鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

カルロン、レンタルでスイスへ

2011年07月15日 | Weblog
カルロン選手が期限付き移籍
弊クラブ所属のカルロン選手がスイスリーグ1部Neuchatel Xamaxに1年間の期限付きで移籍することになりましたので、お知らせいたします。なお、カルロン選手は本日午前、スイスに向けて出発しました。

<選手プロフィール>
■本名:
カルロス・アレシャンドレ・デ・ソウザ・シウバ
Carlos Alexandre de Souza Silva
■登録名:
カルロン Carlao
■生まれ:
1986年8月1日、ブラジル・リオデジャネイロ州ドゥケデカシアス出身
■国籍:
ブラジル
■ポジション:
FW
■サイズ:
190センチ、78キロ
■経歴:
ボンスセッソ(2004)─ドゥケデカシアス(2005)─アメリカ(2006)─バング(2007)─サンクリストバン(2008)─ドゥケデカシアス(2008)─ウニオン・レイリア(2009、ポルトガル)─鹿島アントラーズ(2011、日本)
※国名表記のないクラブはすべてブラジルのチーム
■日本での公式戦成績:
J1リーグ 5試合1得点
AFCチャンピオンズリーグ 4試合0得点
富士ゼロックススーパーカップ 1試合0得点

<カルロン選手コメント>

すべての人々の応援と温かい声援に感謝しています。私にとって、日本での経験はとても貴重なものでした。ただ残念なのは、サポーターの皆さんの期待に応えられなかったことです。今後、チームがより良い成績をおさめてくれることを心より応援しています。ありがとうございました。

予てから話題になっておったカルロンのレンタル移籍が公式発表になった。
初めて話題となった昨年の12月18日のことは良く覚えておる。
とてつもない大物がやってくるという気持ちになった。
その期待が大きかったため、この結末は非常に寂しい。
とはいえ、カルロン本人の方が無念であったと思う。
もっと出来るはず、ゴールが量産できるはずと悩んでおったであろう。
心中を察する。
今季は加入メンバーも多く、連携を磨く時間もなく、震災に負傷と、カルロンにとっては思うようにいかぬ事ばかりであった。
ここは、新天地でこの無念を吹き飛ばす活躍をして欲しい。
鹿島を去ってもファミリーであることに変わりはない。
海の向こうでの活躍を期待しておる。

ハイデュク・スプリト・伊野波、逆境の勝負

2011年07月15日 | Weblog
リスクを伴う伊野波のハイドゥク移籍
100年の歴史を持つクロアチアの名門クラブの実情

2011年7月15日(金)

■100年の歴史で初めてのアジア人選手


ハイデュク・スプリトに移籍した伊野波(左)。クロアチアで新たな挑戦に挑む【写真は共同】

「ダルマチア人のわたしはここで生まれた。わたしがハイドゥク・スプリトを愛しているのは青い海が知っている。ダルマチア人のわたしは、ここが故郷だ。わたしの祖先が昔に錨(いかり)を投げ、ここにわたしを結び付けてくれた」

 これはハイドゥクのサポーター「トルツィダ」が試合前に大合唱する伝統的な応援歌の一節だ。今年がクラブ創立100年。船乗りの多いクロアチア南部ダルマチア地方においてカルト的な支持を受け、同郷者のアイデンティティーとなりしクラブ、それがハイドゥクである。クラブ愛に満ちた地元選手を重用し、そのローカリズムをトルツィダも支持していたものの、今年4月に刷新したフロントは外国人路線へと大きくかじ取りした。

 昨季はリーグ優勝で100歳を祝うはずが失敗。宿敵ディナモ・ザグレブにリーグ6連覇を許し、その敗因は重圧に耐え切れない生え抜きの若手選手にあるとして次々と放出した。代わる選手として獲得したのが7人の外国人選手。その中でも最大の補強選手に位置づけられるのが、100年の歴史で初めてのアジア人選手であり、日本人選手となる伊野波雅彦だ。新監督のブルガリア人、クラシミール・バラコフは彼のポリバレント能力を高く買っている。

