鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

メッシーナ小笠原満男、攻撃的に行く

2007年05月09日 | Weblog

鹿島復帰濃厚も気持ちは揺れる小笠原
 セリエB降格が決定したメッシーナのMF小笠原満男(28)が揺れる心情を吐露した。今後も欧州でのプレー継続を希望も「どこでもいいというわけにはいかない。プレーしたいので」と出場機会を最優先に挙げた。ただ今季の公式戦出場はわずか8試合。小笠原自身「監督交代のたびにチャンスだと思ってきたが、自分は監督に知られていない選手という扱いをされた」と話すように、アピール不足は明らかで鹿島復帰が濃厚だ。(佐藤貴洋通信員)[2007年5月9日8時56分 紙面から]

メッシーナ・小笠原、来季セリエBでのプレーも視野
 鹿島復帰が濃厚になっているセリエA・メッシーナのMF小笠原が8日、セリエBでのプレーも視野に入れていることを明かした。「他の国に移籍するにしても条件による。何よりプレーしたい」と出場機会増が最優先との考えを吐露。「(セリエAへの)残留を目指すチームは難しい。僕は攻撃的な選手。昇格を狙うBのチームも考えられる」と、守備重視のチームではなく、B降格が決まったメ軍を含む下部リーグでも攻撃センスを生かせるチームを探す方針を示した。(ローマ=坂本万里雄)

小笠原が国内復帰の可能性も示唆
 【メッシーナ(イタリア)8日】セリエB降格が決定しているメッシーナのMF小笠原満男(28)が8日、今後の去就について、海外にはこだわらない意向を示した。6日の降格決定後、初めて取材に応じた小笠原は「何が何でも海外でという気持ちはない」と国内復帰の可能性も示唆。移籍先の条件に「自分を戦力として評価してくれること」を挙げた。
 メッシーナでは守備的な戦術のため出場機会に恵まれなかった。「自分は攻撃的ポジションだから、Bの上のチームなら攻撃時間もあるかなと思う」とセリエBのチームからのオファーも考える構えを示した。
(2007年5月9日06時03分  スポーツ報知)

昨日の続報である。
と申すよりも小笠原選手の報道は今年に入って移籍に関するものばかりである。
彼自身は自分に足りなかったものがわかっておるのであろうか。
些か疑問である。
会長はプロフェッショナルと庇うが、会長自らが望んだ獲得が失敗だったと公言したくないが故であろう。
現場として言葉の通じぬ者を使いようがないではないか。
そして自分が受け取っておるサラリーが二部に見合う額なのか、戦力して計算出来る選手として迎え入れられると考えておるのか。
鹿島とて一部の責任者は復帰に躍起であるが、1シーズンを通じて勝利を知らぬ男に運があるとも思えぬ。
質疑応答の全てが報道されているわけではないので、小笠原満男本人の気持ちは伝わって来ぬ。
どうあれ、次は中途半端な立場は避けよ。
これだけは肝に銘ずるのだぞ。


93年度CS再現

2007年05月09日 | Weblog
鹿島本田氏引退試合で93年CSを再現
 昨年限りで現役を退いた元鹿島MF本田泰人氏(37=現チームアドバイザー)の引退試合(7月29日予定、カシマサッカースタジアム)で、93年のチャンピオンシップ(CS)が再現されることが8日、分かった。当時名勝負とうたわれたV川崎(現東京V)OBとの対決で、93年CSに出場したメンバーを中心に構成。鹿島側は日本代表監督退任以降、初めて来日するジーコ(フェネルバフチェ監督)を始め、レオナルド氏、秋田(J2京都)、V川崎側はラモス(東京V監督)カズ(横浜FC)北沢氏、武田氏らが参加予定だ。
 鹿島関係者は「どれだけ再現できるか」と細部にまでこだわるつもりだ。有名な「つば吐き事件」でジーコを退場させた元主審の高田静夫氏ら、当時と同じ審判団に笛を吹いてもらうため動いている。現在の応援スタイルから消えた鳴り物のチアホーンを販売する計画も浮上。大型ビジョンにはCSのハイライトを流す予定で、引退試合を観戦しながらタイムスリップして感傷に浸ることもできる。
 鹿島の顔だった本田氏のラストマッチにふさわしい懐かしい舞台設定。宿敵との名勝負を再現し、最後の花道を飾ってもらう。
[2007年5月9日9時10分 紙面から]

本田引退試合は93年CS再現
 J1鹿島が昨季限りで現役を引退した本田泰人氏(37)の引退試合を7月29日にカシマスタジアムで行うことが8日、内定した。引退試合では、93年Jリーグチャンピオンシップ鹿島―東京V(当時V川崎)を再現。現在は、当時両チームに在籍していたメンバーに出場を打診している。
 関係者によると、前日本代表のジーコ監督(現フェネルバフチェ監督)、元ブラジル代表のジョルジーニョ氏、東京Vのラモス瑠偉監督、北沢豪氏(本紙評論家)らをリストアップ。93年のチャンピオンシップは2試合とも国立で開催され、鹿島は1分け1敗で初代王者を逃した。「悔しかった」と語る本田氏が当時の雪辱を果たし、花道を飾る。
(2007年5月9日06時00分  スポーツ報知)

正直に申すと、この試合の記憶は封印してあった。
相手が、選手がなどという問題ではない。
この年の始め天皇杯決勝戦では不可解に偏った判定で大葉が退場になり、そこから追いついたものの延長戦では酷い結果をもたらすこととなった。
ここだけではない、この年度93年特に2ndステージのあからさまなジャッジには目を覆いたくなったことだけを記憶に留めるだけである。
そしてCS、スポーツとは呼べぬ協会・リーグ・スポンサー・テレビ局の思惑通りに事は運んでのであろう。
我等の望みとは別に。

