きのう3日から新日本のNJCが開幕。会場の大田区体育館で驚きの発表があった。
8月21日に有明コロシアムで第6回スーパーJカップ開催
ジュニア大好きのワタシ大喜び。NOAHもドラゲーも参戦とあって、G1より優先するかも。
そこで、本日は過去5回の大会を振り返る。
- 第1回(94年4月・両国国技館・新日本主催・14選手参戦)
優勝はワイルド・ペガサス(後のクリス・ベノワ)。準優勝はザ・グレート・サスケ。
サスケのほか、デルフィンやTAKAも活躍し、みちのくプロレスの名を上げた。
トップロープに乗ってプランチャを見舞うTAKAを控室で見ていた長州が
「コイツは宇宙人か?!」と驚いたことから、「宇宙人プランチャ」の名も生まれた。
また、1回戦でライガーに敗れたが、ハヤブサの華麗なファイトが観客を魅了。
「掟破りの逆シューティング・スター」を浴びたライガーが、その美しさに舌を巻き、
その後はシューティング・スターの使用を自重したというエピソードも残る。
- 第2回(95年12月・両国国技館・WAR主催・14選手参戦)
優勝はライガー。準優勝は外道。第1回で4強止まりだった実力者のワン・ツーに。
当時は第1回に比べて地味と評されたが、ワイルド・ペガサスとライオン・ハートが、
つまり、クリス・ベノワと「Y2J」クリス・ジェリコが対戦。特別試合には
レイ・ミステリオも参戦し、後のWWEスパスタ・トリオをおがめるぜいたくな大会に。
また、当時は全く無名だった「もっちー」望月成晃が大谷晋二郎相手に大善戦。
一夜にして、各団体から参戦オファーが舞い込む人気選手になった。
現在も最年長ながら、ドラゲーの最前線で奮闘中。わざわざ札幌から見に行った甲斐があったよ
- 第3回(00年4月・仙台市体育館&両国国技館・みちのく主催・16選手参戦)
主催団体の意向で、一部を初の地方開催<仙台で1回戦8戦・両国で2回戦~決勝
おかげで、J2の仙台×札幌とハシゴできたのは良い思い出だ
優勝はライガー。準優勝は当時みちのくに参戦していたCIMA。
仙台での1回戦は、ライガー×4代目タイガーのほか、
真壁伸也(現・スイーツ真壁刀義)×グラン浜田、カレーマン×怨霊といった異色対決も。
- 第4回(04年2月・大阪城ホール・大阪プロレス主催・本戦に8選手参戦)
本戦出場に「キャリア6年未満」という制限が付いて、登竜門の色が強い大会に。
優勝は丸藤正道。準優勝はシュート・ボクシング出身の村浜武洋(大阪プロレス)。
当時、NOAHのヘビー級戦線にも食い込んでいた丸藤の力量は突出していた。
- 第5回(09年12月・後楽園2連戦・新日本主催・16選手参戦)
会場規模の移り変わりで分かるように、いわゆる「冬の時代」の仇花。
また、優勝者が翌10年の「1・4ドーム」でIWGPジュニア王者
(当時は4代目タイガー)に挑む「挑戦者決定トーナメント」でもあり、
これまでベルトとは別物だった「Jカップの権威」も問われた。
優勝は丸藤正道。準優勝はプリンス・デヴィット。
丸藤は続くドームでIWGPジュニア奪取。史上初めてメジャー3団体を制し、
その後も新日本の一線級を相手に5回の防衛を遂げた。正直、全盛期だったかも。
また、DDTから男色ディーノが参戦し、1回戦で邪道を下す大金星
しかし、そのゲイ・ギミックに、山本小鉄氏が激怒し、その後も物議を醸した。
このように、新星の誕生あり、プロレス界への問題提起あり、
と過去の大会ではいろいろな出来事が起きた。
ただ、この大会は日本プロレス界の、特にジュニア戦線において、
大きな「分岐点」であり続けてきた、とは言えるだろう。
「新日本の一強時代」とも言われる現在、
第6回大会は「新日本×他団体」の性格が濃くなると考える。
新日本がその優位を見せつけるのか、他団体が意地をぶつけるのか、
「真夏のジュニアの祭典」を楽しみに待ちたい。
- 肝心のNJCは
1回戦8戦を勝ったのは、内藤、石井、矢野、小島、後藤、タマ、エルガン、ファレ。
棚橋はファレのバットラック・フォールに沈み、初戦敗退のどん底に。
現IWGPタッグ王者の真壁&本間のGBHコンビも初戦突破ならず。
なお、「英国産ハイフライヤー」ウィル・オスプレイがCHAOS入り。クッシーに挑戦へ。
- そして他にも発表が
柴田が一年、エルガンが二年、新日本と所属契約。これは朗報だ。
タイガーマスクの新アニメ企画が進行中。新日本の選手も実名で登場する。
どうもオカダと絡みそうな気配だが・・・新タイガーはヘビー級戦士かな?
- ホークス
今季オープン戦初戦は、阪神に3対3の引き分け。
先発の千賀が4回無失点&吉村が連続適時打と投打にまずまず。