まだ13・14日の報告がまとまっていないのですが、必要に迫られて15日の分だけできたので先に報告します。
2013年8月15日(木)日本ではこの日、戦争が終わったことを総括する日だった。でも、申し訳ないことに、この日は私が日誌を書く日だったんで、それどころではなかった(不謹慎な!こんなことだから大嘘つきの総理大臣が出てくるんだ!反省しろ!!はい、すみません。)
8:25 出発体制を取るも精算に時間がかかり 8:40 出発
9:10 洛陽北西郊外の北魏光武帝の長陵・文昭皇后陵へ。樹木の繁茂が激しく、長陵に登っても周辺が見えないとわかり登頂を断念。皇后陵を横目に見ながら孝荘帝の静陵へ。そういえば以前来た時には陵苑の城壁がよく残っていた。これを端から端までじっくり探索したことを思い出す。しかし、今は広い道路がこれを破壊しすっかりその面影を消してしまっていることに気付きがっかり。静陵とされるマウンドに到着。直ぐ横を運河?が通っているのだが、その拡幅、擁壁工事のためにマウンドはかつての写真に比べてかなり削られていることに気付く。ここでも開発優先の中国の現状を知り悲しくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2a/6c79b6d484ca9793e60350728ad442c8.jpg)
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孝文帝の長陵
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文昭皇后陵
9:45 前日訪問した隋唐代の穀物貯蔵施設回洛倉前を通って漢魏洛陽城方面へ。
10:10 白馬寺を外から見学
10:18 漢魏洛陽城西外城~内城・永寧寺~10:25東外城を道路から見学
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漢魏洛陽城北城壁
整備前の永寧寺。今はコンクリートで固められて、遺跡の趣がすっかり失せてしまっている。
10:50 西晋武帝・司馬炎の峻陽陵墓群へ。塩沢裕仁氏著作『千年帝都洛陽 その遺跡と人文・自然環境』(雄山閣 )には図面が載るがそれらしき墓坑などは見つからず。
ちなみにこの塩沢さんの本はとってもいい本ですよ。そんじょそこらのガイドブックなんてものはどれを見ても同じ。主語述語が入れ替わっている程度。この本は塩沢さんが長く洛陽に滞在され、教鞭を執られて、その合間にご自分の足で歩き回り写真を撮り、正確に報告書や調査機関の情報を集めてまとめられたもので、おそらく全世界を見てもこれを越える洛陽の遺跡研究・案内書はないだろう。洛陽行くなら『千年帝都洛陽』(3990円 消費税が上がる前に買いましょう)!!実はこのブログの記事も遺跡の内容に関するものはほとんど塩沢さんの本から学んだものです。
(塩沢氏著作より転載)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f6/3acb02b78c57fb35c1b3d5f55459b053.jpg)
現地はこんな状況でさっぱり判らなかった。
11:00 夏の都とも言われる二里頭遺跡見学。しかし、今は整備を待つため全体が埋め戻され、一面のトウモロコシ畑。何にも見えず。仕方なく以前の写真を掲載。展示室を少し見学。二里頭の夏の時代から商までの土器が型式毎に並べられていて、とても参考になった。ちなみに鼎の脚が膨らむのは商代からと確認。
2009年段階の説明版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cf/29312929f847a21a2ace611a28236748.jpg)
池跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/67/cc2eb89ae5d6f390234c530294ce548d.jpg)
一号宮殿跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/57/64717072751843167e95cb976f2f7a90.jpg)
二号宮殿跡
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11:35 偃師商城公開施設の入り口まで到着するが早くも昼時間らしく誰も出てこず。城内は見学できないと判明。やむなく昼食へ
12:10昼食(餃子+麺)餃子はマーマーだった。
13:25 偃師商城西~北城壁踏査(やっとここまで来て、以前この城壁を馬・橋本両氏と踏査したことを思い出す)
(塩沢裕仁氏著作より複写)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a2/64dcb6b0990f429e9e19b7d74ffeefb4.jpg)
14:15 偃師商城博物館見学
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/88/e2597aea4b004012a43af3ea444741cc.jpg)
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16:20 唐高宗の皇太子李弘の墓である恭陵を踏査
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e2/77b000bc1d11dbeb7c2eaa504534b7f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/61/a255becf37f7166a21fe263992fc9982.jpg)
