鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

本山、練習中

2013年03月28日 | Weblog
2013年03月28日(木)

9時よりミーティングを行った後、戦術やセットプレーの練習を実施しました。

練習する本山である。
この週末には出場してくるであろうか。
大迫は負傷欠場する大宮戦は危機的状況である。
この窮地を救う救世主は誰になるのであろうか。
本山もその候補である。
誰が出ても鹿島が鹿島であるところを見せつけよう。
週末はスタジアムに集い、声を出して後押しするのだ。
楽しみである。

ダヴィ、新車納品

2013年03月28日 | Weblog
[鹿島]ダヴィ、新車を買う
 28日の練習後、クラブハウスの駐車場にダヴィの新車が届いた。ピカピカの高級車を前にしても堂々と振る舞っていたダヴィだが、通訳を介して操車説明を受けているときも、どうしてもこぼれる笑みを隠せない様子。ほとんどの選手が帰宅した後、その姿を目撃したのは最後まで残っていたのは西大伍。すぐさま“新・ダヴィ号”に気が付くと、「買ったの?」と記者陣に問いかけた後、「ぶつけてやる」と、悪代官顔負けの黒い微笑みを残し、ダヴィ号めがけて自車を発進。接触ギリギリで止めてみせた。

 一方、引き続き車内で熱心に説明を受けていたダヴィは、視界に入った危険車に気付くと両手を前に突き出し『ストップ、ストップ!』とパニックに。その後、操縦者がチームメートと分かるとおぼつかない手つきで窓を開け、「あぶないヨー(笑)」と声を絞り出した。乗車数分での廃車危機を免れたオーナー。心からホッとした笑みを浮かべていた。

(鹿島担当 倉橋捺稀)

新車を購入したダヴィである。
満面の笑みを讃えて喜んでおった様子。
しかし、ここで西の悪戯心に火が付き、西が自車を暴走させてブツケル素振りを見せたとのこと。
これにはダヴィも驚いたことであろう。
ブラック・西の大胆なイタズラにホッと胸をなでおろしたダヴィの表情が愛おしい。
逆に悪代官顔負けと称された西の黒い微笑みは如何ほどであったのであろうか。
是非とも写真に残して欲しかった。
楽しげな練習後の一コマである。

豊川、大津高校の後輩へエール

2013年03月28日 | Weblog
[鹿島]大津高出身FW豊川、プレミアリーグを戦う後輩に「アイツらには頑張ってほしい」とエール
 来月7日に開幕を控えた高円宮杯U-18プレミアリーグ。クラブチームを含めた全国高校年代で行われる決戦の幕開けに「アイツらには頑張ってほしい」と後輩にエールを送ったのは、大津高出身のFW豊川雄太だ。昨季の大津高はひとつ下のカテゴリーである、プリンスリーグに所属していたが、同年の活躍で今季のプレミアリーグ参入を果たした。豊川や、同じくチームメートの植田直通がチーム一丸となってつかんだ上のステージで戦う後輩たちの健闘を願い、「レベルの高い相手と戦う場となるけど、そこで揉まれれば、必ず個人もレベルアップにつながる」とエールを送った。
(鹿島担当 倉橋捺稀)

今年よりU-18プレミアリーグに戦いの場を移した大津高校である。
そのプレミアリーグへの昇格の立役者である豊川は鹿島に入団しプロ入りの一歩を踏み出した。
プロの目から可愛い後輩へのエールを贈る豊川は、1年前を懐かしく思っておるやもしれぬ。
レベルの高い相手と戦うことでより個人もレベルアップしていくと語る。
自分も岩政や青木というJリーグに於いてもトップランクのCBを相手にし、日々レベルアップを実感しておるのではなかろうか。
後輩へのエールと共に、豊川自身へも叱咤激励と言えよう。
来季には大きく成長した豊川がピッチに立ち、後輩へのエールを贈ることとなろう。
楽しみである。

シャルケ・篤人、長谷部よりパンツ

2013年03月28日 | Weblog
内田、25歳誕生日に長谷部からパンツ
2013年3月28日
 サッカー日本代表が27日夜、成田空港着のチャーター便で帰国。この日、DF内田が25歳の誕生日を迎えた。ヨルダン戦では相手の速攻に対処しながら、後半にはPKを得る活躍も見せたが惜しくも敗戦。直後の移動中に迎えるほろ苦い記念日に、同じ静岡県出身のMF長谷部からパンツを贈られ、「長谷部さんが初めて誕生日に(プレゼントを)買ってくれた。あざっす!」と感激していた。

