鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦トラッキングデータ

2015年05月24日 | Weblog
1stステージ 第13節
2015年5月23日(土)19:04KO 埼玉



Jリーグ公式に掲載された浦和戦のトラッキングデータである。
ジネイの総走行距離に対してのスプリント回数は、彼のプレイスタイルを表しておる。
まさに機を見るに敏。
ジネイを軸にチャンスは多く作られることがわかる。
また、途中出場の金崎夢生のスプリントは特筆すべきところであろう。
是非とも先発に適用したい。
ジネイと夢生のコンビネーションが熟成されることによって、より攻撃的なチームとなって行くであろう。
今後が楽しみである。

浦和戦コメント・報道

2015年05月24日 | Weblog
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第13節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.途中まで、完璧な試合運びだったと思うが、ゲームプランはどのようなものだったのか?なぜ、最後まで続けることができなかったのか?

A.前後半ともに、集約される言葉は「姿勢」や「態度」、「決断力」ということになる。前半では、特に攻撃の姿勢という部分ができていなかった。相手があれだけ前を向かせてくれるのにゴールへ向かわずに横を向いたりして、攻撃的な姿勢や意識ができていなかった。後半に関しては、守備の姿勢や意識が途中から薄くなってしまった。これだけスピーディーな展開で、サイドチェンジが多く、攻守の切り替えが速い展開になっていくので、どうしても疲労が溜まる。一瞬のプレーだが、「このボールはうちのゴールには遠いから」と思って歩いているうちに、素早い展開をされてしまう。先にポジションを取っていれば、失点を防いだり、最低限、相手の邪魔をすることはできたはずなのに、後追いという形になってしまった。そこは疲労の問題なのか、守備に対する個人の意識なのか。特に後半は、前半からの疲労が溜まる状況で、その時にこそ、集中力や注意力、守備への意識、ポジション取りをしっかりとしなければいけないのだが、気が緩むのか、集中力が突然切れるのか、体力的な部分で持続力ができていないのか。いろいろな形でアプローチをして、持続していけるように指導をしているが、急激に次の試合でできるか、持続できるかというのが、大変な部分に直面している状況といえる。

A.後半に関しては、両センターバックが、最もボールを持つことができる選手だった中で、もう少し、ビルドアップで攻撃に良いボールを出せればと思う。中盤に供給するパスも、もう少し正確に出せればと思う。浦和のメリットがなかったわけではないが、もっと良い内容や姿勢を今までの浦和で見たことがある。今日は普通の浦和だったと思う。日本で注目される試合で、いろいろな戦い方や駆け引きがある中で、後半のDFラインには、守備に対する意識と姿勢、持続力が足りなかった。非常に残念に思う。

Q. 前半に1回、カウンターのチャンスがあったが、スピードを落として横パスをして、チャンスではなくなった。監督は怒っていたが、その場面については?

A. その場面は、土居選手に対して自分が怒った。カウンターを仕掛けられる場面だった。土居選手の特長は、簡単に前を向けて、スピードがあって、スピードに乗りながらドリブルできること。以前からメディアを通して伝えているし、クラブハウスでも指導をしているし、グラウンドでも練習をしているのだが、バイタルエリアでセカンドストライカーに前を向かれると、DFの最初の反応はバックステップになる。後ろに下がっていく。特に、ドリブルで仕掛けられると、最初は下がっていくことになる。そこでスピードに乗れば、相手は下がっていくし、自分とゴールの距離が近くなって、角度も広くなる。DFをうまく使いながら、ブラインドを使ってシュートコースを作ることもできる。ジネイ選手はポストプレーができて、技術もしっかりしている。良いボールが返ってくるのだから、ワンツーで抜け出したりして、違う展開を作ることができる。土居選手がもう少し、ジネイ選手の特長やタイミングを掴むようになれば、新たな進化も見受けられると思う。スピードに乗ってドリブルをしながら、トップスピードで自在にボールを扱える選手はなかなかいない。天性というか、持って生まれた才能を出してほしいから、自分は要求している。できる時もあれば、できない時もある。コンスタントに発揮できるようにならないといけない。ファイナルサードにたどり着くためにはハードワークが必要だが、ペナルティーエリア内に190cmくらいの選手がいる。そこでクロスを上げられる状況にも関わらず、ボランチに戻してサイドハーフに出して、またサイドバックへ展開して、ということがある。良い状態で最後の3分の1のエリアまで行って、クロスを上げられる状況がありながら、それをしない。空中戦に強い味方の特長、それが何なのかを把握してやらなければいけない。1週間ずっと、そうした練習をしてきた。それが試合になるとそういったプレーがうまくできていない。それは疲労が理由であったり、相手のタイトなマークがあったりとか、いろいろと要因はあるだろうが、基礎的な部分、味方の特長をしっかり生かすということに3年間取り組んでいるのだが、理想の形にはたどり着けていない。

A. 平均年齢を見ても、浦和の方が上だ。勝負をするうえでの経験値も相手の方が上回っている。例えば、浦和を見ていると、キツい時間帯に選手たちが声を掛けたり叱咤激励をして、集中力を持続させるようにしている。一方、我々は全員が無口になって走っているだけになっている。姿勢を変えなければいけない。ファウルがあって、ボランチが相手に手を差し伸べている間に相手にリスタートをされて失点しそうになった場面があった。いろいろな駆け引きがあるわけで、相手が何をしようとしているのか瞬時に察知して、反応していかなければいけない。いろいろな駆け引きのところで、一瞬、気を抜いているところで相手にやられてしまう。そういったところでの成長がなければ、難しくなる。レフェリーへのアピールも、浦和の選手は正当な方法でやっている。試合の中で使っていい術なので、そういった部分での個の成熟が求められると思う。冒頭に言ったように、攻守に渡っての姿勢、どのように攻撃と守備をするのか、チームとして変えていかなければいけない。

敗者にしては、話しすぎた。失礼します。



【西 大伍】
後半にパワーダウンしてしまった。それでは意味がない。前半はある程度、やりたいサッカーをできたけど、点を取りたかった。点を決めた後に我慢できないことが続いている。その瞬間に、良い判断をしなければいけない。後から反省しても遅い。

【ファン ソッコ】
相手の勢いがある中で、もっと落ち着いて対処すべきだった。相手の30番がポストプレーをして、全体を押し上げる起点になっている。自由にさせないように、もっと徹底すべきだった。自分たちに甘さがあったと思う。

