選手往来は年明けにまとめる構えだが、まずはひと言。
かつて「サッポロビージュ」という傑作を生んだ札幌サポには、このロゴをいじる好機と考える。
菅には身近な良いライバルになるだろう。とりあえずU21代表選出おめでとう。
それでは本日は今季の狂歌集の後半戦。
- 7/8 第18節・アウエー大宮戦 2対2
ワン・ツーに 夜の福ロウ 目を覚ます 魔手ウス来たりて リスならぬミス
(後半2失点から福森のFK2発。マテウスのハンドが劇的ドローの遠因に)
- 7/29 第19節・ホーム浦和戦 2対0
3づくし 算を乱した 3枚替え 浦目の惨劇 指揮官さんざん<浦和サイド
3づくし 3万3千 参戦し 三色旗を手に 笑顔さんさん<札幌サイド
(レッドバトルマッチは白星。観客3万3千人がタイ国旗でチャナティップ応援)
- 8/5 第20節・アウエーC大阪戦 1対3
ゴール裏 3失点に 水を打つ 水合わぬナニワ 水をあけられ
(ウォーターフェスを催したC大阪に黒星。同じ昇格クラブに突き離される)
- 8/9 第21節・ホーム横浜M戦 0対2
9日に 9番退場 休暇入り チーム窮して 九づくしかな
(押し気味の前半に無得点。後半に都倉がイエロー2枚で万事休した)
- 8/13 第22節・ホーム甲府戦 1対1
お盆来て 甲府の尻に 迎え火を つけたつもりが 相手も送り火
(お盆の残留争いは、双方に痛い引き分けに終わる)
- 8/19 第23節・アウエー川崎戦 1対2
雷に 負けじと輝く サンシャイン ジャスティスの叫び とどろきの地
(雷雨の等々力。サンシャイン憲剛が先制点とゴールパフォーマンス)
- 8/26 第24節・ホーム仙台戦(厚別) 1対0
厚別の 気まぐれな風が 導くは 2月のリベンジ 残留への道
(前後半とも札幌が風上に立つ幸運。開幕戦のウノゼロをやり返す)
- 9/9 第25節・ホーム磐田戦 2対1
ドームにも 厚別を継ぐ 追い風よ 日英パパの ゆりかご揺らす
(16年ぶりのJ1連勝。ベビー誕生の都倉とジェイを祝うゆりかごダンス)
- 9/16 第26節・アウエー神戸戦 0対2
神戸の地 異国の匂いの 弾が飛ぶ ドイツが導く ポルトガル弾
(ポドルスキのシュートのこぼれ球を田中順也に押し込まれて3連勝ならず)
- 9/23 第27節・ホーム新潟戦 2対2
はばたけぬ 瀕死のスワンと 思いきや タカの痛撃 流れがかわた
(富山貴光の激突でソンユン交代。その富山と交代した河田が2得点)
- 9/30 第28節・アウエー広島戦 1対1
PKで 三矢のクラブに 一矢報い いざ厚別へ 大返しかな
(毛利氏ゆかりの地。残留争いのライバルから勝ち点1をもぎ取りホーム帰還)
- 10/14 第29節・ホーム柏戦(厚別) 3対0
3位から 3得点で 勝ち点3 おひさま沈めど 笑顔サンサン
(3尽くし再び。リーグ3位の太陽王から3得点を挙げる値千金の白星)
- 10/21 第30節・アウエーFC東京戦 2対1
ツインタワー 2アシストと 2得点 ダブル導き サポもニコニコ
(続いて2尽くし。ジェイ2得点。都倉2アシスト。FC東京にシーズンダブル)
- 10/29 第31節・ホーム鹿島戦 1対2
害獣に 進入禁止の 赤示し シンゴウ弾でも 駆逐かなわず
(レッドバトルマッチ第2弾。赤一色のドームで兵藤の同点ミドルも及ばず)
- 11/18 第32節・アウエー清水戦 2対0
その歓喜 20年前 上回る 雨に濡れても こころ晴れ晴れ
(20年前にJ昇格が認められた日に、雨の日本平で悲願の残留達成)
- 11/26 第33節・アウエーG大阪戦 1対0
助っ人の 連発導く お膳立て ナニワ泣かすが 大いに輝く
(ジェイが敵地で連発。CKでアシストした菅大輝を詠み込んだ)
- 12/2 第34節・ホーム鳥栖戦 3対2
一体感 忘れず歩んだ 一年間 一部で上から 11番目に
(最後の狂歌は1尽くし。J1で望外の11位終了)
後半戦は17戦8勝4分け5敗。白星を2倍に、黒星を半分に、というV字回復。
黒星ばかりで苦吟が続いた12年を思うと、明るい狂歌を多く詠めたことに感謝している。