昨日の誕生日にウォルフスブルクの長谷部よりパンツを贈られたシャルケの篤人である。
篤人も25歳となり、さらなる飛躍が期待される篤人に対して、整えろというメッセージであろうか。
未婚の男性同士の心通わせるエピソードが微笑ましい。
心が整った篤人の活躍に期待である。

鹿島ジュニアユース選手、トップチーム練習見学

2013年03月28日 | Weblog
[鹿島]プロのトレーニングにジュニアユースの選手たちが大興奮


「すげぇ!!」
「うますぎでしょ!!」

 27日の練習中に飛び交った感嘆の声の主は、未来の鹿島を担う、若き才能たちだった。「特別に近くで見てもいい」というコーチの許可をもらったジュニアユースの選手たちは、ピッチスレスレの特等席から、激しい降雨にもおかまいなく、プロ選手たちの一挙手一投足を食い入るように見つめていた。

 なかでも人気だったのはGK陣の個別練習だ。ハイボールをキャッチするGKの選手へ拍手が送られると、さすがのプロ選手も「うれしかったですね」(佐藤昭大)と、ニヤリ。「ああいうふうに触れ合う機会があるのもこのチームならでは。自分が小さい頃にはそういう環境もなかった」と、笑顔で振り返った。

 練習後には、戦利品を高く掲げながら「プロ選手からサインもらった!!」と憧れの選手との交流に大満足の鹿島ジュニアたち。

 彼らにとっては、夢のような一日となったに違いない。




(鹿島担当 倉橋捺稀)

トップチームの練習を見学したジュニアユースのメンバーである。
プロの美技に酔いしれ、いずれ自分たちもそのレベルに達するよう努力することとなろう。
その感嘆の声にさんまは笑顔を返す。
若き鹿選手からトップの選手らも影響を受けたことであろう。
これも鹿島ならではの風景と言えよう。
未来を担う若者と共に戦っていこうではないか。
楽しみである。

ダヴィへのホットラインを確保せよ

2013年03月28日 | Weblog
3戦全勝の横浜FM、C大阪は攻撃力が上向くチームと対決
大宮 vs 鹿島はNACK5スタジアム大宮が舞台。リーグ戦の成績がともに1勝2分で、得失点数も同じチームの対決。大宮はシンプルな攻撃が効果的で、鹿島はFWダヴィへの好フィードが勝敗の鍵となりそうだ。

Jリーグのプレビューである。
ダヴィへの好フィードに注目とのこと。
確かに大迫が負傷中の今、頼りになるFWはダヴィ一人となろう。
しかも、今季は今のところFWからしかゴールは生まれていらぬ。
そう考えれば、ダヴィにかかる責任は重いと言えよう。
しかしながら、ここは二列目が奮起するところ。
野沢はもちろん、ヤスもしくはアツが得点力を見せつければ、欠場の大迫も安心するというところ。
どの選手がどう活躍するのか、注目が集まる。
この週末の大宮戦を観ずしてどの試合を観るというのだ。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。

シャルケ・篤人、生誕記念

2013年03月27日 | Weblog
シャルケが25歳を迎えたDF内田篤人を日本語で祝福

今シーズンは、リーグ戦初ゴールも記録した内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images

 シャルケは27日、誕生日を迎えた日本代表DF内田篤人に対し、クラブの公式ツイッターでバースデーメッセージを送った。

 シャルケのツイッターは通常ドイツ語で発信されているが、内田の誕生日にあたる3月27日には、日本語で「お誕生日おめでとうございます」という祝福のコメントを公開した。

 25歳となった内田は、2010-2011シーズンにシャルケに加入。在籍3年目となる今シーズンは、リーグ戦で16試合に出場して、1ゴールを挙げている。


篤人に日本語にてバースデーメッセージを送ったシャルケである。
シャルケにとってかけがえの無い選手と大事にされておる様子。
ドイツで愛され羽ばたく篤人が誇らしい。
25歳となり新たな境地に進んでいく篤人を応援して行きたい。
誕生日おめでとう。

左の中田コ、右の西

2013年03月26日 | Weblog
2013年03月26日(火)