【佐藤 昭大】
浦和の攻撃力に対して、しっかりと全員が我慢しようということでプレーしていた。失点するまでは、粘り強く守れていたと思う。先制した後は相手も点を取りに来るし、試合としてはスコアが動きやすい時間帯ではあるが、しっかり守ってカウンター、そこから追加点を取れればベストで、そういう力がないということ。また練習からしっかりとやっていかなければいけない。

J1 1st 第13節 浦和戦


本日行われたJ1 1st 第13節 浦和戦は1-2で負けを喫しました。

浦和、鮮やか逆転勝利で無敗継続…武藤&関根弾で鹿島撃破
15/5/23 20:55

[5.23 ファーストステージ第13節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 J1は23日、ファーストステージ第13節を行い、埼玉スタジアムでは11戦無敗で首位の浦和レッズと8位の鹿島アントラーズが対戦し、浦和が2-1の逆転勝利を収めて開幕からの無敗を12試合に伸ばした。

 ホームの浦和は快勝した前節F東京戦から先発に変更なく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の鹿島は前節から3人を入れ替えてGK佐藤昭大とDF植田直通、FWジネイを先発起用してこの一戦に臨んだ。

 序盤から両チームともにゴールを脅かす場面を作り出す。前半12分、右サイドのMF遠藤康のクロスをジネイがヘッドで狙ったシュートは枠を捉えず。さらに同14分にはMF柏木陽介のパスをカットしたジネイがシュートまで持ち込むも、これはGK西川周作の守備範囲に飛んだ。対する浦和も同15分にFW李忠成の落としを受けたMF関根貴大、同17分にはDF槙野智章のパスからFW武藤雄樹がシュートを狙ったが、ボールはともにゴール右に外れた。

 その後、リズムを握った鹿島がシュートまで持ち込むシーンを作り出す。しかし、前半21分にはカウンターからDF西大伍、遠藤が続けざまにゴールを強襲するがともに西川がストップ。さらに同36分には、MF柴崎岳のマイナスのパスをPA内で受けたジネイが狙うも西川に足で弾き出された。ともにシュートチャンスを作った前半だったが得点は生まれず、スコアレスのまま折り返すこととなった。

 後半に入ってもスコアが動かずに試合が進むと、浦和は同16分に李に代えてFWズラタンを投入して流れを変えようと試みる。同17分には柏木の蹴り出したCKをズラタンがヘッドで合わせるが枠外に。対する鹿島は同18分に柴崎がミドルレンジから強烈なシュートを枠内に飛ばしたが、西川の横っ飛びのセーブに阻まれてしまう。

 すると、後半22分に思わぬ形で試合が動く。柴崎が後方から送ったロングボールを森脇がヘッドでクリアを試みたが、ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれて鹿島が先制に成功する。しかし、浦和がすぐさま同点に追い付く。同26分、FW興梠慎三のスルーパスから右サイドを抜け出したズラタンが送ったクロスを、ゴール前にフリーで走り込んだ武藤がヘッドで叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 そして後半38分に浦和が逆転に成功する。森脇のスルーパスからPA内に侵入した関根が相手DFをかわして中央に切れ込むと、豪快に右足で蹴り込んでスコアを2-1とした。この1点が決勝点となり、浦和が2-1の逆転勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

逆転負けを悔やむ鹿島DF昌子「もっともっと向上できる」
15/5/24 00:09

[5.23 ファーストステージ第13節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 先制しながらも首位チームに逆転負けを喫した。鹿島アントラーズDF昌子源は、「お互いにチャンスはあったと思うし、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います」と振り返りながらも、「浦和が強かった」と唇を噛んだ。

 この試合、昌子は本職のCBではなく左SBとして先発出場を果たした。対面するMF関根貴大は2試合連発中と絶好調だったが、冷静な対応でPA内への侵入を簡単には許さなかった。

「今日はSBでのプレーだったので、CBとは役割が変わりました。SBは守備面で1対1が多いイメージがあったので、対面の選手には絶対に負けないという気持ちでいました」と自らの役割を遂行しようとしていた。しかし、「クロスを何度か上げさせてしまったので、自分の中で改善していかないといけません」と課題を口にしている。

 スコアレスで迎えた後半22分にオウンゴールで先制したものの、同26分と同38分に浦和に得点を許して1-2の逆転負け。「先制してからの失点が早すぎたし、落ち着かせる時間がなかった。」と敗因を挙げながらも、下を向くわけにはいかないと視線を上に向けた。

「攻撃面や守備面で自分たちの良い部分を伸ばすと同時に、今日の失点の課題をしっかり修正していきたい」と語ると、「個人それぞれの思いや気持ちの部分でももっともっと向上できると思うし、チームとしても向上できると思うので、下を向かずに頑張っていきたい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 折戸岳彦)

鹿島逆転負けで11位転落 浦和戦10戦勝ちなし
[2015年5月23日22時50分]


浦和MF柏木(右)をブロックしてボールをキープする鹿島MF柴崎(撮影・松本俊)

<J1:浦和2-1鹿島>◇第13節◇23日◇埼玉

 鹿島が天敵浦和に逆転負けし、11位に転落した。

 主導権を握って攻め続けた前半はシュート数11本-3本と圧倒したが、チャンス止まりで得点できず。0-0の後半22分に日本代表MF柴崎岳(22)のロングパスがDF森脇良太(29)のオウンゴールを誘って先制したが、この得点までに体力を消耗した。わずか4分後に急造サイドバックのDF昌子源(22)が左サイドからのクロスを許して同点弾に直結。さらに38分、中盤で球際の勝負に敗れてボールを奪われる。右サイドに展開され、最後はMF関根貴大(20)に決勝点をたたき込まれた。

 これで浦和戦10戦勝ちなし。10年8月28日(1-1)以降、5分け5敗となった。

 トニーニョ・セレーゾ監督(60)は「なぜ負けたのか。攻守の姿勢の問題だ。前半は、あれだけ前を向かせてくれたのにゴールに向かわず横に逃げていた。後半は、あれだけ攻守の切り替えが速かったのに準備を怠った。生理的な問題なのか、集中の持続力がない。指導はしているが…」と悔しがっていた。

鹿島、終盤に息切れ セレーゾ監督「守備の意識が薄くなった」

前半、鹿島・小笠原(中央)と競り合うもシュートを放つ浦和・武藤(右)=埼玉スタジアム2002=(撮影・小倉元司)

