アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

絞り咲き百日草

2020年07月19日 | うちの庭では

100円ショップで絞り咲き百日草のタネを購入して育ててみたところ、こんな花が咲きました。「絞り咲き」という品種は初めてお目にかかりましたが、新しい品種なのでしょうか。従来の百日草は単色でしたが、花弁の先が覆輪になっており、見映えが美しく改良されています。花言葉は「です。

明日から、東京発着を除いて、GO TO キャンペーンが始まります。またもや安倍政権の思いつき政策で、1兆7千億円をつぎ込み、コロナ禍で落ち込んだ観光産業へのカンフル剤のつもりのようです。地方自治体や観光業界からさえも非難・懸念が続出しています。緊急事態宣言を解除しても全国的に感染者数が治まらず、第2波が心配されている最中に、全国的に人の動きを奨励するというちぐはぐ政策です。

海外技術協力の先輩から授かった「あわてず、あせらず、あきらめず」を私の座右語としていますが、今回のキャンペーンは、観光業界の落ち込みに「あわて」、景気回復を「あせって」安倍晋三独特が思いつきでにわかに決まったのではないでしょうか。感染者が多い東京の除外もっともと思いますが、大阪や神奈川とはどう差別したのか基準がはっきりしません。実施責任を負う地方自治体との協議も行われず、混乱が起きています。イエスマンばかりの官僚も恐らく寝耳に水だったのか、沈黙しています。私の時代の官僚だったら、しっかりした骨組みを作り、実施に臨んだと思います。

政府は相変わらず「いつまでも変わらぬ心」のようで、海外観光客誘致4000万人目標を固持しているように見えます。しかし、コロナウイルスは状況をがらりと変えました。もう元へ戻ることは出来ません。政府は観光業界の復旧ではなく、「新しい観光形態」への転換を図らなければ、生き残りは難しいのではないでしょうか。現に厚労省は、新型ウイルス撲滅は不可能なので、「新しい生活様式」の樹立を国民に訴えているではありませんか。

同じコロナウイルスによるインフルエンザには季節性があり、年1回の3ヶ月有効のワクチン接種で済みます。ところが新型ウイルスには季節性がなく、これから開発されるワクチンの有効期限も3ヶ月とすれば、年4回も接種しなければなりません。新型ウイルスに感染している疑いのある海外観光客が押し寄せるようなことになると、短時間で可能な簡便なウイルス感染検査態勢を整えなければ、受け入れは危険です。今早急に整えなければならないことは、コロナ専門病院の建設、医療要員の養成ではないでしょうか。来年のオリンピックまでには、間に合いそうもありません。


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