15時よりミーティングを行った後、ポジション別にインターバル走などのフィジカルトレーングを実施しました。

中田コと西である。
すっかりサイドバックとして定着した中田浩二は、自分とは全くプレイスタイルの異なる前野を観て絶賛しておるとのこと。
是非とも二人を使い分け、上手な采配を魅せて欲しいと思うところもある。
また、右サイドに関しては着実に伊東が力を付けておるものの、西のポジションを脅かすほどには至っておらぬ。
ここは伊東のさらなる成長を促すと共に、西の負傷や不用意なカードによる欠場が心配になってくる。
西は今季のイエローカード第一号であり、カードが少ない選手ではない。
この部分はポジションがポジション故、カードをなくすことは難しいであろう。
とはいえ、不用意なカードだけは貰わぬよう努力して欲しい。
右サイドの職人として今季のフル出場を期待しておる。

プラティニ、欧州シーズン春秋制への移行を示す

2013年03月26日 | Weblog
Jリーグの秋春制移行は…22年前後に欧州は春秋制?
 22年W杯の開催時期問題は、Jリーグのシーズン移行問題にも関連している。

 同W杯の冬季開催を強く要求している欧州連盟のプラティニ会長は、欧州主要リーグを現在の秋春制から春秋制に変更する考えを示しており、その変更時期として22年W杯前後を検討しているという。

 Jリーグの秋春制移行は欧州リーグとの日程を合わせることを目的としているため、日本での議論に影響を与えそうだ。

[ 2013年3月26日 06:00 ]

欧州のシーズン春秋制移行の考えを示すUEFA会長のプラティニである。
やはり、賢者は春秋制を指示するものと言えよう。
バイエルン・ミュンヘンのルンメニゲ会長も同様の考えを明らかにしており、春秋制への移行ががトレンドとなっておる。
日本のシーズンについてもこの意向をくみ取り正しい判断をして欲しいと切に願う。

練習試合 流通経済大付属柏高校戦

2013年03月25日 | Weblog
2013年03月25日(月)

15時より流通経済大付属柏高と練習試合を行い、小笠原選手の先制ゴール、川島選手の2ゴールで3-1と勝利しました。

流通経済大付属柏高校との練習試合に出場した満男である。
ナビスコ杯をお休みし次戦まで2週間開くこととなったため、この練習試合は試合勘を維持する良い調整となった模様。
得点を記録し、気持よく終えたであろう。
そして、特筆すべきは川島の2得点。
やはりこのレベルに於いては、川島の得点力は突出しておる。
是非とも公式戦でも記録して欲しい。
川島のトリッキーなドリブルからのシュートは観客を魅力するであろう。
川島の躍動を期待しておる。

FC東京戦レビュー

2013年03月25日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs F東京】レポート:期待の若鹿が躍動するも後半に質の高さを見せたF東京に大敗を喫する(13.03.24)
3月23日(土) 2013 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 2 - 4 F東京 (16:00/カシマ/11,839人)
得点者:28' 大迫勇也(鹿島)、45'+1 渡邉千真(F東京)、57' ルーカス(F東京)、77' 李忠成(F東京)、78' ダヴィ(鹿島)、81' 東慶悟(F東京)


先の公式戦から、じつに8人もの選手を入れ替えてこの試合に臨んだ鹿島だったが、経験の差は如何ともしがたかった。勢いに任せた若さだけではなく、落ち着いた試合運びでリードしたが、抑えなければいけない時間帯で失点。攻撃陣にタレントを揃えるF東京に4失点という大敗を喫した。

「前半だけを見れば、勝ってもおかしくない試合内容でした」
トニーニョ セレーゾ監督が振り返ったとおり、前半は見事な試合運びを見せる。先発出場選手の平均年齢が26.18歳というF東京もこれからの可能性を感じさせるチームだが、鹿島のそれはさらに若い23.36歳。試合開始直後こそ、少しバタバタする場面もあったが、徐々に統率の取れた守備で試合をコントロールした。10分に、左SBで初先発した前野貴徳があがったところに、昌子源から美しいサイドチェンジのパスが通る。シュートは惜しくもバーを越えていったが、その後もダヴィの突破から遠藤康がゴール前に詰め、遠藤のFKに西大伍が頭で合わせるなど、連続してチャンスが生まれる。そして、28分、高い位置でボールを奪った大迫勇也がリターンパスを受けたあと、ゴール右奥の角度のないところから思いきって右足を振り抜く。本人はニアサイドを狙ったらしいが弧を描いた鋭いシュートが逆サイドのネットに突き刺さり、鹿島がリードを奪うのだった。
F東京は、攻撃陣の動きがかみ合わず、狙いとする連動性が生まれない。しかしながら、その状況でも力を発揮できるのが好調たる由縁だろう。前半終了間際、CKのこぼれ球を拾った徳永悠平が鋭いミドルを放つと、ゴール前にいた渡邉千真がわずかにコースを変えてゴールに流し込む。
「あの1点がなければ違う結果になっていたかもしれない」
ポポヴィッチ監督が賞賛したようにF東京に力を与えただけでなく、鹿島の若い選手に大きなダメージを与える同点弾となった。