 明治安田J1第1ステージ第13節第1日(23日、浦和2-1鹿島、埼玉)鹿島は幸運なオウンゴールで先制しながら、終盤に息切れした。セレーゾ監督は「攻守の切り替えが早い展開で疲労がたまり、後半途中から守備の意識が薄くなった」と敗因を分析した。

 前節デビューした身長186センチのジネイは前線で存在感を示したが、浦和の堅い守備を崩せなかった。左サイドバックで出場した昌子は「戦う姿勢や勝ちたい気持ちが、より出ていたのは浦和だった」と精神面の差を指摘した。(共同)


浦和-鹿島 前半、鹿島・ジネイ(左)と競り合う浦和・李=埼玉スタジアム


浦和-鹿島 後半、鹿島・小笠原(右)と競り合う浦和・柏木=埼玉スタジアム


鹿島 宿敵に勝てん…DF昌子「得点してから失点が早い」
J1第1S第13節 鹿島1―2浦和 (5月23日 埼玉)

 鹿島は逆転負けを喫し、浦和相手に10試合勝ちなし(5分け5敗)となった。後半22分に柴崎のロングボールがオウンゴールを誘発して先制。しかし、その4分後に追いつかれ、後半38分に勝ち越しを許した。

  日本代表DF昌子は「得点してからの失点が早すぎる。自分たちで改善していかないといけない」とうなだれるしかなかった。
[ 2015年5月24日 05:30 ]

先制点生かせず逆転負け 勝負強さ戻らない鹿島

前半、鹿島・ジネイ(左)と競り合う浦和・李=埼玉スタジアム

 鹿島のセレーゾ監督はおかんむりだった。「後半途中から守備の意識が薄れた」。後半22分に相手のオウンゴールで先制しながら逆転負け。対応が遅れたマークを指摘し「防げた失点だ」とまくしたてた。

 1失点目は先制点から4分後。2-2で引き分けた16日の広島戦も2-1と勝ち越した1分後に同点ゴールを奪われた。「得点した直後の失点が多すぎる」と昌子。指揮官も「練習でずっと指導しているのだが…」と嘆き節が止まらなかった。(埼玉)


鹿島・小笠原満男(中央)と競り合うもシュートを放つ浦和・武藤雄樹(右)=埼玉スタジアム2002(小倉元司撮影)

トニーニョ セレーゾ監督(鹿島)会見『後半の最終ラインには、守備に対する意識と姿勢、持続力が足りなかった』J1【浦和vs鹿島】
2015 05/24 06:49

2015年5月23日(土)19:04KICKOFF/埼玉スタジアム2002/41,269人
浦和 2-1 鹿島
得点者:67' オウンゴール(鹿島)/71' 武藤 雄樹(浦和)/83' 関根 貴大(浦和)

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○トニーニョ セレーゾ監督(鹿島)
Q:途中まで、完璧な試合運びだったと思うが、ゲームプランはどのようなものだったのか? なぜ、最後まで続けることができなかったのでしょうか?

「前後半ともに、集約される言葉は『姿勢』や『態度』、『決断力』ということになる。前半は、特に攻撃の姿勢という部分ができていなかった。相手があれだけ前を向かせてくれるのにゴールへ向かわずに横を向いたりして、攻撃的な姿勢や意識ができていなかった。後半に関しては、守備の姿勢や意識が途中から薄くなってしまった。これだけスピーディーな展開で、サイドチェンジが多く、攻守の切り替えが速い展開になっていくので、どうしても疲労が溜まる。一瞬のプレーだが、『このボールはウチのゴールには遠いから』と思って歩いているうちに、素早い展開をされてしまう。先にポジションを取っていれば、失点を防いだり、最低限、相手の邪魔をすることはできたはずなのに、後追いという形になってしまった。そこは疲労の問題なのか、守備に対する個人の意識なのか。特に後半は前半からの疲労が溜まる状況で、そういうときにこそ、集中力や注意力、守備への意識、ポジション取りをしっかりとしなければいけないのだが、気が緩むのか、集中力が突然切れるのか、体力的な部分で持続力ができていないのか。いろいろな形でアプローチをして、持続していけるように指導をしているが、急激に次の試合でできるか、持続できるかというのが、大変な部分に直面している状況と言える。後半に関しては、両CBが最もボールを持つことができる選手だった中で、もう少し、ビルドアップで攻撃に良いボールを出せればと思う。中盤に供給するパスも、もう少し正確に出せれば。浦和のメリットがなかったわけではないが、もっと良い内容や姿勢を今までの浦和で見たことがある。今日は普通の浦和だったと思う。日本で注目される試合で、いろいろな戦い方や駆け引きがある中で、後半の最終ラインには、守備に対する意識と姿勢、持続力が足りなかった。非常に残念に思う」

Q:前半に1回、カウンターのチャンスがあったが、スピードを落として横パスをして、チャンスではなくなった。監督は怒っていたが、その場面については?
「その場面は土居選手に対して自分が怒った。カウンターをしかけられる場面だった。土居選手の特長は簡単に前を向けて、スピードがあって、スピードに乗りながらドリブルできること。以前からメディアを通して伝えているし、クラブハウスでも指導をしているし、グラウンドでも練習をしているのだが、バイタルエリアでセカンドストライカーに前を向かれると、DFの最初の反応はバックステップになる。後ろに下がっていく。特にドリブルでしかけられると、最初は下がっていくことになる。そこでスピードに乗れば、相手は下がっていくし、自分とゴールの距離が近くなって、角度も広くなる。DFをうまく使いながら、ブラインドを使ってシュートコースを作ることもできる。ジネイ選手はポストプレーができて、技術もしっかりしている。良いボールが返ってくるのだから、ワンツーで抜け出したりして、違う展開を作ることができる。土居選手がもう少し、ジネイ選手の特長やタイミングをつかむようになれば、新たな進化も見受けられると思う。スピードに乗ってドリブルをしながら、トップスピードで自在にボールを扱える選手はなかなかいない。天性というか、持って生まれた才能を出してほしいから、自分は要求している。できるときもあれば、できないときもある。コンスタントに発揮できるようにならないといけない。ファイナルサードにたどり着くためにはハードワークが必要だが、ペナルティーエリア内に190cmくらいの選手がいる。そこでクロスを上げられる状況にもかかわらず、ボランチに戻してサイドハーフに出して、またSBへ展開して、ということがある。良い状態で最後の3分の1のエリアまで行って、クロスを上げられる状況がありながら、それをしない。空中戦に強い味方の特長、それが何なのかを把握してやらなければいけない。1週間ずっと、そうした練習をしてきた。それが試合になるとそういったプレーがうまくできていない。それは疲労が理由であったり、相手のタイトなマークがあったりとか、いろいろと要因はあるだろうが、基礎的な部分、味方の特長をしっかり生かすということに3年間取り組んでいるのだが、理想の形にはたどり着けていない。平均年齢を見ても、浦和のほうが上だ。勝負をする上での経験値も相手のほうが上回っている。例えば、浦和を見ていると、キツい時間帯に選手たちが声を掛けたり叱咤激励をして、集中力を持続させるようにしている。一方、われわれは全員が無口になって走っているだけになっている。姿勢を変えなければいけない。ファウルがあって、ボランチが相手に手を差し伸べている間に相手にリスタートをされて失点しそうになった場面があった。いろいろな駆け引きがあるわけで、相手が何をしようとしているのか瞬時に察知して、反応していかなければいけない。いろいろな駆け引きの部分で、一瞬、気を抜いているところで相手にやられてしまう。そういったところでの成長がなければ、難しくなる。レフェリーへのアピールも、浦和の選手は正当な方法でやっている。試合の中で使っていい術なので、そういった部分での個の成熟が求められると思う。冒頭に言ったように、攻守にわたっての姿勢、どのように攻撃と守備をするのか、チームとして変えていかなければいけない。 最後に敗者にしては、話し過ぎた。失礼します」

