なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

嗚呼、恋しき◯◯◯かな...

2021年04月29日 | Life

 

こんばんはZUYAさんです  

今日は「麺デー」になってしまいました。ええ昼も夜も麺だったと言う意味です。麺を“かた焼きそば”にするために面積の広い方の(安物の)フライ返しでぎゅ~ってしたのですが、フライ返しの方がぎゅ~となってしまったのはここだけの話...

サラダですが、最近近所のスーパーでパクチーが頻繁に98円で売られているので、パクチーサラダが続いております~

 

          

 

ちょっと最近Elvis Presleyの渋い声ばかり聴いていたので、色気が欲しくて何年か振りにLinda Ronstadtをプレイヤーに入れてみました~

 

 

70年代から80年代にかけて、文字通り“歌姫”として破竹の勢いでしたね。そしてまた“恋多き女”として、名を挙げましたが...

正直、ZUYAさんは彼女の声(そして容姿にも...)には何の魅力も感じません。しかし楽曲のチョイスがアレンジも含めて実に素晴らしい。ZUYAさんのお気に入りは、このGreatest Hitsにも入っている「Blue Bayou」。オリジナルはRoy Orbisonで、1963年にヒットさせています~

 

          

 

朝散歩中にまだ眠そうな猫に会う

 

今週は明日の7時出勤を皮切りに、有り難いことに連日の残業までが確定していまして、次のブログ更新も暫くお待ち頂くことになりそうです。んなわけで、今日の休日はお昼頃までは家事をこなしたり、のんびりと音楽の時間を楽しみました~

朝の散歩で既に6,000歩は達成していますが(ノルマは日10,000歩以上)、再びカメラを持ってゆっくりと散歩に出掛けました。駒込から本郷通りを南下して、白山神社を経て水道橋へ。そう先日訪れた香川・金刀比羅宮の“東京分社”に訪れました。こちらは去年の夏に見つけたのですが、今思えばこの時から既に、香川県に訪れる流れだったのかもしれませんね。文字通り“神様のお導き”で~ 

 

紫陽花でも有名な文京区白山神社

 

今度入ってみようかなぁ~(店舗は階段の下)

 

白山通りの1本裏手にあります

 

 

 

 

このすぐ側に“讃岐うどん”の看板を掲げる「水道橋麺通団」と言うお店があるのですが、(何度も前までは来ていますが)どうもまだ一歩踏み出せないでいます。結局ここから本郷を通り湯島・上野方面へ抜けることにしました~

 

文京区本郷の「十一面観世音菩薩」

 

麟祥院の入口にある「春日局の像」

 

麟祥院

 

春日局の墓

 

建物の隙間から見える東京スカイツリー(鳥居は湯島天神)

 

数え切れないほど訪れている本郷の町ですが(人生初の正社員では1年間だけ働いていました...)、初めて「十一面観世音菩薩」に出会ったり、「春日の局」のお墓がある麟祥院を訪れたり、まったく以ってZUYAさんらしい散歩になりました。今日知ったのですが、春日局って明智光秀の重臣の娘だったのですね~(※本能寺の変の後、山崎の戦で敗れて最終的には処刑されています)

そのあと上野・不忍池の畔を歩いて根津へ向かいました。以前は動物園沿いの道から(動物園の)中が見えたのですが、いつの間にか「中が見えない柵」に変えられていました。噂では聞いていたコロナ禍の影響で昨年閉館した「水月ホテル鴎外荘」の前を通りました。一度で良いから天然温泉を堪能してみたかった。行こう行こうと思って後回しにしていると、どんどんその機会を失ってしまいますね。今度からは「思いたったが吉日」で行動しようと心に誓かったとか誓わなかったとか...

 

不忍池にて

 

敷地内に森鴎外の住居が残る「水月ホテル鴎外荘」

 

東京で釜揚げうどんの名店の一つに挙げられる「釜竹(かまちく)」。店内の雰囲気も庭も素敵だと聞いて期待に胸を膨らませて初めて伺いましたが、胸を膨らませ過ぎたようです。中は想像以上にモダンな造りでした。どちらかと言うとZUYAさんには落ち着かない感じ。後で良く調べたら、下の写真に写る蔵っぽい建物の中の部屋の方がZUYAさん向きだったようです

でも味は絶品。ZUYAさんは「大盛り釜揚げうどん(1,040円 )」を注文したが、あれは3玉は入っていますね。そして今まで東京で食べたうどんではBEST3に入りますね~

完璧に満腹。メニューを観ると一品料理がかなり豊富。ぜひアルコール提供が解禁されたら訪れたいと思います(※もちろんお酒を飲まなくても頼めますが...)

