1~6位が昨季と全く同じだったセ・リーグに対して、
パ・リーグはAクラスとBクラスが昨季とまるまる入れ替わって終わった。
6球団の今季のQS達成数・率は以下の通り(カッコ内は最終勝率)。
- ソフトバンク 80・555(565)
- オリックス 68・472(563)
- 日本ハム 71・493(518)
- ロッテ 69・479(465)
- 西武 68・472(450)
- 楽天 63・437(444)
ちなみに昨季のQS達成数・率は以下の通り。
- 楽天 81・562(582)
- 西武 78・541(529)
- ロッテ 60・416(521)
- ソフトバンク 57・395(514)
- オリックス 72・500(475)
- 日本ハム 62・430(451)
首位を争った2球団について語ると、
ソフトバンクは昨季のQS達成最下位からトップに急浮上。
同時に順位もはね上がった。金満補強の批判も受けたが、
中田&スタンリッジの獲得が功を奏したと言える。
オリックスは5位に沈んだ昨季よりもQS達成こそ落ちたが、
その分をカバーして、救援陣が躍進を支えた感がある。
総じて、今季はQS達成率5割以上の球団が3→1に減ったが、
それは「先発陣受難のシーズン」だったのではなく、
「救援陣が光ったシーズン」だったことの現れではないか。
ソフトバンクにはホールド1位の五十嵐&セーブ2位のサファテが、
オリックスにはHP1位の佐藤達&セーブ王の平野佳がいた。
そのオリックスに日本ハムが挑む11日開幕のCS1stの展望は明日にでも。
- リーグ最終戦
タロウ×セブンの最終戦は、延長戦の末に3対2でセブンに軍配。
昨季の胴上げ監督の花道は、まさかの7連敗&最下位転落の屈辱にまみれた。
奪三振王のタイトルを獲得した則本も喜び半減だろう。
シーズン前に語った「ウルトラマン・ナンバー6」の暗示が現実になった。
それにしても、つくづく思う。2日の大一番に勝てて本当によかった
<結局、セブンとゲーム差なし・わずか2厘差の薄氷のリーグ制覇