鹿島アントラーズ 試合後の選手コメント『完璧に崩されたわけではないし、反省して改善していきたい』(昌子 源)+佐藤 J1【浦和vs鹿島】
2015 05/24 07:06

2015年5月23日(土)19:04KICKOFF/埼玉スタジアム2002/41,269人
浦和 2-1 鹿島
得点者:67' オウンゴール(鹿島)/71' 武藤 雄樹(浦和)/83' 関根 貴大(浦和)

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○昌子 源
Q:左SBに入った自分自身のプレーは?

「クロスを上げさせたシーンもあったし、1失点目はまさにそうだった。それは自分の反省点でもある」

Q:前半と後半で試合内容が変わりました。戦い方を変えたのでしょうか?
「特に前半と後半で戦い方を変えたわけではないけど、向こうのホームで浦和が勝ちに来るところを、カウンターで狙うことと苦しくなったら前線にジネイがいるので、ジネイを使いながらカイオのところからカウンターを狙う形も考えていた。運が良い形でゴールが入ってからの失点が早過ぎたというか、落ち着かせる時間帯もなく、失点を喫しているので、それが今日の敗因の一つではないか」

Q:改善点は?
「完璧に崩されたわけではないし、反省して改善していきたい。攻撃と守備の良い形でできたところをもっと伸ばして、失点の仕方も分析して、チームももっと向上できるから、セレーゾ監督の話を聞いて、ここで下を向かずに頑張っていきたい」

Q:次節・松本戦に向けての意気込みを。
「浦和さんに負けないぐらいのサポーターの熱さがあるし、それを受けて立ってはいけない。相手のフォーメーションも変わってくるので、そういうことにも対応していきたい」

○佐藤 昭大
「しっかり全員で我慢して点を取られないようにやろうと話していた。失点するまでは守れていたと思う。

Q:得点したあとに失点をしたので、落ち着かせて試合を進められたのでは?
「サッカーにはよくあることで、先制したあとに相手も点を取りに来るので、ゲームとしては動きやすい時間帯ではある。相手が出てきたところをしっかりと守って、欲を言えばカウンターで追加点を取れれば最高の形だけど、現状ではそういう力まではないということなので、点を取られたあと、点を取ったあとは慎重に戦わないといけない」

Q:久しぶりの出場でしたが、前回と比べて自分のパフォーマンスはいかがでしたか?
「試合前に思っていたことは、出るのは久しぶりだけど、僕のコンテストではなく、なによりも大切なことはチームが勝つこと。僕がやりたいプレーをやるのではなく、チームの勝利のために求められているプレーをしようと思っていた。ディフェンスラインの裏へのボールの対応などはできていた。求められたことはやったつもりだけど、2失点して負けたので、今度は結果を求めていかないと。その意味ではまだまだ」


敗戦の中で多くを語ったトニーニョ・セレーゾ監督である。
指揮官としては、練習の中で伝えておることが実践できずに終えたことに多くの不満があろう。
逆にチームの伸びしろとも受け取れる。
厳しいトレーニングに励み、チームを昇華させていくのだ。
チームの成長を楽しみにしておる。

大橋・鈴木優磨、U-22選抜選出

2015年05月23日 | Weblog
明治安田生命J3リーグ J-22招集メンバー確定のお知らせ(第13節 ブラウブリッツ秋田戦)
明治安田生命J3リーグ 第13節 ブラウブリッツ秋田戦の招集メンバー14名が確定しましたので、お知らせ致します。

  クラブ POS. No. 漢字名 英語名 生年月日 身長(cm)/体重(kg) 招集回数
1 磐田 GK 1 牲川 歩見 Ayumi NIEKAWA 1994/5/12 194/88 7
2 神戸 GK 16 吉丸 絢梓 Kenshin YOSHIMARU 1996/3/27 183/72 9
3 大宮 DF 12 高山 和真 Kazuma TAKAYAMA 1996/7/14 179/72 3
4 熊本 DF 4 大谷 尚輝 Naoki OTANI 1995/9/24 182/77 1
5 水戸 DF 2 麦倉 捺木 Natsuki MUGIKURA 1996/5/22 164/58 1
6 松本 MF 14 和田 達也 Tatsuya WADA 1994/6/21 177/67 7
7 磐田 MF 6 上原 力也 Rikiya UEHARA 1996/8/25 174/64 2
8 鹿島 MF 5 大橋 尚志 Hisashi OHASHI 1996/12/1 183/73 3
9 京都 FW 11 石田 雅俊 Masatoshi ISHIDA 1995/5/4 178/69 2
10 磐田 FW 13 岩元 颯オリビエ Ryuolivier IWAMOTO 1996/4/3 183/68 8
11 鹿島 FW 10 鈴木 優磨 Yuma SUZUKI 1996/4/26 181/70 4
12 京都 FW 9 三根 和起 Kazuki MINE 1993/4/18 183/68 2
13 G大阪 FW 7 平尾 壮 So HIRAO 1996/7/1 170/68 3
14 FC東京 FW 8 幸野 志有人 Shuto KONO 1993/5/4 180/74 1
※招集メンバーは追加・変更になる可能性がございます。