 

文京区根津の「釜竹」

 

薬味もたっぷり提供されます

 

 

さて明日は4時半起き。仕事は7時からですが、目と頭を完全に覚醒させないといけませんからね。では皆さまは素敵な(とは言え行動が制限されていますが)GWをお過ごしくださいませ~

 

Have A Good Night,Folks!


非日常生活...

2021年04月28日 | Life

 

おはようございますZUYAさんです

さてこのご時世、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

越境してまで映画を観たり呑みに行く人達が多いとニュースで知りましたが、もう驚きもしませんね。だいたい、

まだ都(国)がオリンピックを行う気でいる

のですからね

 

          

 

ZUYAさんが愛する居酒屋のほとんどが(都の要請に従い)休業状態に入っております。申し訳ないがランチ営業をしていると聞いても、流石にお酒が飲めないのでは足が向きません

しばらくは家で呑むしかありません(普通に営業している店もあるようですが...)。ZUYAさんがいわゆる“家呑み”を好まないのは、度が過ぎてしまうからなのです。“外呑み”だと「家までちゃんと帰らないといけない」とか、「他にもお客がいるから乱れないようにする」とか自制出来るわけです(←まぁ実際は記憶が飛ぶことが、頻繁ですが...)。でも家だとそのまま寝転べますからね~

 

 

 

一昨日の休日(月曜日)は、お昼過ぎにトコトコと歩いてお隣文京区の根津神社に行ってまいりました。前回まで綴っていた旅と言うほどの大袈裟なものではなく、ただの日常の散歩ですけどね

ZUYAさんの家からだと“谷根千エリア”には20分ほどで行けます。根津に行くには千駄木の町を通らないといけません。案の定、主である慶次郎兄貴(ベーシスト)に遭遇。でもお互いあまりシラフで会わないので、不思議な感じでしたけどね~ 

しかし谷根千エリアもすっかりファンシーになってしまい、なかなか“街歩きを目的”には行く気がしなくなりました

 

コロナ騒動のおかげで、今年はまだツツジをよく見ていませんでした。路上ではあちこち綺麗な所がありますが、それがまとまってあり目玉の一つである根津神社のツツジは既にピークを過ぎていて、ちょっぴり寂しい気持ちになってしまいました

でもコロナのおかげで実生活における影響もそうですが、季節感がおかしくなっているので積極的に散歩に出て自然を感じるようにはしていたいものですね~

 

 

 

さて何度も訪れている根津ですが、以前から気になっていた釜飯が売りのお店へ。気分だけでもとノン・アルコール・ビールを頼みましたが、これは無駄金でした~(※東京都は現在終日、お酒の提供が出来ません)

数種類の釜飯があり、一番オーソドックスな「五目釜飯」をチョイス。出て来たものを観てびっくり、

ご飯が多い~

普段は呑む時はあまり米を好みません。でもこの際ですから、カロリーオーバーではないと言い聞かせ完食~

 

 

 

 

 

しかし...呑まないとランチって安いのですね~

でもやっぱり口が(脳が)寂しくなってしまい家に急いで帰り、口の中に味が残っている間にホッピーを飲みました、

ホッピーでハッピー...

※ホッピーを知らない地域の方々、ごめんなさい

 

とても50近いおっさんのすることではありませんよね。でもこれが現実、でも誰にも迷惑はかけておりませぬ~

 

さて早朝からモヤモヤとしています。久々に日本語の歌を聴きたい気分なりましたので、こちらを~

 

 

「愛と言うのに照れてただけだよ~♪」

こんな歌詞、だーさわ以外で歌えないでしょ~?

 

さて夜が明けてきました。今日は何をしましょうかね。取りあえずは朝散歩かな~

Have A Good Day,Folks!

