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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

哀しみを和らげる旅... その参

2025年05月18日 | 

こんばんはZUYAさんです

久々の旅日記、その最終回をご覧くださいませ

※すいません。四肢の痛みが酷くて...かなりお待たせしてしまいました

 

          

 

哀しみを和らげる旅... その壱

哀しみを和らげる旅... その弐

 

 

2日目の朝、う~ん...な宿をチェックアウトして訪れたのは神奈川県真鶴町岩地区。ZUYAさん十八番の“旅猫との遭遇”辺りから、らしさが戻って参りました。ここから再び街の中心部の方へ山を越えて戻りましたが、流石に朝からのアップダウンの道のりに疲れてしまいました

ベンチに腰掛けていたら丁度バスがやって来るのが見えたので、それに乗って駅へ。駅近くのコンビニで缶ビールを買い、これからどうしたものかと思案に暮れました

 

ちゃんとした温泉に入ろう!

 

初島、遠くには大島も見える

 

湯河原の町

 

そぉ考えがまとまり、隣町の湯河原へ行くことに(町境はそこから目と鼻の先)。目指したのは「ゆとろ嵯峨沢の湯」と言う日帰り温泉施設。調べてみると徒歩で30~40分ほどの距離だったので、よせば良いのにてくてく歩いて向かうことに

余裕だと思っていたら、真鶴に負けず湯河原もアップダウンの連続。道中の景色は良いものの、着いた頃には又もや汗だく~ 

 

 

「ゆとろ嵯峨沢の湯」。併設されている食事処でランチも済ませようかと。入館料は1,380円と、ZUYAさんが近所でいつも行く「染井温泉SAKURA」と同じような感じ。でも入ってみると、比べものにならないぐらいの実にゴージャスな施設でしたよ

 

 

 

 

 

休憩所からの景色。相模湾~

 

そして...月曜日の日中と言うこともあり、こちらの館内はガラガラ。素敵な露天風呂もほぼ貸切状態と、大当たりでした。こうなったら次は料理。珍しく長めにお風呂を堪能した後は、併設する食事処「岩沙参(いわしゃじん)」へ。ここがまた大当たり

 

もずくと塩辛でスタート

 

カルパッチョ。キャベツが敷かれているのは初体験。

 

塩辛をアテに日本酒に突入...

 

カマスの干物

 

〆はメニューにあった蕎麦をと思いましたが、せっかく旅に出ているのだから市街地に降りて歩いて専門店を探そうと思い、湯河原の駅前までコミュニティバスで降りました

駅周辺を探索すると「小松庵」なる蕎麦屋さんを発見、迷わず入店しました。ここもまた大当たりで実に美味で、ミニ天丼まで食べちゃいましたよ~

 

 

 

 

 

 

 

食後は先に帰りの「踊り子号」を予約して、発車時刻までの小一時間を再び駅界隈で写真を撮りました。湯河原訪問は2回目ですが前回は車で来て直接、奥湯河原の宿に行ってしまったので初めての市街地には興味深い被写体が沢山あり、時間が足りなくなるほどでした(その時のブログ

 

 

 

 

 

終わり良ければ総て良し。あっと言う間の旅でしたが、呑み食い倒れの旅哀しみを和らげる旅はこれにて終了です

 

 

          

 

今回は珍しく3回と言う短めで完結させましたが、いつも最後まで読んで下さる方々に感謝しかありません。ひょっとしたら...ここgooブログで旅日記を綴るのは最後になったりして~

まぁ未来のことは誰にも分りませんが、また旅に出たら綴りますね

 

しかし真鶴の町並みと言い、すったもんだの宿と言い“アップダウンや良いことも悪いこと”も、まさに旅の醍醐味であり人生の醍醐味でもあると心に閊えていたものが少し流された気分です

まぁ休み明けに現実に戻ったわけですが(笑)、でもまたドンと構える余裕がすこし出来ましたよ

 

さぁ明日から2日間の公休。先ずは引き受けているベースギターでのサポート、ちゃんと音を拾います~ 

 

Have A Good Night,Folks!

