鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

内田篤人鼻骨骨折

2007年05月21日 | Weblog

内田篤人選手の検査結果について
内田篤人選手は5月21日(月)に鹿島市内の病院にて精密検査を行い、下記の通り診断されました。
1.負傷名 鼻骨骨折(びこつこっせつ)
2.全治 約6週間
3.負傷状況 5月19日(土)J1リーグ第12節vsアルビレックス新潟
後半11分に相手選手と接触
4.今後 経過を観察してプレー可能かどうか判断する

右サイドを駆け抜けていた内田篤人が新潟FW矢野の汚いプレイで骨折。
日本代表とは名ばかりの日本人として恥ずかしいプレイである。
野沢・柳沢・岩政と相手の悪質なプレイでの負傷が相次いでいる。
これも審判のジャッジが不安定でゲームをコントロール出来ていないが故に他ならない。
由々しき仕儀である。
この篤人の負傷も坂本の悪質なファールにカードを出しておれば抑制出来たはず。
更に本山への悪質なファールをとっておれば、青木がFKを蹴ろうとするところに寄っていった矢野に注意をしておれば防げたはず。
主審自身がルールブックではない、ゲームを提供する側の人間として当たり前の行為をして欲しいだけである。
選手生命を脅かすプレイを厳格に処罰せずして何をしようというのであろうか。
城を調略せしむるは策士として最高の殊勲。
側女のご機嫌取りはお門違いで御座ろう。
そもそも井上の原作では勘助が勝手に惚れ込んで動いておったはずが、何故、晴信の使い走りに成り下がっておるのじゃ。
主人公の魅力半減である。
中間管理職を任す必然は全く持って解せない。
無理矢理生かされる平蔵もまた然りである。


新潟戦報道・コメント・レビュー

2007年05月20日 | Weblog

鹿島先制も新潟追いつきドロー/J1
<J1:新潟1-1鹿島>◇第12節◇19日◇東北電ス
 鹿島が先制した。前半4分、この試合2本目の右CK。MF野沢のボールにDF岩政が頭で合わせて、ゴール左隅に決めた。一方の新潟は同15分に追い付く。今季、鹿島からの期限付き移籍で新潟に加わったFW深井が相手のパスを左サイドでカット。そのままドリブルで持ち込み、左足でゴール右サイドネットを揺らした。
 後半になって鹿島が主導権を握った。左右両サイドから攻め込み、再三、新潟ゴールに迫る。24分にはFWマルキーニョスが抜け出したが、新潟GK北野の好守にゴールを阻まれた。結局、両軍とも後半は得点できずに引き分けた。
[2007年5月19日16時6分]

≪ 鹿島また決定力不足≫鹿島は開始4分にCKからDF岩政の今季初ゴールで先制したが、その11分後に失点。何度かあったチャンスをものにできず、結局ドローで終了。オリベイラ監督「得点機に決めていれば勝てた試合」と、相変わらずの決定力不足を嘆いた。それでも今季、川崎F、G大阪の強豪がいずれも屈したアウエーでのドローに、岩政「新潟のホームで勝ち点1を取れたのは大きい」と前向きだった。[ 2007年05月20日付 紙面記事 ]

J1 岩政が先制弾 新潟1-1鹿島
2007/05/20(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 12頁
 Jリーグ1部(J1)第12節第1日(19日・東北電力ビッグスワンスタジアムほか=7試合)鹿島は新潟と1-1で引き分けた。
 G大阪は2-1で柏を下し、勝ち点を25として首位をキープ。浦和も2-1で名古屋に競り勝ち、4試合ぶりの勝利で同23とした。
 前節2位の川崎は大分に0-2で完敗し、同21で足踏み。
 広島がJ1で最多となるウェズレイの8度目のハットトリックで千葉に3-1で快勝した。大宮は横浜FCに1-0で勝ち、今季2勝目を挙げた。
 甲府と清水は0-0で引き分けた。

 【評】両チーム譲らず引き分けた。鹿島は前半4分に右CKを岩政が頭で合わせ先制。一時、劣勢となったが、終盤は再び主導権を取り戻した。
 新潟は前半15分、深井の単独突破で同点、押し気味に試合を進めたが、最後は足が止まった。

鹿島勝ち切れず 決定力不足また露呈
 「うちの時間帯で点を取れなかったのが引き分けた原因」新井場が振り返れば、「また決定力不足が出た。マリノス戦に近い形になってしまった」と力なく話した中後。第10節の横浜M戦同様、後半、試合を支配しながらも2点目は遠かった。
 前半開始直後は完全な鹿島のペースだった。リズム良くパスがつながり、人もボールも流動的に動いていた。その流れのまま4分には右CKから岩政の得点も生まれ、その後も追加点を奪いに積極的に仕掛けていた。
 しかし、一つのミスから流れは一変した。15分に中盤でのバックパスを新潟・深井に奪われてしまうと、そのままドリブル突破され、同点弾を許した。「失点してからは中盤でのミスが多くなってしまった」内田。その後は、ホームの大声援を背に、畳み掛けるように仕掛けてきた新潟の勢いに押され、中盤が機能しなくなってしまった。
 この展開に「ボールに対して積極的な守備をすることを要求した」オズワルド・オリベイラ監督。ハーフタイムで問題点を修正した鹿島は、中盤でのパスカットから何度もチャンスをつくった。24分にはマルキーニョスが抜け出しGKとの1対1の場面もあったが…。「決めるべきところで決めておけば。課題が残った」指揮官はため息をついた。
 それでも新潟はホームでめっぽう強いチーム。浦和、川崎、G大阪など上位チームがそろって勝てなかったことを考えれば、勝ち点1を奪えたことは御の字か。「後半はつなぐサッカーができていた。切り替えてやるしかない」新井場。上向いてきた調子をここで停滞させないためにも、切り替えが大切だ。

内田、顔面を強打鼻骨骨折の疑い
 ○…鹿島・DF内田篤人(19)が後半11分に新潟・矢野貴章(23)と接触した際に顔面を強打。試合終了までプレーを続けたが、チーム関係者によると鼻骨骨折の疑いがあるとして週明けにも精密検査を受けることになった。

鼻骨骨折の岩政競り合いを制す
 ○…フェイスガードをつけた鹿島・DF岩政大樹(25)が前半4分に、右CKを頭で合わせ今季初ゴール。鼻骨骨折をものともせずDFとの競り合いを制し、貴重な先制点を奪ったが、試合が引き分けに終わったこともあり、「自分の得点は関係ない。アウエーで早い時間帯で取れたので、落ち着いて1-0で終われればよかった。なぜ、先週までのことができなかったか、考え直さないといけない」と反省ばかりが口をついた。

鹿島・オズワルド・オリベイラ監督
 「点を取ったあとは取ったチームの流れになる時間帯だが、新潟は積極的な守備をしてきた。長年のキャリアの中で、前半からこれだけ頑張るチームは見たことがなかったので驚いた。それでも後半の立ち上がりからは主導権を握って得点機も2度あった。そこをしっかり決めていれば勝てたと思う」
(後半36分から途中出場した)鹿島・増田誓志
 「新潟のバランスが悪くなって安定しなくなっていたので、守備から攻撃への切り替えを早くして狙おうとしたが、結果的に何もできなかった。チャンスもあったが、相手に決められてもおかしくなかったし、どう転んでもおかしくなかった」
鹿島・中後雅喜
 「勝てればベストだったが、新潟はホームで力を発揮するチーム。勝てた試合かもしれないし、勝ち点3を取りに来ているので満足はしていないが、勝ち点1が取れたのはよかった」
(J1通算100試出場と同点ゴールを決めた)新潟・深井正樹
 「(古巣で)意識していた部分もあったし、何か起こしてやりたいと思っていた。きょうは点を取れたけど、とにかく勝ちたかった。鹿島が戻したいと思うくらいに点を取りたい。(鹿島サポーターから)もっとブーイングされるように頑張りたい」