メッシーナ降格、小笠原満男の処遇や如何に

2007年05月08日 | Weblog

小笠原の鹿島復帰が確実…メッシーナ降格で退団決定的
 セリエA・メッシーナのMF小笠原は、6日のインターミラノ戦(ホーム)でベンチ外。試合は0-1で敗れ、セリエB降格が決まった。これで小笠原の退団は決定的となった。すでに代理人がスイス、オーストリアなど欧州の他国リーグへの移籍を探っているが、これも厳しい状況。レンタル元の鹿島復帰が確実で、近日中に鹿島の幹部が渡伊し、今後について会談を行う見込みだ。(ローマ=坂本万里雄)

降格メッシーナ会長 小笠原の残留を希望
 【メッシーナ(イタリア)7日】セリエB降格が6日に決定したメッシーナのピエトロ・フランツァ会長は7日、スポーツ報知の取材に対し、MF小笠原満男(28)の来季チーム残留を希望していることを明らかにした。

 同会長は「小笠原が出場機会に恵まれなかったことは非常に残念。しかし私は来季もプレーしてほしいと思っている。彼は常にプロフェッショナルな態度を続けていたからだ」と話した。

 同会長に対して小笠原は、「会長の言葉はありがたいと思うし感謝しているが、思っていなかったので即答はできない。少し考える時間をもらいたいし、ほかの可能性も考慮したい」と答えるにとどまったという。

 経営難のメッシーナは新たな経営者との契約話が6月15日までに決まらなければ、約300万ユーロ(約4億8900万円)の小経営規模となり、セリエA復帰は絶望的。小笠原は欧州で出場機会のあるチームへの移籍を希望し、代理人が水面下で動いている。(2007年5月8日06時02分  スポーツ報知)

セリエBへの降格が決定し外国人プレイヤーである小笠原満男の残留の芽はなくなったかに思えた。
がしかし、ピエトロ・フランツァ会長曰く、プロフェッショナルな選手である小笠原満男の残留を望むとの報知報道である。
これは一つスクープと言えよう。
誰もが鹿島復帰後の起用法について考えておるところへ、惑わす一石が投じられた。
あり得ない言葉を発しメディアの目を向けさせたい作戦であることは、火を見るより明らかであるが、これまでの経緯同様に楽しんで行く末を見つめたいところである。
そこ以前に、ここで即答を避けた小笠原満男の成長が嬉しい。
これならば、マルキーニョスを押っ圧すこともあるまい。
そう信じたい。
以前の小笠原満男であれば、マルキーニョスはおろかダニーロも押し退けかねない。
不安に思っていたところであった。
既定路線とはいえ、敢えてここで言おう。
「あの方も身を切られに参られた。
 私だけ無傷でいるわけにいきますまい。
 そなたの言うように鹿島へ入りましょう。
 こうなるために私は生き延びたのかも知れません。」


Fマリノス戦コメント・レビュー

2007年05月07日 | Weblog

鹿島が追いつき横浜とドロー/J1
<J1:鹿島1-1横浜>◇第10節◇6日◇カシマ
 横浜が先制した。前半21分、MF山瀬功が右サイドで3人に囲まれながら中央へパス。これをMF吉田が冷静に決めた。鹿島もMF野沢、ダニーロが積極的にミドルシュートを狙うが、ゴールはならず。横浜が1点をリードして折り返した。
 後半に入って鹿島が追いつく。7分、DF石神の左クロスを相手DFがクリア。そのボールをMF中後が拾い、右足でゴールネットを揺らした。その後は両チームとも守備ラインを高く保ち、中盤で激しいボールの奪い合いを展開。決勝点を取ることはできず、引き分けに終わった。
[2007年5月6日16時59分]

【J1:第10節】鹿島 vs 横浜FM:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
5月6日(日) 2007 J1リーグ戦 第10節
鹿島 1 - 1 横浜FM (15:04/カシマ/13,344人)
得点者:'21 吉田孝行(横浜FM)、'52 中後雅喜(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q.今日は、内容は鹿島の方がよかったが、流れの中からの点が奪えずに勝ちきれなかった。そのあたりの問題をどう捉えるか?
「多分、僕自身と質問された方は違う試合を見ているのではないかと思う。
鹿島はチャンスを多く作った。マリノスが過去3試合やっていた対戦相手と比べると、どれくらい我々が決定機を作っていたか。それが我々の上がっているところだと思う。今日のマリノスに対して決定的なチャンスを作れていないということはなかった。今日はセカンドボールを拾ったチームがチャンスを作り出している。間延びしたところをいかに競り合って決定的なものにつないでいったかだ」
Q.マルキーニョスがまだ2点、ダニーロはまだ0点にとどまっている。マルキーニョスは強引な突破からボールを失うことが多く、ダニーロは動きが遅くて流れを止めているが、彼らをどう捉えているか?
「マルキーニョスに関しては日本に来て長いし、生活面も慣れているし、30歳を過ぎていて人生経験もそれなりにあり、活躍するだろうという大きな期待を背負っている。そういった部分を少しずつ出していければいい。シーズン当初は少しうまく行き、相棒である柳沢とフィットし始め、お互いの特徴を理解し始めた時に、ヤナギが離脱してしまった。そして田代が入ったが、田代の武器や特徴に対して合わせてほしいと彼には求めている。その結果、ちょっと引いたところからのプレーが多くなり、突破がうまく行っていない。抜けていない部分も多い。それでも守備の貢献度は高い。ゴールだけが彼の仕事ではないと思う。前節も彼のアシストからゴールが生まれている。その効果は出ている。相棒が変わってお互いの特徴をどう調整していくか。できるだけトレーニングで詰めていきたい。
 ダニーロに関しては、世界クラブ選手権で世界一速いといわれるリバプールに勝った選手だ。まず本人が日本の生活やサッカー、チームメートに慣れる作業が必要だ。僕を含め、彼には大きな期待をしている。自分のプレースタイルもチームが変わったのだから合わせていかないといけない。彼が鹿島に慣れる作業が想像していた以上に時間がかかっている。チーム全員が我慢してバックアップしてあげなければいけない。運動量が持つ間はいいが、切れると効率的な動きも少なくなる。彼を含めてチームとして慣れていく必要がある。チームは今季、1からのスタートをしたばかり。連動するまでに時間がかかっていると思う」

