鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

神戸・田代、得点王首位へ

2013年03月24日 | Weblog
[ J2:第5節 神戸 vs 群馬 ]

先制を許した神戸は直後の10分、マジーニョのコーナーキックに田代有三(写真中央)が頭で合わせすぐさま同点に追いついた。田代はこれで今季3ゴール目。

【J2:第5節 神戸 vs 群馬】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
神戸 4 - 1 群馬 (16:04/ノエスタ/6,594人)
得点者:9' 青木孝太(群馬)、10' 田代有三(神戸)、32' ポポ(神戸)、67' マジーニョ(神戸)、85' 小川慶治朗(神戸)

●田代有三選手(神戸)
「(ゴールシーンについて)簡単なミスからの失点でチームの状態がふわっとなっていたので、早めに同点にできて、試合の流れはそれで変わったのかなと思います。(前節の結果を受け、選手で話はした?)そうですね。前回はみんな集中はしていたと思うんですけれど、バタバタと点をとられてしまいました。今日は逆転で勝てたのは今季初ですし、こういう試合を続けていけば、頭から集中して入ろうということをみんなも言うでしょうし、点を取られたけど焦ることなく攻めていれば、今日は点も取れたので、次はもちろん先制点を取らないといけないけれど、取られても焦ることなくやっていけばいいのかなと思います。(セットプレーでチャンスが多かったが試合前から分かっていた?)ウチの選手はみんな高いので、やっぱりマークも分散されるし、マジーニョはいいボールを蹴れるので、セットプレーはチャンスだと思います。1試合で誰かに1回はチャンスがくると思うので、それを決められることができれば、もう少し楽な試合の入り方もあるのかと思います」


【神戸】田代頭で合わせて同点弾/J2
<J2:神戸4-1群馬>◇第5節◇24日◇ノエスタ

 神戸FW田代有三(30)が、今季初の逆転勝ちを呼ぶゴールを決めた。

 1点を先制された直後の前半10分に右CKを頭で合わせた。わずか1分で試合を振り出しに戻して、チームに落ち着きを与えた。終わってみれば、4-1の大勝で勝ち点を12に伸ばして、首位をキープ。田代は「今年初めて逆転で勝ててよかった」と話した。
 [2013年3月24日19時39分]


今季3ゴール目を決め、チーム大勝に貢献した神戸の田代である。
この得点で得点王単独トップに踊り出し、改めて得点力の高さを見せつけられた。
チームもJ2首位であり、J1昇格に向けて順調に歩んでおる。
この調子で進めば来年は対戦もあり得るのではなかろうか。
田代との対決を楽しみにしておる。

岡山・後藤、100試合出場を自らの決勝ゴールで祝福

2013年03月24日 | Weblog
【岡山】後藤、次男に捧げる決勝点/J2

後半終了間際、ゴールを決める岡山DF後藤(左から2人目)(撮影・河野匠)

<J2:横浜FC0-1岡山>◇第5節◇24日◇ニッパ球

 リーグ通算100試合目の出場となった岡山のDF後藤圭太(26)が、新たな家族にささげる決勝ゴールを決めた。

 0-0の後半ロスタイム、MF田中の右クロスから右足でゴールネットを揺らした。

 前日23日に夫人が次男を出産。ゴールを決めた後藤は、チームメートとともにゆりかごダンスを踊った。「抱くのが楽しみです。自分が(得点を)取れてビックリしています」と笑顔だった。
 [2013年3月24日19時41分]


岡山・後藤が決勝ゴール!5試合目で初勝利
 J2第5節(24日、横浜FC0-1岡山、ニッパ)岡山の後藤が決勝ゴールを挙げた。0-0の後半ロスタイムに田中の右クロスに走り込み、植田がつないだところを右足でたたき込んだ。23日に次男が誕生したばかりで、同僚と揺りかごを揺らすダンスで喜びを分かち合った。

 節目のJ2出場100試合目。値千金の働きで、開幕から4戦連続引き分けだったチームに初勝利をもたらした。26歳のDFは「いろいろなことが重なって忘れられない日になった」と満面の笑みだった。(共同)

[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

開幕から4試合連続で引き分けている岡山。この日もスコアレスのまま引き分け濃厚かと思われた後半アディショナルタイム。右サイド田中奏一からのクロスに植田龍仁朗がダイビングヘッドで飛び込み、最後は後藤圭太が豪快に右足を振り抜きゴール。