【J1:第12節】新潟 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
5月19日(土) 2007 J1リーグ戦 第12節
新潟 1 - 1 鹿島 (14:04/東北電ス/38,268人)
得点者:'4 岩政大樹(鹿島)、'15 深井正樹(新潟)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前半、先制した後にリズムを崩した要因は?
「相手のモチベーションによる。新潟はより素早くボールを奪い、球際も厳しくなった。一つの驚きでもあった。応援も影響していると思う。ただ、後半はうちが主導権を握っていたと思う。その中でチャンスに決められなかった」
Q:後半、修正して臨んだ部分は?
「相手には(ホームの)後押しがある。そこをケアしなければならなかった。ナーバスにならずに落ちついていくこと、雰囲気に飲まれないようにすること。戦い方では中盤の4枚で守備をしっかり構成し、よりアグレッシブな守備をすることを要求した」
以上

【J1:第12節】新潟 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●深井正樹選手(新潟):
「もう1点取って勝ち切りたかった。気持ちが非常に入っていた試合だった。こんなにモチベーションの高いゲームで、その中でゴールが取れたのはうれしかった。ゴールについては、特別なものはない。ただ、負けている状況で、早い段階で追いつけたのはよかった。今は自分の中で階段を上っている状態。この積み重ねを続けていきたい。ゴールするだけじゃなくて、チームが勝たないと評価にならない。選手全員で勝たないと。鹿島のブーイングは新潟の声援で聞こえなかった」

●岩政大樹選手(鹿島):
「新潟のカウンターには注意していた。試合そのものは問題はなかった。自分の得点については、特にうれしいというのはない。1対0で追われる試合にしたかった。勝点3がほしかったが、アウェイで勝ち点1が取れたことはよかった。結果よりも、改善しなければいけない点がある。技術的、戦略的、精神的にも強くならなければいけない」
●内田篤人選手(鹿島):
「相手のカウンターには十分に警戒しなければならなかった。深井さんは相変わらず素早いですね」

【J1:第12節 新潟 vs 鹿島 レポート】鹿島に支配されかけたゲームを、新潟が深井のメモリアルゴールで同点に追いつく [ J's GOAL ]
5月19日(土) 2007 J1リーグ戦 第12節
新潟 1 - 1 鹿島 (14:04/東北電ス/38,268人)
得点者:'4 岩政大樹(鹿島)、'15 深井正樹(新潟)

先制した鹿島、追いついた新潟。どちらも勝点3を狙った末に1-1で引き分けた。前半4分、鹿島は右CKから岩政大樹がヘディングを決めて先制。その11 分後、新潟はこの試合でリーグ戦通算100試合出場となった深井正樹が同点ゴールを決める。後半は押し気味の鹿島に対し、新潟はカウンターを狙う形に。どちらも譲らなかった。

161センチの小さな体が、チームメートの腕で高々と抱え上げられた。宙に浮かぶような形のまま、深井は力強くこぶしを握った。0-1で迎えた前半15 分。鹿島のパスミスをカットした深井は、左サイドからペナルティーエリアに進入する。相手守備陣が寄せてきたところで、左足を振りぬくと、ボールはマウス左隅におさまった。

「打った直後は興奮して覚えていないです」。リーグ通算100試合のメモリアルゴールを、古巣の鹿島を相手に決めた。ボールを持つたびに鹿島サポーターのブーイングを浴びた。ただ、「ブーイング以上に新潟の応援が大きかったので、聞こえなかった」と気持ちは集中していた。これでホームでは第10節甲府戦に続くゴール。前回はダメ押し、今回は貴重な同点弾と、声援を力に変えた。

リーグ戦では第3節名古屋戦以来のスタメンだった。ここまで出場7試合中、途中出場4試合、フル出場は1試合。サブのまま出番がなかったのは3試合ある。今季、鹿島から期限付き移籍してきた。エジミウソンと、日本代表の矢野貴章のツートップの前に、スーパーサブでの起用が続く。
それでも「鹿島にいただけでは、感じられないことを経験できている。精神的な部分で成長できたと思う。どこのチームもそんなに甘くない。1つひとつ結果を出して、チャンスをものにしていきたい」。モチベーションを常に高く保ってピッチに立った。その結果が、チームがほしい時間帯での同点ゴールにつながった。
「2点目を挙げて勝ちきりたかった」というのが本音でもある。ゴールは奪った。今度は勝利につながるゴールがアピールになる。

新潟が得点に結びつけられたのはここだけ。先制点は序盤にコーナーキックから押し込まれた。前節の清水戦でもセットプレーから失点していた。後半は両サイドで起点を作って攻める鹿島の前に防戦を強いられた。「全体的に足が止まってしまった。ボールを奪いに行くのがうちのスタイル。あれではリズムがつくれない」。DF内田潤は厳しい口調で反省点を挙げた。

先制点、後半のボール支配と、流れは鹿島が握っていた。オズワルド・オリヴェイラ監督が「新潟には後押しがある」と懸念していたホームの雰囲気にも、後半は飲まれなかった。前半はロングボールの多用が目立ったが、後半は両サイドで起点を作って、バイタルエリアで勝負した。それだけに決定機を逃したことが悔やまれる。「後半は崩されていなかったでけに、相手を崩す方法を見つけなければならなかった」と岩政。オリヴェイラ監督も「決定的なチャンスで決められなかったことが響いた」と詰めの甘さを指摘した。

ともに得点以外の部分で課題が見えたドローだった。次節はそれを克服した内容が試される。
以上
2007.05.19 Reported by 斎藤慎一郎

シュート19本もCKからのヘディング1点に抑えられては勝利は覚束ぬ。
実際のところこのビッグスワンに於いては昨季のフェルナンド一発の試合が唯一の勝利である。
それを考慮すれば、来季には完全移籍を成就出来そうな男へのプレイがなければプランは確実であったのやむしれぬ。
昨季まではあれほど決定力の無かった男に決められたことは口惜しい。
しかしながら、成長が見られたのはその1プレイのみで、その後は昔ながらのプレイに終えたことは残念であった。
さらなる成長。
全ての選手に課せられた使命なのである。


Jリーグ第12節 アルビレックス新潟戦

2007年05月19日 | Weblog
ポゼッションも崩しも型になってきている。
だが、結果は望んだものとはほど遠い。
選手個々の問題では無かろう。
アウェイで勝ち点1を喜ぶことはできない。
が、気持ちを切り替えざるを得ない。
現実を見るのである。

柳沢敦ウォーキング開始

2007年05月19日 | Weblog

鹿島・柳沢、骨折後はじめの一歩…7月復帰へ驚異の回復

歩行練習を開始した柳沢。驚異の回復力で7月復帰を目指す
 7月復帰への第一歩だ。先月21日の清水戦で左足第5中足骨骨折し、全治3カ月と診断された鹿島FW柳沢敦(29)が18日、負傷後初めてピッチ上で歩行練習を行った。柳沢は「かっこよく撮ってください」とカメラを向ける報道陣に声をかける余裕も。「やっぱり外は気持ちいいですね」と喜びを全身で表した。