以上

【J1:第10節】鹿島 vs 横浜FM:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●内田篤人選手(鹿島):
最近は先制されることが多い。それがなくなれば楽になる。先に点を取った方が楽だし。僕はDFなんで、先制点を取られないことが最優先、コツコツやっていくしかない。攻撃に関しては有三さん(田代)もいい形が何本かあったし。前半は相手にクロスをあげられすぎた。股抜きをされて足元をおされたりした。雨の影響もあったと思う。とにかくやることを代えずにコツコツやっていくしかない
●本山雅志選手(鹿島):
前半は重かった。後半は相手もバテて攻めに行った。その中でもチャンスがあったけど、もっと冷静にいければよかった。(得点に絡む仕事が少ない?)中盤と守備の間があいて、そこを消したかったんでそういう守備におわれてしまった。前に上がる動きもしていたつもりだけど、少なかった。しっかり練習からゴールに持っていけるようにしたい。最近は守備の仕事が多いし、今まではあまり得意じゃなかったけど、ボールを取られた瞬間にプレスに行くとかそういう面が改善されたと思う
●岩政大樹選手(鹿島):
もう少し攻撃がね…。1試合1点平均では勝っていけない。点を取るためにもう少し工夫が必要だと思う。ボールの奪い方を含めて僕ら守備陣もサポートしたりして、できることをもっとしたりしないと。今日は前を信じて1失点で終わろうと思ったけど。(左サイドで初先発した石神選手とは?)ポジションが遠いんで、ジェスチャーくらいしかしてないけど、試合前にはいろいろ話した。同じ大卒だし、今までの経験とかも話した。いい初スタメンだったんじゃないか。十分な働きをしたと思う。(ずっと足踏み状態では?)今はそういうチームだから。でも大崩れしていない。失点1はずっとキープできているから、これからはできるだけゼロに抑えていきたい。そこから改善しないといけない。開幕の頃に比べると連携面はよくなっている。チーム全体がもう少し同じ絵を描いて守備、攻撃しないと。全体の戦い方を確認していくべき。ホーム初勝利がまだ達成できていないし、来週こそ必ず勝ちたい。その試合を沢山の人に見に来てほしい
●中後雅喜選手(鹿島):
「前半立ち上がりの入り方は悪くなかった。失点してからよくなかった。それでも後半はうちのペースだったし、勝てる試合だった。悪かった時間帯は切り替えが遅かったし、横浜FMの方が切り替えが速かった。ミスの仕方もよくなかった。ハーフタイムにはしっかり勝ちに行こうと話して後半に入った。シュートシーンは雨が降っていたんで、相手に当たったけど、しっかりと枠に飛ばそうと思って蹴った。(ホームゲームで勝てないが?)ホームがどうということじゃなくて、試合全体に決めるべきところで決められていない。1つのミスでリズムが狂っている。今、僕らのいる順位のあたりは何チームもいて、1つでも勝てば上へいける。次はしっかり勝ちたい」

【J1:第10節 鹿島 vs 横浜FM レポート】鹿島いまだ今季ホームでリーグ戦勝利なし。内容では横浜FMを上回るも、悔しいドロー [ J's GOAL ]
5月6日(日) 2007 J1リーグ戦 第10節
鹿島 1 - 1 横浜FM (15:04/カシマ/13,344人)
得点者:'21 吉田孝行(横浜FM)、'52 中後雅喜(鹿島)

「前半立ち上がりの入りは悪くなかった。失点してからがよくなかったけど、後半になってまたウチのペースになった。勝てる試合を引き分けてしまった」と話した中後雅喜の言葉が、この日の試合展開の全てを物語っていた。

 連休最後を飾るJ1・第10節の鹿島アントラーズ対横浜F・マリノス戦。激しい雨の降りしきるカシマスタジアムだったが、1万3000人を超える熱狂的なサポーターが詰めかけ、熱戦の行方を見守った。

 3日のFC東京戦に続いて連勝して上位浮上を狙う鹿島は、序盤から積極的なサッカーを展開。前線からのプレスという横浜FMらしさを出させず、主導権を握った。ところが、前半21分、たった1つのミスから1点を先行されてしまう。右サイドに出た山瀬功治からのクロスが鹿島DFに当たり、こぼれたボールを粘って吉田孝行が押し込んだのだ。4月29日の浦和レッズ戦、3日のF東京戦に続くビハインドは選手たちを追い詰めた。その直後から彼らはペースダウンし、前半が終わるまでいい形が作れなくなった。

