yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

富田勲イーハトーブ交響曲と初音ミクの条

2013-05-07 23:31:44 | 歴史・考古情報《日本》-1 宮都
 5月4日深夜、パソコンに向かうのに疲れて何気なくテレビのスイッチを入れると、富田勲の新交響曲・イーハトーブ交響曲の制作秘話が放送されていた。深夜1時を過ぎていたと思うのだが、一気に引き込まれ、とうとう最後まで見てしまった。

 宮沢賢治の銀河鉄道の宇宙観を交響曲にしたのだという。しかし、賢治の世界をどの様に音にするかについて随分試行錯誤を繰り返したそうだ。そんな時たまたま出会ったのが[初音ミク]の音楽だったという。大昔から、当時最新の技術であったシンセサイザーを取り入れていた富田にとって初音ミクは新たな刺激だったらしい。

 直ぐに初音ミク開発ソフト会社に相談に赴き、これを交響曲に取り込むことにした。とは言っても一筋縄ではいかない。初音ミクは「歌う」だけではなく「踊り」もするのである。交響曲の複雑な音の変化にいかに合わせてミクを踊らすのか、この試行錯誤がまた面白いのである。

 できあがった音楽、映像の素晴らしいこと!!直ぐにネットでこのCDを買って連休後半はこれに聴き惚れた。

 80歳にしてまだまだ創作意欲旺盛な富田勲に、たかが64歳で老け込んでいてはいかん!!と大いに刺激を受けたのであった。

 
 ところで全く話は違うのだが、つい先ほど、これも授業の準備に疲れて何気なくi-phoneでFBを眺めていた。滅多に見ないし、もちろんほとんど書き込むこともないのだが、何となく知り合いの記事を読みながら、「皆さん元気だな-」と勝手に思いながら読み進んでいた。

 フ、と目に入ったのが、九州歴史資料館の岡寺良さんの記事だ。いつもあちこちの調査に行った時の記事を載せられているので、とても役に立つのだが、なぜか今日?の記事は、「キャリーパミュパミュの新曲、「キャリーパミュパミュインベーダー」という曲がYouTube の動画で紹介されていた。

 私がキャリーパミュパミュと出会った?のは一年ほど前に新聞記事を見ていた時のことだった。「キャリーパミュパミュ」この文字をどこで区切って読むのか、そもそもこれは何を意味する言葉なのか?などと思いながら不思議な気持ちで文字を追っていたのである。
 それが人の名前?歌手の「名前」と判ったのは数日後であった。とは言っても相変わらず、これをどう発音したらいいのか?それがよくわからなかった。ど派手な格好でど派手な音を頭の先から出しながら訳も無く踊る彼女にテレビの画面上で出会って、何となく普通に「キャリーパミュパミュ」と言えるようになった。

 先ほどその新曲がネット上にあるとかで聞いてみてびっくりした。

 これは生きた「初音ミク」なのではないか?!!そんな思いが湧いてきた。どっちが先なのかは知らないが、キャリーパミュパミュの踊り、発声、コスチューム、どれを取っても私には「初音ミク」としか思えないのである。そう思いながら重ねて新曲を聴く内に、フッと富田勲の「イーハトーブ交響曲が重なったのである。

 思わず手を打った。そうか、そうなんだ。「キャリーパミュパミュ」は生きた初音ミクなんだ!!

 是非、富田さんに伝えてほしいものだ。さらに新しい交響曲を「表と裏」をテーマに創作していただき、出演者に表のキャリーと裏の初音ミクをコラボして登場させ、宇宙を往ったり来たりするイメージの交響曲を作って欲しいと。

 キャリーパミュパミュの新曲「キャリーパミュパミュインベーダーインベーダー」はこんな曲

 キャリーとは初音ミク、是非コラボして聴いてみたいと思う人はこいつをポチッと押して下さいね→人気ブログランキングへ




 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。