 


讃岐路を行く ~心の旅④~

2021年04月27日 | 

おはようございますZUYAさんです

さて、お待ちかね。四国・香川県への旅を綴った「心の旅④」をご覧ください。ええ最終回ですよ~

 

 

讃岐路の旅4日目。久しぶりに再会した親友Sくんの家で目を覚ますと午前5時。まだ外は薄暗いですが、例によって朝散歩に行くことに~

幼少の頃、お昼寝の時間から目が覚めても動いたら注意されるので、じっとしていないといけないのがとても苦痛でした。小学生、中学生、そして高校生となっても林間学校や修学旅行等の泊まりのあるお出掛けでは同じで、誰よりも早く目が覚めていましたね

大人になった今は躊躇することなく(ワイフには頻繁に煙たがられますが...)、起きた時点からゴソゴソ、ガサガサしています (←もちろん前世はネズ公ではないと思います...)

 

皆さんご存知の通りZUYAさんは方向音痴なるものとは全く無縁でして、一度通ればもうお手のものです。Sやその家族(いちばん下の子はまだ1歳にならない...)を起こさないように、そぉっと着替えて外に出ようとしましたが、

 

古民家の扉の音は...

 

なんとか上手く外に出て、薄暗い道を海岸に向かって少し下ると、

 

誰もいない海~♪(←南沙織?)

 

 

旅の最終日は雲が多いものの天気は回復傾向とのことなので、素晴らしい朝の風景を観ることが出来ました。この辺りでは今の時期一日を通してひっきりなしにウグイスが鳴いているのが実に心地良く、まるで良質なBGMをずうっと聴いているようでした~

 

遠くに瀬戸大橋が見えた。最大望遠624mm×26倍デジタルズームで撮影。

 

昔ながらの煙草屋さん(だと思われる)

 

煙草の値段からいつ廃業になったのかわかりますね~

 

 

紫雲出山。何度見ても美しいです。

 

Sくんの家に戻ると皆起きていて朝ご飯を一緒に頂きました。SくんはZUYAさんを近くの島に連れて行っていく計画を立てていたらしいのですが、時間的に良いタイミングで船が無かったので、ZUYAさんに何か希望が無いかと聞いてきました

彼の家でそのままのんびりしていても良かったのですが、壁に貼ってあった香川県の地図を観ていると何処で見た記憶のある神社の名前を発見(何処かの駅のポスターで観た)。お隣の観音寺市にある標高404mの稲積山へ行くことになりました~

彼の車は15万円程で譲ってもらったらしいのですが、まぁ乗り心地が良く助手席で何度も眠りかけました。稲積山の中腹にある高屋神社下宮の駐車場に到着して降りてみると、絶景との評判の頂上にある高屋神社本宮へは意外と高さのあることに気が付きました。ZUYAさんとSくんだけならまだしも、3歳のチビちゃんがいます

“一緒に行く!”と言ったものの、数分で音を上げてしまいました。でも泣き言を言い続けるチビちゃんをSくんは励まし続けて完登(←ZUYAさんが涙腺崩壊寸前だったのはここだけの話...)。そのチビちゃんは下りはお父ちゃんの背中でぐっすりでしたけどね~

 

この山のてっぺんに...

 

最後の階段

 

高屋神社本宮

 

絶景ですね~

 

下山後、もう一度家に戻って休憩。おねむだったチビちゃんは家に帰るや否や、まさかのV字復活

またもや“抱っこして攻撃”を浴びるZUYAさん。どうも妹が出来てから甘えん坊になったようですね。ここで奥さん達とは別れを告げて、Sとチビちゃんの3人でZUYAさんが空港行きのバスに乗る坂出市へ向かいました

途中で最後の讃岐うどんを食べる予定でしたが、Sくんお勧めの店が定休日等でなかなか上手く行かず、営業時間ぎりぎりの滑り込みセーフで坂出市の「がもううどん」へ。これまた極上のうどんを食べることが出来ました~

 

 

 

タケノコ天とトリ天を載せて~

 

JR坂出駅まで送ってもらい、お別れしました。空港行きのバスの時間まで喫茶店に入り時間を潰しました。その空港行きのバスはZUYAさんの貸切状態。これまた何にも下調べをしていなかったので、“高松空港って何処にあるの?”って不安になるほどかなり辺鄙な所へ連れて行かれました(笑)。空港にあるうどん店で、6杯目となるうどんを食べるつもりだったのですが、お昼(5杯目)が遅かったので断念しました~

 

※個人情報丸出しで、早急に処理しましたが... 

