本題の前に、馬原孝浩に花束。日本人最速で150Sを達成した守護神が
200Sの大台に届かずにマウンドを去るとは・・・
08年・09年に2年連続で本拠地で満塁弾を浴びた姿を生で見た絶望も
振り返れば貴重な思い出である。10年の「SBM48」を忘れない。
「火の国が生んだ守護神」は引退するが「火の国が生んだ三冠王」はどうなるのか?
さて本題。年の瀬が迫ってきたので、3回にわたり、今季の札幌を回顧する。
まずは開幕前にワタシが掲げた数値目標を振り返る。
勝ち点70台&前半戦11勝以上
3年連続で掲げたこの目標を達成していたら、札幌ドームでPOに臨めた
ちなみに「1位湘南が勝ち点101・最下位富山が勝ち点23」の昨季に比べて、
「1~3位が勝ち点80台・最下位栃木が勝ち点35」の今季はタテに詰まった展開だった
<栃木もブービー大分も、昨季だったらJ2に残留していた
もう少し細かく、10位札幌までのクラブの勝ち点と勝敗をみる(カッコ内は前半戦)
- 1位大宮:勝ち点86・26勝8分け8敗(1位・14勝4分け3敗)
- 2位磐田:勝ち点82・24勝10分け8敗(2位・12勝4分け5敗)
- 3位福岡:勝ち点82・24勝10分け8敗(7位・9勝6分け6敗)
- 4位C大阪:勝ち点67・18勝13分け11敗(5位・9勝7分け5敗)
- 5位愛媛:勝ち点65・19勝8分け15敗(11位・9勝3分け9敗)
- 6位長崎:勝ち点60・15勝15分け12敗(10位・8勝6分け7敗)
- 7位北九州:勝ち点59・18勝5分け19敗(13位・9勝2分け10敗)
- 8位東京V:勝ち点58・16勝10分け16敗(8位・8勝7分け6敗)
- 9位千葉:勝ち点57・15勝12分け15敗(4位・10勝6分け5敗)
- 10位札幌:勝ち点57・14勝15分け13敗(6位・8勝10分け3敗)
大宮と磐田が前半戦も後半戦も同じペースで勝ち点を積み重ねた一方で、
3位福岡は後半戦で15勝を、5位愛媛は後半戦で10勝を挙げる追い上げを見せた。
この「後半戦10勝以上」は昨季もPO進出の要件に挙げたが、
今季も上位6クラブのうち、4クラブがこの要件を満たしており、来季も注目だ。
また、4位C大阪も前半戦と同じペースで勝ち点を67まで積み上げたが、
この数字は昨季4位の磐田の勝ち点と全く同じ。
さらに、今季6位の長崎の勝ち点60は、昨季6位の山形の勝ち点64を下回る。
PO争いのボーダーラインはむしろ押し下げられたと言える。
これには、トップ3の大混戦や下位クラブの地力向上といった要因のほかに、
後半戦で10敗を喫した東京Vや千葉、そして札幌といった「J1経験組」の失速が
大きく影響したと思う。あすは今季も繰り返された札幌の失速について語る。
- DDT後楽園大会
23日の全カードが決定。メーンは竹下・遠藤×岡林・入江のKO-Dタッグ王座決定戦。
エクストリーム王者のケンドー・カシンには彰人が挑む。
ウルトラとのコラボマッチは、高木大社長やアントーニオ本多が出る6人タッグになった。
はたして円谷プロのキャラたちがどのように絡んでいくのか・・・
なお、このコラボマッチと同じくらいに、3号を喜ばせたのがレディビアードの出場
やはり女子高生に人気があるんだなあ。
坂口征二の長男や赤井英和の娘と組むが、3号の視線を独り占めするかも。
- アウトサイダー大田区大会
13日の大会は全36戦を消化し、8時間に及ぶ長さになった。
メーンでヨシケイとの引退試合に臨んだ「ハマの狂犬」黒石高大は、
タックル狙いが裏目に出て、首を取られて絞め上げられ、1分で秒殺された。
黒石は最後まで黒石だった。「番長介」の今後の芸能界人生に幸あれ。