17:25 升仙太子碑文(残念ながら鍵がかかっていて、その管理人ももう帰宅したらしく碑文は見えず。隙間からI氏が撮影した写真でその雰囲気を感じることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/fb/b33485b941803d9211cf0f071c458484.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/84/dea1c26c8e3a1aa421dc279428ab61f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/36/2d2c86732c99fab817fe2bcf56c6d788.jpg)
18:54登封・豊源(FengYuan)大酒店到着若いボーイと話すが通じず。
19:30 ホテル内で食事
長陵や恭陵も面白そうだなと思う人はこいつをポチッと押して下さいね→![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif)
2013年8月15日(木)日本ではこの日、戦争が終わったことを総括する日だった。でも、申し訳ないことに、この日は私が日誌を書く日だったんで、それどころではなかった(不謹慎な!こんなことだから大嘘つきの総理大臣が出てくるんだ!反省しろ!!はい、すみません。)
8:25 出発体制を取るも精算に時間がかかり 8:40 出発
9:10 洛陽北西郊外の北魏光武帝の長陵・文昭皇后陵へ。樹木の繁茂が激しく、長陵に登っても周辺が見えないとわかり登頂を断念。皇后陵を横目に見ながら孝荘帝の静陵へ。そういえば以前来た時には陵苑の城壁がよく残っていた。これを端から端までじっくり探索したことを思い出す。しかし、今は広い道路がこれを破壊しすっかりその面影を消してしまっていることに気付きがっかり。静陵とされるマウンドに到着。直ぐ横を運河?が通っているのだが、その拡幅、擁壁工事のためにマウンドはかつての写真に比べてかなり削られていることに気付く。ここでも開発優先の中国の現状を知り悲しくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2a/6c79b6d484ca9793e60350728ad442c8.jpg)
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孝文帝の長陵
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文昭皇后陵
9:45 前日訪問した隋唐代の穀物貯蔵施設回洛倉前を通って漢魏洛陽城方面へ。
10:10 白馬寺を外から見学
10:18 漢魏洛陽城西外城~内城・永寧寺~10:25東外城を道路から見学
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漢魏洛陽城北城壁
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10:50 西晋武帝・司馬炎の峻陽陵墓群へ。塩沢裕仁氏著作『千年帝都洛陽 その遺跡と人文・自然環境』(雄山閣 )には図面が載るがそれらしき墓坑などは見つからず。
ちなみにこの塩沢さんの本はとってもいい本ですよ。そんじょそこらのガイドブックなんてものはどれを見ても同じ。主語述語が入れ替わっている程度。この本は塩沢さんが長く洛陽に滞在され、教鞭を執られて、その合間にご自分の足で歩き回り写真を撮り、正確に報告書や調査機関の情報を集めてまとめられたもので、おそらく全世界を見てもこれを越える洛陽の遺跡研究・案内書はないだろう。洛陽行くなら『千年帝都洛陽』(3990円 消費税が上がる前に買いましょう)!!実はこのブログの記事も遺跡の内容に関するものはほとんど塩沢さんの本から学んだものです。
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現地はこんな状況でさっぱり判らなかった。
11:00 夏の都とも言われる二里頭遺跡見学。しかし、今は整備を待つため全体が埋め戻され、一面のトウモロコシ畑。何にも見えず。仕方なく以前の写真を掲載。展示室を少し見学。二里頭の夏の時代から商までの土器が型式毎に並べられていて、とても参考になった。ちなみに鼎の脚が膨らむのは商代からと確認。
2009年段階の説明版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cf/29312929f847a21a2ace611a28236748.jpg)
池跡
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一号宮殿跡
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二号宮殿跡
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11:35 偃師商城公開施設の入り口まで到着するが早くも昼時間らしく誰も出てこず。城内は見学できないと判明。やむなく昼食へ
12:10昼食(餃子+麺)餃子はマーマーだった。
13:25 偃師商城西~北城壁踏査(やっとここまで来て、以前この城壁を馬・橋本両氏と踏査したことを思い出す)
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14:15 偃師商城博物館見学
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16:20 唐高宗の皇太子李弘の墓である恭陵を踏査
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17:25 升仙太子碑文(残念ながら鍵がかかっていて、その管理人ももう帰宅したらしく碑文は見えず。隙間からI氏が撮影した写真でその雰囲気を感じることに。
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18:54登封・豊源(FengYuan)大酒店到着若いボーイと話すが通じず。
19:30 ホテル内で食事
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