U-22選抜に選出された大橋と鈴木優磨である。
常に選ばれるようになっており、チームの主軸となっておる。
このチームにて実績を積み重ね、鹿島でのポジションを得ていって欲しい。
成長を楽しみにしておる。

岳・源、このまま走らせるわけにはいかない

2015年05月23日 | Weblog
【鹿島】柴崎弾で再び浦和止める
2015年5月23日6時0分 スポーツ報知

 鹿島が再び浦和を止める。8勝3分けとJリーグでは今季不敗を続ける相手との対戦を前に、日本代表MF柴崎岳(22)は「このまま浦和に独走を許してはいけない。何とかして勝ちたい」と断言。同DF昌子源(22)も「今一番強い相手で、相手に不足はない。止めるのはウチ。このまま走らせるわけにはいかない」とアウェーでの勝ち点3奪取を宣言した。

 昨年、ゴールを決めGK西川の連続無失点記録を止めた柴崎。観衆が多いことで知られる埼玉スタジアムについて「選手として多くの人の前でプレーすることは一つの喜び」と歓迎した柴崎。FWジネイの初先発が濃厚など数人、布陣を変更して臨む浦和戦。敵地で最多タイトルホルダーの意地を見せる。


首位・浦和を止めるべくモチベーションの高い岳と源である。
今季、リーグ戦を無敗にて首位をひた走る浦和との対戦に燃えておる。
強い相手を敵地にて倒してこそ。
源のライン統率で守り切り、岳のゴールにて勝利を掴み取りたいところ。
チーム一丸となって戦うのだ。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみな一戦である。

さんま、試合に出るための準備はできている

2015年05月23日 | Weblog
キーマン GK 佐藤昭大 平常心保ちゴール守る「いつも通り、試合に出るための準備はできている」。開幕戦以来の出場を狙い、平常心で出番を待つ。鹿島在籍6年目で、初のリーグ戦出場を果たした開幕戦では3失点。「課題は練習で取り組んできた。しっかりやるだけ」

キーマンに挙げられるさんまである。
開幕戦以来の先発に起用されると予想されておる。
平常心にて挑み、クリーンシートを狙いたい。
安定したセービングを期待しておる。

仙台・野沢、全部で勝ち点3を取りたい

2015年05月23日 | Weblog
【仙台】野沢、残り7戦全勝締め宣言!
2015年5月23日6時0分 スポーツ報知


甲府戦での勝利を誓った仙台の元日本代表MF野沢(左から2人目)

 J1ベガルタ仙台は22日、ホーム・甲府戦(23日、午後6時半開始)に向け仙台市内で約90分の最終調整を行った。2戦ぶりの先発が濃厚な元日本代表MF野沢拓也(33)は、第1ステージ(S)終了時までの公式戦7試合で全勝を狙うと誓った。

 その両目は、やる気で満ちあふれていた。練習後に約20分、居残りでFK練習を行った野沢が、力強く決意を語った。「今まで勝てなかった悔しさもある。リーグ戦残り5試合とナビスコ(杯)2試合、全部で勝ち点3を取りたい」。名古屋との第1S最終戦(6月27日、ユアスタ)まで、残された公式戦7試合すべてで勝利を狙う構えだ。

 チームは勝ち点13で暫定12位。ただ勝ち点15で同9位の松本から、勝ち点9で最下位の甲府まで、勝ち点差6に10チームがひしめく大混戦だ。「サバイバルみたいなもの」と野沢。J1に生き残るためにも、連勝が欠かせないと強調した。元日本代表MFは「0で抑えていけば、自然と結果はついてくる」と守備でもチームに貢献する姿勢を示した。司令塔が攻守に全力を注ぎ、2戦連続での0封勝利に貢献する。(高橋 宏磁)


先発復帰が予想される仙台の野沢である。
勝利への欲望は強い。
仙台のJ1残留に向け、力を発揮するとき。
野沢の活躍の報を待っておる。

ジネイ、初先発へ

2015年05月23日 | Weblog
[鹿島]Jデビュー戦で得点のジネイ、初先発へ
 前節(明治安田J1・1st第12節)の広島戦(2△2)で途中出場し、デビュー戦でいきなり得点を決めたジネイが次節・浦和戦で初先発を飾りそうだ。金曜(22日)に行われた試合前日練習では主力組の1トップに入ってプレー。鹿島攻撃陣の先陣を切ることになる。

 周囲との連係は完璧とは言い難い。試合に向けた1週間を主力組と共にトレーニングしたのは今週が初めてのこと。トニーニョ・セレーゾ監督も未成熟な連係に懸念を示していたようだが、どうやら起用を決断したようだ。

 鹿島にとっては待望の選手だ。足元の技術が確かであり、多彩なタレントが揃う2列目の選手たちの能力を存分に生かしてくれる。セットプレーの守備に不安を残すいま、身長が高く競り合いに強いジネイがいることは、他の選手の負担を少なからず減らしてくれるだろう。

 広島戦では初得点を喜びながら「チームが勝てなかったことが残念。次は必ず勝ちたい」と話し、浦和戦での必勝を期した。初先発となる試合で2戦連発を狙う。
(鹿島担当 田中滋)


先発が予想されるジネイである。
前節の広島戦ではファーストシュートでゴールを決めるという、助っ人としては最上のデビューとなった。
これほどの実力者であれば、連携は試合中に深められるもの。
ジネイの得点にて、浦和に初黒星をつけようではないか。
期待しておる。

試合巧者が浦和に初黒星をつける予感は漂う

2015年05月23日 | Weblog
【J1展望】1stステージ・13節|浦和-鹿島|興梠の意地の一撃、ジネイの連続弾、伝統の一戦で生まれるのはどっち?
サッカーダイジェスト編集部
2015年05月22日

浦和――「前から来るのでは」と、柏木は鹿島の出方を予想。 鹿島――金崎は戦列に復帰。しかし山本は欠場か。


故障者/浦和=石原、加賀 鹿島=ダヴィ、山本
出場停止/浦和=なし 鹿島=なし


J1リーグ 1stステージ・13節
浦和レッズ - 鹿島アントラーズ
5月23日(土)/19:00/埼玉スタジアム2002

浦和レッズ
リーグ成績(12節終了時):1位 勝点27 8勝3分0敗 21得点・9失点
※ACLの日程により1試合未消化

【最新チーム事情】
●調整万全で伝統の一戦に臨む。
●鹿島の前節・広島戦の戦いぶりをチェック。
●「自分が点を取って勝つ」と、埼スタでの鹿島戦2連発中の興梠は意気込む。