 当初はリーグ再開となる8月11日復帰を目指したが、「早ければナビスコの準々決勝を目指したい。チームが勝って、そこで復帰できればいい」。チームの同杯決勝トーナメント進出が条件となるが7月7、14日の準々決勝に照準を定めた。

 「リハビリは忍耐。強い意志を持ってやらないと復帰が遅くなる。状態は前回と違うけど、気持ちは同じです」と柳沢。W杯イヤーの昨年は3月25日に右足甲を骨折。懸命のリハビリの末、本大会2試合に先発した。安藤理学療法士は「徐々にやっていきます」と、状態を見ながらペースを上げていく方針。人は苦労の分だけ強くなれる。柳沢はそれを体現する。
(千葉友寛)

復活へ一歩…柳沢が屋外トレ開始

手術後、本格的なトレーニングを開始した柳沢(左)
 4月21日の清水戦で左足第5中足骨を骨折した鹿島FW柳沢が、本格的なトレーニングを開始した。すでに室内でエアロバイクをこぐリハビリを始めていたが、この日は安藤理学療法士とともに約20分ほどゆっくりウオーキング。術後初の屋外トレーニングに、「やっぱり外はいいですね」と笑顔をのぞかせた。全治3カ月の診断だが「予定よりは早めに復帰できると思う」と話しており、チームがナビスコ杯予選リーグを突破すれば準々決勝(7月7、14日)での復帰を目指す。
[ 2007年05月19日付 紙面記事 ]

柳沢7・7復帰へ!左足小指骨折、全治3か月も…経過順調リハビリ開始
 4月21日の清水戦で左足第5中足骨骨折を負った鹿島のFW柳沢敦(29)が18日、屋外で本格的なリハビリトレーニングを開始した。経過も順調で、全治3か月の診断を大きく上回り、7月にも実戦復帰する可能性を口にした。

 一歩一歩慎重にピッチを踏みしめた。骨折以来、初めて屋外に出て、約20分間の歩行トレーニング。「靴を履いて、しっかり歩いた。いい感じ。ここまで順調です」。久々に太陽の光を浴び、「気分も良かった」と笑顔で明かした。

 このまま順調に回復し、チームがナビスコ杯グループリーグを突破した場合、同杯準々決勝(7月7、14日)で「復帰できればいい」ときっぱり。06年ドイツW杯前には2か月で実戦復帰した実績もあり、「リハビリは忍耐!」と早期復帰を誓った。(2007年5月19日06時02分  スポーツ報知)

来る5月23日の予選リーグアウェイの甲府戦に勝利せねば復帰戦は見送られてしまう。
つまりチームへの鼓舞も含まれる早期練習開始である。
強い意志は柳沢本人にもチームにも必要不可欠なものであろう。
勝ちたいと思う気持ち・最後まで戦う気持ちを強く持つことが今季の「魂」に込められたメッセージのはず。
その「魂」を実践する主将である。
一丸となって一つ一つ勝利を掴んで欲しい。
調子の良さに奢ることなく一つ一つである。


チューヤンさらに語る

2007年05月19日 | Weblog

鹿島MF中後4試合連続ゴールだ
 鹿島MF中後が4試合連続得点で、さらなる足固めを図る。現在、ボランチながら3戦連発中。19日の新潟戦で、クラブ史上最長となるFW長谷川(現ユースコーチ)の5試合連続に次ぐ4試合連続ゴール(柳沢、ビスマルク、アルシンドが記録)に挑む。
 「基本的には守備から。そこから狙えたら狙う」とボランチとしての第1任務は忘れてはいない。一方で昨年は17戦無得点だったが、今季ここまで11戦4得点で年間12得点ペースの決定力は大きな魅力。欧州で戦う中田、小笠原の今夏復帰への動きが本格化しており、野沢、本山らを含めた中盤争いはし烈を極めることが予想される。ライバルが帰ってくる前に不動の地位を築かなければならない。
 16日が25歳の誕生日でこの日は2日遅れで卵をぶつけられ手荒く祝福された。「セカンドボールを奪えるかで試合が支配できる」と新潟戦の具体的なプランも描いている。祝砲も込めた4戦連発で存在感を示す。

[2007年5月19日9時53分 紙面から]

4戦連発はニッカンの言い分でありチューヤン本人は守備が重要と考えている様子。
とはいえ、チューヤンのシュートは魅力である。
思い起こせば昨季13節のミドルはこの爆発の序章であったと言えるであろう。
この試合途中出場したチューヤンは吉田主審の偏った判定により一人少ない状況で前を向き強烈なミドルを2発放った。
枠こそ捉えなかったが、軌跡は強く美しく未来を予感させたものである。
その伏線が現在生きている。
得点せずとも得点力は相手への抑止力となる。
国防も同様である。
丸裸で無防備では守れるものも守れぬ。
時代を顧みて考える必要があるのではなかろうか。


中後雅喜、新潟戦を語る

2007年05月18日 | Weblog

鹿島MF中後が必勝宣言
 鹿島MF中後がアウエーでの新潟撃破を誓った。今季も新潟は地元で強さを発揮し、浦和、川崎F、G大阪の昨年3強との対戦で2勝1分けの好成績を収めている。開幕当初は波に乗りきれなかったが、最近は上昇気流に乗り、首位G大阪と勝ち点6差にある鹿島にとっては新潟戦が関門となる。3戦連発中と好調なボランチは18日の最終調整後に「明日は大事な試合。新潟はホームで強いが、絶対に勝って帰ってきたい」と意気込みを見せた。[2007年5月18日20時13分]

ナビスコ杯では苦汁を舐めたアウェイの新潟に挑むに際し、中後雅喜が勝利を誓ったとのこと。
今季はメディア露出の多くなった中後であるが、リーグ戦三戦連発と実力も見せつけている。
その男が必勝宣言とは心強い。
まあ、記事は宣言ではなく意気込みであり、ビッグマウスではないところが報道されている。
そのあたりも今季の露出増大の理由であろう。
言葉だけではないのである。
言葉だけで討ち取られた高遠連峰軒であるが、実際は討ち死にシーンは収録されていたと聞く。
であれば、鼻の穴をおっ広げた姫のシーンを削ってでも放送すべきであった。
高遠連峰軒は高遠頼継の弟であると同時にこのドラマ上では高遠の「軍師」であることが重要であったはず。
そこを演出せずに三話も物語を進めないとはいかなる所存か。
本質を見失っては誰もついて行けなくなるというものである。


内田篤人鉾田小学校へ

2007年05月18日 | Weblog

鹿島、チーム強化に向け中田浩獲得へ…バーゼルに文書
 鹿島がスイスリーグ・バーゼルのドイツW杯日本代表DF中田浩二(27)の獲得に向けて、同クラブに対し初めて獲得の意思を明記した文書を送付することが17日、分かった。クラブ幹部が明らかにしたもので、近日中に文書を送り、バーゼルの今季最終戦となる5月24日のヤングボーイズ戦後に正式オファーを出す見通し。

 今季の鹿島は開幕5戦白星なしとスタートダッシュに失敗。現在は4勝4分け3敗の9位と盛り返してきたが、決定打に欠ける。鹿島の鈴木満強化部長は4月上旬の時点で「2人を戻す意向はある」と中田浩とセリエB降格が決まったセリエA・メッシーナのドイツW杯日本代表MF小笠原の獲得の意思を明確にしていた。