後半、河野広貴に変えて東慶悟を投入したF東京はさらに攻勢を強める。前線に4人が並ぶような陣形で鹿島の若い最終ラインに圧力をかけると、これで状況が一変、ボールを支配するようになり、鹿島は当てのないロングボールを蹴るだけになってしまった。そのセカンドボールも支配され自陣に釘付けになる時間が増えてきた57分、東からのパスをペナルティエリア内で受けたルーカスは、フェイントで背後に付いていた西のマークを外し、逆転弾を決める。
さらに、77分には李忠成が、昌子がサイドに引っ張られ最終ラインが混乱しているところを見逃さない。太田宏介のクロスを呼び込むと、F東京移籍後初得点を頭で流し込み、サポーターが待つゴール裏へ駆け寄った。

がっくり肩を落とす選手が多いなか、1分後にダヴィがパワーを活かして1点を返し鹿島も意地を見せる。しかし、高い位置でボールを奪われ最後は東に、李同様に移籍後初得点を決められ、再び若さを露呈してしまうのだった。

鹿島とすれば大迫を負傷で失い、前線に起点がなくなってしまったことが戦い方を難しくした。しかし、監督が大敗することも恐れず、出場機会に飢えた若い選手たちをこのタイミングで敢えて起用したことで、監督が選手の力量を把握できただけでなく、選手自身も自分の力を再認識できたはずだ。
「自分でしっかり鏡を見て自己評価することができれば自分の現状がわかるようになる」
セレーゾ監督は、そういって若手の奮起に期待を示した。

「このメンバーで勝てれば、みんなにとってもすごく自信になったんですけど…」
そうした若手の一人である土居聖真は、そう言って唇を噛んだ。状況を変えるには、これまで以上に練習に励み、努力を重ねるだけだ。


以上
2013.03.24 Reported by 田中滋


敗戦の理由を経験の差と言い切る田中氏のレポートである。
前半は互角以上の戦いをしたこと、そして後半巻き返され勝利を手繰り寄せられなかったことは、若き選手たちに大きな経験を与えたことであろう。
下を向く必要はない。
次も若さをぶつけて挑むのだ。
その精神が実績となり自信に結びついていく。
今は経験値を貯めるところ。
レベルアップして巨大なる敵を倒すところまで強くなるのだ。
若き戦士の成長を楽しみにしておる。

神戸・田代、得点王首位へ

2013年03月24日 | Weblog
[ J2:第5節 神戸 vs 群馬 ]

先制を許した神戸は直後の10分、マジーニョのコーナーキックに田代有三(写真中央)が頭で合わせすぐさま同点に追いついた。田代はこれで今季3ゴール目。

【J2:第5節 神戸 vs 群馬】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
神戸 4 - 1 群馬 (16:04/ノエスタ/6,594人)
得点者:9' 青木孝太(群馬)、10' 田代有三(神戸)、32' ポポ(神戸)、67' マジーニョ(神戸)、85' 小川慶治朗(神戸)

●田代有三選手(神戸)
「(ゴールシーンについて)簡単なミスからの失点でチームの状態がふわっとなっていたので、早めに同点にできて、試合の流れはそれで変わったのかなと思います。(前節の結果を受け、選手で話はした?)そうですね。前回はみんな集中はしていたと思うんですけれど、バタバタと点をとられてしまいました。今日は逆転で勝てたのは今季初ですし、こういう試合を続けていけば、頭から集中して入ろうということをみんなも言うでしょうし、点を取られたけど焦ることなく攻めていれば、今日は点も取れたので、次はもちろん先制点を取らないといけないけれど、取られても焦ることなくやっていけばいいのかなと思います。(セットプレーでチャンスが多かったが試合前から分かっていた?)ウチの選手はみんな高いので、やっぱりマークも分散されるし、マジーニョはいいボールを蹴れるので、セットプレーはチャンスだと思います。1試合で誰かに1回はチャンスがくると思うので、それを決められることができれば、もう少し楽な試合の入り方もあるのかと思います」