【担当記者の視点】
 前節の1・2位対決でFC東京に快勝し、今度は首位固めに入りたい。今回の伝統の一戦は、互いにナビスコカップの予選が免除されているため、平日に試合がなかったため調整は万全。クオリティの高い試合が期待できる。

 鹿島は前節、3-4-2-1布陣の広島と対戦しているだけに、参考になる点は多い。柏木は「広島戦のように前から来るのでは」と相手の出方を読みつつ、「自分たちがやるべきことをやれば負けない」と自信を持つ。FC東京戦やG大阪戦のように、素早い攻守の切り替えでカウンターを封じつつ、ゲームを制圧するプランだ。

 この一戦に懸ける想いが最も強いのが、古巣対決となるエース興梠だ。昨年10月のアウェーでの鹿島戦で負った右足骨折は、その後の浦和の失速を招いた大きな要因のひとつに挙げられる。「でも、あれでさらに自分は成長できた」と興梠は言葉を噛み締め、「自分が点を取って勝つ」と宣言。埼スタの鹿島戦では2年連続ゴール中。二度あることは……の一撃で、浦和を勝利へと導く。

鹿島アントラーズ
リーグ成績(12節終了時):8位 勝点15 4勝3分4敗 16得点・15失点
※ACLの日程により1試合未消化

【最新チーム事情】
●過去9戦未勝利の浦和戦で5年ぶりの白星なるか。
●新戦力のジネイが好調を維持。評価も上々。
●金崎が復帰。ベンチ入りの可能性大。
●広島戦で負傷した左SBの山本が出場回避か。

【担当記者の視点】
 2010年3月6日の開幕戦(2-0)以来、リーグ戦では9戦勝ちなし(5分4敗)の浦和戦に挑む。12、13年に4カード全敗を喫するなど、近年は苦手としている。アウェーに限れば09年の最終節(1-0)以来、勝てていないだけに鬼門を突破して浮上のきっかけを掴みたい。

 ただ、明るい話題もある。

 今年2月に入団前のメディカルチェックで右膝半月板の損傷が判明し、入団が見送られていたジネイが加入。前節の広島戦に途中出場し、いきなりゴールを奪った。試合後、トップ下の土居ら主力選手の多くが新ブラジル人に対して好印象を持っており、フィットも近そうだ。筋挫傷で離脱していた金崎も、戦列に復帰している。

 最終ラインは左SBの山本が出場を回避する見込みで、誰が代役を務めるかが焦点となる。SB経験のある選手が複数いるため、最終ラインの並びが変わる可能性はあるだろう。

 鹿島と浦和は、ともにACLのグループステージで敗退したため、中6日の万全な状態で迎えられる。試合巧者が浦和に初黒星をつける予感は漂う。


「近年は苦手としている」と称するサッカーダイジェストのプレビューである。
それはそうであろう、これほど誤審を、偏ったジャッジを続けられれば、勝てる試合も勝ちきれぬもの。
明日の試合は、公平なレフェリングを望む。
とはいえ、リーグ戦無敗の実力は事実であろう。
心して挑むこととなる。
強い気持ちで勝利を掴み取りたい。
楽しみな一戦である。

満男とカイオ、笑顔のランニング

2015年05月22日 | Weblog
浦和戦前日練習


浦和戦を明日に控え、選手たちは9時からパス練習やセットプレーの確認を行い、最終調整を終えました。


浦和戦に向けた前日練習に勤しむ満男とカイオである。
白い歯がこぼれ、雰囲気が良い様子が見て取れる。
満男のパスにカイオが抜け出しシュートを決めてくれる姿が予想される。
二人の活躍にて浦和を撃破したい。
楽しみである。

Jリーグ、審判レベル向上に向けて改革

2015年05月22日 | Weblog
審判レベル向上へ!JFAが改革着手、6人制導入も視野
 Jリーグは都内のJFAハウスで理事会を開き、審判団の判定レベルの向上に向けて改革に乗り出す方針を固めた。横浜の社長を務める嘉悦理事が、過去5年間に横浜がJリーグに提出した質問書を分析して議案を提起したことで、議論がスタートした。今後は審判員を評価する審判アセッサーとJクラブ、社外機関も交えたコミュニケーションの場を設けることなどを検討する。

 また将来的なゴールラインテクノロジーや審判6人制の導入も視野に入れ、その効果や予算などについて検証を進める方針。村井チェアマンは「かなり突っ込んだ話し合いができた。(判定が)現状でいいという認識はない。どう改革していくのか。クラブ、審判委員会と協力していきたい」と説明。Jリーグでは毎年のように“誤審騒動”が起きており、技術向上は重要課題の一つになっている。
[ 2015年5月22日 05:30 ]


審判団の判定レベルの向上に向けて改革に乗り出す方針を固めたJリーグである。
これは朗報。
これまでいくつの誤審に泣かされてきたことか。
今年だけでも、清水戦のハンド見逃し、神戸戦のゴール無効と得点に直結する誤審で無念の思いをしておる。
日本サッカー向上のためにも改革は必須。
また、偏ったジャッジに関しても排除して欲しい。
その第一歩が明日の浦和戦であって欲しいと切に願う。

浦和・興梠、一番勝ちたい相手なのは間違いない

2015年05月22日 | Weblog
浦和興梠「完璧」23日古巣鹿島戦で復活ののろし
[2015年5月22日7時11分 紙面から]

 浦和FW興梠慎三(28)が、23日の古巣鹿島戦で完全復活ののろしを上げる。

 21日の練習ではミニゲームで主力組の1トップとして奮闘。「ケガから復帰直後より、ずっといい感じの足のハリになってきている。2日後にはコンディション完璧かな」と笑ってみせた。

浦和・興梠、古巣の鹿島戦でのゴール誓う「とにかく点を取りたい」
 浦和の元日本代表FW興梠が21日、23日の鹿島戦(埼玉)でのゴールを誓った。「恩返し弾というか、とにかく点を取りたい。そして勝ちたい」。2012年まで8年間所属した鹿島だが、昨年10月26日のアウェー戦で相手選手と接触し、右足腓骨(ひこつ)を骨折。リーグ終盤に離脱し、チームは優勝を逃した。「あれがあって自分は成長したと思う」と悔しさをぶつける。 (さいたま市内)
(紙面から)