 


哀しみを和らげる旅... その弐

2025年05月16日 | 

こんばんはZUYAさんです

家人は昨日から義母の願いを叶えて、2泊3日で大阪の万博に行っています。そんなわけで、今夜はササッと作って夕食です。四肢の痛みもなかなか治まらないですしね。さてその夕食は“神楽坂のマダム”のブログの常套句を使って言えば、

ひとりの食事はこんなもの

 

 

がんもどきと鶏の胸肉がメインの煮物と、冷蔵庫内の寄せ集めサラダ  

 

          

 

哀しみを和らげる旅... その壱

 

さぁすっかりお待たせしてしまっている旅日記の続編。毎日(身体の負担にならない様に)コツコツと書いて綴っておきました。心の中の哀しみを振り払うために出掛けた、一泊二日の真鶴の旅の続きをご覧下さいませ 

 

          

 

お昼に美味な魚料理を頂いた後、腹ごなし(酔い覚まし?)を兼ねて再びお店の前にある真鶴港を撮って回りました。漁港がモノクロが似合うと言うのはZUYAさんの勝手なイメージなのだろうか

 

 

 

 

 

前回も書きましたが、まぁZUYAさん以上に壊れかけている愛機Fujifilm X-S1。機嫌の良い時には先日のようにスカイツリーのアップも撮れたのに、今回の旅の間はご機嫌斜め...と言うかやる気がない!?

 

 

 

 

さてさて今回の宿は、人生初の“ペンション”。昔からこの名を耳にしたことはあるものの、宿泊経験は一度もないわけです

個人的なイメージとしては、信州の清里などを思い浮かべるのですが、今回は旅の予算が少なめ(だが呑み代は多いような...)な上に前日に宿を取ろうとしたので、選択の余地があまりありませんでした

夕食のお刺身は現在50%増量中、お風呂は24時間入りたい放題

と言う謳い文句だけを信じて、チェックインの時間に宿へ。ちなみに“ペンション”はフランス語のようですが、英語だと“年金”の意味になってしまうのでご注意を~

 

 

今回は外観の写真の掲載は控えさせていただきます

 

 

住宅地の中を道に沿ってグニャグニャと進んだ中にありました(←酔っていたから誇張されているかもしれません)。玄関を入るとオーナーさんらしき方がいらっしゃって、館内やお風呂の説明を受けました。が、

あれ?

お風呂って

24時間じゃないやん~!?

すごく楽しみにしていたのに(ZUYAさんは深夜帯にのんびりお風呂に入るのが好き)、30分を目安に各部屋毎の貸切ですって(しかも夜は24時まで朝は6時以降)...これはいかがなものかと思いますけど...

 

ペンションと言えばテニスコート!?

 

窓から海も見えるっちゃあ、見える

 

ベッド?と思いきや

 

ふとん参上!

 

まぁ四の五の言ってもしょうがないので、とりあえず汗を流して自動販売機で缶ビールを買い、夕食の時間までひと眠りすることにしました。この自動販売機がまた...ほとんどが売切れのランプが点灯していて、買えるのはビールと缶酎ハイ(氷結)、缶コーヒーだけ...

あれ、ちょっと宿選びを失敗しちゃったかなぁ~

 

夕食の時間になりお呼びがかかり、食事スペースに行きますと刺身の盛り合わせの横にはステーキが...流石のZUYAさんも“ステキ!”なんて駄洒落も思い浮かばないほど頭の中は“???”状態~

 

写真もボケる!?

 

 

 

刺身は50%増量中との宣伝文句は、まぁ真鶴ですから普段からこれぐらいは盛付けられているのではないかと思いましたよ。生ビールの一杯目はサービスとのことで、次にたっぷりの魚に合わせて白ワイン(当然ボトル)を頼むことに。お願いすると“別のグループが頼んだ1本で終わりです”だって...