 それでも気持ちを切り替えた後半。鹿島は運動量の落ちた相手を尻目に圧倒的にボールを支配。一方的に攻め立てた。そして後半7分、中後が目の覚めるようなミドルシュートで同点弾をゲットする。勢いづいた鹿島は追加点を奪いに行った。が、ここでもう1点を挙げられないのが今季の鹿島である。指揮官はダニーロに代えて前節に決勝点を挙げた増田誓志、あるいはマルキーニョスに代えて佐々木竜太…と切れるカードを次々と切ったが、どうしてもゴールをこじ開けられない。
「(足踏みしてしまう理由?)今の僕らがそういうチームだから…。1試合1点平均では勝っていけない。点を取るためにもう少し工夫が必要だった」とフェイスガードを着用して奮闘する岩政大樹も悔しさをにじませた。

 実際、鹿島にしてみれば、この試合はどうしても勝っておきたかった。第9節終了時点では11位だったが、5位・横浜FMと勝点差はわずか3。勝てば一気に上位へランクアップできる可能性も大きかった。今季開幕からの出遅れを帳消しにするためにも、ここで畳み掛ける必要があったのである。

 横浜FM戦の重要性を十分理解する選手たちは最後まで懸命にゴールを狙った。負傷の新井場徹に代わってリーグ戦初スタメンに名を連ねた左サイドバック・石神直哉も中後の得点をお膳立てするなど、期待以上の働きを見せた。中後は存在感を増しているし、田代有三のコンディションも上がってきた。右サイドの若武者・内田篤人も何度も効果的な攻撃参加とチャンスメークを試みた。
 にもかかわらず、どうしても「決め手」を欠いてしまう。こうなると、柳沢敦の長期離脱はやはり大きいといわざるを得ない。

 外国人トリオの不振もチームを苦しめている。ファボンは4月20日に負った右内転筋肉離れを再発させ、さらに3週間の戦線離脱を余儀なくされてしまった。第4節・ヴィッセル神戸戦のFKによるスーパーゴールを思い返すにつけ、彼の不在も大きなダメージというしかない。
 マルキーニョスが第3節・ジェフ千葉戦から得点を奪っていないのも深刻な問題だ。「今季頭から柳沢敦とコンビを組んできたが、その柳沢が離脱。今は田代がパートナーになったが、お互いの特徴を完全に理解したわけではない。結果として彼は引いた位置からのプレーが多くなり、ドリブル突破がうまくいっていない」とオズワルドオリヴェイラ監督は現状を説明していたが、期待のエースストライカーがリーグ戦2得点ではチームに勢いがつかないのも仕方ない。
 そしてダニーロのパフォーマンスも依然として上がってこないのも心配される。「日本に慣れる作業が想像していた以上に時間を要している」と指揮官はかばったが、もう少し運動量が増えなければ厳しい。本山雅志もダニーロのカバーに忙殺され、前へ上がる回数が少なくなってしまうのだ。本人もフラストレーションを抱えているに違いない。

 課題は山積だが、オズワルドオリヴェイラ監督は戦い方を変えるつもりなどない。ならば、岩政が言うように、選手自身が攻撃に工夫を凝らし、得点力アップの方策を模索するしかない。幸いにして中後の得点感覚は試合を重ねるごとに研ぎ澄まされ、野沢や増田らもゴールをもたらしそうな空気を感じさせる。横浜 FM戦でも数多くのチャンスを作るなど、チームとしてもいい面はあるのだ。それらを前向きに捉えつつ、攻守両面の問題点をクリアしていくこと。鹿島が迷路を抜け出すには地道な努力を積み重ねていくしかない。とにかく早くホームでのリーグ戦初勝利を見せてもらいたいものだ。

 一方の横浜FMはこの引き分けで連勝が3でストップしてしまった。中2日の強行日程も災いしたのか、3日の川崎フロンターレ戦で見せたような運動量豊富なサッカーは影を潜め、チーム全体が重かった。「今日は自分たちのやりたい前線からのプレスがほとんどできなかった」と先制点を挙げた吉田も不完全燃焼感を口にした。それでも勝点1を確保できるあたりが好調な彼ららしいところ。早野宏史監督も「この内容でドローなら不満足ではない。次へつながるゲームだった」とコメントしていた。彼らが追求するプレッシングサッカーの精度をより高めていくことで、上位集団へ食い込むことも可能だろう。この苦戦を今後への教訓にしたいところだ。
以上
2007.05.06 Reported by 元川悦子

質問者は名指しで、岩政も苦言を呈している。
が、そこではないという本質を見抜いていない。
篤人の方がわかっているように思える。
運を持っておらぬのだ。
強運、最も重要な要素の持ち主は誰か。
それを探し当てることこそ肝要であろう。
使い走りとして行ったり来たりしている勘助ではござらぬ。
これだけは確か。
「若子をお産みなされ」
若子である勝頼は強運やも知れぬ。
庶子ながら継いだのであるから。
そして嫡子を生んだはずの三条夫人を軒下にて面会する虜囚は、後の事実への伏線なのであろうか。
否、そんなことはあろうはずもなく、ただ検証不足なだけである。


Jリーグ弟10節 横浜Fマリノス戦

2007年05月06日 | Weblog
由々しき仕儀である。
開幕して早二ヶ月間、未だホーム勝ち星無し。
どこに問題があるのかはうっすらと見えている。
誰もがわかっておるはず。
逃げ去った選手の買い戻しではない。
メンタルだけでもない。
誰がどのように手を打つのであろうか。
また無策を続けるのか。
耐えるシーズンが続く。

