本日のエントリーは総括ではなく、今季をめぐる「ざんげ」になる。
最終節に2位浮上の可能性を残していた今季は、
札幌が初めて「ACL出場」を現実の目標としてとらえたシーズンになった。
振り返ると、ミシャは「タイトルを獲りにいく」と
ハワイキャンプの時点で明言していた。「デジっち」という映像証拠が残っている
選手たちがどの段階でACLに「現実味」を感じ始めたかはまちまちだろうが、
自身のミドルで逆転勝ちを遂げた8月のFC東京戦後に
チャナが「ACLに出たい」と発言したことは、ACL経験者の言葉だけに
インパクトがあった。これも「ヒーローインタビューっち」という映像証拠が残っている
ただ、この時点でもACLに対するワタシの心象風景は正直、以下のようなものだった。
コブラの「カゲロウ山登り」 山の存在を疑うと山がかき消えてしまう
最終盤までACLを「実体ある目標」として意識することができずじまいだった。
9・15川崎戦の「0対7の惨劇」を目の当たりにして、
「これではJリーグとACLの二兎は追えない」と悲観してしまったことも大きい。
天皇杯の結果による「4位繰り上げ出場」を呪詛しながらも、
その望みが潰えると、「来季は国内の試合に集中できる」と納得していた。
14年のC大阪や今季の柏のように「4位でACL=J2降格」のジンクスもあるし
しかし、今季を終えて、J1の4位・勝ち点55という戦績を見返すと、
トップ3を逃したことへの「自分への言い訳」を用意しすぎたという反省がある。
ETU杉江の言葉を借りるならば、
「これだけ勝っても、まだ1部に残留したことしか自信に出来ないのか?」
ということだ。ミシャがどんな目標を来季掲げるのか分からないが、
来季は上位進出に、タイトル獲りに、もう少し前向きに、どん欲になりたいものだ。
- クラブW杯
鹿島1対3レアル・マドリー マヌケ過ぎる自滅の2失点目で視聴中止。
レアル相手だと、鹿島もあーなるのか。これでは3決のリーベル戦もキツイ。