なんだそりゃあ~

しょうがないので赤のグラスワインを頼みましたが、合うはずもなく...結局無難に3杯目はハイボールにしたのですが、微妙な味のハイボールが登場しました。まぁランチに良い思いをしたから、余計にがっかり感が...ねぇ

 

陽が沈む頃には雨が降り始め、散歩にも出られずもう眠ることにしましたよ。お風呂にも入れないし…夜中に喉が渇いたので自動販売機に行きましたが、やはり補充はされておらず...しょうがない、また缶ビールなどで喉を潤しましたよ。そんな感じで一日目は終わりました

 

 

夜中は時々音で目が覚めるほどの強い雨。もちろん朝も降り続いていたので、いつも旅先で楽しみにしている朝散歩に行く気もしません。もう面倒くさくなってしまい珍しく朝風呂も入らず、朝食の8時まで部屋でダラダラと~

朝食はごく普通の宿の朝食で、美味しく頂きました

 

 

 

真鶴は何処で食べても塩辛が美味い!

 

 

9時頃には雨もとりあえず上がったのでチェックアウトして、港の周りを散策して真鶴町で唯一の砂浜の海岸がある「岩海岸」に向かいました。道中は何度もアップダウンがあり、着いた頃には汗だく...

 

 

岩大橋と相模湾

 

やあ!

 

岩漁港

 

 

源頼朝伝説がある「岩」地区は真鶴駅のエリア、真鶴港のあるエリアとはまた違ったエリアでひっそりとしていて、一人でのんびりするには良い場所です。ZUYAさんのように歩かなくてもコミュニティバスで来ることも出来ます。レトロな家や看板も観ることが出来ましたしね  

 

 

 

 

長くなりました、今宵はここまでに致します 

To Be Continued... 

 

さぁて次回で最終回とさせていただきます(旅日記がですよ!)

Have A Good Night,Folks! 


哀しみを和らげる旅... その壱

2025年05月14日 | 

こんばんはZUYAさんです

長く当ブログを覗いてくれている方々は、ZUYAさんが人の死や苦しみ、ツラさと言うのをまともに感じてしまうことをご存知であると思います(それはテレビの画面や紙面を通してでさえも...)。だからこそ(崖っぷちですが)ブルーズマンを名乗り、ブルーズを奏でることを愛しているわけですが...

高齢者の雇用問題。遠い昔、某銀行に長くパートで勤めていた母が、その閉業に伴い職を失うことに。でもパソコン業務などが出来ない昭和20年代前半生まれの母。ハローワークに通うも、なかなか仕事が見つからず大変な思いをしました

90年代の当時50代の母でもそうだったのに、今職場で通達を受けている60代・70代のパートさん達の心境を考えると...

そしてその日以来、明らかに肩を落としている彼らの後姿を見ていると、もう目頭が...掛ける言葉なんて見つかるわけがありません。それに好む好まないに関わらず、ZUYAさんは残留側なのですから...

 

いったんモヤモヤをリセットしようとZUYAさんが先陣を切り、部署内で交代で有休を取りリフレッシュを図ることにしました。そんなわけで、旅日記に参ります

 

          

 

 

リフレッシュを!”と言っても、ZUYAさんの財布事情には限界があります。先ず旅のテーマを“海のそばへ”と思いつきましたが海外どころか、国内ですら早々遠くには行けないのが現実...

昨年その魅力に嵌った伊豆半島も浮かびましたが、明らかに予算オーバー。では近場の三浦半島を考えましたが、わりとほぼほぼ行き尽くしてしまっているわけです 

地図とにらめっこしていると、伊豆半島の付け根辺りにある小さな半島を見つけました

真鶴半島

調べてみると人口も6,000~7,000人と少なく、ZUYAさんの大好きな魚もたくさん食べられそうなので、こちらに決めました

前日の朝、通勤時の地下鉄の車内でスマホで予算を考えながら宿を選びましたが、真鶴って意外と宿が少ないようで...その上、直前だし。「夕食のお刺身は現在50%増量中、お風呂は24時間入りたい放題」の宣伝文句で、とある宿に決めました~ 

 

そんなに急ぐなよな~

 

富士山側も良いけど、東海道本線はやはり海側!?

