越えて

人は生きて行くのです

 

2008年Sam Ishiharaと

 

おはようございますZUYAさんです

“私も音楽が好きなんです~”と言われても、皆さんが思っている以上に音楽の世界と言うのは広くて深いのです。そのジャンルは無数にあり、その好みは人それぞれ。CDやレコードを出したり、武道館ライブや“ドーム・ツアー”をしている人だけがミュージシャンではないのです

ちなみに

Local musician

ZUYAさんは“Musician's musician”と共にこの語が好きです

 

          

 

一昨日、色々な面で一杯一杯になってしまい、早朝に思い立って車を借りて郊外にドライブに出ました。まさに思い付きだったのでCDも持たずに、車内ではFMラジオを聴きながら高速道路から山道へ。昼下がりに家に戻って来た頃には幾分心が和らぎ、“さぁ頑張ってみるか!”と思った矢先に、訃報が届きました...

ソウルメイト”だったカントリー・ミュージシャンのサム石原(Sam Ishihara)が逝きました

 

1979年に東京・赤坂で「Stonefield's」と言うカントリー・バーを開店し1999年に店を閉めるまで、国内外のカントリー・ミュージックのマニアが集うお店を経営していました。Elvis Presleyの後期のドラム、Ronnie TuttやThe Venturesのメンバー(名前を忘れた...)も来日時に気さくに訪れたり、ロナルド・レーガン大統領も来日時に訪問を熱望したのですが、警備上の問題で断念したと言う逸話もあります

Samは店を閉めた後、“カントリー・シンガー”として生きて行く道を選び、東京を中心に場末の酒場やライブハウス、個人パーティー等で弾き語りをするようになりました。時にはバンドを伴って古いロックン・ロールを含むオールディーズまで演奏していました。彼のMCでの曲解説はいつも丁寧で素晴らしい知識の持ち主でした

ZUYAさんが彼に出逢ったのは2008年の初夏。カナダから帰国後、東京に拠点を移して地道に音楽活動を続けていた頃です。国立にある「No Borders」と言うお店で、アメリカ人のChrisとライブをやっていた時に、違う日に出ているSamが観に来ていました。演奏が終わると彼は英語で話しかけて来たので、てっきり(米軍)基地関係の外国人かと思ったら、チャキチャキの“大阪のおっさん”(ZUYAさんの父親と同じ年)でした

ブルース・ギターを弾くZUYAさんですが、時折James Burtonのようなサウンドを織り交ぜる。そしてカナダではカントリー・ナンバーも良く演奏していましたからね。そこに目を付けたSamが、“ワテのバンドで弾いてくれへんか?”と言って来て彼との付き合いが始まりました

そして彼と赤坂、新宿、国立、赤羽、立川、羽村等々、月に4~5回ほど演奏することに。ライブハウスもありましたが、多くは場末のスナックのような吞み屋。もちろん機材もないので、ZUYAさんは小さくてそれなりに音が出るアンプを、カートで(電車やバスを利用して)運ぶことになりました

 

2008年頃

 

当時は板橋区の本蓮沼と言う所に住んでいて、最寄りの都営三田線は最終電車が早過ぎました(一般人には普通なのでしょうが...)。しばしば赤羽駅から歩いたり、タクシーに乗ったりしたものです。そしてエレベーター無しの4階建ての最上階に住んでいたので、部屋に辿り着くと酔いが醒めてしまい、また飲み直し二日酔いでアルバイトに出掛ける、そんな日々でしたね 

赤坂の店だったかな。大層美しい女性店員がいてZUYAさんはこっそり連絡先を聞いていたのですが、Samが後々その女性の連絡先を知りたいと言って来ました。ZUYAさんは“知らんわ”とシラを切ったのですが、“お前が聞いてないはずがない!”と、自身の父親と同じ昭和16年生まれのおっさんと揉めたのは微笑ましい思い出です

 

あ!写真があった!

 

ZUYAさんが彼のバンドに加わる時は各お店でオーナーに掛け合って、“ZUYAはホンマにええヤツやから好きなだけ飲ませてやってくれ!”と頼んでくれたようで、何処でも飲み放題でした。後日、Samは店から出ていたZUYAさんのギャラも懐に入れてたのが発覚しましたけど、これもまた微笑ましい思い出です

が、当時はまだまだ血気盛んだったZUYAさん。この件でイライラしているとワイフに言われました、

“あんたが弾くのブルーズ・ギターやろ?カントリー・ギターはなんちゃってやろ?それでギャラを貰おうと思うな!”

ってね

 

とにかく彼のバンドをサポートしたお陰で音楽性の幅が広がり、噂を聞いたとあるオールディーズ・バンドからも参加依頼が来て、ZUYAさんなりの黄金時代が到来したわけです。月に6本ほどライブがあったわけです

そんな楽しい日々も、今再発している病気が初めて発症し全てが“おじゃん”に...(←って死語でしょ?)

