ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

日本一決定戦~無敗の王者編

2019年10月29日 | ホークス
日本シリーズ第4戦@東京ドーム ルヴァン杯決勝@さいスタ
両試合を現地観戦した濃密な日々を改めて振り返る。



まずはソフトバンクが4戦4勝でシリーズ3連覇を飾った一戦から。



試合前のドーム周辺では、STVどさんこワイドのパクリ番組である
FBSめんたいワイドが現地の盛り上がりを中継。
この中継にはタツノリに扮した神奈月さんがゲストに登場した。
カメラが回っていない場所でも、ギリギリまで写真撮影に応じる神対応。
グータッチのリクエストもたくさん受けていたが、
プオタでもあるワタシは空気を読まずに
「コレでお願いします」と武藤のハンドサイン(フォックスサイン)を掲げた。
「イィヤーッ!」の雄叫び付きで受けてくれたのはさすがだった



このシリーズの公式パンフ。当日のドームに行けない身でありながら、
チケット購入に尽力してくれた2号へのお土産に買った。
1部1千円ながら、全ページがカラー構成でなかなかリーズナブル。



ワタシの座席からの眺め。左翼ポールの真裏www
一般発売の初日に購入したビジター席ゆえ、ぜいたくは言えぬ。
各打席をじっくり見ることを早々に諦めたが、その代わりに、
読売の三塁手のお寒い守備を真裏から存分におがむことになる。



始球式を務めたのは、車いすテニスの上地結衣選手。
来年の東京パラ五輪では、リオの銅を上回るメダルを目指す戦いが待つ。



この試合のスタメン。読売の「菅野&小林」の背水バッテリーに、
ソフトバンクは「六番・一塁に福田」を起用するサプライズ。
「シリーズのキーマン」とみていたワタシも、スタメンは明石とみていた。
交流戦の活躍(6打数4安打3本塁打)や「エースキラー」の持ち味を買ったのか。



試合はごらんの通り、ソフトバンクが4対3で逃げ切り。
2010年代でセ・リーグ6球団すべてを撃破する「セ界制覇」を遂げた。
2年連続でシリーズ進出を逃したパ・リーグ王者の西武の面目を守れたし、
パ・リーグ4位のロッテの方が「読売より強かった」と胸を張って言える
<単なる星勘定。読売戦@東京ドームは4勝1敗。ロッテ戦@マリンは2勝10敗

ただ、この試合に限っては「これが日本一を決める試合でよいのか?」
その内容に首を傾げたくなった。両軍ともミスの大安売り
読売は言うまでもなく、7回の決勝点につながった内野陣の連続失策。
福田の出塁を許した三塁岡本のファンブル
代打長谷川のゴロに併殺をあせった二塁山本の悪送球
腰痛を抱えながら力投していた菅野が敵ながら気の毒になった。
岡本について言えば、続く1死一、二塁の場面で
甲斐野のバントをセーフにした緩い守備も大問題だろう。
パ・リーグの救援投手、それも大卒ルーキー、
それもDH制の東都大学リーグ出身(東洋大)のプロ初打席。
絶対にアウトを取るべき場面で、あまりにも油断が過ぎた。
また、記録上は安打になったが、4回1死二塁の場面で
デスパイネの打球を止められなかった三塁若林の守備もちと残念。
止めていたら、続くグラシアル神の3ランがあったかどうか・・・
これらの拙守を目の当たりにした反動で、9回に代打陽の打球を
間一髪でアウトにした今宮&晃の好守には、思わず手を合わせて感謝。
タツノリがギャンブルでリクエストをしたが、リプレー映像が流れた時の
ビジター席の歓声読売ファンのため息が心地良かったわあ。

しかし、ソフトバンクもこの一戦はミスを連発した。
7回の甲斐野出塁で得た満塁機に代打内川が初球併殺打
9回の代走周東がわずか1球で一塁憤死
突き放す終盤の好機を立て続けにつぶし、試合を難しくしてしまった。
ただ、最大のミスは采配。6回の和田→スアレスの継投と言わざるを得ない。
和田は5回まで、というのは当初からのプランとしても、なぜスアレス?
CSから冴えに冴える采配を披露してきたクドちゃんゆえ
「無失点でしのいだら、初回50球@メラドの悪夢を忘れてやる」
と見違えるような快投を期待したが、わずか10球で岡本の2ラン被弾orz
「もしかしてヤフドに帰りたいのか?」(=連敗で第6戦開催)と一瞬疑ったよ。



まあ、チャンピオンフラッグを掲げて、あいさつに並んだ光景に全てを許したが。
日本一を称える万歳三唱をいつまでも忘れまい。



現役最後の試合を終えて、ファンにあいさつする慎之助(中央)。
6回の嘉弥真の死球は本当にゴメンナサイ
なお、試合後の両軍ノーサイドの胴上げシーンが称賛を浴びたが、
その称賛はソフトバンクだけが受けるべきものではない。
12年の小久保胴上げ@札幌ドーム 14年の稲葉&金子胴上げ@ヤフド
北のライバル球団と培ってきたパ・リーグの美徳なんだ、と強調しておく。

詳しいことは後日に改めて語るが、武蔵と小次郎がそろい踏み
巌流島とか能田達規さん「オレンジ」とか、ネタには事欠かないが、
ネコタクをニャースに見立てたロケット団ネタを期待している。
荒野あたりが喜々としてソーナンスをやりそうな・・・

なお、オカダさんもソンユンも超える2メートルの身長を実感したい人には、
タナシュンの大体大と対戦した総理大臣杯準決勝の動画をおすすめ。
試合前の校歌斉唱では、「法政のメッシ」紺野和也(FC東京内定・161センチ)
とのコントラストがハンパないwww

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