 ボランチやセンターバックなど複数のポジションを高いレベルでこなす中田浩の獲得は、チームにとって何よりの強化。復帰は早くても7月になるが、欧州リーグでスケールアップした中田浩が名門復活の切り札になる。


鹿島DF内田(左上)は、訪問した鉾田市立鉾田小で夢を語った(撮影・千葉友寛)
★内田“先生”がエール!ホームタウン小学校巡回訪問
 A代表にも選出された鹿島のU-20日本代表DF内田が “先生”になった。ホームタウン小学校巡回訪問で、茨城県鉾田市立鉾田小学校でミニゲームやジャンケンゲームなど小学生と約1時間触れ合った。鹿島入団が決まる直前まで父と同じ学校の先生になることを目標にしていた19歳は「ボクはサッカーが好きでいつもサッカーをやっていた。みんな夢を持ってください。頑張れば夢はかないます」とエールを送った。U-20代表合宿を終えてこの日からチームに合流。過密日程での訪問となったが、「元気をもらいました」と笑顔で語った。
(鉾田市)

鹿島が中田浩獲り本格的に始動
 鹿島が、バーゼルDF中田浩二(27)の“再獲得”に向けて本格的に動きだす。クラブ幹部が近日中にバーゼル側に獲得意思を明記したレターを送付すると明かした。4月中旬に、メッシーナにレンタル移籍中の小笠原満男(28)とともにチームに戻す意思を公表していたが、相手側に対しての意思表示は初めて。中田は16日のシオン戦にフル出場し、2―0の勝利に貢献。リーグ残り2戦でチームは首位チューリヒから勝ち点1差の2位と優勝争いをしており、鹿島側は24日の最終戦、ヤングボーイズ戦を待って金額などを明記した正式文書を作成し、鈴木満取締役強化部長が渡欧する。[ 2007年05月18日付 紙面記事 ]

鹿島、中田浩に正式オファーへ
 J1鹿島が今夏のMF中田浩二(27)獲得へ向け、所属先のバーゼル(スイス)に対し、週明けにも獲得意思を示した文書を送付することが17日、分かった。鹿島幹部が「獲得意思を示したレターを送るつもり。(金額面の入った)正式オファーはそれからになると思う」と明言した。

 いよいよ中田獲得に動き出す。レター送付後には中田、バーゼル双方の代理人と下交渉に入る予定。鹿島がバーゼルに支払う移籍金、中田への年俸などの条件面を詰め、スイスリーグ最終戦ヤングボーイズ戦(24日)後に、正式オファーする。その後、鈴木満取締役強化部長が渡欧。スムーズに進めば、そこで移籍が決まる。

 今年1月に続き、名古屋も中田獲得を目指していることが判明。争奪戦が予想されるが、鹿島側としては「浩二も優勝争いをしている。邪魔はしたくない。シーズンが終わってから」と焦るつもりはない。同幹部は「代理人の協力を得ながら、慎重に進めていきたい」と話した。(2007年5月18日06時02分  スポーツ報知)

鈴木満強化部長は事ある毎に公言してきたユダ獲得である。
オファーは当然であろう。
チームどうなる?戦術は?などといったこととは無関係に欲しいから手に入れたいとしか思いよう無い行動ではあるが、ここまで来ると名古屋との勝負に負けたくはないにすり替わってきそうである。
が、昨季赤字を計上した身の上としては、無意味な価格競争には付き合ってはならぬと苦言を呈しておこう。
マネーゲームでは勝ち目がないのだ。
勝ち目のない戦に真っ向勝負を挑むのは愚者の戦法である。
ここは策に策を重ね、最終的に益となる道を模索して欲しい。
アイヌの黄金を手にしたのはルパンではなく峰不二子なのである。


U-20代表合宿 じゃれあう篤人

2007年05月16日 | Weblog
[ U-20日本代表候補 トレーニングキャンプ5/15 ]

招集した25選手がそろい、集合写真の撮影が行われた。全員そろっての撮影準備中、じゃれあっているのは内田(鹿島/左)と柏木(広島)

微笑ましい一コマである。
緩と急。
ここは緩やかな場なのであろう。
まるで夫婦ではないか。
そうして見ると柏木が明石家さんまに見えてくる。
そして篤人は別れた女優…
冗談じゃない!

U-22ボランチに注目

2007年05月15日 | Weblog

J熱視線の本田拓「香港戦で結果出す」
 【香港14日=山下健二郎、奈島宏樹】U-22(22歳以下)日本代表MF本田拓也(22=法大)が、Jクラブの熱い視線を浴びて北京への道に臨む。同代表は明日16日の五輪アジア2次予選香港戦に向けて現地入りし、さっそく調整を行った。攻撃練習で強烈なミドルシュートを連発するなど好調な本田は「チャンスをもらえれば、全力で勝利に貢献したい」と闘志を燃やした。

 今回チーム唯一のアマチュア選手ながら、反町ジャパンでは国際試合通算7試合に出場。五輪2次予選でもここまで全4試合に招集された。「学生でも代表で戦えることを証明したい」と豊富な運動量や対人勝負の強さを発揮し、ボランチの戦力に定着した。最近では昨年9月に特別指定選手となった清水をはじめ、浦和や鹿島、横浜など複数のクラブが練習参加を打診するなど評価が急上昇。「いろんな環境を見てみたい」。今後、激しい争奪戦になる可能性が出てきた。

 4月18日のシリア戦は直前に体調を崩して欠場しただけに「まずはしっかり結果を出したい」と香港戦にかける思いは強い。8月から始まる最終予選でのメンバー生き残りと自らの将来をかけ「学生ダイナモ」がピッチを駆け回る。[2007年5月15日9時39分 紙面から]

なかなか目立っている人材に目をつけている模様。
そして層の薄さが叫ばれるボランチともなればうってつけと言えよう。
が、今のところU-22に於いて彼の攻撃参加が目に見えて功を奏した記憶は全く無い。
これが凡将と揶揄される反町氏の指示であれば杞憂であるのだが、資質であったとしたら目も当てられぬ。
鹿島の地を踏み、夢叶わず敗れたボランチの屍にはなって欲しくないのである。
ボランチとはポルトガル語で舵たハンドルを意味し、それがブラジルでは中盤の底でボールを捌きゲームをコントロールする役目を指すこととなった。
つまり中盤の底にいても守備以上に的確な戦術眼で攻撃の第一歩を踏み出さねばならぬ。
笛の音を聞いて晴信が眠りこけている間にいち早く信濃に旅立つのである。


サテライトリーグ 柏レイソル戦

2007年05月14日 | Weblog

2007Jサテライトリーグ vs柏レイソル 試合結果
2007 Jサテライトリーグ Aグループ 第3日 vs 柏レイソル
5月13日(日)14:00キックオフ(日立柏サッカー場)
入場者数:1,813人 天候:曇のち晴
鹿島アントラーズ 3-1 柏レイソル
得点者
29分 田中 康平
74分 佐々木 竜太
77分 佐々木 竜太
交代
45分 OUT:郡司 拓也 → IN:山崎 賢人
87分 OUT:當間 建文 → IN:下山 侑大
87分 OUT:小谷野 顕治 → IN:清司 岬樹
警告
31分 後藤 圭太 