石神初先発か

2007年05月05日 | Weblog
新井場 全治2週間…戦線離脱
 3日のFC東京戦で右ひざ内側側副じん帯を痛めた鹿島のDF新井場が、戦線離脱することになった。5日にチームドクターの診察を受ける予定だが、クラブ関係者によると完治までには少なくとも約2週間かかる見込みで、6日の横浜戦出場は絶望となった。代役は大卒ルーキーのDF石神が務めることが濃厚。 [ 2007年05月05日付 紙面記事 ]

弟2節ガンバ大阪戦で初出場を果たし、ナビスコ杯予選リーグホームの新潟戦では勝利に貢献している石神直哉が初先発との情報である。
アウトゥオリ前監督が獲得を強く希望したと聞いている。
大学生時代には現FC西東京の徳永を抑え表舞台に飛び出してきた。
父は神栖市役所勤務、堅実な人生を歩むべき人材であろう。
昨季の左サイドはボールを追い越す動きが要所要所に見られ、新井場の快足が効いていた。
今季はボールを持って試合に絡む戦術である。
実際に途中出場したガンバ大阪戦では左サイド奥深く持ち上がっている。
その身体能力が試合開始より活かされる日がやってこようとしている。
フィジカルは即戦力の太鼓判だが、トータルで通用する結果が欲しいところである。
武田の黄金であるという認め印として。

FC西東京戦報道とコメント

2007年05月04日 | Weblog

鹿島逆転で今季5勝目/J1
<J1:鹿島2-1東京>◇第9節◇3日◇味スタ
 鹿島が逆転で今季5勝目をあげた。後半12分に先制されながらも、その2分後にMF中後が同点のミドルシュート。同37分にはMF増田が決勝のヘディングゴールを決めた。
 前節では浦和に0-1と惜敗。優勝候補相手に互角にプレーできたことで「戦術や技術ではなく、精神的にプラスになった。選手たちは自信も深めた」と、オリベイラ監督は言った。途中起用した増田が決勝点をあげるなど采配もズバリ。「増田は攻撃に絡む形を数多く持っている。あとは経験。これを積めば将来の鹿島を背負う存在になる」と、満足そうに話していた。
[2007年5月3日20時16分]

増田、ひと皮むけた!鹿島のピンチ救う今季リーグ戦初得点
 J1第9節(3日、FC東京1-2鹿島、味の素スタジアム)鹿島のU-22日本代表MF増田がFC東京戦で1-1の後半37分、FWマルキーニョスからのクロスに頭を合わせて決勝ゴール。「当たりそこねですけどね。本当、勝ててよかった。ここは落とせない試合だったから」と値千金の今季初得点に笑顔を魅せた。
 この日も後半21分からの出場だったが「ポジション争いは厳しいけど、しっかりやっていきたい」。試合に出られないと落ち込んでいたかつての“ひ弱さ”を感じさせなかった。

執念!執念!逆転鹿島連敗止めた

<FC東京・鹿島>後半37分、決勝ゴールを決めた鹿島・増田(右)は本山とハイタッチ
 【鹿島2―1FC東京】鹿島が今季初の逆転勝ちで連敗を阻止した。先制された2分後の後半14分、MF中後が左足で決めて同点。同37分には途中出場のMF増田がFWマルキーニョスからのクロスを頭で叩き込んだ。中後は「絶対に落とせない試合だった」と話し、今季初得点の増田も「連敗だけは阻止したかった」とホッとした表情だった。

カレンに刺激 鹿島・MF増田、今季リーグ初ゴール…J1第9節

後半37分、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・増田(下)(上は中後)
 ◆F東京1-2鹿島(3日・味の素スタジアム) 魂の決勝弾だった。後半37分。右サイドで2人をかわしたFWマルキーニョスからクロス。ゴール中央でドンピシャで頭で合わせた。ゴールを決めて鹿島MF増田誓志(21)は大きくガッツポーズ。敵地に駆けつけたサポーターに向かって何度も何度もほえた。
 出番は1―1で迎えた後半21分。最近はボランチが多かったが、トップ下で起用された。「勝ってよかった。ここは落とせなかったんで」強い気持ちが今季のリーグ戦初弾につながった。
 前節はU―22代表でポジションを争う磐田FWカレンが2ゴール。「(カレンが点を取れなくて)我慢してた状況も僕は知ってた。だから(カレンが)Jで活躍してうれしい気持ちもありますし、負けてられないなって感じもあります」とキッパリ。北京への思いをピッチに刻んだ。
 ◆増田 誓志(ますだ・ちかし)1985年6月19日、宮崎県宮崎市生まれ。21歳。2004年に鵬翔高から鹿島入り。同年5月2日の神戸戦(カシマ)でチーム史上初のデビュー戦ゴールをマークした。J1リーグ通算58試合5得点。179センチ、75キロ。血液型B。

(2007年5月4日06時02分  スポーツ報知)

【J1:第9節】F東京 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
5月3日(木) 2007 J1リーグ戦 第9節
F東京 1 - 2 鹿島 (16:05/味スタ/30,436人)
得点者:'57 ワンチョペ(F東京)、'59 中後雅喜(鹿島)、'82 増田誓志(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:浦和戦では「次につながる負け」と言っていたが、今日つながるものはあったか?
「戦術的、技術的な部分では、今日に関してはプラスになっていないかなと思うが、精神的な部分というのは、あれだけレッズに対してやれたということは自信につながったと思うし、それが今日先制されながらも逆転できるというのは、精神的に選手の中に余裕、あるいは自信があったからではないか」
Q:野沢選手のポジショニングが今日も、前節の浦和戦でも低すぎたように思うが、監督のイメージどおりか?
「彼をもう少し前で使いたいのが自分の正直な気持ちだが、うちはビルドアップの部分が足りないところであって、下がってもらってやってもらっているのが現状であって、クレバーさ、視野の広さを活かして、あるいはリズムをつくるところを託している。違う選手がいればそこに入れて彼をもっと前で使いたいが、今そういう選手がいない。
 低めの位置にいるからといって彼の力が出せないということではなくて、今は手術をした分、あるいは試合後の期間のブランクを取り戻すには時間がかかっている訳であって、以前は90分彼の力が発揮されていたのが、今は試合から消えている時間帯があったりするが、もう少し試合を重ねていけば違う形が生まれてくるのではないかと思う」

