美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

いのちとは何か?

2011-04-16 14:49:50 | Weblog
99歳の現役医師聖路加病院理事長の日野原重明さんが、
子供たちを対象に「いのちの授業」にも情熱を注いでおられます。

世界中の子供たちが地球を良くしようとお互いに手を結べば,
新しい未来が開けるとの想いからだそうです。

自然の摂理から離れた現代文明に対する危機感と未来に対する
懸念からだそうです。

地球は大気=空気に包まれて、その中で水が循環して、
太陽の光を与えられています。

人間を含む動物は、大気に含まれている酸素を呼吸して、
CO2を排出しています。

そのCO2を植物が吸収して、
水と太陽光とミネラルで物質を創っています。

人類はそこで育った植物や他の動物を食料にして生きています。
というよりは、厳密には、
地球という自然環境に生かされているのです。

先進諸国の人間を中心にして発展させてきた文明は、
人間にとって便利で快適でより早い、
楽な状況を生み出すことに重点を置いて、
科学を活用してきました。

人間にはエネルギーを生み出す能力はありませんから、木材を使い、
地下から石炭や原油を掘り出して燃料として活用してきました。

その結果が、生物が生きてゆく上で不可欠の空気(酸素)を
汚染して、体の60~70%を占める水を汚染して、

さらに食料として食べる農産物や魚も汚染してしまっています。

食料としての牛も豚も鳥も人間に都合のよいように
工場のようなシステムで飼育しています。

そこには生命の尊厳や自然の大切さに配慮して考え方がありません。

このような大人たちの過ちを修復して生き抜くという負担を
子供たちがうけ続けることになります。

空気も風も見えない、命というものも見えない、
人間を取り巻く環境では目に見えない物の方が多いのです。

目に見えないものにも支えられて生かされている命とは何か?

日野原さんは
「いのちとは君しか持っていないもの、
 それは君が使える時間であり、
 それを使うことが生きている証拠。
 君たちが使える時間を誰かのために、難民のために、
 困っている人たちのために使うことを意識し、努力してほしい」

 と伝えられています。

 次世代の子供たちにこのような哲学を伝える事を
「いのちの授業」として取り組んでおられます。

10歳の子供でも理解してくれるそうです。

翻って私たち大人は、自分たちで責任のとれないものを創り、
行動をし、その結果
生存に不可欠な新鮮できれいな空気や水を汚しています。

知らず知らずに取り返しのつかない大きな犠牲と将来にわたる
負担を与え続けています。

こんな社会は誰も望んでいないのに、
どうしてこのようになったのか?

今回の大震災、その後の原発災害は、このような人類文明を
支配している価値観を大きく変えるためのチャンスを

日本人に「世界に先駆けて与えられた使命」と
考えて、
命を使ってゆきたいと願っています。

人生の究極の目的は、
「次世代への生命の継承であり、住み良い環境を残すこと」
にあると考えています。

20世紀から21世紀に生きた私たちが未来の人類を滅亡させるほどに
環境を悪化させたと言われることは、
どの人も目的とし生きていないはずです。

それなのに、地球温暖化の問題解決のために行動しない企業や
人々に、今一度、人生の究極の目的は何なのか思い起こして、

次世代に胸を張れる人生にするためにも、

だれでも出来る「植林」を地球温暖化対策として、
劣化した地球環境の修復対策として
そして、持続可能な社会づくりの切り札として、

積極的に取り組んでして頂きたいと
ねがっています。

全ては次世代の子供たちのために!
あなたの生活行動は、この哲学に沿っていますか?
立ち止まって考えて、

よりよい未来のためにあなたも行動をはじめましょう!
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1 コメント

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田中正造先生 (下山 優湖)
2011-04-18 04:20:27
足尾鉱毒事件の渡良瀬川下流で、生まれ育ちました。
子供時代、父から、偉い人、と教えられていました。
立松和平さんの活動を知りました。
足が丈夫になったら、気を植える女になりたかった。

相変わらず、鶴舞う形の群馬県(上毛カルタ)の鶴のような足ですが、東北に寄り添うことで木を植えて、残りの人生を全うする所存です。

志の高いメッセージに、思わずコメントをさせていただきました。(東京在住)

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