 

上野から7時前の「熱海行き」に乗り、東海道線を西に向かいます。普段は平日に旅に出るZUYAさん、1,000円のグリーン料金を払いグリーン車に乗りましたが流石の日曜日、程よく混んでいました。グリーン・アテンダントからハイボール缶と柿の種を購入し軽めの朝食~

 

 

 

2時間弱で降り立ったのは、真鶴駅。町名も駅名も“マナヅル”なのですが、駅があるのは真鶴町真鶴(マナヅルマチマナツル)と言う大字だけが違う不思議な話(東京の尾久みたいなものかな)

一番の観光地である真鶴岬へはバス路線もありますが、今回の旅は“真鶴町を満喫しよう”と言うことなので、歩いて回ることに。歩かざる者、呑むべからず。朝に服用した薬もタイミング良く効いて来ましたしね

 

真鶴で一番のお祭り

 

あんな所を走っているんだ~

 

歩き出して直ぐに気が付きましたよ、真鶴って坂道と階段が多い...

これは普通の観光客なら迷わずバスを利用するでしょうね。いや、知っていれば皆さん初めから車で来るのかな。でも上方からの眺めはなかなかのもの。路地に入ると真っ直ぐな道と言うのはあまりなく、かなり複雑に入り組んでいます

 

 

 

これは真鶴町特有のもので、「背戸道(せどみち)」と言われるそうです。家と家の間にある人の気配のする道のこと。文字通り縦横無尽にあります

でも気を付けないと何年か前に埼玉県小鹿野町で住民に怒られたように、何処までが観光客が通れる道なのか、私道なのかがわからなくなります

 

 

 

 

真鶴港に下り着いたのは9時半頃。当然観光客もまばらですが、釣りや海岸線で水遊びを楽しむ人もちらほら見受けられます(この日は夏日になったそうな)

“日本のリヴィエラ”と言われる真鶴の町。近隣には“東洋のリヴィエラ”と言われるエリアもあるそうな。まぁ大体、ZUYAさんは本家イタリアのリヴィエラですら知りませんでしたが...

 

 

 

 

 

 

 

港ではモノクロのイメージがぴったりと来て、沢山の写真を撮りましたよ。さらに歩みを海岸線に沿って進めて行きますと、駅前の看板で見た祭りの時に盛り上がる貴船神社に到達。長い階段を上って、今回導いてくれたことを感謝してお参り~

 

 

 

写真を撮りながら、さらに岬の方へ歩みを進めるとお店がいくつか並んでいるエリアに。干物を扱う店で一番小綺麗ではない店を選んで入ってみました(失礼?)。老夫婦が営んでいるお店で実に良心的な価格。ZUYAさん、グッド・チョイス

 

 

 

塩辛やら他の佃煮やらを試食させてもらいましたが、実に美味しい。もう岬に行くのは止めて、缶ビールでも買って海でも眺めながら一杯飲もうかと思ってしまうほど

こちらの店でたっぷり干物を買い込み、大阪の母に送りました。そこから坂道を上り20分ほどで真鶴岬に到着。「ケープ真鶴」と言うお土産コーナーや食事処がある施設がありますが、個人的にはあまり魅力を感じませんでした

 

あれが三ツ石かぁ~

 

 

海の向こうは伊豆半島

 

岬に先端にある景勝地「三ツ石」に向かうために海岸まで下って行くと、ここでも釣りや水遊びを楽しむ家族、そして彼らに混ざってハイカーも見かけました。岩場ばかりの海岸線を少し歩いてみましたよ

ちなみに真鶴町には砂浜になっている海岸は、「岩海岸」と言われる一か所だけです

 

 

三浦半島、房総半島、伊豆半島、金平糖、伊豆諸島、毛沢東と色々な物が目に入って来ますが、ぐんぐん進んでいる内に足元にはZUYAさんが苦手なフナムシが増えて来ました...

