黒いタチアオイが咲いていた。
日が射さない所に咲く花は真っ黒に見える。
実際の色は暗赤色というのかもしれない。
タチアオイ
・アオイ目ビロードアオイ属タチアオイ
・日本には古くから薬用として渡来した








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コチドリのヒナを見に行った帰り、田んぼの稲の中に赤っぽい物が見えた。
良く見たら見慣れない鳥だった。
ゴイサギの幼鳥かとも思ったが、嘴の形が少し違う。
あれこれ調べたら、アカガシラサギだった。
初めての出会いだった。
アカガシラサギ
・コウノトリ目サギ科サギ亜科アカガシラサギ属アカガシラサギ
・中国南東部からインドシナ半島、インドネシア一帯に分布
・夏季に中国中東部で繁殖
・冬になると東南アジアへ南下し越冬
PowerShot SX40HS







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白いタイサンボクが咲き出した。
2.3日前にはとんがった大きな蕾だった。
段々丸くなり、大きな花が咲いた。
好い匂いがしている。
名前から中国原産かと思ったらアメリカ原産だった。
泰山木(タイサンボク)
・モクレン目モクレン科モクレン属タイサンボク
・北アメリカ中南部原産
・アメリカ合衆国を象徴する花木とされている
・ミシシッピー、ルイジアナ両州の州花







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今年も子連れのコチドリに出会った。
去年は3羽連れていたが、今年は1羽だった。
1羽しか育たなかったのか、まだ巣に残っているのか。
ヒナのコチドリは歩き回って寒くなると、親の懐に戻り、温まると又出歩いていた。
親鳥が交代で傍で見守っている。
コチドリ
・チドリ目チドリ亜目チドリ科チドリ属コチドリ
・食性は動物食
・ミミズや節足動物、ユスリカ類の小型昆虫を良く食べる
ケンコーミラーレンズ 800mm 手持ち







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赤いブラシを沢山取り付けたような木。
初めて見た時はブラシが成る木もあるのだとびっくりした。
農家の庭先で大きな木になり、毎年沢山ブラシのような花を咲かせる。
ブラシノキ
・フトモモ目フトモモ科ブラシノキ属ブラシノキ
・オーストラリア原産
・常緑
・花の先端から枝が伸びる







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クマンバチが重そうな体を小さな羽根で浮かべて、こちらの花、あちらの花と飛び回って蜜を吸っていた。
クマンバチ
・八チ目ハチ亜科ミツバチ上科ミツバチ科クマバチ亜科クマバチ族クマバチ属
・食性 花蜜、花粉
・藤の花の花粉媒介が出来るのはクマバチ







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真っ赤なアマリリスと白に赤い筋の入ったアマリリス。
歌で「アマリリス」という名は小学生の頃から知っていたが、この花も実物を知ったのは極最近。
こんなダイナミックな花だとは思わなかった。
アマリリス
・ヒガンバナ科ヒッペアストルム属
・南アメリカ原産
・以前にヒガンバナ科アマリリス属に入れられていた名残でアマリリスと呼ばれている






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アカツメクサにベニシジミが留まっていた。
模様は少しアカタテハ、ヒメアカタテハに似ているがチョウの大きさが違う。
去年も見ているがベニシジミだと分かるのには時間が掛かった。
アカツメクサからヘラオオバコ、ノゲイヌムギと飛び移って行った。
ベニシジミ
・チョウ目アゲハチョウ上科シジミチョウ科ベニシジミ亜科ベニシジミ属ベニシジミ
・ユーラシア大陸、北アメリカに広く分布
・冬は幼虫で過ごす
・食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物







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遊歩道脇に植えられたバイカウツギが好い匂いを漂わせている。
今年は小さく刈り込まれ、こじんまりとした木になっている。
色々なウツギが咲いたが、その中では一番大きな花だ。
バイカウツギ
・バラ目アジサイ科バイカウツギ属バイカウツギ
・東南ヨーロッパ、小アジア原産
・花は香水の原料として利用される







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江戸川の河原でオオヨシキリの囀りが一段とかしましくなって来た。
けたたましく囀っては、葦の上に出て、辺りの様子を眺めている。
烏帽子を立てた様子は仙人のようだ。
オオヨシキリ
・スズメ目ウグイス上科ヨシキリ科ヨシキリ属オオヨシキリ
・夏季はアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季はアフリカ中部以南やユーラシア大陸南部で越冬する
・日本では夏季に亜種オオヨシキリが繁殖のため全国に飛来する







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トケイソウが咲いていた。
西洋ではパッションフラワーという。
アナログな時計の文字盤のような花。
構造が複雑で何度見ても不思議な花だ。
トケイソウ
・キントラノオ目トケイソウ科トケイソウ属トケイソウ
・中央アメリカや南アメリカの熱帯、亜熱帯地域が原産
・パッションには「情熱」の意味も有るが、この花のパッションは「受難」の意味







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アオサギが田んぼ脇でじっと何かを狙っていると思ったら、ザリガニを獲った。
アオサギが獲物を獲ったのを見たのは初めてだ。
アオサギ
・コウノトリ目サギ科サギ亜科アオサギ属アオサギ
・アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布している。
・夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアなどへ南下し越冬する。
・日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖し、冬季に九州以南越冬のため飛来する。
・本州、四国では周年生息(留鳥)
(Wikipediaより)







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もうそろそろかと思い、通って見たらヒメヒオウギが咲いていた。
誰かに掘られて持って行かれ、今年は無いかなと思っていたが残っていた。
小さいが直ぐ目に付く赤い花だ。
芝の中にところどころに咲いている。
ヒメヒオウギ
・アヤメ科アノマテカ属
・南アフリカ原産







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オオバンが水辺に立っていた。
立っているのは珍しいので写真に撮った。
帰って撮った写真を見たら、足の指に変なものが付いていた。
調べたら足の指一本一本に付いた蹼(みずかき)で弁足という種類の蹼(みずかき)だった。
ちなみにアヒルやカモの水かきは蹼足(ぼくそく)という種類の蹼(みずかき)だ。
オオバン
・ツル目クイナ科オオバン属オオバン
・夏季にヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると東南アジアやアラビア半島などに南下し越冬する。
・日本では夏季に北海道、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)







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