「スピードがあり、ピッチで何をすべきかタイミングも理解している。そして1対1に強く、あらゆるポジションを楽にこなす。われわれは彼のような選手を本当に欲していた」

 昨季のハイドゥクはリーグ30試合で32失点。12失点のディナモと比較すれば、弱点が脆弱(ぜいじゃく)なディフェンスにあることは明白だ。右サイドバック(SB)の専門家はシーズンを通しておらず、MFミルコ・オレムシュとセンターバック(CB)のマリオ・マロチャを代用してきた。伊野波の専門はCBといえ、日本代表でも右SBをこなした彼にハイドゥクは注目した。
 しかし、CBの軸となる元オーストラリア代表のリュボ・ミリチェビッチは、オーストリア合宿で左ふくらはぎを負傷し全治1カ月。元クロアチア代表のフルボイエ・ベイッチは年俸削減に応じず、試合出場は確約されていない。よって、伊野波が最初に与えられたポジションは左CB。チーム事情によっては右SB、ボランチとフル回転することになる。薄い選手層やライバルの能力を考えれば、彼の全試合出場は確約されたものだ。

■日本代表でのステップアップのために最良の選択か?

 伊野波のハイドゥク入団の背景にあるのは、本人の海外移籍に対する強い願望と、日本人獲得を狙ったハイドゥクの利害が一致したためだ。スプリトの対岸は伊野波があこがれるイタリア。スプリトはベネチア帝国に長く支配され、イタリア文化が深く入り込んだ土地である。移籍の仲介役を務めた同国出身の代理人マウリツィオ・モラーナも、伊野波のセリエ売り込みには動きやすいはずだ。

 また、新会長のフルボイエ・マレシュは胸スポンサーを獲得するため、日本のトップ企業であるトヨタと交渉した(結果的に失敗に終わるも、車30台の提供を受ける)。スポーツ・ディレクターのミロ・ニゼティッチは伊野波獲得の理由を包み隠さず語る。

「1カ月半にわたってわれわれは伊野波を追ってきた。あらゆる理由で日本人選手が欲しかったのさ。数ある候補の中でも伊野波を選んだのは、彼は本物のアスリートであり、勝利者だからだ。ディフェンスならばどこだってプレーできる。それとは別に、伊野波の獲得はわれわれに対して日本市場を開くことになる。今は、日本の誰もがハイドゥクを知っているんじゃないかな」

 日本代表のチームメートがドイツを中心とする西欧に次々と移籍する中、あえてクロアチアを選んだ伊野波。「代表で結果を残すためには、もう一段階レベルアップする必要があると感じている」(鹿島公式サイトから引用)と本人が語るように、海外移籍は日本代表での活躍も見据えた上の決断であるものの、ハイドゥクが最良の選択だったかは大きな疑問が残る。
 王者ディナモとの戦力差は歴然としており、リーグ優勝はすこぶる困難。ヨーロッパリーグ(EL)は予備戦3回戦からの出場だが、新加入選手が多くて連係すらおぼつかない状況で3回戦とプレーオフを抜け、本選に進出するのは幸運が訪れない限り無理だ(本選進出した昨年は、プレーオフの相手が破産寸前という幸運に恵まれた)。スピーディーなサッカーのJリーグと異なり、鈍重なクロアチアリーグのサッカーに慣れてしまうと、下手をすれば伊野波本人のレベルダウンにつながってしまう。

クロアチアは“もろ刃の剣”となる国


覇権を争うハイドゥクとディナモのダービーマッチは常に火花が散る【長束恭行】

 この夏の過密日程も不安材料の1つだ。直近の日本代表戦は8月10日の韓国戦。クロアチアリーグは7月19日にスタートし、そこにELの予選(3回戦が7月28日&8月4日、プレーオフが8月18日&25日)が重なってくる。7月29日からコロンビアで開催されるU-20ワールドカップ(W杯)にクロアチアも出場し、ハイドゥクから3人を派遣することが決定した。7月23日には創立100周年記念のバルセロナ戦も開催される。開幕と同時に伊野波は選手層の薄いハイドゥクで馬車馬のように働くことになり、代表招集で日本帰国となれば、遠距離移動によるコンディション問題が付きまとう。