人に飛び掛かっては来ませんが、見た目がどうしてもGを連想させて...歩みを諦めてケープ真鶴へ戻りました。時間は11時...そろそろお昼ごはんかなぁと思いましたが、どうもここでは食べたい物がなく、先ほど港の傍にあった渋めのお店まで戻ることにしました

 

 

暖簾をくぐり一人であることを伝えると、予約席の札が置かれていない席に案内されました。中は意外にこじんまりとしたお店(後で地元の人に伺うと昔は料理旅館だったそうな)。ここでは奮発して「おすすめ定食」を頂きました。これがもの凄い...酒が進む進む~

 

 

アワビまで~!

 

鯛のあら煮

 

焼き海老

 

“こいつは呑兵衛だなぁ”と察したお店の方が、サービスで「なまこ」を出してくださいました~ 

 

 

 

満足してお店を出て目の前にある波止場に座って宿のチェックインの時間まで、のんびりと過ごしましたとさ~ 

 

長くなりました、今宵はここまでに致します

To Be Continued...

 

さぁて4日ぶりの職場...とにかく前を向いてみます

Have A Good Night,Folks! 

 


浪花節で徳を積む... その漆(最終回)

2025年03月30日 | 

令和の時代になっても

未だに用いられる旧漢数字

 

壱、弐、参、肆、伍、

陸、漆、捌、玖、拾

 

今回は「漆」まで使いました

少しはお役に立ちましたか?

 

味噌を使った料理は...

 

おはようございますZUYAさんです

幸か不幸か本日30日(日)は振替休日で休みです(※明日は棚卸のために出勤)。棚卸は年に2回の期末に行われるのが一般的だと思いますが、ZUYAさんは生鮮部門にいるのでそれ以外の月も毎月あるのです(12月を除く)

特に今月は棚卸の後処理を済ませて、大阪に帰省して東京に戻って来てまた棚卸の準備と、まるで棚卸が仕事のような...実際そう言う職業もありますしね~

さぁその恩恵(?)を受けて、大阪滞在記の最終回を綴りあげます~ 

 

          

 

今回の帰省の最終日は、3月22日の土曜日。トータルで大阪に10日間いたことになります。でも昨年3月は、余命宣告までされた父と初めての一人暮らしに戸惑う母を支えるために、その倍の20日間いたわけですから

3月20日の投稿では、せっかく9連休なので自分にもご褒美的に...と計画を立て、それをクイズにしていましたね

プラン① 名古屋で途中下車して、大好きな「名古屋めし」を堪能して帰る

プラン② もう云十年訪れていない伊勢神宮を参って帰る

プラン③ 鳥羽からフェリーで伊良湖岬・渥美半島へ渡り帰る

プラン④ 四の五の言わずにギリギリまで大阪にいてから帰る

 

そう結局選んだのはプラン①になります。見事正解されたブロ友のマリマロさん、おめでとうございます。貴女は既婚者である上に来生たかお氏に失礼なので、当選ギフトの「投げキッス」は割愛いたします

 

“名古屋飛ばし”、最近この言葉をよく見聞きします。要は観光客などが東京、京都・大阪は訪れるのに、その間にある名古屋には立ち寄らないと言う意味のようです

でも中京圏にお住いの方々はおかげで過度に押し寄せる旅行客、いわゆる“オーバー・ツーリズム”に悩まされないので良いのではないでしょうかね。そしてZUYAさんのように“名古屋LOVE”な人にとっては、もうこれ幸いなりですぜ~

 

さてZUYAさんが帰京すると言うことは、母はまた独りの生活に戻るということ。それを気にしていると忍びない気持ちになるので、朝食を終えて彼女がいつもの洗濯・掃除と言ったルーティーンに入ったタイミングで、スムーズに家を後にしたのは午前10時過ぎ