[ J2:第5節 横浜FC vs 岡山 ]

終了間際の劇的ゴールで勝利した岡山。アウェイで勝点3を手にし無敗をキープ。

写真は試合後アウェイにかけつけたサポーターの元へ向かいハイタッチをする後藤圭太。

【J2:第5節 横浜FC vs 岡山】試合終了後の各選手コメント(13.03.24)
3月24日(日) 2013 J2リーグ戦 第5節
横浜FC 0 - 1 岡山 (16:03/ニッパ球/4,271人)
得点者:90'+3 後藤圭太(岡山)

●後藤圭太選手(岡山)
「負けていないけど勝てていないので、みんなブレかけていたんですが、内容は良くなくても1勝できたことで、自分達を信じて練習から出来るかなと思います。ディフェンスもきつかったです。奪った後も、なかなか自分達がボールを持っている時間は短かったので、どうしても守備に回りましたし、それはいつも通り0で抑えながら前線の選手を信じていた。(子供の誕生と100試合と)記念のものが重なったので、忘れられない試合になりました」

岡山DF後藤、究極のメモリアル弾「まさか、自分で取れるとは…」
13/3/24 18:28

[3.24 J2第5節 横浜FC 0-1岡山 ニッパツ]

 これだけ『メモリアル』という枕詞が相応しいゴールは、そうそうないだろう。J2第5節の横浜FC戦の後半ロスタイムに、DF後藤圭太が決めた、劇的な決勝点のことだ。開幕から4試合連続で引き分けていたチームに、シーズン初勝利をもたらしたという意味で、チームにとっても貴重な一撃だ。

 さらに後藤個人にとっても、多くの意味を持つ。前節の水戸戦(1-1)でも勝ち点1をもたらす同点ゴールを挙げたDFにとって、キャリアで初の2試合連続ゴール。1シーズンで2得点を挙げたのも、9年目のキャリアで初めてのことだ。

 劇的ゴールを振り返り、後藤は「開幕4試合、引き分け続きですごく苦しくて。そのトンネルの出口が明るくて良かったです」と笑顔を見せ「結構、ボールを持たれて、90分を通じて苦しかったですが、ああいう形で最後ゴールを決められて、勝てて、良かったです」と言葉を続けた。

 だが、これだけではない。この試合は、後藤自身にとってJ2通算100試合目の出場となるメモリアルゲームだった。しかも前日には自身の子供が誕生したばかり。もはやサッカーの神様が、演出したとしか思えない得点に、後藤自身も、信じられない様子だった。

「まさか、ですよね。『点を取ったら揺りかごをしてほしい』とチームメイトには言っていました。そのゴールを自分で取れたのは…。思い出に残るゴールです」と、感無量の表情を浮かべた。

 嬉しさの詰まったゴールを挙げ、1シーズンの得点数もキャリアハイとなった。だが、これで終わりじゃないと、後藤は強調する。「勝ててホッとしましたが、この後が大切になってくる。これから岡山に帰って、愛媛でのアウェー戦に備えますが、愛媛戦も応援に来てください」と、最後は今季初の連勝を目指すチームに対する応援を呼びかけた。


アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた岡山の後藤である。
二試合連続の得点は、チームに今季初勝利を呼び込む貴重なゴールとなった。
なにより後藤にとってこの試合は100試合出場のメモリアルゲームであり、しかも前日に子供が生まれたとのこと。
自らのゴールで祝福を挙げられるとは幸せと言えよう。
我らも祝福を捧げたい。
おめでとう。

水戸・隆行、途中出場

2013年03月24日 | Weblog
[ J2:第5節 水戸 vs 愛媛 ]

開幕から全4試合に出場し2得点をあげている鈴木隆行(水戸)。この日も56分から出場したものの得点は奪えず試合もそのまま1点差で愛媛に敗れた。

途中出場も無得点に終えた水戸の隆行である。
シュートも0と抑えられ、チームは敗戦した。
この悔しさを糧として次戦にはゴールと勝利を掴むのだ。
注目しておる。

秋春制への移行に関して

2013年03月24日 | Weblog
進む秋春制へのシーズン移行。雪国クラブの負担を無視していいのか?
現行の春秋制から秋春制への議論が進んでいる。しかし、積雪の多いクラブにとっては負担が増えてしまうばかりだ。現状の問題点を整理するため、記者が札幌へ飛び、実情をレポートする。

