世界中で何十年ぶりとか、史上初めてとかの自然災害のニュースが世界各地で発生
した2013年でした。
普通に考えれば、どうして?今年に限って、ということかもしれませんが
私の中では想定内の出来事でした。
それは、地球の肺ともいわれる熱帯雨林の急速な破壊が進んだ結果、地球のエコシステム
が、人間活動により破壊され続ける状況を約40年余り見てきた人間(私)からすれば
気候変動や異常気象は起こって当たり前だからです。
1987~88年末までのインドネシアの大森林火災の鎮火直後の1999年1月にに東カリマンタン州
バリックパパン市の現地を訪問した時の情景は今でも脳裏に焼きついています。
かってジャングルの中を歩きながら感じていた
「自然の偉大さと人間の小ささ、人間も自然界の一部なんだ」という実感、
そして何百年、何千年もかかって育ってきた樹木を人間の経済的な繁栄という都合だけで
切り出してしまうことの罪。
その罪は木材資源が失われるというだけでなく、自然の森の生態系を破壊して、
たくさんの生物の命が失われてしまっているということに気づき、その先兵になることをやめるため、
25年前に転職を決意した時の状況よりも、
さらに厳しい、根こそぎ破壊された自然が目の前にありました。
このような現場にたった少ない日本人で有り、このような現実を知らない人たちにできる限り、
熱帯雨林破壊の現実を知らせたい思いでその後の活動をしています。
世界中の森林が破壊されていますが、とりわけ東南アジアの森林は、私たち日本人が森林を伐採、
破壊して繁栄を築いてきたという事実があります。
かって、日本に大量の木材を供給してくれたインドネシアの森林は、
今ではWWF≪世界自然保護基金≫の報告では、森のほとんどないイメージのアフリカ諸国よりも、
世界で一番貴重で危機的な森林として位置づけられています。
「いま地球上で起こっている森林減少は、次世代は言うに及ばず、現在、生きている子供の時代にも、
大きな気侯変動による自然災害や感染症の拡大による健康被害などにより危機的な状況を招く、
まさに人類存亡の危機です。」
人類の歴史は、自然との戦いで、如何に健康な生活を守るか、自然界から如何に富を発掘するかという
文明を築いてきました。
これまでの資本主義では、基本的に自然資源は無料という概念で発達してきました。
そして、招いたのが大気汚染、河川の汚染、海洋汚染、森林破壊、砂漠化など人間が生存する自らの
住まい環境を次々と破壊してきました。
いまこそ、自然に学び、自然の摂理にそって生きるという価値観の転換をしないと次世代の人類が
住めない環境になってしまいます。
人類文明の歴史は、森林と共に繁栄し、森がなくなって滅んできました。
現在騒がれている地球温暖化の問題も、化石燃料の使いすぎにより大量のCO2が放出されていることも
大きな要因ですが、
地球規模の森林の減少と砂漠化が大きな気侯変動を招いていることの方が大きな要因です。
森がなくなって、森が受け取る降雨の循環が不十分になり、結果大気の循環も不全状態になり、
気侯の変動が起こってしまいます。
森林は約70%の太陽光を吸収して、地球から吸い上げた水分を蒸発させています。
しかし、森がなくなった砂漠では太陽熱を70%反射してしまいますし、基本的に水がないので蒸散作用も
おこりません。
蒸散作用で出来た水蒸気を含む空気は、通常の空気より軽いために上昇して、
大気圏に熱を逃がして冷やされて雨や雪となって再び地球に循環して水と大気の循環が起こっています。
この循環がかなり異常になっているために、集中豪雨があったり、少雨になったり、旱魃になったり、
竜巻が起こったり、異常な風の吹き方が世界各地で起っています。
すでに気侯変動は起こっています。
今すぐ、電力の使いすぎを減らす社会システムを構築すること、CO2の排出の多い化石燃料の使用量を減らし
代替エネルギーへ転換する、
そして8000年前の三分の一になり、世界の森林率は30%になってしまった世界の森林を
これ以上減らさないように保護すること、
劣化した森林を再生すること、壊してしまった元森林地を植林により再生することが必要です。
科学技術に頼ることなく、市民の心、価値観ですべてを変えることができます。
逆説的には市民の心が変わらなければ、地球温暖化などによる気侯変動を止められないのです。
森林の問題も市民社会が負担すべきコストを負担してこなかった部分を改めて、森林保護と再生のコストを
市民一人一人が負担する社会としてのシステムが必要です。
地球上の自然の生態系の動物の頂点は「人間」であり、植物の頂点は、生物種の半分が生息する熱帯雨林です。
その熱帯雨林が絶滅の危機なのです。
地球環境劣化の問題は知れば知るほど、将来が暗くなる情報でいっぱいです。
この問題解決には、技術的な問題ではなく「人間の心」価値観転換が必要です。
ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、 われは、きょうリンゴの木を植える」あなたなら、どうしますか?
あなたの植えたい気持ちを行動に起こしたいなら、
「生命の森づくり」に参加しましょう!