帰阪した初日に新大阪に着いた時に、既に(職場への)“大阪土産”は購入して東京の自宅に送ってあります。ですからまた大阪市内に出る必要はありません。もちろん新幹線に乗り途中下車をする方が時間にも財布にも良いのですが、愛着のある近鉄電車で名古屋に出ることに

これまた鶴橋や上六(上本町の通称)などの市内には戻らず、隣の奈良県の大和八木駅から乗ります。自分の乗る列車を待つ間に、近鉄の人気列車のオンパレードです 

 

スマホで3枚~

 

あ、写り込んでしまった...

 

 

ZUYAさんが乗ったのは11時02分発の“前主役”のアーバンライナー(しかも一般席)。ここで珍しいハプニングがZUYAさんを襲いました...

 

席を間違えたのです

 

乗車後、ずっと食べたかった柿の葉寿司を食べながら至福の一杯。その儀式を終え車両のデッキにあるごみ箱に空箱等を捨てに行って戻って来た時に、座席番号を見て気が付いたのです(人生初)

 

 

 

既に発車後40分ほど経過...おそらく本来座るべき人物は反対側の窓際の席(つまり正しいZUYAさんの席)で就寝中の方...確か同じ駅から乗車されたと記憶しています

おそらく気を利かせて、指摘されなかったのでしょう。その後、目を覚ましたタイミングで声を掛けてきちんと謝罪させて頂きましたよ

 

 

揖斐川・長良川の鉄橋が見えて来ると、子供の頃と変わらずワクワクして来ます。そして中州になっている長島町を過ぎると、今度は木曽川の鉄橋を渡ります。幼い頃は名古屋駅まで恵那の祖父母が迎えに来てくれていて、もう直ぐ会えると気分が高揚したのはもう云十年前の話...

しかし近鉄特急の最新車両「ひのとり」は、デビュー後数年経っても相変わらずの大人気のようですね。まぁチケットが取れたら乗ろうかと思いましたが、この日は土曜日しかも当日購入では良い席は...ねぇ

駅では鉄道ファンでない人達も老若男女問わずパチパチ撮っていますね

 

 

名古屋に到着したのは昼過ぎ。昼呑みの時間を2時間(乗車する東京行き新幹線は、15時12分発)と設定し、駅周辺の物色を開始しました。先ほど名古屋飛ばしの話をしましたが、やはり中京圏最大都市のターミナル駅、しかも土曜日のお昼時ですから大混雑ですね  

何処も人だらけの上に有名店の前にはもれなく行列。エスカという地下街へ行き、比較的人がいないエリアを探索すると端っこの方に空いているお店を発見。入口の看板を見てもZUYAさんが望んでいた物が、この1軒で全て食べられるようなので決定です

 

 

 

名古屋でもホッピーが呑めるのが有り難かったです(大阪にも探せばあるかも...)。10日ぶりのホッピーの味を噛み(呑み)しめながら、「牛すじどて煮」、「たことわかめの酢の物」で昼呑みスタート(既に近鉄特急内で2本呑んでいますが...)

続けて「味噌カツ」、「味噌おでん」を頂きました。きしめんもメニューにありましたが、やはり思い出深い国鉄(現JR)のホームで食べたいのでここでは割愛。お会計時にお金だけ取られて物を出し忘れていた「お通し」代を大騒ぎすること無く返してもらい満足してお店を出ました

 

 

 

まだ時間に余裕があったので、子供の頃にはなかった駅の上にあるビルに登ってみました。15階だったと思いますが、名古屋市内を見渡せましたね。遠くに名古屋城を見つけたので、壊れたカメラで必死のズームイン~ 

 

 

 

 