 

泊まる所以外はきっちりとした計画を立てずに行き合ったりばったりの今回の旅。考えてみればこれほど行き当たりばったりだったのは、20年以上前に初めてカナダに行った時以来かもしれません。当時、カナダのウィニペグは、日本でガイドブックを買ってもほとんど情報がありませんでしたから~

この後は無事に飛行機はZUYAさんを乗せて離陸。問題なく東京・羽田空港に到着しました( ← そりゃそうですよね、だからブログを書いているのですから~)。帰京後、ちょっと心の風邪をひいていますが、前向きではあると思います~

 

最後に飛行機から見た瀬戸内海の景色は素晴らしい

 

瀬戸大橋が見えた~

 

まだ見える~

 

 

 

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました

Sくん一家と、ここ最近一人旅に気軽に送り出してくれるワイフに感謝して、この旅日記を締めくくりたいと思います。そしてこの旅日記を心待ちにして下さり読んでくださったブログのフォロワーさん達にも、今一度お礼を言いたいです。ありがとうございました~

あと数回でブログ投稿は3,000投稿目になります。おそらく継続になりそうです。お時間の許す限り、また覗いてやってくださいませ~

 

Thank you very much for sharing your precious time with me.

God bless you all!

 

Have A Good Day,Folks!

 

 

 

 


讃岐路を行く ~心の旅③~

2021年04月26日 | 

長文です。お時間のある時にお読みくださいませ~

 

おはようございますZUYAさんです

三度(個人的には全く理解を示さない)緊急事態宣言が発令されましたね。その“とばっちり”を喰らって、昨日は激務でした。さぞかしZUYAさんの職場は儲かったことでしょうね(従業員にちゃんと還元しろよな!)

ここのところ、手足のこわばりが酷くてですね、数日前も食事の後の片づけの最中にお皿を3枚も落として割ってしまいました...そうもう夜になると指先まで力が入らないのです

 

            

 

さて皆さまお待ちかねの「心の旅」の続きですね。ただしチラッと前説をZUYAさん節で書いておきますね~

 

「世の中は全てお金である」

 
よく耳にするこの文言はどうしてもネガティブに感じると思いますが、ZUYAさんの言いたいことは少し違います。この世の中は「お金と言う価値観が資本主義を活性化(助長)させ人々の生活に影響を及ぼしている」と考えています
 
しばしば書いていますが、人の幸せってそれぞれ違うものですよね。それでもそれを自分の価値観だけで考えて、嘲笑ったり蔑んだりする人は少なからずいるわけです。そして逆に周りと比べて自身を卑下してしまう人も...
 
リサイクルショップで見つけた200円のブローチで大喜びする方も入れば、200万円のブローチを持つことにより幸せを感じる方もいます。たとえ食卓におかずが1品しかなくても、それが大好物な物で当人が幸せなら良いのです
 
次々に新しい物に買い換える。これはもう“資本主義社会の奴隷である”とZUYAさんはみなしています(←自覚もあると言うことです)。我々昭和に生きた日本人なら壊れるまで使うのは当たり前でしたよね。「のび太のママのテレビへのチョップ」なんて脳裏に焼き付いています。人々の購買意欲をかきたてる雑誌やテレビ番組が、資本主義社会を助長させたのは否めません
 
もう随分前にお気に入りのヴィーガン料理の店がありました。店主が熱く語っていた“お金のない世界”が訪れるのは、John Lennonが歌った“国境のない世界”の実現と同じくらい難しいのかもしれません。でも、そう言う生活から極力避けて(或いは関わらずに)生活している人達もいるわけです。例えば北米には「コロニー」と呼ばれる共同生活体もあるわけですからね~ 
 
 
          
 
 
では「心の旅③」をご覧くださいませ~
 

琴平町・鞘橋(明治2年)

 

旅の3日目。目が覚めたのは午前4時半。久々に8時間、1度も目覚めることなく眠れました。前夜は列車の中でしたし肝心要の奥社まで行かなかったとは言え、金比羅山の800段近い階段を上った後に晩酌にビールと日本酒ですからね~  