 クロアチアリーグの試合を日本でチェックするのは難しく、必然的にザッケローニ監督の目からも伊野波は遠くなるはずだ。ザッケローニの故郷チェゼナティコからスプリトまでは直線距離にして333キロ。距離だけならばインテルの長友佑都(289キロ)やノバラに加入濃厚の森本貴幸(328キロ)と大きな差がないにもかかわらず、伊野波1人がガラパゴス化した地に残ることになる。韓国戦でアピールできず、次から代表招集が見送られるようだと、泥沼から抜け出せなく可能性すら否めない。なぜなら、ハイドゥクそのものが泥沼に突っ込み、財政難にあえぎながら監督と選手のシャッフルを繰り返してきたクラブだからだ。

 日本代表のW杯・南アフリカ大会での活躍に続き、ドルトムントが安価で発掘した香川真司の大ブレークで、日本人獲得ブームは東欧の小国クロアチアにまで訪れた。Jリーグのクラブと選手間の契約の縛りが緩い以上、今後も選手流出は続くだろう。優秀なタレントを次々と輩出するクロアチアは多くのスカウトが訪れる国でもあるが、リーグ運営やクラブ経営、インフラ水準、そして試合のレベルひとつとっても、西欧のリーグに大きく水を開けられている。ステップアップとしては“もろ刃の剣(つるぎ)”となる国だ。だが、伊野波はあらゆるリスクを承知した上でクロアチアに挑戦したと聞く。

「いつの日かはイタリアに行きたい。しかし、第一の目標はハイドゥクで結果を残すことだ」

 鹿島で数々のタイトルを手にした彼は、ハイドゥクの入団会見でリーグタイトル奪還を口にし、国内メディアもプロフェッショナルな選手だと称賛した。しかし、彼はダルマチア人ではなく日本人。もし日本代表での成功を求めるならば、ザッケローニが招集するたびにアピールを続けなくてはならない。そして、新たな移籍のチャンスが訪れた時、ハイドゥクから錨を引き上げるタイミングを見誤らないことだ。


ハイデュク・スプリト・伊野波のフル出場は保障されたようなものとのこと。
これは、伊野波にとっては幸運と言えよう。
ここでアピールし続け、スカウトの目に留まるよう努力して欲しいところ。
しかしながら、ハイデュク・スプリトは国内リーグ優勝はおろか、EL本戦への勝ち上がりも難しいクラブ。
これでは、いくら試合に出場しても、スカウトの網にはかからないのでは無かろうか。
ハイデュク・スプリトというクラブは、財政難にあえぎながら監督と選手のシャッフルを繰り返してきたとのことで、かなりリスクの伴った移籍のように受け取れる。
とはいえ、これも伊野波本人が望んで手に入れた境遇である。
ここから、這い上がり、日本を代表するDFに昇華して欲しいと願う。
期待しておる。

練習時刻変更

2011年07月15日 | Weblog
鹿島、オリベイラ体制で初の夕方練習開始
 鹿島はオリベイラ体制になり、初めて夕方からの練習を取り入れることとなった。同監督が就任した07年以降、午前9時からの練習が通常だった。だが、今日15日から、午後5時開始に変更。試合前日は午前9時開始の練習は続ける。暑さによる疲労と、ナイターに慣れることを目的としている。DF岩政大樹(29)は「チームの考え方なので、効果が出るように頑張るだけ」と話した。
 [2011年7月15日8時5分 紙面から]

夏の猛暑は、練習サイクルを変更させることとなった。
また、ナイトマッチとなる夏の間は、その時間に合わせる意味合いもある。
夏に不調となるチームに対し施策を行ったと考えるのが妥当と言えよう。
涼しい夕方の練習を激しく行い、夏場に勝ち点を積み重ねて欲しい。
我等は勝利に飢えておる。
それ以上に選手は渇望していよう。
期待しておる。

明るい雰囲気

2011年07月15日 | Weblog
2011年07月14日(木)

名古屋から戻った選手たちは、ランニングや室内練習など、リカバリーのトレーニングを実施しました。その他のメンバーは、ミニゲームを行っています。

笑顔でリカバリーをする四人である。
チームは不調であるが、雰囲気まで悪くなってしまっては負のスパイラルに陥ろう。
辛い時こそ、明るい雰囲気作りが必要といえよう。
暗い顔をしておっては、勝運も更に逃げてしまう。
気持ちを切り替え、仙台戦へ挑みたい。