遠藤つぶす!!興梠 古巣・鹿島戦へ“撃破プラン”イメージ
 首位を走る浦和のFW興梠が23日の鹿島とのリーグ戦に向け、独自の必勝プランを掲げた。鹿島は12年まで8年間在籍した古巣。「一番勝ちたい相手なのは間違いない。個々の特徴は誰よりも分かっている」と不敵に笑う。その中で導き出したのは、日本代表候補にも選出されたMF遠藤をつぶすことだ。

 鹿島対策として前線に決定的なパスを出す柴崎、小笠原を警戒するのは当然のこと。興梠はその上で「個人的には遠藤のマークが大事と思う。シュートまでの形があるし、あいつの左足は武器。分かっていても取れない」と警戒する。

 対面となる槙野は早速「(遠藤を)自由にさせないのが自分の仕事」と肝に銘じていた。興梠自身は右すね打撲も癒え、2戦連続の先発が濃厚。「前節より運動量は間違いなく上がる。鹿島の前で誰が見てもうまいな、というゴールを決めたい」。首位固めへ、古巣を叩くイメージは出来上がっている。
[ 2015年5月22日 07:24 ]


饒舌軽やかな浦和の興梠である。
古巣との対戦とのことで、メディアがこぞってコメントを引き出しておる。
プロレスのような因縁めいたことは、こちらとしては考えたくない。
レギュラーポジションを奪えずに移籍していった選手は興梠以外にも数多くおる。
我らとしては平常心にて挑みたいところ。
無敗で首位におる浦和に対して挑戦するのだ。
変な挑発に惑わされることなく戦いたい。

勝負どころを知る鹿島が浦和に初黒星をつけるのか

2015年05月21日 | Weblog
浦和×鹿島に好試合の予感。その理由は?

柴崎岳(鹿島アントラーズ) (C)J.LEAGUE PHOTOS

5月23日(土)・埼玉スタジアム2002でのゲームは、ハイレベルな攻防が期待できることだろう。そう、『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第13節・浦和レッズ×鹿島アントラーズの話である。両軍とも『ACL』グループステージで敗退し、前節から中6日でゲームに臨む。過密日程の身体的負担もなく、戦術を含めた準備も怠りはない。

8勝3分と唯一の無敗で首位を走る浦和は、前節見事なパフォーマンスを披露した。積極的なハイプレスと球際の強さでFC東京に攻撃のリズムを作らせず、攻撃ではスピーディかつパワフルな縦への動きで圧倒。左・宇賀神友弥からのクロスをFW・李忠成、MF・関根貴大が決め、右・関根からのクロスをFW・武藤雄樹がゴールした。FC東京に1点返されると、その2分後にMF・梅崎司が相手のミスを逃さず4得点目をマーク。首位攻防戦となったゲームは4-1の完勝劇となった。

強さを見せ付けた浦和の中で、存在感を発揮していたのがボランチの柏木陽介だ。ペトロヴィッチ監督も「以前は好不調の波があったが、柏木は大人になった。彼の仕事は攻撃のスイッチを入れることと、守備のバランスを見ること。チームをオーケストラに例えるならば、彼は指揮者の役割を果たしている」と絶賛した。

マエストロと言えば、鹿島にも新旧日本代表の有能なボランチがいる。小笠原満男と柴崎岳だ。第2節で負傷した小笠原だが、ここ2試合はフル出場とコンディションを上げてきた。卓越した技術と洗練されたゲームコントロール術を随所に垣間見せている。小笠原の復調で負担が軽減したのが柴崎だ。今後もチャンスメイクにシュートと、ストロングポイントである攻撃力を発揮することだろう。

前節・新加入したFW・ジネイがさっそくゴールを決めるなど、明るい材料が見える鹿島だが、4勝3分4敗の暫定8位と波に乗り切れていない。先週のサンフレッチェ広島戦でも、守備陣のミスで2-2に終わった。リーグ最少タイの浦和の9失点に比べると、15失点はあまりにも多い。ただ、浦和にとって、簡単な相手とはならないはずだ。鹿島は課題だったセットプレーの守備を建て直しつつある。第11節・FC東京を相手に1-0というスコア以上の安心感を抱かせる勝利を挙げた。らしくないミスや取りこぼしも散見するが、ここぞという時は「さすがアントラーズ」と思わせるパフォーマンスを見せている。

5月23日(土)のゲームは、浦和がこれまでの勢いそのままに鹿島を飲み込むのか、勝負どころを知る鹿島が浦和に初黒星をつけるのか。勝敗は予測できないが、フィジカル・メンタル両面でリフレッシュし、戦術も徹底された両軍がクオリティの高い試合を埼玉スタジアムで展開するはずだ。チケット発売中。


浦和視点にて文章を綴るチケットぴあのプレビューである。
リーグ戦無敗で首位を走る浦和に挑むかつての古豪・鹿島という図式は、メディア的には浦和が勝って当然とでも言いたげだろうか。
ましてや、浦和のホームであり、鹿島は過去五年勝利に見放されておる。
こうなっては、鹿島の勝つ可能性は微塵もないと書きたくなる気持ちもわからないではない。
しかしながら、鹿島としては、ここまでのリーグ戦、自らのミス、判定なジャッジに足を引っ張られておる。
ミスについては、非公開練習にて集中力を高め挑む。
ジャッジについては、このカードに於いては諦めざるを得ないのやもしれぬ。
偏ったジャッジを吹き飛ばす強さを、鹿島が持つしかない。
ジネイの加入と夢生の復帰で勝利を掴み取るのだ。
注目の試合、鹿島の勝利で多くのメディアを賑わせようではないか。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

北九州・川島、なぜサッカーをしているか?

2015年05月21日 | Weblog
[北九州]そうだったのか、川島大地!


 練習後ロッカールーム前に置かれている地元スポーツ紙の一面をスマホのカメラで撮影している川島大地に遭遇。撮影していたのは『魔の北九州 7連敗』の見出しの記事で、内容は5月19日に北九州で行なわれたプロ野球・ソフトバンク対オリックス戦で、ソフトバンクが5-8で負けたことを伝えるモノ。

「この試合、僕も見に行っていたんですよ。でもホークスは北九州開催の試合でしばらく勝てていなかったんですねぇ、知らなかった」

 知らない事実を知って面白いと感じてパシャリ、ということは、野球に興味あり?