Q:FW田代の狙いと、FW佐々木への交代の意図は?
「田代は先発であってもおかしくない人材だと思うが、ただ野沢選手と同様ケガで出遅れた部分がシーズンの途中からあり、そこからのリハビリということを考えた。ただ彼は手術をしていない訳ですから、そういった部分の不安というのがあり、前節は30分ぐらい出して、徐々に調整をしていこうというところで、今日も90分はもたないだろうということで、プレーを見ているとミスをしはじめたので、『これは疲れをあらわしている』と思い、計算された交代であるし、佐々木を入れるのもイメージどおりだった。彼も試合をこなすことで本調子が戻ってくるだろう」
Q:増田を入れた意図と、その評価は?
「相手が中盤の選手を代えてきて、中盤の運動量が落ちていたため、彼を入れて安定させることを考えたし、また彼も今後このチームを背負うべき人材だと思うし、足りないのは経験と落ち着きであって、それを増やすことによって今後面白いのではないかと思う。運動量が多く、攻撃に絡んでいける部分が多いので、そこで後はもう少し落ち着いてやれれば違う展開をつくれる選手。そこをもうちょっと要求していきたいが、少しずつ経験をつめば身につくと思う。今日は最後に得点を決めたので、僕自身は満足できるパフォーマンスを見せてくれたのではないかと思う。」
※鹿島アントラーズ側の要望により、質疑応答から行われました。
以上

【J1:第9節】F東京 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「今日はしっかり守備をして攻撃を仕掛けることを意識した。積極的にボールに絡むことを意識した。連戦の疲れで苦しい戦い。もっとゴールに絡みたかった。ただ、シュート0本では駄目ですね。次の試合では、ゴールを狙っていきたい。短い時間だが、しっかり準備したい」
●中後雅喜選手(鹿島):
「先制されてから、すぐに同点にできたことが大きい。左足でのゴールは記憶にありません。ゴールシーンでは、シュートはいつも右足なんですが、あの場面では持ちかえるよゆうもなかった。しっかりコースが見えたのでそんなに難しいという感じではなかった」
●増田 誓志選手(鹿島):
『トップ下に入ってボールを落ち着かせるように』と指示を受けてピッチに入った。前目のポジションで出してくれたことに感謝したい。僕にはここというポジションはない。ただ、守備だけの選手と思われるとつまらない。連敗だけは避けたかった。途中交代は、切り替えが大事。新加入の頃に、本田さんから出場できなくても全力でやる大切さを学んだ」

増田誓志が中心である。
確かに逆転ゴールは素晴らしかった。
が、ゴール裏の「マルキーニョス コール」に現れるように、誰もがゴールラインを割ると信じて疑わなかったところを突破したマルキーニョスのプレイが全てであったように感じたはず。
しかしながら、どんなときにもゴールを狙う姿勢が増田誓志(と佐々木竜太)にあったことも紛れもない事実である。
「得点を獲る」というメンタリティは練習で培われるものではない。
サッカーという競技をどう捕らえてプレイするかによって芽生えるものなのである。
その魂を常に引き出せるように途中出場の二人が準備していたことが嬉しい。
詰まるところ、腐らずに全力でやるというメンタリティ。
人間の器と言い換えることも出来よう。

ところで、監督よ、
>Q:増田を入れた意図と、その評価は?
>「相手が中盤の選手を代えてきて、中盤の運動量が落ちていたため
相手の交代以前に誓志は交代で入っているのだが…


FC東京戦プレビュー

2007年05月02日 | Weblog

【J1:第9節 F東京 vs 鹿島 プレビュー】タフな連戦が開戦。どちらが、勢いつける勝利の凱歌を響かせるのか!? [ J's GOAL ]
5月3日(木)J1 第9節 F東京 vs 鹿島(16:00KICK OFF/味スタ)
 JリーグのGW(ゴールデンウィーク)が始まる。フットボール好きにはこの上ない10日間だ。このゲームを皮切りに、途中9日にナビスコ杯を挟んで中2日の4連戦を戦う。リーグ序盤に躓きを見せた両チームにとって、この連戦で浮上のきっかけを掴みたいはず。お互い大事な初戦は、まず勝ち点3を奪ってチームに勢いをつけたいところだ。

 FC東京は、4月11日のナビスコカップ・ジュビロ磐田戦から中盤と最終ラインをよりコンパクトにし、4試合1失点と課題であった守備を安定させた。不安定だったチームのベースが、ようやくここにきて固まりつつある。だが、チーム全体に浸透した守備意識の高さが、思わぬ弊害を生んでしまった。両サイドのMFが守備に追われ、攻撃に力を発揮できないでいる。また、後ろに厚みを持たせたことで、前線に張る2トップとの距離が大きく開いてしまった。これでは、ワンチョぺと、ルーカスをターゲットにしても、サポートする選手が間に合わず、次々と選手が飛び出してくる得意の速攻の形が作れない。結局は、2トップの個人技に頼りきるサッカーになってしまっている。

