ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

翠玉忌

2013年06月13日 | プロレス・格闘技

あれから4年。今年も三沢光晴の祥月命日がやってきた。

三沢亡き後の4年間のプロレス界の流れを見ると、

ブシロード新日本が復興し、ドラゲー・DDT・大日本が独自の存在感を示している一方で、

三沢の古巣の2団体の凋落が著しい。

特に全日本は、白石新社長派と武藤派への分裂が避けられない状況になった。

この内紛劇、週刊プロレスが「武藤の新団体結成=白石つぶし」を必死に煽っている。

もしワタシが20代のころなら、この煽りに乗ったかもしれないが、

UWFやSWSの分裂をはじめ、各団体の栄枯盛衰を見てきた現在では素直に乗れない。

思い出されるのは、SWS騒動の時に、故・橋本真也が残した言葉。

「プロレスに金を出してくれる人のことを悪く言ったら、誰もプロレスに金を出さなくなる」

白石氏が口にしてきた団体経営理念には首を傾げるところもあるが、

メディアを含む「プロレス村」が寄ってたかって悪者に仕立てるのもどうかとも思う。

武藤についても、レスラーとしては評価するが、経営・管理手腕には疑問を感じる。

武藤個人は人望はあるにせよ、武藤の奥さんが・・・ゴニョゴニョ

武藤派の新団体も、大所帯になったら「めんどくせーよ」と投げ出しそうな不安があるし。

白石派と武藤派のどちらが生き残るか、キーマンはエース諏訪魔・・・ではないと思う。

ワタシが考えるキーマンは、レスラー育成役も務めていたカズ・ハヤシ

SWSを立ち上げたメガネスーパーの故・田中八郎社長が生前、SWS消滅を振り返って

「既存のレスラーを引き抜くのではなく、レスラーを育てられる人材を引き抜くべきだった」

という反省の言葉を残していたことが頭にあるからだ。

そのカズはここまで一貫して「反白石・親武藤」の姿勢をとっているが、はたして。

30日の両国大会が刻々と迫る中で、今後のカズの選択には注目している。


  • ホークス

ヤクルト、バレンティン4打数連続本塁打の一方で5失策。

相手の守乱に乗じ、打線もつながって7得点を挙げて白星。

交流戦VにM2に加えて、パ・リーグ2位浮上は喜ばしい。


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