「父親が住友金属鹿島(現・新日鐵住金鹿島)の野球部でプレーしていて、都市対抗野球大会にも出たことがある。ポジションはサードかショート。小さい頃は応援に行ったし、よくキャッチボールもしました。だから今でも野球には興味がある。なのになぜ、サッカーをしているか? さぁ、僕にも分かりません」

 いつの間にか歩む道。それこそが運命--。
(北九州担当 島田徹)


野球に興味を持つ北九州の川島である。
父親が住友金属鹿島の野球部でプレイしていたとのこと。
これは初耳。
スポーツ家族であった。
川島のテクニックは父親譲りということか。
これからも左サイドを駆け上がり、持ち前のテクニックで相手を翻弄するのだ。
活躍を楽しみにしておる。

優しさも団結力も受け継ぐ大船渡魂

2015年05月21日 | Weblog
優しさも団結力も受け継ぐ大船渡魂/岩手県大船渡市
 Jリーグ鹿島の元日本代表MF小笠原満男(36)には2つの故郷がある。岩手・盛岡市出身で、高校時代は同県大船渡市の大船渡高で3年間サッカーに明け暮れ、全国大会にも出場した。わずか3年間の生活だったが、大船渡市民の血脈を受け継いでいるのか? その秘密を探りに行くと意外な発見があった。


04年6月、インド戦でゴールを決め雄たけびを上げる日本の小笠原

 また、むちゃぶりだ。4月2日付の日本ハム大谷の故郷、岩手県奥州市で苦労したのに…。小笠原は大船渡市に3年間しかいなかったぞ。あっ、恩師が盛岡市にいるじゃないか。大船渡高で指導した、現盛岡商の斎藤重信総監督(68)にすがる思いで話を聞いた。


96年1月、選手権の徳島商戦でゴールを決めガッツポーズする大船渡の小笠原

 斎藤総監督 満男はね、やさしいんですよね。分け隔てなく人とつき合う。高校でも人気があった。

 もともと人柄のいい小笠原に一体、大船渡はどういう影響を与えたんだろう? まずは行ってからだ。現地に到着すると海が見えて潮の香りがする。いいところだ。コンビニやドラッグストアから出てきた地元の人に突撃取材を開始。市の関係者が貴重な情報を教えてくれた。


碁石海岸の絶景「穴通磯」


大船渡市の観光名所、碁石海岸から太平洋を臨む


 市の関係者 自然に囲まれてけんそうのない所で育っているから、遠くから来た方々から「いい人柄だ」と言われます。もっと掘り下げると、都会だと隣人に無関心なところがあるじゃないですか。ここはそうじゃない。団結力というか、地域のつながりがある。

 なるほど。ある地域で清掃活動をやろうと誰かが提案すると、全員そろう。忘年会は地域ぐるみで盛り上がる。小笠原は鹿島の後輩を食事に連れていく回数がすごく多い。日本代表DF内田、FW大迫らチームを巣立った海外組は、帰国するたびに会いに来る。

 よっしゃー! 市民が大事にしている「横のつながり」が重なった。さらに斎藤総監督が「小笠原の同期の今野に会ってみたら」と助け舟を出してくれた。


小笠原の母校・大船渡高の正門

 東北人魂岩手グラウンドプロジェクト今野当代表理事(35)だ。大船渡市内に事務所を構え、東日本大震災後に小笠原と協力して赤崎町のグラウンド建設に携わった。大船渡高サッカー部の同級生でもある。


市内赤崎町にあるグラウンド。近くを三陸鉄道南リアス線の電車が走る(後方)

 今野代表理事 毎年正月に大船渡OBで初蹴りをするんですけど、まず満男も来る。盛岡出身だけど、大船渡にものすごくお世話になった思いがある。

 大船渡の人たちは地域に育てられた思いが強く、地域のつながりを今でも大切にしているという。市の関係者の言葉を思い出した。

 市の関係者 高校を卒業すると8~9割の人が市外に出ていきます。でもそのうち半分くらいは大船渡に戻ってきますよ。

 これだけじゃ、上司も読者も納得してくれないだろう。まだ秘密はあるはずだ。大船渡市の花が「つばき」だから、碁石海岸の近くにある「世界の椿館・碁石」に当てずっぽうで行ってみた。


レッド・レッド・ローズというツバキの花

 林田勲館長(66) ツバキの木は大木で700~800年は生きる。寿命が長いんですよ。桜の木は一般的に100年ぐらいと言われてますから。

 36歳になっても強豪クラブのスタメンに名を連ねる小笠原。ツバキの花の色は赤が多く、鹿島のチームカラーもディープレッドだ。

 林田館長 他の花に比べて変化が激しいんです。おしべも変化します。

 足利時代から庭園に飾られ、時代を重ねながら花びらは一重、八重などさまざまになった。小笠原は攻撃的MFとして鹿島に入団し、現在はボランチとプレーの幅を広げた。ツバキのように選手寿命が長く、花の色や変化の過程もそっくり。これって、こじつけ過ぎ?

 特に震災後、小笠原は鹿嶋から車を飛ばして、サッカー教室などのイベントに積極的に参加している。大船渡市立博物館の佐藤悦郎館長(63)が、小笠原への思いを教えてくれた。


大船渡の歴史を学ぶことができる大船渡市立博物館

 佐藤館長 サッカーで子どもたちに対応してくれている。市民はたった3年間いたとは思っていないんじゃないかな。大船渡の英雄の1人として応援していると思いますよ。

 人とのつながり、ツバキ、グラウンド建設など地元への貢献。小笠原は大船渡の特徴をしっかり受け継いだ市民の1人ではないか。海辺を飛んでいるカモメの鳴き声が、「そうだよ」と言っているように聞こえた!?

【久野朗】



 ◆大船渡市 県南部の太平洋岸沿岸に位置する。岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市とともに陸前海岸の代表的な市の1つ。市の一帯はリアス式海岸で、市域は三陸復興国立公園のほぼ中央に含まれる。水産業が盛んでさんまの水揚げ高は国内有数。さんまを具材やスープに使用した「さんまラーメン」を食べられる店が、市内に10軒ほどある。人口は約3万8000人。戸田公明市長。


岩手県大船渡について伝えるニッカンスポーツである。
我らが小笠原満男主将を育んだ街がよくわかる。
これからも満男と共に戦っていく。
素晴らしいフットボーラーである。