【神戸】田代頭で合わせて同点弾/J2
<J2:神戸4-1群馬>◇第5節◇24日◇ノエスタ

 神戸FW田代有三(30)が、今季初の逆転勝ちを呼ぶゴールを決めた。

 1点を先制された直後の前半10分に右CKを頭で合わせた。わずか1分で試合を振り出しに戻して、チームに落ち着きを与えた。終わってみれば、4-1の大勝で勝ち点を12に伸ばして、首位をキープ。田代は「今年初めて逆転で勝ててよかった」と話した。
 [2013年3月24日19時39分]


今季3ゴール目を決め、チーム大勝に貢献した神戸の田代である。
この得点で得点王単独トップに踊り出し、改めて得点力の高さを見せつけられた。
チームもJ2首位であり、J1昇格に向けて順調に歩んでおる。
この調子で進めば来年は対戦もあり得るのではなかろうか。
田代との対決を楽しみにしておる。

岡山・後藤、100試合出場を自らの決勝ゴールで祝福

2013年03月24日 | Weblog
【岡山】後藤、次男に捧げる決勝点/J2

後半終了間際、ゴールを決める岡山DF後藤(左から2人目)(撮影・河野匠)

<J2:横浜FC0-1岡山>◇第5節◇24日◇ニッパ球

 リーグ通算100試合目の出場となった岡山のDF後藤圭太(26)が、新たな家族にささげる決勝ゴールを決めた。

 0-0の後半ロスタイム、MF田中の右クロスから右足でゴールネットを揺らした。

 前日23日に夫人が次男を出産。ゴールを決めた後藤は、チームメートとともにゆりかごダンスを踊った。「抱くのが楽しみです。自分が(得点を)取れてビックリしています」と笑顔だった。
 [2013年3月24日19時41分]


岡山・後藤が決勝ゴール!5試合目で初勝利
 J2第5節(24日、横浜FC0-1岡山、ニッパ)岡山の後藤が決勝ゴールを挙げた。0-0の後半ロスタイムに田中の右クロスに走り込み、植田がつないだところを右足でたたき込んだ。23日に次男が誕生したばかりで、同僚と揺りかごを揺らすダンスで喜びを分かち合った。

 節目のJ2出場100試合目。値千金の働きで、開幕から4戦連続引き分けだったチームに初勝利をもたらした。26歳のDFは「いろいろなことが重なって忘れられない日になった」と満面の笑みだった。(共同)

[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

開幕から4試合連続で引き分けている岡山。この日もスコアレスのまま引き分け濃厚かと思われた後半アディショナルタイム。右サイド田中奏一からのクロスに植田龍仁朗がダイビングヘッドで飛び込み、最後は後藤圭太が豪快に右足を振り抜きゴール。

[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

終了間際の劇的ゴールで勝利した岡山。アウェイで勝点3を手にし無敗をキープ。

写真は試合後アウェイにかけつけたサポーターの元へ向かいハイタッチをする後藤圭太。

【J2:第5節 横浜FC vs 岡山】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
横浜FC 0 - 1 岡山 (16:03/ニッパ球/4,271人)
得点者:90'+3 後藤圭太(岡山)

●後藤圭太選手(岡山)
「負けていないけど勝てていないので、みんなブレかけていたんですが、内容は良くなくても1勝できたことで、自分達を信じて練習から出来るかなと思います。ディフェンスもきつかったです。奪った後も、なかなか自分達がボールを持っている時間は短かったので、どうしても守備に回りましたし、それはいつも通り0で抑えながら前線の選手を信じていた。(子供の誕生と100試合と)記念のものが重なったので、忘れられない試合になりました」

岡山DF後藤、究極のメモリアル弾「まさか、自分で取れるとは…」
13/3/24 18:28

[3.24 J2第5節 横浜FC 0-1岡山 ニッパツ]

 これだけ『メモリアル』という枕詞が相応しいゴールは、そうそうないだろう。J2第5節の横浜FC戦の後半ロスタイムに、DF後藤圭太が決めた、劇的な決勝点のことだ。開幕から4試合連続で引き分けていたチームに、シーズン初勝利をもたらしたという意味で、チームにとっても貴重な一撃だ。