さていよいよ“メインディッシュ”なのか“シメ”なのかわかりませんが、このために名古屋で途中下車したと言っても過言ではない「きしめんタイム」です

昔はホーム毎に味が違ったのですが、今はセントラル・キッチン化されてしまい、麺も冷凍された物が各店舗に運び込まれています。そう、昔は茹で置きした生めんだった上に、汁には鶏の皮が良く浮かんでいましたが、そんなものは欠片も見当たりません

途中下車してまで食べる“ホームでのきしめん”は今回で最後かなと思いました。美味しいきしめんが食べられるお店は、名古屋の街中にはいくらでもありますからね

 

 

 

 

どうしても思い出の中央本線のホームに足を運びますね。そしてふと「中津川行き」に乗り、恵那を訪れたくなります。もう祖母はいないのに...

 

 

さて無事に新幹線に乗り名古屋を後にしました。ところが、ここからまたハプニングが...

10日間の責務の緊張から解放されたのか、どっと疲れが出てしまい席に座るやいなや眠ってしまいました。まだそんなに酔っぱらっていなかったのですがね。この時間だから富士山を眺めるのを楽しみにして窓際のE席を確保していたのですが...

でもハッと目が覚めたとき、窓の外に目をやると...

 

 

お天道様ありがとう

 

さ、喜びも束の間です。今度は今までに経験したことのないような頭痛が襲います。自分でも“あれ?これ不味いんじゃないの...”と、家人にLINEをしました。“東京駅まで行くわ”と言う彼女からの返信を見たのが、その日スマホを見た最後になります

余りの痛みに車掌に声を掛けようかと思いました。人生初の“車内で急病人がいらっしゃるため当列車は◯◯駅に臨時停車いたします”の当事者になるかと...

耐え抜いて東京駅に着きましたが、目についたベンチに座りました。とりあえず痛みが治まらないと、家まで帰ることも出来ません。ところがZUYAさんはしませんが、ホームのベンチで駅弁とか食べる人って割といるのですね

そのニオイがまたZUYAさんに吐き気を催して...フラフラのまま2度ベンチを移動しました(あちこちでみんな食べてる...)。痛みが少々引いた時に山手線にホームへ移動し家に帰って来ました。ええ、家人が東京駅に迎えに来ていることなんてすっかり抜けていましたよ

家に帰るやいなや痛み止めを多めに服用し、押入から布団を引っ張り降ろして潜り込みました。翌朝も痛みはありましたが、出勤しないといけないのでフラフラのまま...

 

今年初の大阪滞在記はこれにて

最後まで読んでくださいまして、感謝の気持ちしかございません。そしてコメントまで下さった方には更に感謝をさせてください。認知症、介護問題から、高齢の両親を持つ子供の心境、大阪の味等々、内容は多岐に及びましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?

 

          

 

ご安心ください。帰京後一週間、もうすっかり元気になりました。ただ一つだけ残る帰阪(帰省)の後遺症を除いては...

高齢者は夕飯が早く、親に合わせて18時に晩酌を始めるともう19時半には眠たくて毎晩20時には就寝、午前1時頃に目を覚ますと言う良くない習慣が...(※呑むのはZUYAさんだけ)

これを綴っている今も...

 

 

 

昨夜は夕飯だけ義母の家にて頂きました。義母も耳が遠くなったとのこと、そう言う年代なのですね。家人はそのまま泊り、ZUYAさんは家に戻って来てやはりバタンキュー...午前2時に目を覚まし本稿を書き上げました

今週は飛び石連休。すっかり咲き広がっている桜とタイミングが合うかどうかわかりませんが、身体を動かして生活のリズムを取り戻したいと思います

皆さまも春の到来をお楽しみくださいね

Have A Good Day,Folks!


浪花節で徳を積む... その陸

2025年03月29日 | 

「わさび菜」

「紅菜苔(こうさいたい)」

と言った珍しい物に出逢うと

職業柄それらを味を試したくなる

 

でも持って帰ろうとすると

他部署の疲れた果てた

スタッフたちに遭遇し

これをあげるから元気を出しなよ...