 

 

琴平町・公会堂(昭和7年)

 

窓を開けて空を観ると、雨を降らせそうな雲の合間に青空もちらっと見えています。どうやら1日中雨と言うわけではないようで。薄っすらと明るくなり始めた頃に、服を着替えて忍び足で旅館を出ました( ← 逃げたわけではありませんよ~)。皆さんご存知のZUYAさん恒例の旅先での朝散歩です

 

とにかく“行き当たりばったりの旅”。琴平の観るべきスポットも何も調べていないので、参道周辺をウロウロしてみました。少し外れたところに、現在は神事の行事の時にしか使われていないと言う珍しい屋根付きの橋である「鞘橋」を見つけました。散歩を終えて宿に戻る途中、“あ!? 早朝にもう一度参拝出来たんじゃねぇ?”と思ったとか思わなかったとか( ← 実は奥社に行かなかったことをすんごい後悔してる...)

 

宿に戻って朝食。ええ、もちろん今朝もZUYAさん1人です。昨夜もそうですが、食事は程よい量でとても美味しいかったです。朝から久々にごはん3杯も~(昨夜も2杯)。何が嬉しいかって宿泊客1人の時って、朝の白米は“レンチン”される場合がわりと少なくないのですが、こちらの宿はきちんと炊いてくれていました。その御好意に応えたわけです~

 

 

部屋に戻って旅支度。荷物を持って階下に降りると、遂に遭遇しましたよ~! 

看板猫さん。開け放たれた玄関前に鎮座しておられました。完全に油断していたので、カメラはケースにしまい込んでいました。急いで取り出しましたが、ベスト・ショットは撮れませんでした。ZUYAさんに気が付くと、「ご宿泊ありがとうございました 」と言いながらすりすりして来ました~

 

写真、残念ながらボケた... 

 

到着時同様に、出発もご夫婦で見送ってくださった「ことぶき旅館」さん。素敵な時間をありがとうございました。ちなみに支払い金額の3分の1が呑み代でしたね~

さてJR琴平駅まで歩く途中、多くの猫たちが見送ってくれました。気取らなくて良い穏やかな町でした。次回は必ずや奥宮まで...

 

 

 

 

琴平からは多度津まで行って、予讃線(松山・宇和島方面)に乗り換えました。JR四国内は列車の本数も少なく沿線の人が利用しやすいように、近距離区間の特急料金が330円と破格に設定されているので特急に乗車。あっと言う間に最終目的地である「詫間駅」に到着。待ち合せの時間より30分も早くついたので、なぁ~んにもない駅でボォ~としてました

 

JR琴平駅にて

 

瀬戸内海を観ながら~

 

 

しばらくして親友「S」くんが車で迎えに来てくれました。前に会った時は結婚の「け」の字もなった自由気まま独り者だった彼が今や3人の子供の父親とは信じられません。その内の1人を連れてのお出迎え。不思議な感じです~

そして周辺を案内してもらいながら、彼の自宅へ向かいました。途中夕飯に魚をとスーパー(田舎にある小さな食料品店を想像してくださいね)に寄りましたが、まぁ安い~

 

 

僅か200万で買ったと言う古民家。部屋がいったいいくつあるのだろうか...別棟もあり、その上畑まであります。年収は数十万円だとか...それで生活していけるのです。もちろんZUYAさんが東京でしているような呑み歩いたり、毎日違う服を着て出掛けたりなんて言う“ファンシーな生活”ではありません。彼はもう10年以上ネット社会とも無縁の生活を送っていますしね

流石はZUYAさんの憧れた親友。彼のバイタリティーは半端ではなく、出逢った30年近く前からな~んにも変わっていません。改めて畏敬の念を持ちました。“世間体”なんて語は彼の辞書には生まれた時からないと思います

この後、彼に連れられて昼飯を食べに行くのですが、彼と幼子がもう食べ始めているのにSNS用に写真を撮っている自分が何か恥ずかしく感じました。そう言えば小生も30代半ば頃までは、必死にその波に歯向かっていたのになぁ

 

あちこち出歩かなくても、彼の家の敷地内だけでもう全てが詰まっていました。同じ価値観を持つ奥様、そして子供達と過ごす楽しいひと時でした

ご存知の通り、ZUYAさんは子供に恵まれなかったのですが、日本で親友と呼べる友達はみな子供がいます。正直、ちょっと切ない気持ちが込み上げて来る時がありますが、今回はその気持ちを惜しまず、数十回の抱っことおんぶにつぎ込みました~(いや、百回超えたか?)