 さらに後藤個人にとっても、多くの意味を持つ。前節の水戸戦(1-1)でも勝ち点1をもたらす同点ゴールを挙げたDFにとって、キャリアで初の2試合連続ゴール。1シーズンで2得点を挙げたのも、9年目のキャリアで初めてのことだ。

 劇的ゴールを振り返り、後藤は「開幕4試合、引き分け続きですごく苦しくて。そのトンネルの出口が明るくて良かったです」と笑顔を見せ「結構、ボールを持たれて、90分を通じて苦しかったですが、ああいう形で最後ゴールを決められて、勝てて、良かったです」と言葉を続けた。

 だが、これだけではない。この試合は、後藤自身にとってJ2通算100試合目の出場となるメモリアルゲームだった。しかも前日には自身の子供が誕生したばかり。もはやサッカーの神様が、演出したとしか思えない得点に、後藤自身も、信じられない様子だった。

「まさか、ですよね。『点を取ったら揺りかごをしてほしい』とチームメイトには言っていました。そのゴールを自分で取れたのは…。思い出に残るゴールです」と、感無量の表情を浮かべた。

 嬉しさの詰まったゴールを挙げ、1シーズンの得点数もキャリアハイとなった。だが、これで終わりじゃないと、後藤は強調する。「勝ててホッとしましたが、この後が大切になってくる。これから岡山に帰って、愛媛でのアウェー戦に備えますが、愛媛戦も応援に来てください」と、最後は今季初の連勝を目指すチームに対する応援を呼びかけた。


アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた岡山の後藤である。
二試合連続の得点は、チームに今季初勝利を呼び込む貴重なゴールとなった。
なにより後藤にとってこの試合は100試合出場のメモリアルゲームであり、しかも前日に子供が生まれたとのこと。
自らのゴールで祝福を挙げられるとは幸せと言えよう。
我らも祝福を捧げたい。
おめでとう。

水戸・隆行、途中出場

2013年03月24日 | Weblog
[ J2:第5節 水戸 vs 愛媛 ]

開幕から全4試合に出場し2得点をあげている鈴木隆行(水戸)。この日も56分から出場したものの得点は奪えず試合もそのまま1点差で愛媛に敗れた。

途中出場も無得点に終えた水戸の隆行である。
シュートも0と抑えられ、チームは敗戦した。
この悔しさを糧として次戦にはゴールと勝利を掴むのだ。
注目しておる。

秋春制への移行に関して

2013年03月24日 | Weblog
進む秋春制へのシーズン移行。雪国クラブの負担を無視していいのか?
現行の春秋制から秋春制への議論が進んでいる。しかし、積雪の多いクラブにとっては負担が増えてしまうばかりだ。現状の問題点を整理するため、記者が札幌へ飛び、実情をレポートする。

2013年03月24日
text by 鈴木康浩 photo Yasuhiro Suzuki


「秋春制はJクラブを辞めてくれと言っているようなもの」

 3月10日にコンサドーレ札幌のホーム開幕戦を取材したが、当日は暴風雪という悪天候だった。普段、地方クラブの取材をするときはレンタカーで回るのだが、タクシーの運転手に「絶対にやめたほうがいい。私たちも慎重になるんだから」と言われてひるんだ。

 氷点下2℃。肌を突き刺すような極寒の中、背丈よりも高い雪の山を這い抜けるようにして地下鉄に乗りこんだ。札幌市内は地下鉄網が発達しているため、雪が降っても地下にもぐればほぼ問題はない。


3月10日、ホーム開幕戦の札幌ドーム【写真:鈴木康浩】

 札幌ドームへも、宮の沢の「白い恋人パーク」専用練習場へも地下鉄一本でいけるからアクセスはよい。ただし、市外在住者は降雪があるとひとたまりもない。雪かきをしなければ生活に支障が出る。まず雪かきをしてから出勤する。それが積雪地の常識だ。

 空路やJRが大幅に遅延したこの日、アウェーの栃木サポーターもやっとの思いで札幌ドームに駆けつけた。JRが運休・遅延していることに伴い、帰りの便に乗り遅れるのを避けるために泣く泣くハーフタイムで帰路につくサポーターも少なからずいた。

「ご覧のとおりですよ」

 秋春制をテーマに話を聞くと、コンサドーレ札幌のサポーターたちは言葉に力をこめた。いずれのサポーターからも辛辣な言葉が飛んだ。

「北海道には“しばれる”という方言があるんですが、北海道の冬は、寒くて、暗くて、凍りついてひどい。その冬をじっと耐えて、私たちは今日という開幕を心待ちにしている。日本サッカー協会の人たちは、そういう私たちの気持ちを理解できるのでしょうか」