 今節対戦する鹿島は、前節浦和戦で敗れはしたものの、かつての姿を取り戻しつつある。「鹿島の前線は、飛び出しが上手い。中盤も技術の高い選手が揃っているので引きすぎて相手の中盤に持たせる時間が長いと危険」(金沢)を招いてしまう。それを防ぐには、主導権を奪うことが重要だ。

 遅攻の形を持っていてこそ、チームコンセプトでもある素早い速攻が活きてくる。対戦相手をかく乱させるには、今の一本調子なテンポを変えることが求められる。リーグ8節神戸戦後は、サイドチェンジなどボールを動かすことを意識した練習メニューをこなしてきた。2本3本とボールを動かしながら、じっくり攻める形をこの試合で見せたい。また、F東京には、それを任せられるうってつけのタレントがいる。それが福西崇史だ。

「守りが最優先ですけど、攻撃を仕掛けるときに枚数を増やさないことには形を作ることが出来ない。ボールから近い選手がサポートに行くようにしたい。攻撃の形は僕一人では出来ないこと。少しずつでも相手をおびき出すとか、誰かが動いたところを別の選手が使うということをもっとしていかないといけない。一人ひとりの意識の違いで変わってくるはず。僕も気づいたことは周りに伝えていきたい。神戸戦では、サイドを変える意識がまだ少なかった。サイドチェンジの意識付けという点では、先週から取り組んできたので皆変わってきている。選手個々のいい状況判断が求められていると思う」(福西)
磐田時代は、パスサッカーの心臓部としてチームを自在に操ってきた。この選手を使わない手はない。福西を経由して相手の穴を探しつつ、じっくり攻めるサッカーと、代名詞の速攻が併用出来れば、理想の攻撃が見えてくるはずだ。

一方の鹿島は、通算成績(8勝3敗3分)でも大きく勝ち越すF東京からは、勝ち点3を拾いたい。前線のバリエーションを広げ、この一戦に臨む。復調のきっかけを作った柳沢を失ったのは痛かったが、高さのある田代が戦列復帰し、軽快なドリブル突破が武器の興梠も元気だ。オリヴェイラ監督がマルキーニョスの相棒に、どちらを据えるかがこの試合の鍵を握っている。

どちらが、リーグ前半戦を左右するタフな戦いの初戦で凱歌を響かせるのか。キックオフの笛は3日16時、味の素スタジアムで鳴らされる。
以上

FC東京戦と言えばやはり2005年。
GK  曽ケ端 準
DF  アリ
DF  岩政 大樹
DF  大岩 剛
DF  石川 竜也
MF  青木 剛
MF  小笠原 満男
MF  増田 誓志
MF  本山 雅志
FW  興梠 慎三
FW  鈴木 隆行

GK  杉山 哲
DF  内田 潤
MF  本田 泰人
MF  阿部 敏之
FW  田代 有三

アレックス・ミネイロと野沢の2TOPが欠場で危ぶまれたが、興梠のバー直撃アシストで本山が決め快勝した試合であろう。
この衝撃のデビューから早二年。
そろそろリーグ戦初ゴールが欲しいものである。


準備せよ

2007年05月02日 | Weblog

川淵C「万が一の場合」準備する…10年南アW杯代替候補
 日本サッカー協会・川淵キャプテンは1日、FIFAのブラッター会長が30日に2010年W杯が不測の事態で南アフリカでの開催が不可能になった場合の代替開催地の候補として日本を挙げたことについて、こう話した。「日本の開催能力、施設などを評価してくれたことは光栄。万が一の場合は」と準備を進める考えを明言。ただ、「可能性は千か万にひとつ。南アで開催できることを願っている」とした。(文京区)

川淵氏 10年W杯開催に悲観的
 FIFAのゼップ・ブラッター会長(71)が、2010年W杯が南アフリカで開催不可能になった場合の代替開催地候補に日本を挙げたことについて、日本協会の川淵キャプテンは「(02年大会の)開催能力を評価され、トヨタ杯を成功させたことを理解した中での発言だと思う」と話した。だが「可能性は千に一、万に一つもないでしょう」と苦笑い。ブラッター会長は18年W杯の開催地についても「(大陸持ち回りの)ローテーションではアジア」とアジア開催を希望している。[ 2007年05月02日付 紙面記事 ]

川淵会長、W杯代替開催発言に「評価うれしい」
 日本サッカー協会の川淵三郎会長は1日、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の代替開催候補地の1つに日本を挙げたことについて、「日本の施設や開催能力を評価してくれたのだろう。うれしいこと」と話した。
 川淵会長は「南アフリカで立派に開催してもらえることを願っている。(日本開催は)万に一つもないだろう」と笑った。
(2007年5月1日19時50分  スポーツ報知)

川淵三郎キャプテン「可能性は万に一つ」
 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が、10年W杯が不測の事態で南アフリカで開催できなくなった場合、代替開催地の候補のひとつとして日本を挙げたことについて、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(70)は1日、「可能性は万に一つ」と話した。「02年大会、クラブW杯など日本の大会開催能力が評価されたのだろう。万が一の場合、力になりたい」とわずかな可能性に意欲も見せた。
 また、ブラッター会長は18年W杯のアジア開催を望んでいることを、英BBCで放送される番組で明らかにした。FIFAはW杯開催で大陸の持ち回りを原則とし、14年は南米のブラジルが候補となっているが「北米と南米でひとつの大陸とすると、14年の次はアジアにいく」と話した。
(2007年5月2日06時01分  スポーツ報知)