■出場選手
杉山 哲   GK 29
當間 建文  DF 24
大道 広幸  DF 30
後藤 圭太  DF 31
郡司 拓也  DF 6
船山 祐二  MF 23
田中 康平  MF 27
遠藤 康   MF 25
小谷野 顕治 MF 26
佐々木 竜太 FW 34
興梠 慎三  FW 17
SUB
首藤 慎一  GK 28
下山 侑大  DF 3
山崎 賢人  MF 7
清司 岬樹  FW 11

大道のCB起用も中盤の豪華さ故。
船山・ヤス・康平に小谷野の中盤は豪華絢爛である。
2TOPの興梠と佐々木もトップで通用する働きを見せている。
見直してもDFラインの層に不安も感じなくもないが、無駄に揃える必要はない。
そもそもDFラインに変更が加わることこそ予想外のはず。
ここは通年で固定したいところ。
しかしながら、レフェリーの不可解なジャッジの連続で変更を余儀なくされている。
由々しき仕儀である。
過ぎた過去は触れずに置きたい。
正当な笛の音を聞ける日を待ちこがれているのだ。
三条夫人にだけはわかる笛の音を。


ジュビロ戦報道

2007年05月13日 | Weblog

鹿島FW田代が結婚、来年1月に挙式

前半、ゴール前でパスを受ける鹿島FW田代(左)(撮影・橘信男)
 鹿島FW田代有三(24)が結婚していたことが12日、分かった。相手は福岡大時代から交際している明日香さん(24)で、4月16日に婚姻届を提出。昨年4月15日の清水戦で2戦連発となるゴールを決め、翌16日に同せいを始めた思い出深いメモリアルデーに、めでたくゴールインした。来年1月には地元福岡で挙式する予定だ。「料理もおいしくて、本当に感謝しています」と内助の功を感じている。

 昨年は7得点でブレークし、J屈指の空中戦の強さで将来的に日本代表入りも期待される逸材だ。12日の磐田戦でも前半13分に打点の高いヘッドを放ち、惜しくもポストに当たったが、こぼれ球をMF中後が決めて先制点となった。今季リーグ戦初ゴールを逃したが「点を取ることが喜んでもらえることだと思う。しっかり活躍したい」と気持ちを新たにしていた。[2007年5月13日8時58分 紙面から]

“常勝軍団”鹿島が金字塔!J発足後初の公式戦400勝達成

中後の先制点などで快勝の鹿島。J初の公式戦400勝だ(撮影・小倉元司)
 J1第11節第1日(12日、鹿島2-1磐田、カシマスタジアム)鹿島はMF中後雅喜(24)の先制弾などで、磐田を2-1で破り、今季本拠地初勝利。Jリーグ発足後初の公式戦通算400勝を決めた。

 吸い込まれそうな夜空の下、鹿島が新たな歴史を作った。92年のJ公式戦開始後、初の公式戦400勝に到達した。

 「最近忘れられていますけど、ボクらは常勝軍団。勝っても反省して次にもっといい形で勝てるようにしないといけない。ジーコが植えつけたことを全力でやってきた成果だと思う」。1アシストのMF本山が胸を張った。

 前半13分にMF中後の3戦連発となるゴールで先制。後半13分にDF大岩が2度目の警告で退場となったが、少ないチャンスを逃さず同31分にFWマルキーニョスが追加点をゲット。開幕から5戦白星なしと序盤は波に乗れなかったが、リーグ初勝利を飾った4月14日の横浜FC戦から公式戦5勝1分け1敗。完全に勢いを取り戻した。

 そんな鹿島を鋭く見つめるのが日本代表のオシム監督。今季のカシマスタジアムでの視察はこの日が4試合目。ここ4試合のうち鹿島戦を3試合、観戦している。「偶然もあるが、(鹿島は)いい試合が期待できる。鹿島には何かあるということです」と鋭い目を光らせた。

 13日には、14日からの日本代表候補合宿メンバーが発表される。ファインセーブで勝利を演出したGK曽ケ端、鼻骨骨折のためフェースガードを付けた状態ながら頭で相手の攻撃を跳ね返し続けるDF岩政、得点も取れるボランチにスケールアップした中後、攻撃の起点として欠かせない本山らが“サプライズ”候補に挙げられる。

 オシム監督も「新しい選手? 2人くらい」と新戦力のテストを示唆。好調の鹿島から目が離せない。(千葉友寛)
◆故障でスタンドから観戦した鹿島FW柳沢
「勝利が一番ボクを成長させてくれた。負けよりも勝利から学ぶことが多かった。500、1000勝と積み重ねていきたい」

中後3戦連発!鹿島公式戦400勝

<鹿島・磐田>前半14分、ゴールを決めた中後(左は村井)
 【鹿島2-1磐田】鹿島が今季ホーム5試合目でやっと初白星を挙げた。オリベイラ監督は「こんなに時間がかかるとは誰も予想しなかっただろう」と表情を緩めた。Jリーグ発足後の国内外の公式大会で最多の通算400勝目。呼び込んだのはMF中後だった。0-0の前半13分、FW田代のヘディングをGKがはじいてポストに跳ね返ったところを右足で冷静に決めた。「体ごとというか、詰めようという感じ。入って良かった」。これがリーグ戦3試合連発弾でリーグ戦通算4得点目。ケガで離脱中のFW柳沢を抜き、チーム得点王に躍り出た。

 プロ3年目。1年目は出場機会がなく、昨季も途中出場がほとんどだったが、今季はボランチで定位置を確保。開幕からフィールドプレーヤーでただ1人フル出場を続けている。それでも「理想をいえば、もっと守備で貢献したい」とさらなる飛躍を目指す。[ 2007年05月13日付 紙面記事 ]

オシム監督 鹿島に熱視線
 ◆J1第11節 鹿島2―1磐田(12日、カシマ) 鹿島は磐田に2―1で勝ちJ最速となる公式戦400勝を達成。視察したイビチャ・オシム日本代表監督(65)は「鹿島には何かがある」と14日から始まる日本代表合宿に鹿島から新戦力を招集する可能性を示唆した。

 オシム監督が14日からの代表候補合宿で、鹿島から新戦力を招集する可能性が出てきた。「鹿島は最近、いい試合をしている。この前の浦和戦(4月29日)、今日の磐田戦と。鹿島には何かがあるから来ているのです」13日のメンバー発表を前に、指揮官自ら踏み込んだ発言を繰り返した。

 オシム監督は今季鹿島戦4試合を視察。昨年は鹿島戦に代表スタッフを配置しない試合も多く、実際に、昨年11月のサウジアラビア戦でMF野沢が初招集されるまで、鹿島勢から一人も招集してこなかった。

 ところが、今季はG大阪戦(3月11日)、浦和戦、F東京戦(3日)、この日の磐田戦と早くも4試合を視察。視察を急きょ取りやめた横浜M戦(6日)を含めると、リーグ戦4試合連続で視察の予定を入れている。その理由について「偶然もあるかもしれないが、いい試合が期待できるからです」と説明した。

 招集候補にはMF野沢に加え、対人プレーに強いDF岩政、GK曽ケ端、復調したMF本山、得点力のあるMF中後らが挙がる。中後は「まだ足りない部分が多い。代表? ないでしょ」と話すが、オシム監督は高い評価を与えている。

 この日は中後が3試合連発となる先制ゴールを挙げるなど磐田に完勝。ホーム初勝利で、暫定9位に浮上した。公式戦400勝を達成するとともに、代表王国復活もみえてきた。(2007年5月13日06時02分  スポーツ報知)

