美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

自然の生態系バランスが崩れて広がる感染症

2011-05-25 20:00:15 | Weblog

自然の生態系バランスが崩れて広がる感染症が広がっています。

ナショナルジオグラフィックの5月4に号に
「イノシシの急増で米で急増するイノシシ、感染症を拡大か」
という記事がありました。

その内容は、
 アメリカではイノシシが急増し、危険な寄生虫が人間に感染
する可能性が出てきているといことです。
 
イノシシ(学名:Sus scrofa)は16世紀にヨーロッパから
アメリカに家畜として持ち込まれ、時と共に多くの個体が
畜舎から逃げ出して野生化したようです。

野生化したイノシシは、現在ではアメリカの39の州に計約400万頭
が生息すると見られ、
特にカリフォルニア州、テキサス州とアメリカ南東部に多いそうです。

このほど発表された論文の共著者で、ノースカロライナ州ローリーにある
ノースカロライナ州立大学(NCSU)の生態学者クリス・デパーノ
(Chris DePerno)氏によれば、

イノシシは非常に頑強でほとんど何でも食べることができるため、
この環境で満足に暮らし、年に複数回、それぞれ数頭の子を産む。

 今回の研究でデパーノ氏らは、ノースカロライナ州で2007~2009年に
殺されたイノシシ83頭の血液中に、トキソプラズマと旋毛虫が寄生していた
証拠を発見した。

テキサス州やサウスカロライナ州など、アメリカの他の地域で実施された
調査でも同様の結果が得られており、
イノシシによる感染症媒介の危険性があることを示しているとデパーノ氏
は指摘する。

しかし、イノシシでこれらの種の寄生虫感染が確認されたのは
これが初めてだ。

トキソプラズマも旋毛虫も家畜のブタでは感染が防止されているが、
近年では食用としてイノシシ狩りをする人が増えていると
デパーノ氏は言う。

 寄生虫が多く含まれる肉を人間が食べると感染する可能性は高い。

デパーノ氏によると、トキソプラズマも旋毛虫も、感染すると筋肉や臓器に
食い込み、インフルエンザのような症状を引き起こすことがあるという。

 男性、女性、子供を含め、アメリカでは既に6000万人以上が
トキソプラズマに寄生されているが、発症する人はきわめて少ない。

通常、健康な人の免疫系ならば病気を抑え込むからだ。

 それでも、米国疾病予防管理センター(CDC)によると、
アメリカではトキソプラズマ症は食物が媒介する病気による死因の第1位だ。

特に妊娠中の女性や免疫系が弱っている人にとって、トキソプラズマの害
は大きい。

 CDCによれば、旋毛虫による感染症も軽症から重症までさまざまで、
最も重症の場合は心臓と呼吸器に障害が起こり命に関わることもあるという。

中等度の症例でも、疲労、衰弱、下痢が何カ月にもわたり続く場合がある。

以上のような内容ですが、これまで自然の生態系のバランスがとれていれば、
無かった異種間の感染がふえている現実があります。

今回のインドネシア訪問で聞いた話に「ハマウラットブル」という
本来マンゴの樹に着く毛虫が気候変動のせいで大量異常発生して、

あらゆる植物の葉っぱを食べつくして大きな被害が出て問題になった
そうです。

インドネシア人の食生活に不可欠の唐辛子もすべて葉っぱを食い尽くされて、
被害を受けて、価格が高騰したという話を聞きました。

これも環境破壊による異常気象と自然の生態系バランスの崩れが
招いています。
これから先様々な環境異常が出てきそうです。

これもみんな私たち人類の社会生活スタイルが招いている事実を直視して
改めないと次世代の人類が危機に陥りそうです。

バトンを引き継がない大人で終わらないために!!
生活スタイルを改めませんか?
子供たちの未来のために!

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