興梠闘志でアピール/練習試合
セットプレーからヘディングでゴールを狙う興梠(撮影・たえ見朱実)
<練習試合:U-22日本代表3-1流通経大>◇29日◇静岡県内 MF興梠は2トップの1人として出場し、前半40分にFW岡崎がポストプレーで返したボールを、右足で豪快にたたき込んだ。それ以外にもMF長友の右クロスに飛び込み、勢い余ってフェンスに激突するなど、闘志あふれるプレーでアピールした。興梠は「(4バックにした)後半は特に中に厚みができたのでやりやすかった。やれることはやった? そうですね」と手応えを感じた様子。 [2007年5月30日9時30分 紙面から]
MF登録で選出されたされた興梠慎三であるが、鹿島と同様にFWとして練習試合に出場した模様。
興梠も増田誓志の如く、鹿島では影が薄いがU-22では重要な結果を残しそうである。
鹿島に於いても影が薄いとは言い過ぎであり、後一歩で得点に結びついていないという状況である。
だが、この一歩が薄いようでとても厚い壁であろう。
小さなチャンスを手繰り寄せる何かが足りていないのだ。
今にして思えば、衝撃のデビュー戦であったバー直撃アシスト2発も本来ならば素直に2得点しておくところである。
が、完璧な人間などキリコとイプシロン以外におらぬ。
ここで腐らず何かを手繰り寄せるのだ。
カンユー大尉が持つ強靱な精神力で。