「秋春制はJクラブを辞めてくれと言っているようなもの。協会の人たちにはひと冬でいいから北海道に住んでほしい。そうすれば実感としてわかるはずだから」

「たかがJリーグの1チームと思われているのかもしれないが、私たちにとってはオンリーワンなんです。関係者に会ったら怒鳴りつけてやりたい気分です」

はっきり見えないウィンターブレイク期間

 秋春制=冬にサッカーをやる。積雪地では絶対に無理。長年の議論に辟易しているのか、もはや、そんな条件反射的な抵抗を感じた。

 日本サッカー協会が提案している秋春制への移行は、逆に欧州が春秋制への移行を検討する動きが出てきたため、先日、Jリーグの戦略会議が今年5月の結論提示を先延ばししたばかり。このテーマは、これまでの長年の議論が白紙撤回される可能性があるほど大きな転換点を迎えている。

 ただし、白紙撤回されたわけではない。現状の有力案について積雪地のクラブの立場になって考えてみたい。


3月9日、札幌市内の情景【写真:鈴木康浩】

 秋春制移行の有力案は、そもそもチーム数や試合数の削減なくして成り立たない話なのだが、問題点の1つは、ウィンターブレイク期間がはっきりと見えないということ。現地のサポーターや関係者らの話を踏まえれば明白で、「冬季の試合開催は実質不可能」。

 札幌も、山形も、新潟も、初雪の観測は例年11月下旬から。一度で50センチから1メートルは積もるわけだ。それから2月下旬までたっぷりと雪が降り続くため、「12月から2月まで3カ月間のブレイクは必要」。

 ちなみに札幌ドームの天然芝は屋外で養生するため、ひとたび積雪があれば使用不可になる。今季のホーム開幕戦の直前にも、例年同様、クラブスタッフとサポーターが総出で除雪作業を行った。そうして試合当日は暴風雪という荒天に見舞われたわけだ。

シーズン移行には資金援助は不可欠だ

 ウィンターブレイクはオフではないのだから、その間チームはトレーニングをする必要がある。もし12月上旬からキャンプに出たならばその費用はどう捻出するのか。また、チームが長期間のキャンプに出ている間、クラブは選手たちを起用した集客プロモーションを打てない。ホームタウン活動も皆無になる。

 ならばと、チームがホームタウンに残ってトレーニングしようにも、降雪に関係なく、紅白戦形式のトレーニングができるほどの屋内練習施設は現状ない。それらのハードの整備費用はどれほどになるのか。いずれにしても、協会やJリーグの資金援助は不可欠だ。

 そもそも春秋制の今でさえ、積雪地のクラブのサポーターはハンデを負っている。毎年1月中旬に新加入選手のお披露目がなされたあと、チームはキャンプに出てしまい、開幕直前にホームに帰ってくる、という流れ。

 プレシーズンに練習を覗いたり、トレーニングマッチを眺めたり、プレシーズンマッチから今季の行方を占ったりしながら開幕戦を心待ちにする。そんな他の地域のサポーターが当たり前のように享受している楽しみを享受できていない。

 秋春制への移行はそれらを改善するどころか悪化させる可能性が高い。たとえ協会側に、FIFAやAFCとの兼ね合いがあって秋春制への移行は不可避との事情があるにせよ、積雪地のクラブやチームやサポーターにさらなる負担を課し、いびつで不公平なJリーグに成り下がることはあってはならない。このテーマについては引き続き追いかけていきたい。

【了】


春秋制から秋春制への移行に関するフットボールチャンネルの記事である。
積雪地方の問題を現場の声を交えて伝えておる。
ちょっと取材しただけで不可能という声だけが聞こえてくるこのシーズン移行に、耳を貸さぬ協会は何を考えておるのであろうか。
よほどの袖の下を渡されたとしか思えぬ。
それともハニートラップにでも引っかかっておるのであろうか。
それはさておき、問題は簡単に列挙されるが、メリットに関しては全く漏れ聞こえぬ。
単に、一度試しに変えてみれば良いというような、簡単な問題ではないので、ここはきちんと現場の声を吸い上げて欲しい。
結果ありき、移行ありきでの議論はまっぴらゴメンである。