鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

韓国へ渡航

2009年03月09日 | Weblog
J1鹿島 ACL初戦に向け出発
2009/03/09(月) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
11日・水原(韓国)と対戦
 Jリーグ1部(J1)鹿島は8日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第1節の水原(韓国)戦へ向け、敵地・水原へと飛び立った。
 帯同メンバーは、前日のJリーグ開幕戦登録メンバーにFW佐々木竜太を加えた19人。故障明けのMF小笠原満男やルーキーFW大迫勇也も引き続きメンバー入りを果たした。
 東西アジアが8つに分かれて争うグループリーグは、4チームがホームとアウェーで総当たり2回戦を行い、上位2チームが決勝トーナメント進出する。
 鹿島のGグループにはこのほか、上海申花(中国)とシンガポール・アームド・フォーシズFC(シンガポール)が所属。初戦の相手、水原は昨季のKリーグ王者でもあり、いきなりアウェーで厳しい戦いが待っている。
 青木は「先週はG大阪、昨日は浦和と、共にACL優勝経験のあるチームを倒し、自信を持って韓国に乗り込める。時差も気候も変わらないので、相手のサッカーに上手く対応したい」と気合いを入れていた。
 鹿島は9、10日に現地で練習。グループリーグ第1節は、11日午後8時から水原ワールドカップスタジアムで行われる。


【写真説明】
アジア・チャンピオンズリーグ初戦の地・水原(韓国)へと向かう鹿島の本山(左)と伊野波=成田空港


昨日の便で韓国へと到着した鹿島アントラーズ一行である。
土曜の開幕戦のメンバーによよを加えた19人をどう使ってくるのか、オリヴェイラ監督の手腕に期待がかかる。
チームは連勝で気持ちよく挑める。
母国で凱旋したいチュホの出番はあるのか、大迫のアジアデビューは、満男の先発復帰はと話題は尽きぬ。
悲願のアジア征圧へ今年の一歩を踏み出す時が来た。

満男、先発志願

2009年03月09日 | Weblog
鹿島・小笠原が11日ACL水原戦に先発熱望
 鹿島は8日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)水原戦(11日)に備え、韓国入りした。7日の浦和戦で、左ひざ前十字じん帯損傷からの復帰を遂げたMF小笠原も遠征メンバー入り。現地宿舎では選手1人に1部屋が用意され、夜までアイシングなどのケアを続ける小笠原にとっても、良い環境が整った。「先発は11人と限られているけど、次は先発で出たい」と意欲を見せていた。
(2009年3月9日11時01分 スポーツ報知)

出場の次は先発復帰と野望の尽きぬ小笠原満男である。
アウェイの戦いに於いては満男のメンタリティは重要と言えよう。
しかしながら、アイシングを欠かせぬ身体に無理はさせられぬ。
迷うところである。
また、小笠原満男起用によるダニーロ・野沢・本山問題も発生する。
どのピースをどうはめ込めば最も良い結果に繋がるのか、頭を悩ますところ。
贅沢な悩みとはいえ、これが全てのタイトルを狙う者の宿命である。
今日と明日のの練習で大まかなラインが見えるであろう。
水曜日のACLで先発しなかったとしても、すぐに日曜の新潟戦、水曜には上海申花戦と過密日程は続く。
誰が出てもクオリティを下がらぬようやり繰りしていきたい。
この充実した戦力でアジアを征圧せねばならぬのだから。

J'sレポート開幕戦

2009年03月09日 | Weblog
【J1:第1節 鹿島 vs 浦和】レポート:開幕戦でライバル浦和を撃破! 相手の弱点を的確に見定めた鹿島が、会心の勝利を収める(09.03.07)
3月7日(土) 2009 J1リーグ戦 第1節
鹿島 2 - 0 浦和 (16:04/カシマ/37,878人)
得点者:22' 野沢拓也(鹿島)、51' マルキーニョス(鹿島)

満員のスタジアムで凱歌をあげたのは王者・鹿島アントラーズ。チームの完成度に違いを見せ、新たなシステムに移行中の浦和レッズを2-0で退けた。

待ちに待った開幕戦ということで、両チームのサポーターは試合前からヒートアップ。鹿島のゴール裏が巨大フラッグを3度入れ替えれば、浦和のゴール裏は赤・白・黒の3色に染め上げた。ライバルチームを相手に、どんなサッカーを披露してくれるのか、期待に胸をふくらませるサポーターの気持ちが見て取れた。

前半、キックオフから飛び出したのは浦和。ラインを高く保ち、中盤の素早いチェックでボールを奪った。特に、左サイドの原口元気がルーキーとは思えない落ち着きで、中盤でタメをつくる。平川忠亮や田中達也のサポートもあり、左サイドからの攻撃が活性化した。
4分、浦和の見事なパス回しから、原口が左サイドで岩政大樹に1対1のドリブルを仕掛ける。ペナルティエリア内で岩政の足にかかり、倒れたものの、PKの宣告はなかった。ドリブルの際に、ボールを少し前に出しすぎてしまったため、ファウルは取りづらい状況だった。だが、新生・浦和を印象づける見事な攻撃だった。