なんで自分だけが父親になれなかったのだろう、やはりまだ時々考えますよ。お天道様は親になれる者を選ぶのかなぁとかね。Sくんが子供のペースに合わせて行動している点を眺めていて、果たして自分はそこまで出来たのだろうか。何でも自分のペースでしてしまい、しばしばワイフの機嫌を損ねている小生が我が子とは言え自分のペースを崩されていたら...

なぁ~んて、色々考えちゃいました~

 

暫く寛いだ後、お昼はお勧めのうどん屋へ(4杯目)。香川県内には数え切れないほどあるうどん店ですが、彼が気に入るのはそれほど多くないとか。その内の1軒に連れて行ってもらいました~

 

 

「三好うどん」。今回の旅では計5回讃岐うどんを食べましたが、幸運にもハズレはありませんでした。(言っちゃぁ悪いが)とても辺鄙な所にありますが、とても美味しいうどん屋さんでした

その後、全国各地から移住して来ている仲間の何人かに引き合わせてくれました 。ZUYAさんは基本的にサングラスのおっさんが広めた“友達の友達は皆友達だ”が大嫌いなのですが、Sくんの紹介してくれる人達はみな魅力的で、生き様と言うかオーラを感じましたね。ZUYAさんの職場になんか...止めましょう職場の話は~

 

ため息が出ます(←天気が悪いせいではない)

 

紫雲出山を望む

 

潮が引くのを狙って魚を探す鳥

 

Sくんの愛犬

 

Sくんの友達の家の猫さん

 

天気は雨が降ったりやんだりでしたが、荘内半島の一番の名所である「紫雲出山」へ連れて行ってくれました。ええ彼の家の窓からも見える山ですね。この荘内半島は日本で何ヶ所かある浦島太郎伝説のある地の一つ。地名に所縁の名前が多いので、個人的にはここが一番有力ではないかと思いますけどね。ちなみに「紫雲出山」は浦島太郎が開けた玉手箱の煙が山の上にかかったと言うのが謂れだそうです 

 

 

 

辛うじてソメイヨシノが~

 

荘内半島の突端を望む

 

夕食はSくんがカワハギの煮付とイカの刺身を準備してくれました。Sくん夫婦はほとんど飲まないので、ZUYAさんは長く残っているお酒に手を(口を)つけました。自分の分は用意して行くべきでしたね

その後は23時ぐらいまで、くっちゃベってから就寝~ 

 

To be continued.

 

          

 

最後にブログを仕上げながら聴いたBGMの紹介

 

 

Elvis Presleyの1975年のアルバム。ZUYAさんが買ったのは、前作「Good Times」の中から同じセッションでレコーディングされた曲をボーナス・トラックとして入れたいわゆる“アップグレード版”です。そのボーナス1曲目の「I Got A Feelin' In My Body」は、もうドンズバですね~ 

本当に今まで何で聴かなかったのだろうと思うぐらいに、エルヴィスの70年代のスタジオ盤は素晴らしいものばかりです。まだまだZUYAさんの“エルヴィス再燃ブーム”は続きそうです~

 

Have A Good Day,Folks! 


讃岐路を行く ~心の旅②~

2021年04月22日 | 

こんばんはZUYAさんです

心の旅①」お陰さまで好評でしたので、続きを書いていこうと思います。実は既に最終回の④まで“骨子”は書き終えていて、後は肉付きを良くするだけなのです(←なんか表現を間違えていないか?)

