ZUYAの数多くある(?)コンプレックスの一つに 『 声 』 がある
どうしても自分の声、特にマイクを通した声などもうケチャップかソースをぶっかけたくなるほどである。若い頃に多くのミュージシャンがそうであるように、MTRを駆使してオリジナル・ソングを作ろうと頑張るも何度も断念してしまった理由なのだ
エタ・ジェイムズの死を昨日の午後に知り、直ぐにカナダのミュージシャン仲間にメールを送ると色々と返信が帰ってきた。基本的には“直ぐにお前のことを思い出したわ、ZUYA”と言っている。
“ Etta James = I'd Go Rather Blind = ZUYA ”
そうなぜかこう言う図式になっているのですね
“歌う”と言うことに楽しさを見出せなくなってかれこれ長いのだが、もし下手だろうと何だろうと歌い続けていたらZUYAの音楽生活も違ったものになっていたかも(それでもここ10年間で4回カナダに行っているが毎回歌わされる...)。日本ではありえないのだが“皆が聞きたがる”のだ
これはねぇ、もう完全にこの歌“ I'd Go Rather Blind ”の恩恵に預かっているのだとZUYAは考える。この詞は本当に素晴らしいからね
そう言えば昨年、MAMMOTHのライブでDr某氏が 『 Hard Luck Woman 』 を歌っているのを見て、“やっぱり歌やろうかなぁ”と密かに感化されていたのですが、先日某PRビデオに薬の売人役で出演しその自分の声を聞いたとき、再び貝のように口を閉ざす決意をしました
ほんとに、頭、お腹、そして声... まだまだ青春時代のような繊細な可愛い悩みを持ち続けているZUYAさんであります
今日はちょっと珍しくアメリカ・スワンプ・ロックの名盤の一つ、Delaney & Bonnie & Friends の 『 TO Bonnie From Delaney 』 からミュージック・スタート
デュアン・オールマン、ジム・ゴードン、そしてキング・カーティスも参加していて一見華やかなに見えるが、前作の 『 オン・ツアー 』 の後、エリック・クラプトンは離れてしまいレオン・ラッセルが初期のメンバーをジョー・コッカーのマッド・ドックス&イングリッシュメンに引き抜いてしまったので勢いを失いかけていた時期らしい。でもこれだけ素直に“南部を感じさせる”アルバムって凄いと思うよ
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