ただし、前がかりになる浦和に対し鹿島は慌てなかった。1週間前のFUJI XEROX SUPER CUPの後半に、G大阪の攻撃を慌てることなく弾き返した自信からか、選手たちは相手の様子を見ていた。
そして5分、ビッグチャンスを迎える。中盤でボールを奪った後、左サイド奥深くに展開。サイドで興梠慎三がキープすると、すぐさま野沢拓也がゴール前に飛び込む。浦和の中盤はこれを掴まえ切れない。野沢はゴールに向かって切れ込み、GKの都築龍太をつり出したあと、ゴール前にフリーで待つマルキーニョスへパスを出した。しかし、これをマルキーニョスが痛恨のトラップミス。体勢を整える間に浦和DFが詰めてシュートをブロック。鹿島は絶好機を逸してしまった。
だが、これ以降、人数をかけて攻撃に出る浦和は、ボールを奪われた後、守備への切り替えの遅さが目立つようになる。逆に言うと、ボールを奪った後の鹿島の出足の鋭さは際だっていた。

22分、その出足の速さで鹿島が先制点を奪う。相手のFKを防いだ曽ヶ端準がすぐさま右サイドのマルキーニョスに展開。パスを受けたマルキーニョスは平川を振り切り、中央へ折り返す。全力疾走でゴール前に詰めてきた野沢が左足で流し込み、電光石火の速さでゴールを決めた。ゴール前には、さらに興梠や内田篤人も詰めていた。浦和の選手は付いて行くことが出来なかった。
追加点も同じような形からだった。51分、今度は相手のCKを防ぐと、中央で野沢がパスを受け前を向く。左のスペースに走った内田にパスを出すと、内田は右サイドで並走するマルキーニョスに美しいサイドチェンジのパスを通した。パスを出したあと、中央と左サイドからゴール前に詰める野沢と内田。さらにマルキーニョスの右外を青木剛がオーバーラップ。いくつもの選択肢を迫られた浦和のDFが詰め切れないままズルズルと下がると、マルキーニョスが鋭いシュートをゴール左に突き刺した。
この2点目については、リスタートを気を付けるよう、ハーフタイムにフォルカー フィンケ監督から指示が出ていたこともあり、試合後の記者会見ではフィンケ監督が「後半の失点に関してはとても大きな怒りを感じました」と悔しさを隠さなかった。

2点を奪われた浦和は、エジミウソンや山田暢久、エスクデロ セルヒオを投入するも、鹿島のDF陣を崩すまでには至らない。対する鹿島は、86分に小笠原満男をピッチに送る。これにはスタジアムの鹿島サポーターも万雷の拍手。主将の復帰を喜んだ。
試合はそのまま動かず、2-0で鹿島が勝利を収めた。

長年親しんだ3-5-2から4-4-2にフォーメーションを変更し、パスを回すことによる攻撃サッカーを志向し始めた浦和。
「パスを回すことはすごく出来たわけですけど、しかし得点チャンスにつながる最終的なパスというのはなかなか出すことができませんでした」
フィンケ監督も、目指すサッカーはまだまだ未完成であることを認めた。ただ、何度か狙いどおりのサッカーを見ることができたことも確か。試合数をこなすことにより、連係は深まっていく。あと1~2ヶ月後には、美しいサッカーが見られる予感がした。

鹿島は、盤石の強さを示した。チームの一体感はすばらしく、狙い所を全員が共有してサッカーができている。G大阪に引き続き、浦和に対しても強さを示すことができたのは、序盤の大きなアドバンテージだ。運動量が必要な鹿島にとって、夏場の苦しさを考えると、この勢いで勝点を積み上げていきたい。ただ、いまがピークかといえば、まだまだ成長過程だ。これまでブロックの強さは発揮してきたものの、ラインコントロールはいまひとつだった最終ラインがオフサイドを奪い「オプションがひとつ増えた」(伊野波雅彦)という手応えを感じているなど、さらにレベルを上げている。
3年目を迎えるオリヴェイラ体制に、マンネリや停滞感は無縁だ。

以上
2009.03.07 Reported by 田中滋

まだまだ勝利に飢える我等である。
いくら勝っても、勝ち続けても、満足することはない。
それは97年の次の年である98年にも、2000年の次の年である2001年に味わった過去があるからである。
我等は勝ち続けることに、タイトルを得ることにアイデンティティを求めておる。
相手が誰であれ、勝利を求めて行動するのだ。
夜討ちの柿崎晴家を討ち取ったすぐ後に謝罪に来たのでは、逆に怪しいと思うのだが、単なるシナリオの穴と受け取っておこうではないか。