2013年03月24日
text by 鈴木康浩 photo Yasuhiro Suzuki


「秋春制はJクラブを辞めてくれと言っているようなもの」

 3月10日にコンサドーレ札幌のホーム開幕戦を取材したが、当日は暴風雪という悪天候だった。普段、地方クラブの取材をするときはレンタカーで回るのだが、タクシーの運転手に「絶対にやめたほうがいい。私たちも慎重になるんだから」と言われてひるんだ。

 氷点下2℃。肌を突き刺すような極寒の中、背丈よりも高い雪の山を這い抜けるようにして地下鉄に乗りこんだ。札幌市内は地下鉄網が発達しているため、雪が降っても地下にもぐればほぼ問題はない。


3月10日、ホーム開幕戦の札幌ドーム【写真:鈴木康浩】

 札幌ドームへも、宮の沢の「白い恋人パーク」専用練習場へも地下鉄一本でいけるからアクセスはよい。ただし、市外在住者は降雪があるとひとたまりもない。雪かきをしなければ生活に支障が出る。まず雪かきをしてから出勤する。それが積雪地の常識だ。

 空路やJRが大幅に遅延したこの日、アウェーの栃木サポーターもやっとの思いで札幌ドームに駆けつけた。JRが運休・遅延していることに伴い、帰りの便に乗り遅れるのを避けるために泣く泣くハーフタイムで帰路につくサポーターも少なからずいた。

「ご覧のとおりですよ」

 秋春制をテーマに話を聞くと、コンサドーレ札幌のサポーターたちは言葉に力をこめた。いずれのサポーターからも辛辣な言葉が飛んだ。

「北海道には“しばれる”という方言があるんですが、北海道の冬は、寒くて、暗くて、凍りついてひどい。その冬をじっと耐えて、私たちは今日という開幕を心待ちにしている。日本サッカー協会の人たちは、そういう私たちの気持ちを理解できるのでしょうか」

「秋春制はJクラブを辞めてくれと言っているようなもの。協会の人たちにはひと冬でいいから北海道に住んでほしい。そうすれば実感としてわかるはずだから」

「たかがJリーグの1チームと思われているのかもしれないが、私たちにとってはオンリーワンなんです。関係者に会ったら怒鳴りつけてやりたい気分です」

はっきり見えないウィンターブレイク期間

 秋春制=冬にサッカーをやる。積雪地では絶対に無理。長年の議論に辟易しているのか、もはや、そんな条件反射的な抵抗を感じた。

 日本サッカー協会が提案している秋春制への移行は、逆に欧州が春秋制への移行を検討する動きが出てきたため、先日、Jリーグの戦略会議が今年5月の結論提示を先延ばししたばかり。このテーマは、これまでの長年の議論が白紙撤回される可能性があるほど大きな転換点を迎えている。

 ただし、白紙撤回されたわけではない。現状の有力案について積雪地のクラブの立場になって考えてみたい。


3月9日、札幌市内の情景【写真:鈴木康浩】

 秋春制移行の有力案は、そもそもチーム数や試合数の削減なくして成り立たない話なのだが、問題点の1つは、ウィンターブレイク期間がはっきりと見えないということ。現地のサポーターや関係者らの話を踏まえれば明白で、「冬季の試合開催は実質不可能」。

 札幌も、山形も、新潟も、初雪の観測は例年11月下旬から。一度で50センチから1メートルは積もるわけだ。それから2月下旬までたっぷりと雪が降り続くため、「12月から2月まで3カ月間のブレイクは必要」。

 ちなみに札幌ドームの天然芝は屋外で養生するため、ひとたび積雪があれば使用不可になる。今季のホーム開幕戦の直前にも、例年同様、クラブスタッフとサポーターが総出で除雪作業を行った。そうして試合当日は暴風雪という荒天に見舞われたわけだ。

シーズン移行には資金援助は不可欠だ

 ウィンターブレイクはオフではないのだから、その間チームはトレーニングをする必要がある。もし12月上旬からキャンプに出たならばその費用はどう捻出するのか。また、チームが長期間のキャンプに出ている間、クラブは選手たちを起用した集客プロモーションを打てない。ホームタウン活動も皆無になる。