と結局食べ損なっています

 

決してわらしべ長者を

目論んでいるわけではなく

 

ただ単にそれがおいらなのです

 

大阪滞在、最後の晩餐

 

こんばんはZUYAさんです

タイムリミットが近づいて来ました...雑文にならない様に気を付けながら、早くこの2025年初の大阪滞在記を完結させたいと思ってはいるんですが...

 

え!?

既に雑文だって?

...

 

ではこれにて終了~ 

 

とは行かないので、もう少し頑張って綴りますね。ちなみに「紅菜苔」は中国野菜で、日本の菜花と同じアブラナ科の野菜になります。でも従来の菜花より食べ安く、粘膜に作用し花粉症にも効果があるとか~

 

国産の紅菜苔

 

          

 

さぁて大阪滞在9日目の話になります。再発した癌の治療中に認知症を発症し1年間入院していた病院から、“癌は完治して認知症だけが残った父”が相応の施設に移動する手助けをするために、公休を含む10日間の休みを取って帰阪したわけです

ところが前回までのブログで述べているように、彼が入ったばかりの施設でコロナが蔓延してしまい、面会が出来なくなりました(※父は感染せず)

ならば耳が遠いとは言え、自分で最低限必要なことは何でも出来る母親を残して、一日早く大阪を立とうかと目論み始めていたわけです。すると前夜に長兄と夕食を共にしていた時に、“ZUYAは明日、公的な手続きをいくつか出来るかい?”と聞かれたわけです

言えるかいな...

 

東京に帰る前に遊んで帰りたい!

って...と言うわけで当初の予定通り、休暇を取ってある3月22日の最終日まで大阪に残ることにしました

 

この日の午前中は昨年に電話相談で散々お世話になった「地域包括支援センター」に出向き、この先も一人暮らしが確定した母のために色々と手続きをしたり、更なる有効な情報を得ることが出来ました。この大阪の郊外にある小さな町の福祉に対する取り組みの手厚さに、ちょびっと嬉しくなりました

 

大和川越しに、二上山が見える

 

 

なぜブルース・リーの名言がここに~?

 

その後は8歳から25歳まで住んだこの町で、“画になる魅力はないのか”とカメラを片手に練り歩いてみました。が、あればこの地を離れて江戸に住んでいるわけもなく...ふと入り込んだ裏道に見つけた「三佳食堂」と言う所に入ることに~

 

なかなかの店構え

 

 

 

葱ヌタを数種のオカズが置かれた棚から選び、ビールで昼呑みスタート。女将さん1人で切り盛りするこちらの食堂。聞けばZUYAさんの母より一つ若く、お子さんの1人は東京で、しかもZUYAさんと同じ区内に住んでいることが判明...

入れ替わり立ち代わり入って来る常連さん達は、気さくにZUYAさんに話しかけてくる(お互い様?)。追加でおでんを頼み、〆にはまたもやうどんです...帰阪後3度目(厳密には家でも食べているから4度目...)のうどんになります

 

壁のメニューも年季が...

 

 

 

さて家に帰り夕方まで休んだら、昨夜遂に買い込んだ「若ごぼう」を使って最後の母との晩餐夕食の準備に取り掛かりました。若ごぼうは、葉・軸・根の全ての部分を食べることが出来ます。ZUYAさんの立てた献立は、

葉→揚げ豆腐とごま油炒め

軸(半分)→厚揚げと炊いたん

根と軸(半分)→ささがきにして、炊き込みご飯

 

 

 

これはとても上手く出来ました~

 

鶴橋で買った“モノ本”のキムチ

 

滞在中2度目のイワシの甘露煮

 

長くなりますので、やはり今宵はここまでに致しとうございます

To Be Continued... 

 

            

 

さぁ次回はいよいよ最終回になります

大阪滞在中の3月20日にブログ読者の方々にお出したクイズの答えが、

次回...

遂に!

遂に...

 

あ”~!!!!(もう声にならない...)

 

こうご期待くださいまし

Have A Good Night,Folks!