昨日の報道に対するコメント。
変に期待させぬよう配慮したのであろう。
日本代表監督発表時とは大きな違いである。
彼も成長したと見て良かろう。
しかしながら万に一つも起こりうるのがサッカーの常である。
準備を怠るでないぞ。
高速を延ばしておいても良いのではないか?
TXを鹿島神宮駅へ通すべきではないか?
絶対にすべきである。
おばちゃんは石拾いを開始するのだ。
2001年の土日と同様に。


器用に起用せよ

2007年05月02日 | Weblog

鹿島、3日東京戦の先発は白紙
 鹿島オリベイラ監督が3日の東京戦先発を現段階で白紙とした。1日の練習後「次戦の2トップへの期待? 明日、考えます」と慎重な姿勢を示した。これまで先発を公言しなかったことは少なかった。FW柳沢が左足第5中足骨骨折で離脱し、4月29日の浦和戦では代役のFW興梠が決定機を生かせず、故障から復帰戦となったFW田代も本調子からは遠い状態だった。「田代の復帰は歓迎される部分。ただケガもあり、本来の力を早く取り戻してくれれば」と、完全復調を願っていた。 [2007年5月1日19時7分]

個人的には興梠にレッヅ戦の名誉挽回のチャンスを与えたいところではある。
彼にとって味スタのFC東京戦は、二年前の初先発でバー直撃アシストの衝撃デビューの地でもある。
ただ、この試合大活躍の後に悪質なファールで負傷し、U-20を辞退する羽目になったマイナス要素もある。
ここでFWの怪我は心底避けたい。
従って田代の出場時間も制限したところである。
ダニーロをFWに上げて誓志を使う手も、佐々木にチャンスを与えるのも決め手に欠けていることは否めない。
難しい選択が続く今シーズンである。
が、誰かが機会を得、結果を出すであろう。
そして名波に言わせしめようぞ
「誰が出ても鹿島は鹿島」
と。


宇宙一も見る影無く

2007年05月01日 | Weblog

クルゼイロ・アウトゥオリ監督が辞任へ…選手の凡ミスに激怒
 【リオデジャネイロ4月29日】昨季までJ1鹿島を率いたブラジルリーグ・クルゼイロのパウロ・アウトゥオリ監督(50)が29日、ミナス・ジェイラス州選手権決勝第1戦・Aミネイロ戦の0-4惨敗に激怒。来週行われる第2戦後に辞任することを明らかにした。
 この試合で2人が退場になったクルゼイロは、後半ロスタイムにPKで3点目を失った。GKファビオがネットに絡まった球を取っている間に味方が別のボールでキックオフしたが、相手に球を奪われて失点。ピッチに背を向けていたファビオが2個目のボールでゴールを許す珍事件に、同監督は「私はプロだ。こんな試合をやっているチームには我慢がならない」とまくし立てた。
 05年に母国クラブのサンパウロを率いて世界クラブ選手権(現クラブW杯)を制した名将も、06年は鹿島でリーグ6位、天皇杯4強、ナビスコ杯準優勝止まり。続投に前向きだったが、選手補強に関するクラブとの確執から退団。97年に南米クラブ選手権を制した古巣クルゼイロに復帰していた。

なんだこの短気ぶりは。
これは安心して任せられる器ではない。
能力の片鱗は見せてもらったが、やはりバランスの悪い将である。
せいぜい福島正則か加藤清正クラスであろう。
豊臣家滅亡の遠縁の如く、大きな傷を負う前にご遠慮願えて幸いであった。


再び日の昇る国へ

2007年05月01日 | Weblog

10年W杯 日本も代替地候補に
 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は、2010年W杯が不測の事態で南アフリカでの開催が不可能になった場合、代替開催地の候補の1つは日本であると語った。英BBC放送(電子版)が30日、伝えた。ブラッター会長は「南アで自然災害などが起こった場合」と前置きした上で「何とか南ア開催の方法を探るが、無理な場合は別の国でやらなければならない」と日本のほか、イングランド、米国、メキシコ、スペインを候補地に挙げた。FIFA関係者の一部には、南アでのW杯は治安面などから開催能力を疑問視する声もある。 [ 2007年05月01日付 紙面記事 ]

 FIFA会長、日本も代替開催地の候補
 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は、2010年ワールドカップ(W杯)が不測の事態で南アフリカでの開催が不可能になった場合、代替開催地の候補の一つは日本であると語った。英BBC放送(電子版)が30日、伝えた。  ブラッター会長は「南アで自然災害などが起こった場合」と前置きした上で「何とか南ア開催の方法を探るが、無理な場合は別の国でやらなければならない」と、日本のほかイングランド、米国、メキシコ、スペインを候補地に挙げた。  FIFA関係者の一部には、南アでのW杯は治安面などから開催能力を疑問視する声もある。(共同) (2007年4月30日19時45分 スポーツ報知)

あの屈辱は忘れない。
無理矢理、後から割り込んできたかの国も、美味しい実弾を両取りで共同開催に陥れた貴奴等も。
しかしながら憎しみからは何も生まれぬ。
再びチャンスの芽が出てきた。
イングランド、スペインは欧州が続く、メキシコは代打で成功しているが既に2度開催している、米国はそもそもサッカーが不毛、と条件的には悪くない。
掴み取りたいところである。
石田三成と呼応し会津征伐の軍を起こした「愛」の直江兼続は、伊達の留守政景の追撃を退け兵を温存せしめた。
後に帰順し善政を行った。
判断、経過、結果は過去としても後により良い結果を残すことは可能なのである。
そして、兜の「愛」は「LOVE」ではない。
脚本の小松何某にはそこのところを理解して欲しいものである。