 

            

 

ちょっと休憩して追悼を兼ねて、カントリーのアルバムを聴きますね

 

1976年グラミー賞を獲ったEmmylou Harrisの名作中の名作。盟友Gram Parsonsの楽曲だけでなく、カントリー以外の名曲も取り入れ、それをJames BurtonやLinda Ronstadtらが好サポート。エミルーのファッションもとても素敵ですよね。近年Taylor Swiftなんて小娘(もう大人になったのかな?)がもてはやされていましたが、エミルー・ハリスを聴かずして女性カントリー・シンガーを語ることは出来ませんね

 

          

 

12年前に病気をしたのをキッカケに音楽活動をひとまず休憩し、堅気の仕事に就く(正社員になる)ことに決めたZUYAさん。まぁ2年後に正社員になるも、1年で辞め、2社目は1年半で辞め...3度目の正直で今6年働いています

正社員になった後も“ギャラ”なんぞ関係なしに、時間が合う時には彼のバンドでプレイしました。彼がソロでやっている時もふらっと訪れて店のギターを借りてシット・イン(飛び入りでプレイすること)したものです。最後に会ったのは3、4年前かな。去年の夏、ZUYAさんが福生に撮影旅行に行った時に会おうと思って連絡を取ったのですが、既に体調を崩していたようで...

最後は彼へのメッセージで締めたいと思います 

 

Sam、あんたが逝ってしもうたんは

思ぉとった以上にツラいわ

でも

あんたのおかげで俺の人生は面白くなったわ

おおきにな

俺はまだしばらくはそちらには行く気はあらへんけど

また会ったら腰が砕けるまで飲もうや

もちろん綺麗どころも揃えてな

 

知らせを聞いてから

あんたのおかげで

連日ガブ飲みしとるわ

でも

弔い酒は今日で辞めとくわ

 

See ya, Man!

 

Have A Good Day,Folks!


なぁんて日なのでしょう...

2021年06月28日 | Music & Life 

今回ほど

ブログを書くのが難しい

と思ったことはあったかなぁ

でも

エンターテイナーの端くれ

読んでくれる人がいる限り

書くべきなのでしょう

巧くね

 

清流の見えるカフェでブレックファスト

 

こんばんはZUYAさんです

今朝は休日にしては遅めで4時に目が覚めまして、珈琲を飲みながら夢中でブログを書いていてふと我に返り、

俺、いったい何やってるの?

と言うぐらい愚痴だらけの内容でした...

 

職場、コロナ、政治、ワイフ、インチキ節約家等々、自分で読み返して嫌になるほど...全て削除しました

 

            

 

で、6時過ぎに朝の散歩に出ると

美味しい朝食を食べよう!

と思い付きまして、カー・シェアを使って高速に乗りました

ZUYAさんは今年1月に部署異動になるまで車の運転を生業にして来ました(前職も前々職も)。数ケ月ぶりの運転で、ちょっぴり緊張しながら「滝野川入口」から首都高へ。まだ行き先は決めていませんでしたが、新宿から中央道へ入り西へ向かいました。最初の「石川PA」でトイレ休憩を兼ねて作戦会議を開きました(って1人なんですけど...) 

※お願いですからユー◯ンに関するコメントは止めて下さい。全く好きではありませんから。

 

 

八ヶ岳や富士山辺りまで行こうかと思いましたが、「練馬ナンバー」ですからね。今のご時勢ではと...考えているとピピッと閃きました。とあるブロガーさんが書いていた“役場カフェ”に行こうと~

再び車に乗り東京都内で島しょ部を除く唯一の村である檜原村へ。思ったより早く着いてしまったので開店まで30分もあったので、付近を散策しました。9時になり役場内にある「カフェせせらぎ」で朝食を頂きました。銀座で長年カフェをされていたマスターが作る美味い珈琲(2杯も飲んだ)にクロックムッシュ...洒落乙でしょ?

 

 

 

 

 

信玄餅はサービスエリアで

 

何から何まで一杯一杯になっているZUYAさん。昼過ぎには家に戻って来ましたが、良い気分転換になりました。ランチはお酒提供を再開した老夫婦が営むとんかつ屋「みのや」で一杯(実際は大瓶2本)

 

 

って言うか、身体の調子悪くても飲み続けるのかよ  

まずまずの気分で家に帰り家事を始めようとすると、思いもよらない訃報が届きました...頭の中が真っ白に

続きは整理してから書きますね

 

Have A Good Night,Folks!

 

 

 

 

 

 

 


耐えがたきを耐え、忍び難きを...

2021年06月26日 | Funny Life

忍んでいられるかよ!

 

21世紀になっても

日本の社会における

“残業の美学”はビクともしない...

 

“先進国”ってどう意味なの?