われも人も、子孫もの幸せを願って「未来の森づくり」に参加するなら
あなたの未来はあなたの行動で決まります。
した2013年でした。
普通に考えれば、どうして?今年に限って、ということかもしれませんが
私の中では想定内の出来事でした。
それは、地球の肺ともいわれる熱帯雨林の急速な破壊が進んだ結果、地球のエコシステム
が、人間活動により破壊され続ける状況を約40年余り見てきた人間(私)からすれば
気候変動や異常気象は起こって当たり前だからです。
1987~88年末までのインドネシアの大森林火災の鎮火直後の1999年1月にに東カリマンタン州
バリックパパン市の現地を訪問した時の情景は今でも脳裏に焼きついています。
かってジャングルの中を歩きながら感じていた
「自然の偉大さと人間の小ささ、人間も自然界の一部なんだ」という実感、
そして何百年、何千年もかかって育ってきた樹木を人間の経済的な繁栄という都合だけで
切り出してしまうことの罪。
その罪は木材資源が失われるというだけでなく、自然の森の生態系を破壊して、
たくさんの生物の命が失われてしまっているということに気づき、その先兵になることをやめるため、
25年前に転職を決意した時の状況よりも、
さらに厳しい、根こそぎ破壊された自然が目の前にありました。
このような現場にたった少ない日本人で有り、このような現実を知らない人たちにできる限り、
熱帯雨林破壊の現実を知らせたい思いでその後の活動をしています。
世界中の森林が破壊されていますが、とりわけ東南アジアの森林は、私たち日本人が森林を伐採、
破壊して繁栄を築いてきたという事実があります。
かって、日本に大量の木材を供給してくれたインドネシアの森林は、
今ではWWF≪世界自然保護基金≫の報告では、森のほとんどないイメージのアフリカ諸国よりも、
世界で一番貴重で危機的な森林として位置づけられています。
「いま地球上で起こっている森林減少は、次世代は言うに及ばず、現在、生きている子供の時代にも、
大きな気侯変動による自然災害や感染症の拡大による健康被害などにより危機的な状況を招く、
まさに人類存亡の危機です。」
人類の歴史は、自然との戦いで、如何に健康な生活を守るか、自然界から如何に富を発掘するかという
文明を築いてきました。
これまでの資本主義では、基本的に自然資源は無料という概念で発達してきました。
そして、招いたのが大気汚染、河川の汚染、海洋汚染、森林破壊、砂漠化など人間が生存する自らの
住まい環境を次々と破壊してきました。
いまこそ、自然に学び、自然の摂理にそって生きるという価値観の転換をしないと次世代の人類が
住めない環境になってしまいます。
人類文明の歴史は、森林と共に繁栄し、森がなくなって滅んできました。
現在騒がれている地球温暖化の問題も、化石燃料の使いすぎにより大量のCO2が放出されていることも
大きな要因ですが、
地球規模の森林の減少と砂漠化が大きな気侯変動を招いていることの方が大きな要因です。
森がなくなって、森が受け取る降雨の循環が不十分になり、結果大気の循環も不全状態になり、
気侯の変動が起こってしまいます。
森林は約70%の太陽光を吸収して、地球から吸い上げた水分を蒸発させています。
しかし、森がなくなった砂漠では太陽熱を70%反射してしまいますし、基本的に水がないので蒸散作用も
おこりません。
蒸散作用で出来た水蒸気を含む空気は、通常の空気より軽いために上昇して、
大気圏に熱を逃がして冷やされて雨や雪となって再び地球に循環して水と大気の循環が起こっています。
この循環がかなり異常になっているために、集中豪雨があったり、少雨になったり、旱魃になったり、
竜巻が起こったり、異常な風の吹き方が世界各地で起っています。
すでに気侯変動は起こっています。
今すぐ、電力の使いすぎを減らす社会システムを構築すること、CO2の排出の多い化石燃料の使用量を減らし
代替エネルギーへ転換する、
そして8000年前の三分の一になり、世界の森林率は30%になってしまった世界の森林を
これ以上減らさないように保護すること、
劣化した森林を再生すること、壊してしまった元森林地を植林により再生することが必要です。
科学技術に頼ることなく、市民の心、価値観ですべてを変えることができます。
逆説的には市民の心が変わらなければ、地球温暖化などによる気侯変動を止められないのです。
森林の問題も市民社会が負担すべきコストを負担してこなかった部分を改めて、森林保護と再生のコストを
市民一人一人が負担する社会としてのシステムが必要です。
地球上の自然の生態系の動物の頂点は「人間」であり、植物の頂点は、生物種の半分が生息する熱帯雨林です。
その熱帯雨林が絶滅の危機なのです。
地球環境劣化の問題は知れば知るほど、将来が暗くなる情報でいっぱいです。
この問題解決には、技術的な問題ではなく「人間の心」価値観転換が必要です。
ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、 われは、きょうリンゴの木を植える」あなたなら、どうしますか?
あなたの植えたい気持ちを行動に起こしたいなら、
「生命の森づくり」に参加しましょう!
われも人も、子孫もの幸せを願って「未来の森づくり」に参加するなら
あなたの未来はあなたの行動で決まります。
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