 鹿島 逃げ切る ホーム初白星
2007/05/13(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 12頁
 Jリーグ1部(J1)第11節第1日(12日・カシマスタジアムほか=6試合)鹿島は磐田を2-1で破った。柏はフランサらのゴールで大分を2-0で下し、勝ち点を首位のG大阪に並ぶ21とした。清水は新潟に3-1で快勝して同20。
 名古屋は横浜Mに2-0で勝ち、連敗を3でストップ。横浜FCは三浦の日本人選手最年長ゴールなどで広島に2-0で勝ち、3月10日以来の2勝目を挙げた。FC東京は千葉を4-1で圧倒した。
 首位G大阪は13日にアウエーで浦和と対戦する。

数的不利、守備陣踏ん張る
 耐えて、耐えて、耐え抜いた末につかんだ勝利だった。開幕から約2カ月。ここまでホーム4試合で未勝利が続いていた鹿島が、磐田を2-1で下し、ようやくリーグ戦ホーム初勝利。同時にJリーグ最速の公式戦400勝を達成するメモリアルゲームとなった。
 逆境を何度も跳ね返し続けた。前半13分に中後のゴールで先制したが、その後は完全な磐田ペース。これは今季初めて最初からコンビを組んだ岩政、大岩の“2枚岩”と曽ケ端を中心に守り、無失点で前半を折り返した。
 後半はこれにあいまいな判定が加わった。後半13分には大岩が2枚目のイエローカードをもらい退場。その後は10人での試合を強いられながら、「10人になってからはここからが勝負だと思った」と内田。気迫あふれるプレーで磐田の猛攻をしのぎ、ファインプレーを連発した曽ケ端も「我慢する時間でしっかり我慢できた」と振り返った。
 その我慢が実を結んだのは31分。カウンターからダニーロが前線でキープし、本山を経由して最後はマルキーニョスが追加点。
 ロスタイムに1点こそ奪われたが、選手からは最後まで勝利への執念が見えた。
 それでも、「1点取られたことは事実。それはすっきりしてない。最後の厳しさをもっと付けたい」と振り返った岩政。本山も「勝った試合でもしっかり反省して、また次に勝てるようにしていきたい」と、常勝軍団と呼ばれていた時代を引き合いに出しながら表情を引き締めた。400勝はあくまでも通過点。この勝ち星を500、600と積み上げていってもらいたい。

【J1:第11節】鹿島 vs 磐田:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
5月12日(土) 2007 J1リーグ戦 第11節
鹿島 2 - 1 磐田 (19:00/カシマ/13,259人)
得点者:'13 中後雅喜(鹿島)、'76 マルキーニョス(鹿島)、'89 林丈統(磐田)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前半13分にゴールし、入りは素晴らしいプレスでいいサッカーをしていたと思う。その後磐田に主導権を握られたが、耐えしのんで全体的にはナイスゲームだったのではないか。その要因は? そしてダニーロの今後の起用法は? もう1つは石神についてだが、攻守ともにもう少しキレがほしいがどうか?
「確かにおっしゃられた通り、立ち上がりからプレスが機能し先制点を奪えた。その後、押されたのはアジウソン監督の采配によるところが大きい。最初は1トップで後ろは守り中心にプレーしてカウンターを狙ってきたが、その後は前線の枚数を厚くし、3トップ気味にして崩そうとしてきた。攻撃的なスタイルに転換してきたために、こちらは押されることになった。後ろの選手がビルドアップの時、1つ前のポジションに出てきたことも、こちらの守備を混乱させた。
そこでハーフタイムにはマーキングを明確にするように指示。それが後半はうまく機能した。相手が前の人数を増やしてこちらの守備にうまく引っかかってくれたと思う。退場もこちらのプラスに働いた。相手はビハインドだったが、我々の人数が減り、気持ち的により前へ行こうという意識になったから。後半は中盤を相手に支配されたが、それは十分に起こりえることだった。
こで我々は、2トップの片方がサイドにズレて、空いたスペースをうまく使うようにと指示をした。さらにダニーロを入れて前を厚くした。彼の最大の武器はキープ力。それを生かして2点目の起点にもなったが、彼の能力はあれだけじゃない。もっとチームに順応させることも考えている。今日は勝っている状況で使った。その方が相手も嫌だろうし、効果的な動きをしてくれた。今後も調整しつつ、どうするか考えていく。
石神については、まず彼に何かを求める前に経験値を考えないといけない。彼がJ1で90分間プレーした回数が少ない。そういう選手にベテランと同じものを求めるのはどうか。本来はこれから徐々に使おうと準備をしていたのに、急きょ、起用しなければいけなくなった。不安もあったが、彼はスポンジのように吸収し、順応し、現段階で力を発揮しようとしている。どんな選手でも1年目から普通に試合をやるのは難しい。プレッシャーもあるし、それに打ち勝つ力も必要だ。若い選手は単に使えばいいというものではない。そういう選手に対しての配慮も必要だ。彼は一歩一歩前進し戦力になっている」

Q:今季11試合目にしてリーグ戦ホーム初勝利で、これが鹿島通算ホーム400勝目だが、ここまでの戦いと今後については?
「本当にリーグ戦のホーム初勝利がこんなに時間がかかるなんて、僕を含めて関係者も予想しなかっただろう。あともう少しというところまで行っていたし、強い相手にも互角かあと一歩のところまで行っていた。それを評価すべきだ。選手につねに言っているのは、勢いではなく、確実に勝ち、確実な成長が大事だとということ。そういう意識は日々の練習からスタートする。ミーティングで自分たちの反省をし、修正すべきところを考え、相手の長所短所を分析するなど細かなディテールが重要だ。そうすればチームも個人もレベルアップする。こうした部分が数試合前から変わりつつある。まだ満足はしていないが、気を引き締めて1つ1つ勝っていくことが大事。勝つことで全てが前向きになる。ピッチ内外の細かな意識が結果につながる。今後も一丸となって取り組むことの大切さを感じている。今日の勝ちもいろんな人のおかげ。今後はもう少し短いスパンで成長できると思うし、上位に絡むチャンスもあるはずだ」

【J1:第11節】鹿島 vs 磐田:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●青木剛選手(鹿島)
「今までも内容はよかったけど、今日は1人少ない中で勝てたことがよかった。1人減っても切り替えて全員で守ってカウンターに徹した。マルキーニョスがダメ押し点を取ってくれたのが大きかった。何とか守りきれてよかった。
(Q:勝てた要因は?)立ち上がりから守備ができていて、奪ってからの攻撃もよかった。相手に回されたけど、後半修正して全員で守ろうとした。守備の意識の高さが勝因だと思う」
●マルキーニョス選手(鹿島)
「今日は1人少なくなったけど、みんなの結束が強くて、勝ちたい気持ちも強かった。それが勝利につながったと思う。決勝点? ゴールするためにいつもトレーニングしていた。ダニーロが入って機能し、ゴールに結びついた。
(Q:ホーム400勝についての感想は?)記念すべき勝利だし、そういう中で得点できたのがすごくうれしい。苦しい時期もあったが、そういう時期に一丸となって取り組んだことが今日の結果につながった。自分も焦らずにやってきた。ゴールがなくて寂しい時期もあったけど、そういう時期にも応援してくれた1人1人に感謝の意を表したい」
●岩政大樹選手(鹿島)
「いつも変わらない意識で臨んでいるけど、今日はサポーターのためにも何とか勝ちたいと思った。上に食らいついていく意味でも勝たなきゃいけない試合だった。全体に集中できていた。今日は10人になったけど、2-0になる少し前から自分の中ではまるものがあった。これをやり続ければ崩されないという自信を持ってやれた。こちらの意図したとおりの守りができた。それでも1点を失ったのは事実。正直、すっきりしないものがあるんで、最後のところの厳しさを身につけたい。こういうはまる守備は久しぶり。チーム全員の共通意識がこれだけ高かったのは今季初めて。それでもまだ平均失点1点台なんで、早く0点台にしたい」
●中後雅喜選手(鹿島)
「先制点? 相手のDFが近かったんで、体ごと詰めようと思っていったら、相手がついてこなかったんで入った。よかったと思う。最近、こぼれ球が来るのもたまたま。今はなるべく前へ行くという意識を持っている。ゴール前へ行ってシュートで終わるほうがいい形になる。今は結果が出ていると思う。今日は1人減ってかなり厳しかったけど、練習の中で相手の人数を増やしたものもやっているから、それを思い出して戦った。
(Q:チームが上向いているのでは?)結果が出ていない時もいろいろあったけど、そういう時でも監督の求めるものを信じてやってきたから結果が出てきた。今日がホーム400勝目というのは知らなかった。節目かもしれないけど、僕が出て勝っている試合は少ない。でも節目の試合でメンバーとして出られたのはよかった。ホームでなかなか勝てず、みんな不満もあっただろうけど、それを変えられるのは自分たちだけだった。結果が出てよかった」

