もう今日は既に“４０歳＋２３時間”...
でも旅行の話などを書いてみようかと
“誕生日、誕生日って...いい年してそんなに嬉しいのかね？”
と思われる読者もいらっしゃるでしょうが正直全然嬉しくないですよ、“４０歳になること”なんてね
ただねぇ、日本だけでなくアメリカやカナダなどから“Happy Birthday"のメッセージがたくさん届きますと、“何歳になるか”なんて大した問題ではなく、やはり誕生日と言うのは喜ばしいことなのかなとふと思うわけです
会津にて ＺＵＹＡ
さて旅の話ですが、仕事が終わって家に帰り荷物を持ち上野駅から新幹線に飛び乗ったのは金曜日夜９時のこと
栃木県に入った辺りでふとネットを開いてみると、 『 郡山から先、新幹線を除く在来線全て大雨のため運転見合わせ 』 と出ているではないか。慌てて車掌を呼び止め尋ねてみると、その情報は事実で会津若松までは行けないかもしれませんよとのこと...
最悪東京に引き返すことも頭に入れつつ郡山駅の乗換口で駅員に尋ねてみると“動くかもしれません”と言われたので会津若松に向かうローカル線（磐越西線）のホームの停まっている列車に乗り込む。表示板に目をやるとこの列車は本来１９時頃の発車予定だったらしい... 結局この電車が最終電車となり２３時近くになって発車。途中で再び豪雨に見舞われ電車はまたもや立ち往生...
そんなかんなで宿に着いたのは午前１時ごろでした...
翌朝はホテルの１０階にある展望レストランで朝食。窓からは市内が見渡すことが出来、市内随一の観光名所である 『 鶴ヶ城 』 も良く見える。そうなんですねぇ、２日目の朝は天気が良かったのです。さて朝食のバイキングは種類は若干少ないが実に丁寧に作ってあり、朝からご飯を丼で２杯も食べてしまうほど美味しかった... （食い過ぎでしょ）
取りあえず手当たり次第に～
荷物を駅のコインロッカーに入れて会津若松市内の観光へ。七日町通りや野口英世に縁のあるエリアを巡ってから鶴ヶ城へ。明治維新後に起こった日本最後の内戦（？）である戊辰戦争の舞台となった城だ。悲劇の白虎隊に関する資料が城内にたくさんあり結構楽しめる。その最上層からは市内が一望できるしね。
さすが会津。“ハイカラ”です～
こんなのも～
鶴ヶ城
昼食を済ませた辺りで再び強い雨が振り出したので予定を繰り上げてレンタカーを借り、２日目の宿になる福島県下郷町にある湯野上温泉を目指す
風情のあるローカル線・会津鉄道に乗るのも良かったのだが、翌日の予定等を考慮して車での移動に。途中“名物ネコ駅長がいる駅”や“萱葺の駅舎”や“足湯のある駅”に立ち寄りながら土砂降りの中、民宿 『 赤ひげ 』 に到着
何？ ねこが働く駅！？
普通に寝てるし...
湯野上温泉駅併設の足湯。もちろん無料です～
さて 『 民宿 赤ひげ 』 。こちらの宿の女将さんは日本に来て３０年の方で、入口頭上にも 『 パワフル・チャイニーズ・マザー 』 なんて看板が書いてあるぐらい（笑）。実際その肩書きに恥じない元気一杯で迫力満点の女将さん。かたや小柄なご主人は鍼灸の資格を持つと言う実に変わった宿に一晩のお世話になることに
さて一風呂浴びてのんびりビールを飲んでいると夕飯の時間に。さすがは中国人の女将さんです。“円卓”があるですよね～
もちろんメニューにも中華風の物も。ＺＵＹＡさんが“誕生日の記念で伺います”と事前に知らせてあったので、赤飯まで作っておいてくれました。さらにこの夜は他の２組の泊り客がお子様連れなので、カレーまで登場～
いろいろ出てきました～
チャーハンと赤飯の組み合わせ～
変わったミョウガを頂きました～
さて食が進み、冷酒を飲み始めるＺＵＹＡさん。１本、２本...止まらない（笑）。ＺＵＹＡ夫婦の面白さにご主人と奥さんも加わり長々と話し込む（他の２組は当にお部屋に...）
飲み過ぎかな...
結局ＺＵＹＡさんは一升近く飲んでしまい記憶が飛び、目が覚めると恐ろしい二日酔いがやって来た（笑）。朝ごはんが全然進まない。嫁が言うには夜中にトイレに行こうとして窓から出ようとしていたらしい...
民宿の周りはこんな感じで～
民宿の朝ごはん。でもＺＵＹＡさんは二日酔いで...
そんな楽しい宿を後にして、下郷町の名所を巡る。 『 塔のへつり 』 ・ 『 大内宿 』 を堪能してから猪苗代湖へ向かう。時間の関係で今回は五色沼や喜多方には足を延ばすことが出来なかったがぜひまたの機会に。そしてまた 『 赤ひげ 』 さんでお世話になりたいものです。『 民宿 赤ひげ 』 さんについては今度特集を組みますね～
見ごたえ抜群の 『 塔のへつり 』
大内宿
ちょっと小奇麗にし過ぎかな...
まぁ内容盛りだくさんの楽しい旅となりました
