アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

枝垂れ桜

2018年04月07日 | 緑の季節

昨日、桜川の河川敷で高齢者クラブの花見会を開きましたが、ソメイヨシノは既に散っていました。花弁は散りましたが、葉桜前の花軸とガクの赤褐色に染まったそれなりに観賞価値のある光景でした。葉桜前のこの時期桜を表現する歳時記はあるのでしょうか。ソメイヨシノに代わり、近くの寺院では枝垂れ桜が満開を迎えようとしています。土浦市は、長い期間桜を楽しめるように、ソメイヨシノばかりでなく、枝垂れ桜や八重桜の並木や広場を作らないものでしょうか。枝垂れ桜の花言葉は「誤魔化し」です。

日本では「誤魔化し」が渦巻き、国会運営を麻痺状態にしています。内閣人事局が2016年に設置され、政治が官僚幹部の人事権を握ったため、官僚は国民ではなく、政府の方に一斉に顔を向けるようになったのです。政権に対するゴマすりが上手くなければ出世できませんから、森友事件のような事件が、これから繰り返し発生することでしょう。私の現役時代は、紙の文書に幹部の決済印を押したものです。改ざんなど思いもよりません。現在の状況はよくわかりませんが、ペーパーレスが進み、電子文書になっているようです。改ざんや消去がいとも簡単にできるのでしょう。「誤魔化し」政治にどっぷり浸かっている自民党にとっては都合の良い仕組みです。

政治資金の使途も「誤魔化し」まみれのようです。領収書の管理が面倒と言う理由で、5万円以下の支出は使途を申告しなくともよいことになっています。そこで議員の中には、1件5万以下に細分して何億円も使っている豪傑もいるそうです。専用クレジットカードを議員や秘書に渡し、政治資金は全てカードで支払いし、事務局で一括管理すれば、議員にとっては会計管理の手間が省け、使途も明瞭化すると思われます。しかし現金を渡さず、カード決済では「誤魔化し」が効かなり、瞬時に使途も明確になるので、政治家たちの猛反対に遭遇することでしょう。

国会で破棄したとされていた自衛隊海外派遣の日報が続々と発見されています。これに野党は、政府・自衛隊の隠ぺい体質であり、シビリアンコントロールができていないと反発を強めています。私はこの野党の反応に疑問を持ちます。日報は将来自衛隊の海外派遣に関する歴史的評価をするうえで貴重な永久保存すべき国家的重要資料です。破棄されていたとされる日報が発見され、自衛隊が正直に提出したことは、賞賛されるべきことなのではないでしょうか。これを隠ぺいだと非難追求すれば、自衛隊は日報の破棄を徹底する方向に向かい、歴史的重要資料を失うことになってしまいます。提出すれば褒め、誤魔化したら叱る、でなければなりません。

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