yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

こうして御用学者が民を扇動し、戦争へと導いていく

2013-09-02 23:33:58 | yaasan随想
 「原子力規制委員会の専門家チームは2日、国内で唯一運転中の関西電力大飯原子力発電所(福井県)の敷地内にある断層(破砕帯)についての評価会合を開き、「活断層ではない」との見解で一致した。規制委が6原発で進める断層調査のうち、活断層の可能性を否定するのは初めて。今後、別の専門家らによる検証を経て、最終的な結論をまとめる。規制委は現在、大飯原発3、4号機の安全審査を保留しているが、活断層を否定する結論が出れば再開する方針だ。」そうだ。(読売新聞)

 きっとあっちこっちから圧力がかかったんでしょうね。ひょっとしたら脅迫、恫喝まがいのものもあったのでは・・・。原発を売り物にする現政権にとっての目の上のたんこぶがこれで取れたわけですから、後は福島の汚染水漏れ隠しの徹底一本に絞ればいい。そしてそれはもう始まっている。

 国家にとって今一番大事な課題は何かと問われた自民党の石破の答えが「集団的自衛権だ!!」といってはばからない。そして電力会社が有力なスポンサーであるマスコミは汚染水漏れに黙して語らない。

 それどころか、「学者」が原発は安全だとお墨付きを与えたものだから、益々黙して語らない。批判する奴がいたらスキャンダルをでっち上げて黙らせるのに協力する(政権に協力するタレントのセクハラは黙認するらしい)。

 もう戦争に向かってまっしぐらだね。戦前と違って、今回たちが悪いのは、同盟国が世界一の軍事国家である点だ。国内の銃規制すらままならない野蛮国家が後ろ盾だから、この坂道は日本人だけが転がって怪我をすればいい、ではすまないだろう。

 地球と心中に向かって人類はただひたすら転げ落ちていくだけのようだ。誰かが止めてくれるかもと幻想を抱いていたが、どうもそれは無理なようだ。西アジアの宗教国家は化学兵器を用いて殺戮しても平気なようだし、その指導者をどの国も止めることができないようだ。

 恐ろしい濃度の放射能で汚染された水はどんどん海に流れ込み、誰もこれを防ぐ術を知らず、国家は「オリンピック招致に影響があるから」とその事実をひた隠し、その間に汚染水は止まるところを知らず海へ海へと流れ込む。きっとオリンピックが招致されたとしたら、ちょうどその頃から悲劇が始まるのでは。もっとも、汚染された水や空気を吸っても直ぐに死ぬわけではないらしいから、目の前の「贅沢」から逃れたくない輩は見て見ぬ振りをする。

 直ぐ動くかどうかは判らないから、100年後に動いて原発が壊れてもその時には誰もこの世にいないから、だから目先の利益、快楽のために「活断層ではない!」と宣言する。これが「学者」の素顔!!

 この調子だと、「神武天皇なんて存在しない」と公言してはばからない私などは、たちまち「朝鮮人殺せ!!」と叫ぶ「憲兵」に拘束されて、密かに始末されるのだろうな。

 結局学問なんて「真実」を追究する行為でもなんでもないんだ!「学者」のお墨付きは政治家が出すものなのだ!学者ほど無責任な存在はないと思う人はこいつをポチッと押して下さいね→人気ブログランキングへ