 ならばと、チームがホームタウンに残ってトレーニングしようにも、降雪に関係なく、紅白戦形式のトレーニングができるほどの屋内練習施設は現状ない。それらのハードの整備費用はどれほどになるのか。いずれにしても、協会やJリーグの資金援助は不可欠だ。

 そもそも春秋制の今でさえ、積雪地のクラブのサポーターはハンデを負っている。毎年1月中旬に新加入選手のお披露目がなされたあと、チームはキャンプに出てしまい、開幕直前にホームに帰ってくる、という流れ。

 プレシーズンに練習を覗いたり、トレーニングマッチを眺めたり、プレシーズンマッチから今季の行方を占ったりしながら開幕戦を心待ちにする。そんな他の地域のサポーターが当たり前のように享受している楽しみを享受できていない。

 秋春制への移行はそれらを改善するどころか悪化させる可能性が高い。たとえ協会側に、FIFAやAFCとの兼ね合いがあって秋春制への移行は不可避との事情があるにせよ、積雪地のクラブやチームやサポーターにさらなる負担を課し、いびつで不公平なJリーグに成り下がることはあってはならない。このテーマについては引き続き追いかけていきたい。

【了】


春秋制から秋春制への移行に関するフットボールチャンネルの記事である。
積雪地方の問題を現場の声を交えて伝えておる。
ちょっと取材しただけで不可能という声だけが聞こえてくるこのシーズン移行に、耳を貸さぬ協会は何を考えておるのであろうか。
よほどの袖の下を渡されたとしか思えぬ。
それともハニートラップにでも引っかかっておるのであろうか。
それはさておき、問題は簡単に列挙されるが、メリットに関しては全く漏れ聞こえぬ。
単に、一度試しに変えてみれば良いというような、簡単な問題ではないので、ここはきちんと現場の声を吸い上げて欲しい。
結果ありき、移行ありきでの議論はまっぴらゴメンである。

大迫・負傷、前野の攻撃力

2013年03月24日 | Weblog
DF前野初先発も鹿島4失点/ナビスコ杯

東京に4失点で敗れ、肩を落とす鹿島イレブン(共同)

<ナビスコ杯:鹿島2-4東京>◇1次リーグ◇23日◇カシマ

 愛媛から加入したDF前野貴徳(24)が移籍後初先発出場した。本職の左サイドバックに入り、後方からのフィードに飛び出してシュートを放つなど攻撃面でアピール。

 だが4失点したことを反省し「まずは守備をしっかりしないといけないので。次にはしっかり修正したい」と悔しがった。
 [2013年3月23日19時56分]

鹿島 若手メンバーで完敗…大迫が右足裂傷で2週間離脱も
ナビスコ杯予選リーググループB 鹿島2-4FC東京 (3月23日 カシマ)


FC東京に4失点で敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同


 鹿島はこの日がプロデビューとなった高卒ルーキーDF植田ら若手中心のメンバーで臨んだが、経験の差が出て2―4で敗れた。

 前半28分に先制点を決めたFW大迫は右アキレス腱付近を蹴られて裂傷を負った。大事には至らなかったが、前半だけでピッチを退き、鈴木満強化部長は「(復帰まで)2週間はかかると思う。次(30日のリーグ大宮戦)は難しい」との見通しを話した。
[ 2013年3月24日 06:00 ]

ナビスコ杯 鹿島厳しい船出 FC東京に2-4
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第2節(23日・カシマスタジアムほか=6試合)3連覇を狙うB組の鹿島はFC東京に2-4で逆転負けを喫した。

鹿島は前半28分、大迫のゴールで先制したがロスタイムに失点。後半は3点を奪われるなど守備が乱れた。ナビスコ杯での4失点は2003年の決勝以来。


大敗よりも痛い大迫の負傷である。
リーグ戦大宮戦、ナビスコ杯鳥栖戦は欠場となろう。
中川、本山が負傷離脱中の現在に於いて、エースの負傷は一大事である。
この窮地をどう凌ぐか、注目となる。
そして、攻撃面にてアピールも守備に課題を見せた前野である。
上がりだけで評価すれば、新井場以上と言えよう。
前野本人が名を挙げた名良橋を彷彿させた者も多かろう。
守備は後から向上出来る。
この攻撃力を活かし、更なる上がりとクロス、そしてシュートに磨きを掛けるのだ。
楽しみな選手である。