基本はJ最速400勝であるはずであるがニッカンは田代の結婚をスクープしている。
悪くはないが一ヶ月前に入籍・同棲となると些か遅く、昨日も途中交代とニュース性も低いと言わざるを得ない。
サンスポと報知のオシム日本代表監督記事はせっかくの勝利も喜び半減である。
もし代表を大量選出されてしまえば、2001年以降の不調は代表の影響が小さくない。
日本サッカーはワールドカップ開催を経、次のステップに向かっておるはずであろう。
日本代表の下部組織としてのクラブは卒業する時代では無かろうか。
ただ、欧州のように対立する構図や資本の大きさによる優劣は衰退と腐敗を招く。
日本独自の道を切り開くことこそ頂点を目指す上で肝要である。


Jリーグ弟11節 ジュビロ磐田戦

2007年05月12日 | Weblog

今季聖地初勝利。
苦難の道であった。
先制で楽に手に入れられるかに見えた勝利であるが、柏原という邪悪なる人物が立ちはだかった。
主審の発表で予想された事であったが、意味不明なジャッジには首を傾げるばかりであった。
しかしながら、跳ね返す強さが聖地に還ってきた。
そして得た初勝利。
全ての力が集結した結果である。
そろそろ反撃してもいいですか?
カイシセヨがパクられてるんですが2.0


てるてる坊主

2007年05月12日 | Weblog

鹿島てるてる坊主製作し400勝へ意気込み

鹿島の練習場につり下げられた、てるてる坊主
 鹿島の前人未到の公式戦400勝達成への切り札は、てるてる坊主? 92年のJ公式戦開始以来、国内公式戦、リーグを代表して参加するAFC主催大会などで399勝を積み上げ、12日の磐田戦で節目の勝利を目指す。

 もちろんJ最多記録。11日の最終調整後、MF本山は「(プロ野球で5000勝の)巨人みたいですね。1ケタ違いますが(笑)。いろんな人がかかわってきた結果の区切りの数字。早く達成したい」と話した。

 勝利は天へ祈る。11日までに、てるてる坊主を製作した。雨が降れば、観客動員も落ち込み、閑散としたスタンドでは選手の闘志にも影響しかねないからだ。今季はなぜかホーム戦で雨にたたれ、ホーム公式戦7試合中5試合が降雨だった。クラブ関係者は「今までも雨が降っていなければ3万人入っていた(笑い)」と話す。試合の時間帯の予報は晴れだが、翌13日は降水確率40%と下り坂で油断できない状況だ。

 ボールにチームフラッグを巻き付け、選手、スタッフもサインを記した秘密兵器を、磐田戦から梅雨の時期にあたる6月中旬のJ中断期間前までスタジアム内に吊すことになった。晴天のナイター戦、そしてリーグ戦4戦未勝利のホームで金字塔を打ち立てる。【広重竜太郎】[2007年5月12日9時13分 紙面から]

ホームで達成!鹿島前人未到400勝
 鹿島が12日の磐田戦で前人未到の記録を達成する。92年Jリーグ発足後のカップ戦を含む全公式戦での勝ち星は通算399。MF本山は「(5000勝を達成した)巨人みたいですね。1ケタ違いますけど。1つ1ついろんな人がかかわってきたもの。区切りだし、早く達成したい」と話した。かつて死闘を繰り広げたライバル相手に記録を達成し、復活ロードを切り開く。 [ 2007年05月12日付 紙面記事 ]

磐田倒して鹿島J最速400勝達成だ
 J1鹿島が12日の磐田戦で、J最速の公式戦400勝達成を目指す。92年の公式戦開始後、アジアサッカー連盟主催の公式戦で積み重ねてきた白星は現在、399勝。宿敵・磐田を相手に節目の記録を作る。
 「巨人(の5000勝達成)みたいですね。1ケタ違いますが。一つひとつ、いろんな人間がかかわってきて、区切りだし、きりのいい数字。早く達成したい」とMF本山は意気込んだ。
 運営サイドも動く。今季ホーム主催試合で7試合中5試合が雨で、客足が鈍った。多くの観客に400勝達成を見届けてもらうために、この日は、てるてる坊主を作製。選手全員のサインを入れ、試合当日はスタジアムにぶら下げる予定。不振から脱出しつつある鹿島が400勝達成で浮上を狙う。(2007年5月12日06時01分  スポーツ報知)

坊主つながりで本山のコメントと言うことであろうか。
高遠の弟を引っ張り出さなくて重畳でござった。


メッシーナ小笠原満男起用示唆

2007年05月11日 | Weblog

メッシーナ・ボルキ新監督、けがから復帰の小笠原起用を示唆
 セリエA・メッシーナのボルキ新監督は10日、右太もも痛から回復中のMF小笠原について「きのう(9日)から練習に復帰した。すぐにプレーはさせられないが、自身の目で実力を見極めたい」とコメント。13日のパルマ戦(アウエー)は無理でも、その後2試合で起用する可能性を示した。来季の降格が決まっているメッシーナは、クラブの売却交渉中。同監督は全選手について報告書を作成しているという。(ローマ=坂本万里雄)

最後の最後まで放映権を売りつけようという魂胆が見え見えである。
ここまで見え透いている手に乗るテレビ局はいるのであろうか。
由布姫を襲った野党を自分の手の者と嘯いた勘助以下であろう。


ナビスコ杯予選リーグアウェイ名古屋戦報道

2007年05月10日 | Weblog

鹿島DF大岩いぶし銀の活躍/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島4-1名古屋>◇予選リーグ◇9日◇瑞穂陸
 DF大岩が今季初先発でいぶし銀の働きを見せた。0-1の後半4分、MF野沢の左CKに対し、ゴール前でヘッドで合わせ、GKの頭上を越すゴールを決めた。最後は足をつって後半30分に交代し「誤算でしたね」と苦笑い。前半31分に名古屋FWヨンセンに先制ヘッドを許した場面に「僕のマークが外れた」と反省も忘れず「いいテンションでできた。やっと開幕したなという感じ」と充実した表情を浮かべていた。[2007年5月9日22時44分]