 

今回はBGMで、Stuffの93年の再結成アルバム「Made In America」を聴きながら書いています~

 

 

オリジナル・メンバーのRichard Tee(Key)が、その93年に49歳と言う若さで癌で逝ってしまいました。その追悼の意味を込めてメンバーが再集結し制作したのが本作です。リーダーのGordon Edwards(Bass)、Eric Gale(G)、Cornell Dupree(G)、Steve Gadd(Dr)、Christopher Parker(Dr)に加えてJames Allen Smith(Key)が参加。解散したとは言え、その後皆一線で引っ張りだこのスタジオ・ミュージシャンでしたから、ただの“焼き直しアルバム”ではなく聴きごたえ1000%です~

 

 

          

 

※長文です。お時間のある時にお読みくださいませ~

 

 

さて4月12日午前7時27分に四国は高松に到着したZUYAさん。この時点で今回の旅のプランで決まっていることと言いますと

讃岐うどんを食べられるだけ食べる

こんぴらさんを詣でる

親友に会う

それぐらいなものです。何はともかく昨夜はお酒を控えた(?)ので、早速行動開始します。先ずはお腹を満たしましょう~

ボストンバッグを駅のコインロッカーに入れてから、駅の周辺をじっくり観察してみると2軒のうどん屋が営業していました。一つは“小奇麗な店構え”、もう一方は“味のある雰囲気”。みなさんはZUYAさんがどちらを選ぶかは、想像がつきますよね。もちろん後者に入店しました~

 

 

ぶっかけうどんと、マイタケ天、とり天

 

讃岐うどんの店は大きく分けて3つになるそうな。普通の飲食店同様にテーブルに注文を聞きに来てくれる「一般店」、おぼん(トレイ)を持ってカウンターで麺やらトッピングを選ぶ「セルフ店」、そして麺の卸業が直営している「製麺所」のタイプ

さて「味庄」さん。外観だけでなく店内、店主夫婦、うどん、全てに味があり(店内の写真をパシャパシャ撮るのは控えました)、1発目から美味しいうどんに当たり幸先の良いスタートになりました。数多くの店で食べるには、「(お腹が膨らむので)天婦羅は食べない」と言う方法もあるそうですが、そんなの関係ねぇ(←これまた死語?)。食べたい物を食べて行きますぜ~

 

腹ごなしに港で船を観たり高松城址(中には入らず外から)を観たりしていると、高松と言えば“源平合戦の古戦場があったのでは?”と思い付きました。駅で場所を調べて琴平電鉄(通称「ことでん」)の一日乗車券を購入して、屋島に向かいました。かなりのローカル風情溢れる沿線でしたね~

 

 

※天守閣ではありません

 

琴平電鉄「高松築港駅」前のモニュメント

 

 

さて高松(築港)駅から15分ほどで、降り立った琴電屋島駅もかなりの雰囲気。一気に旅に出ている感が増しました。しばし待って100円のシャトルバスに乗って山上へ。上からの景色は圧巻の一言。平日の(そしてコロナ禍の)観光地はガラガラな上に、快晴とは言えないまでもまずまずの天気だったので絶景を独り占めでしたね~

小豆島を始めとする瀬戸内海の島々も数多く眺めることが出来ました。多過ぎて名前が覚えられませんよねぇ。後で知りましたが、山上にあった水族館は「日本で一番高い所にある水族館」だったようです。入ってみれば良かったかな~

 

 

 

あの上まで行くわけです~

 

屋島寺境内にて。雌の狸像ってあまり見かけないですよね~

 

お~っと声を挙げましたよ

 

高松市内を望む

 

さて時間は11時を過ぎました。少々早めのランチにすることに(←ただ呑みたいだけでは?)。バスで上がってくる途中で見かけた「ざいごうどん わら家」さんへ

先ずは瓶ビールと天婦羅の盛り合わせ。食べ応えのある天婦羅だったので、ビールをもう1本頂いてから「かま揚げうどん」を頂きました。つけ汁は、かなり重くて熱い一升徳利で供されます。残念ながら1人なので“桶”では出てこなかったのですが、美味しく戴きました~

 

古民家を使った店舗

 

 

 

酔い覚ましに側にある屋島神社を散策していたら、廃線となったケーブルカーを発見しました。一般的に廃線になると設備等すべて撤去されるものですが、何故か放置状態(※2004年営業休止、翌年廃止)。もうここぞとばかり写真を撮りましたよ。車止めを突き破っている風景は、映画007の「私を愛した女スパイ」のロープウェイが駅に突っ込むシーンを彷彿させます

 

 

 

 

 