 

          

 

おはようございますZUYAさんです

昨日は給料日。給料明細書を見ると(部署異動により)労働時間が増えたおかげで残業代が沢山つきますが、正直全く嬉しくもなんともない  

時こそ金なり

と言うモットーであるZUYAさんにとって、自由な時間を奪われるほど人生において苦痛はないのです

 

          

 

さて「緊急なんちゃら」が解除されたとは言え、連日残業を強要させられて(吞み屋の)“19時ラストオーダーに間に合うか?”なんて夢のまた夢...

 

明るく音楽の話を書きましょう

 

 

前回のブログでBobby  Charlesが名門Chessからデビューしたのは1955年と書きました。ええ、音楽に明るい人ならご存知でしょうが、1955年はロックン・ロール元年でもありますね。Bill Haley and his cometsが前年に発表した「Rock Around The Clock」が、この年の映画「暴力教室」に使われ一気に盛り上がるわけです。本作に収録されているChuck Berryの「Maybellene」もその1955年の発表ですね

 

          

 

前にも書きましたが、ZUYAさんの住む周辺のスーパーの惣菜はかなりレベルが低い...でも、昨夜もとても作る気力も残っていなかったので、一番マシな所で購入して晩酌としました~

 

 

いつも皆さんがZUYAさんの料理を褒めて下さいますが、下手に色々と作れると味にうるさくなり、かえって災いしている今日この頃なのです

 

さて、ボヤキはこれぐらいにして出掛けます。ええ、一番苛酷な土曜日です…

 

Have A Good Day,Folks! 

 


ワンコイン…

2021年06月25日 | Music

 

こんばんはZUYAさんです  

昨日の「タイ健式マッサージ」。効果が凄かったようで、職場でやたらと血色が良いねぇと言われました。でも痛みは相変わらずですけどね

 

今夜は音楽の話をちょちょっと書いて寝ます

一昨日、ヤフオクで2枚のCDを落札しました。なんと計500円でした...そんなに世の中の人々はCDを聴かないのかと喜びよりも哀しみが漂っています

先ず、以前書いたFleetwood Macのアメリカ2作目「English Rose(英吉利の薔薇)」

 

 

遠い昔に持っていたのですが、20年ぐらい前に出たBoxセットを買った時に手放していたようです。これがまず200円

そしてもう一枚はBobby Charlesの1972年の1stアルバム

 

 

何が凄いかって、この人デビューは1955年に名門chessで。1955年にチェスでデビューですよ。その後再び名前が目立ちだしたのは、The Bandのメンバーやその界隈の連中と交流を深めた辺りから。なんかあまりライブ活動を好まなかった人のようですね

では今宵はこれにて  

 

Have A Good Night,Folks!


“物は試し”ですね...(I saw the light...)

2021年06月24日 | Life

男(野郎)

レンゲを使って

麺類を食べてるのを見た時...

 

カッコつけてかけてる

グラサン外した瞬間に

“ガキやん”と思う時...

 

もう自分の時代ではない

と感じます

 

でも

 

洒落乙なお皿に盛られたフレンチより

納豆をその容器で食べている写真を

載せている女性のブログに惹かれる 

今日この頃です

 

 

こんばんはZUYAさんです

(※今回の写真は全てスマホにて)

3連休最終日。ちゃっちゃっと家事を済ませて、午前10時過ぎに徒歩圏内の日帰り温泉施設「SAKURA」に到着。11時からの「タイ健式マッサージ」を予約する。しかも...超奮発して一番高い120分コース(諭吉さんと英世さんが少々...)。来月のボーナスを見越しての決断...出なかったら再来月の都民共催の割戻金で...

でも“セカンドオピニオン(健康保険は使えず自費診療となる...)”よりマシかもね~

 

 

珍しく露天風呂とサウナで40分間も身体を温めました。いつもは呑みたい一心で急いで出ますからね

そして人生初の「タイ健式マッサージ」とやら。施術士も良い方に当たり効果覿面でした。見るからに腕の色が変わり、“血が通っている”のが一目瞭然です~

 

 

いつもより遅めに食事処へ。「赤星」で喉を潤してから、カルパッチョと焼き茶豆を頂きました。もう気分爽快で、がぶ飲みです~

 

 

 

先日とあるブログで見かけた「ガパオライス」をメニューで発見。プルコギランチとギリギリまで悩みましたが決断。ちょっとエスニック感が足りなかったです...

 

 

 

3本呑み終わった頃に、前庭にモアイ像発見!?

 

 

と思いきや、立て看板用の「プラスティック製の重石」でした~

 

 

夕飯は予告通りの“揚げ物祭”。残っていたズッキーニとピーマンもフライにして頂きました~

 

 

鮪の竜田揚げ

 

ズッキーニのフライは意外に美味い

 

さて明日から現実に戻ります

Have A Good Night,Folks!