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ 第5日 鹿島4発快勝
2007/05/10(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第5日(9日・瑞穂陸上競技場ほか=8試合)1次リーグ第5戦を行い、D組は名古屋に4-1で圧勝した鹿島が2位に浮上。甲府が新潟と0-0で引き分けたが首位をキープした。3連覇を狙うA組1位の千葉が神戸に0-1で敗れるなど、各組とも準々決勝進出チームは決まらず、23日の最終戦に持ち越されることになった。
 B組は横浜Mが柏に3-0で快勝し勝ち点8で首位に立った。清水に1-2で競り負けた大宮が得失点差で2位。C組では、横浜FCがFC東京を1-0で退け首位となり、大分が磐田に敗れ2位。
 A組はG大阪に1-0で勝った広島が3勝目を挙げ、神戸に0-1で敗れた千葉と同じ勝ち点9とした。

田代が逆転弾
 【評】鹿島は0-1の後半4分、左CKに大岩が合わせて同点とし、5分後に田代が押し込んで逆転。その後本山のゴールなどで突き放した。名古屋は前半31分にヨンセンのゴールで先制したが、集中力が切れて大量失点を喫した。

ハイライト 後半一気、ゴールラッシュ
 4試合連続で先制点を許す展開にも、予選突破へ向けて負けられない鹿島が意地を見せ、後半にゴールラッシュ。今季公式戦最多の4得点で、名古屋に逆転勝ちした。
 休ませる意味もあり、今季初めてダニーロを先発から外した鹿島は、ボランチに青木、中後を据え、野沢を2列目に出すことで前線の起点をつくり、得点力不足解消を狙った。しかし、前半はそのもくろみがはずれ、チャンスこそつくるが最後が決まらなかった。逆に名古屋に少ないチャンスからヨンセンに決められてしまい、いつもの悪いパターンにはまりそうになった。
 しかし、「いい形を作っていたので、慌てることはなかった」と中後。ハーフタイムには岩政が「このまま終わっていいのか。もう一度決勝の舞台に立とう」とげきを飛ばすと、後半はきっちりと修正。中後が今までよりサイド攻撃をする意識が強かったので、簡単にサイドに運んでいいリズムでやれた」と話すように、後半開始から攻勢に出ると、4分に左CKからの大岩の同点ゴールで一気に加速。田代、本山、田代と立て続けにゴールを奪い、オズワルド・オリベイラ監督は「最後のフィニッシュを決められたことが収穫」と大勝にほほを緩めた。
 甲府と新潟が引き分けたことで、鹿島は予選1位通過の可能性が出てきた。課題だった決定力も復調傾向を見せるなど調子は右肩上がり。中後は「甲府にはホームで負けているので、次は勝ちにいきたい」と、雪辱を誓い、1位通過に意欲を見せた。
鹿島・オズワルド・オリベイラ監督
 「同点で選手が落ち着きを取り戻して、冷静に判断できるようになった。きょうは決定機をものにしたことが大きい」
田代に待望のゴール
 ○…「前半にチャンスが2本あって両方とも止められてしまい、嫌な流れだったが、後半に決められてよかった」。けがから復帰した田代が復帰4戦目にして待望のゴールを決め、笑顔を見せた。
 前半20分の決定機ではGK楢崎の好セーブに阻まれたが、後半9分のマルキーニョスからのパスはきっちりと右足でとらえた逆転弾。20分には本領発揮とばかりに右CKからヘディングシュートを決め、ダメ押しの4点目を奪った。
 それでも試合後は前半の場面を振り返り、「ああいうところでしっかりと決めないと」と反省。「まだリーグ戦で決めてないんで、次は絶対決めたい」と磐田戦へ気持ちを切り替えていた。

【ヤマザキナビスコカップ】名古屋 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
5月9日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
名古屋 1 - 4 鹿島 (19:01/瑞穂陸/3,858人)
得点者:'31 ヨンセン(名古屋)、'49 大岩剛(鹿島)、'54 田代有三(鹿島)、'62 本山雅志(鹿島)、'65 田代有三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の勝因については?
決定力だと思います。チャンスをものに出来たことが大きいと思います。前半から名古屋より数多くチャンスがあり、それを決められませんでした。そして、名古屋が1点を取りました。ハーフタイムに選手達に『落ち着いてやろう、そうすれば得点は入るから』と伝えました。そして、同点になった時点で落ち着きを取り戻し、冷静に判断出来るようになったと思います」
Q:中盤は日本人だけでの構成でしたが、その評価は?
「中盤自体が機能したから試合に勝ったわけではありません。今日の試合を含め、チャンスを作れていたんですが、それを決めることが出来ず、相手の流れになって失点したり、試合を引き分けたり負けたりしていました。ただ、今日は少ないチャンスを決められたことが勝因だと思います。なので中盤どうこうではなく、最後の、フィニッシュというところをきっちりと落ち着いて決められたことが今日の収穫だと思います」
Q:怪我から戻った大岩選手の評価については?
「僕が待っていた選手でしたし、それだけ時間が掛かった分、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。しかし、最後の方は足が吊ってしまい、休んでいた部分の体力が落ちたと思います。これから練習を積み重ねていけば、また高いクオリティーのパスもありますし、コーチング・リーダーシップも後ろからしっかりしてくれると思いますので、本当に頼もしい選手が復帰してくれたと思います」
以上

【ヤマザキナビスコカップ】名古屋 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島)
「苦しい試合になるとチャンスも少ないですし、そういうところを決めなければいけないと思います。修正すべきところは、たくさんあったと思います」
Q:決定力不足でも4点取れたことについては?
「サイドの篤人(内田)のセンタリングも良かったですし、前半もチャンスを作れていたので、良くなってきていると思います。それでも、チャンスを作っても決めなければいけない。今日は入りましたが、次もゴール目指してやらなければいけないと思っています」
Q:今日はミスが少なかったと思いますが?
「セカンドボールが拾えるようになってからは、リズムが出来るようになったと思います。でもパスミスはありました。横パスのミスはピンチに繋がりやすいので、しっかりとケアしないといけないと思いますし、自分自身も判断しなければいけないと思います」
●田代有三選手(鹿島)
「前半、チャンスが2本あって、両方ともに止められて嫌な流れになり、その後先制されて、またいつもの試合の入り方になってしまいました。僕自身も決められなくて、嫌な流れだったんですが、後半に入ってみんな気持ち切り替えて、剛さん(大岩)が1点入れてくれたことで気持ちが楽になりました。僕のゴールはマルキ(マルキーニョス)が良いところにボールをくれたので、あそこに毎回入って行けるようにはしたいです」
Q:前半のヘディングシュートがいちばん良い形でしたが?
「僕の狙った形でしたし、ボールも良かったですし、狙ったところも良かったんですが、GKが良かったです。後半に点を入れたことであれが消えてしまうんですが、ああいうところをしっかり決めないと前半のような試合展開になってしまうと思う。後半に点が取れて良かったです」
Q:これで吹っ切れましたか?
「ナビスコカップでは点が取れたんですが、リーグ戦ではここ2試合先発して、まだ点が取れてない。次にチャンスを貰ったら絶対決めないとチームも勝てないと思うので、点を取って勝ちたいです」

今季初の大勝である。
勝っても最小得点差でしかなかった攻撃の歯車が噛み合った模様。
それも全て金古聖司のおかげであろう。
神戸在籍時も福岡在籍時も勝利を贈ってくれる天使のようである。