再び電車に乗り高松へ戻り、自販機で紙カップの珈琲(←ここはケチるZUYAさん...)を飲みながら海を眺めながら物思いに吹けました。さて次はどうしたものか。全国的に有名な「栗林(りつりん)公園」と言うのがあるのですが、普段から散々日本庭園は訪れているZUYAさん。香川県に来てまでそれもなぁと考えた結果、とりあえず宿のある琴平に向かうことに。一日乗車券があるので、またもや「ことでん」に乗ってのんびりと約1時間。沿線風景は興味深く、やはり単独の山がポンポコあるので面白いです

 

 

 

 

 

 

琴平に着いて、最初に感じたのは「モノクロで撮るのにもってこいの町では?」でした。チェックインまでまだ時間があったのですが、荷物を預ってもらおうと川縁を歩いて宿へ。とっても優しそうなご夫婦が出て来て、気持ち良く預かってくれました~

 

 

 

この時点で天気は既に下り坂。宿は金比羅山参道にありまして、すぐさま参拝に向かいました。こちらもやはりかなり空いていて、お土産店に目をやりながらサクサクと登って行けました

 

 

今回大失敗だったのはほとんど下調べをして行かなかったので、「奥社(厳魂神社)」の存在を見落としてしました。御本宮より更に約1キロ、階段を更に583段登った所にあるそうで、そこからの景色が抜群だったとか。御本宮までは785段の階段で噂ほどでもないぁと思っていたら、そう言うことだったのですなぁ。まぁ行き当たりばったりの旅だったので、ご愛嬌と言うことで~

 

 

 

下に降りてくる頃には雨がパラパラ降り出し、一通り町中を歩いてから宿に戻りました。「ことぶき旅館」は部屋数は6部屋と、かなりこじんまりとした小さなお宿。初めは違う宿を予約したのですが、落ち着きそうにない混浴と言うことを後で知り、嫌ですぐさまキャンセルしてこちらに変更して大正解でした。“夫婦2人と猫1匹が営む宿”とのことで、猫の登場を心待ちにして、部屋に入り窓を開けて簾を上げると“フーテンの寅さん”になった気分です~

 

 

窓からの景色

 

案内されたのは2階に上がって最初の「梅」の部屋。30分後にお風呂の用意が出来きますと言うことで、時間を見計らって浴室に向かうと温泉ではないのですが、一人用の檜の湯船のある素敵なお風呂でした(※2人が入れるサイズの浴室も別にあるそうです)。結構歩きましたからね、珍しくじっくりと浸からせて頂きました~

風呂上りは真っ直ぐ女将さんに声をかけて、「食事の前にビール」をお願いしました。この手のタイプの旅館にしては珍しくアサヒ・スーパードライだったのは、ちと残念でしたが今回の旅は細かいことは気にしません~

夕食18時半まで少しうたた寝し(目覚ましをかけておいて正解~)、時間になって階下へ。猫さんはなかなか登場しませんが宿主は猫好きのようで、猫の飾りが色々と飾られてあります。食事処の広間に行くと、どうやらこの夜の宿泊客はZUYAさんだけであることを知りました~

 

 

 

 

 

 

「1泊2食付き」で約7,000円と言う民宿並みの料金でしたが、素敵な料理がテーブルの上に用意されていました。揚げたての天婦羅を持って来ると女将さんは奥に下がり、シーンとした広間で独り黙々と食べ始めるZUYAさん。再びビールでスタートしましたが、猫のラベルの付いた日本酒を頂くことに。口当たりが良くこれまた2本目へ~

 

 

食事中、猫さんの首輪の鈴の音は聞こえてくるのですが、御本人(御本猫?)さんはやってきません。そう言えば2本目のお酒を頼んだ時、女将さん思わず「え!?まだお呑みになるんです?」と声に出してびっくりされてました。だって、もう予定もないですし、雨が降る外にわざわざ出る気もしませんからね。全ての料理、瓶を空にして部屋へ戻りました(実は翌朝、デザートを食べ忘れていたことに気が付きました...)

まだ20時過ぎでしたが、昨夜は列車の中、そして夕方に多くの階段を歩いて程よくつかれましたので、とっとと寝ることにしました~

 

To be continued.

 

Have A Good Night,Folks!