美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

汚れた海を再生~緑の砦づくり~

2011-05-21 14:15:26 | Weblog

今回の大地震と津波の被害を受けて、日本でも海岸防災林の
検討が進んでいます。

林政ニュースによりますと林野庁は、東日本大震災で甚大な
被害を受けた海岸防災林の再生策を検討する有識者委員会を
設置して、

被災海岸に堆積しているがれきを有効利用して人工砂丘をつくり、
その上に森林を造成する
「多機能海岸防災林」を軸に議論を進めているそうです。

インドネシアのジャワ島にある第2の大都市スラバヤで街を洪水と
高潮、津波から守るためにマングローブの植林が進んでいます。

この地区は上流からのごみが散乱し、
違法伐採によりマングローブ林がほとんどなくなってしまいました。

2007年の調査でもスラバヤ市の沿岸は海抜マイナスにあり、
津波が来ればひとたまりもないという結果でした。

そんな状況に当時スラバヤ市長だったバンバン氏が
「ここは直ちに植林をすべきだ」
「さもないとスラバヤは沈んでしまう」と訴えつづけ

ある村をターゲットにしてプログラムが開始されました。

このプログラムに賛同したジョコ・スウォントン氏が住民組織を
立ち上げてこのプロジェクトの推進しています。

2007年7月26日、世界マングローブの日にバンバン市長出席のもと
マングローブ林の保全監視のための小屋が建設されて始まりました。

当初は嫌がらせや偏見に打ち勝つのに時間がかかったそうです。
伐採は短期間で多くの収入を得ることはできますが、

反面、森がなくなってしまえば失われる価値の大きさに気づいてもらう
ことは容易でなかったそうです。

植林により魚や鳥やサルなどの動物の生息が戻り、
自然の豊かさに住民自身が気が付き始め、

いまでは多くの住民が
この場所をエコツーリズムこのプロジェクトにすることで収入機会が
得られることも始まり順調に進んでいます。

マングローブの植林により、大地に張った根が有機物や大地から流れ出た
成分を吸収し、海をきれいにして、浸食を防いでくれます。

この安定した環境の復活で野生生物が復活してきます。

このような健全な環境が地元の人たちの収入にもつながり、
より安定した持続的な生活につながるという素晴らしい循環を
生み出しています。

持続可能な森づくり~生命の森づくり~]

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