チョット前の動画になりますが,セン様が出ています。
セン様? 千昌男?
ちゃいまんがな,経済学者のセン様でんがな。
Amartya Sen and Elinor Ostrom - A discussion on Global Justice
なかなか,くだけた感じのやり取りで,偉い学者がご宣託を述べる,というインタビューになっていません。ノーベル賞をもらうと連絡のあったとき,なにしてましたか,みたいな。内輪の集まりのようで,それに,モデレーターのおばさんがくだけてて,なかなかいい感じなんですな。
セン様,も良いんですが,時期的に言って,ここはもう一人の方,エリノア・オストロムが主役なんでしょうな。女性で初めてのノーベル経済学賞受賞者で,コモンズの研究で実績をあげたんですね。
コモンズって,漫才師コンビの名前? ちゃいまんがな。
日本語では入会地のことなんですが,
コモンズ
コモンズ(Commons)とは、日本語でいう入会(いりあい)の英訳。ドイツ語では Allmende。但し、日本の入会地は、殆どが入会団体などの特定集団によって所有・管理されているため、誰の所有にも属さない放牧地(草原を広範囲に移動する遊牧民でも自由に利用できる放牧地)などを意味する「コモンズ」とはニュアンスが異なる。
なんとなくニュアンスはわかりますが,例によって日本版のwikiでは明確な定義をしてませんね。これじゃ読んでもわけがわからない。
どういう神経で解説してるんでしょうか。
定義を避けたまま解説する,ということの意味がよく分からないんですけどね。放牧地を意味するコモンズとはニュアンスが異なるって,別のコモンズもあるんなら,そっちも説明すべきなんじゃないんかな。
とまあ,引用しながら批判してては前に進めませんな。
で英語版
the commons wiki
Commons are resources that are owned in common[1] or shared among communities
最初に定義がでてきます。当然でしょう。日本語版ってなんでああなんでしょうか。細かいことにはやたら詳しかったりするんですが,おおもとが・・・。
姿勢としてのハナシですが,定義から出発しなければ,なにも解明できませんね。
さて,横道にそれましたが,オストロムのハナシでした。
動画の最初の退屈なバートを飛ばして中盤から観ていただくといいんですが,オストロムが,質問に答えて,
現実は複雑すぎて,既存の理論では説明できない,的なことをおっしゃってます。だから,彼女は,実際に現場を見て回って,コモンズの特質を解明した,ということなんでしょうね。
これ,細部が大事だ,と言っている『貧乏人の経済学』の著者と同じノリですな。
それに,やっぱり女性です。
近代経済学には,従来から批判も多いわけですが,こうやって,現場に出向いて,確認して回るという地道な活動をしている学者がいて,ノーベル賞をもらったりしている,
ということでして,この二人の女性には,未来を感じることができませんかね。
オストロムさんについては,これがわかりやすいですかね。
エリノア・オストロム教授のノーベル経済学賞受賞の意義
ちなみにセン様は,動画の中で,経済学をちょびっとかばうような発言をしてて,経済学で解ける問題もある,とかで。セン様にしてそんな調子では,
経済学って・・・。
セン様? 千昌男?
ちゃいまんがな,経済学者のセン様でんがな。
Amartya Sen and Elinor Ostrom - A discussion on Global Justice
なかなか,くだけた感じのやり取りで,偉い学者がご宣託を述べる,というインタビューになっていません。ノーベル賞をもらうと連絡のあったとき,なにしてましたか,みたいな。内輪の集まりのようで,それに,モデレーターのおばさんがくだけてて,なかなかいい感じなんですな。
セン様,も良いんですが,時期的に言って,ここはもう一人の方,エリノア・オストロムが主役なんでしょうな。女性で初めてのノーベル経済学賞受賞者で,コモンズの研究で実績をあげたんですね。
コモンズって,漫才師コンビの名前? ちゃいまんがな。
日本語では入会地のことなんですが,
コモンズ
コモンズ(Commons)とは、日本語でいう入会(いりあい)の英訳。ドイツ語では Allmende。但し、日本の入会地は、殆どが入会団体などの特定集団によって所有・管理されているため、誰の所有にも属さない放牧地(草原を広範囲に移動する遊牧民でも自由に利用できる放牧地)などを意味する「コモンズ」とはニュアンスが異なる。
なんとなくニュアンスはわかりますが,例によって日本版のwikiでは明確な定義をしてませんね。これじゃ読んでもわけがわからない。
どういう神経で解説してるんでしょうか。
定義を避けたまま解説する,ということの意味がよく分からないんですけどね。放牧地を意味するコモンズとはニュアンスが異なるって,別のコモンズもあるんなら,そっちも説明すべきなんじゃないんかな。
とまあ,引用しながら批判してては前に進めませんな。
で英語版
the commons wiki
Commons are resources that are owned in common[1] or shared among communities
最初に定義がでてきます。当然でしょう。日本語版ってなんでああなんでしょうか。細かいことにはやたら詳しかったりするんですが,おおもとが・・・。
姿勢としてのハナシですが,定義から出発しなければ,なにも解明できませんね。
さて,横道にそれましたが,オストロムのハナシでした。
動画の最初の退屈なバートを飛ばして中盤から観ていただくといいんですが,オストロムが,質問に答えて,
現実は複雑すぎて,既存の理論では説明できない,的なことをおっしゃってます。だから,彼女は,実際に現場を見て回って,コモンズの特質を解明した,ということなんでしょうね。
これ,細部が大事だ,と言っている『貧乏人の経済学』の著者と同じノリですな。
それに,やっぱり女性です。
近代経済学には,従来から批判も多いわけですが,こうやって,現場に出向いて,確認して回るという地道な活動をしている学者がいて,ノーベル賞をもらったりしている,
ということでして,この二人の女性には,未来を感じることができませんかね。
オストロムさんについては,これがわかりやすいですかね。
エリノア・オストロム教授のノーベル経済学賞受賞の意義
ちなみにセン様は,動画の中で,経済学をちょびっとかばうような発言をしてて,経済学で解ける問題もある,とかで。セン様にしてそんな調子では,
経済学って・・・。