アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

茨城県立芸術の森公園

2009年03月10日 | 隣の芝生
久しぶりの晴れ間です。早朝はまだ霧雨状態でしたが、午後からは陽が差し始め日中気温は4月並の18度に達しました。この陽気に誘われ、妻と笠間にある茨城県立陶芸美術館へ「九州古陶磁の精粋」展を観に出かけました。
写真は工芸の丘の展望広場からの眺望です。芝生は枯葉色に染まり、落葉樹は芽吹き前の樹形や枝振りが美しく、明るい空には白い雲が浮かぶ長閑な光景です。暖かいそよ風が巧みに設計された風景の中を心地よく吹き抜けてゆきます。
春風に 抱かれうっとり 二人連れ
美術館の企画は福岡玉屋百貨店経営者・田中丸善八が約50年間かけて収拾した古陶磁を中心に181点の九州古窯の名品です。すでに姿を消した窯を含め九州各地の窯の名品を系統的に収集してあります。名品とはいえ、作者が分かっているわけではありません。熟練した職人達が分業で生産したものなのでしょう。玉石混交の中から名品を拾い上げる田中丸善八の慧眼に感服するしかありませんでした。
ありがたや 先祖の宝 ここにあり
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