本題の前に、イクイノックスのGⅡ東スポ杯2歳S制覇を喜ぶ。
キタサンブラック産駒が初めての重賞V。
そして「母父キングヘイロー」の今年の重賞勝ち馬が7頭に達した。
最内枠から父譲りの先行力・・・ではなく、
直線に入ってから上がり32秒9の鬼脚で他の馬を一気に競り落とした。
勝ち方としては、母父の00年高松宮記念が重なった。
一番人気の低オッズだったが、応援の単勝1千円が2600円に増えて、
鳥栖戦のウノゼロ負けの悔しさがほんの少し晴れたよ。
その悔しい鳥栖戦を振り返るのはあすに回し、
きょうは引き続き秋のマイル王決定戦・GⅠマイルCSを予想する。
ラストランで連覇を狙うマイル女王6枠12番グランアレグリアを軸にする。
阪神5戦3勝3着1回の好相性を誇り、
馬券圏を外したのは2000Mだった今年の大阪杯(4着)のみ。
マイルならば見直さなくてはいけない。
枠番も14年ダノンシャークが勝っており、まずまずと言えるか。
気にかかるのは、鞍上ルメールが今秋のGⅠをまだ勝てていないこと
<3戦連続2着→「もう2着はイヤ」と臨んだ秋天3着→女王杯は掲示板外
悪い流れを絶ち、ラスト騎乗でこの馬に六冠目のGⅠを贈ってほしい。
ヒモにはまず2枠の2頭を挙げる。
今年のNHKマイル&毎日王冠を勝った3番シュネルマイスター
その毎日王冠を昨年勝った4番サリオス
シュネルマイスターは安田記念(3着)と同じく横山武史とのコンビ。
安田記念で先着を許した2頭のうち、ダノンキングリーには毎日王冠で
雪辱した。今回は残るグランにリベンジする好機だろう。
初の関西輸送を克服できたかどうかだけが気がかりだ。
サリオスは今年はいまひとつの戦績にとどまっているが、
昨年のクラシックをともに沸かせたコントレイルの引退が
次週に控えるので、この世代に良い流れをつくってもらいたいと望む。
さらに、19年春秋マイル王の4枠7番インディチャンプも。
昨年の朝日杯FSをレコード勝ちした5枠9番グレナディアガーズも。
ここまで上位人気馬だらけになので、穴っぽい馬も1頭拾っておく。
スワンS2着と復調の気配を見せた3枠5番サウンドキアラ
昨年10着からの巻き返しを母父の「変態」の血に妄想する。
3連複12-3・4・5・7・9の10通りに500円ずつ
タテ目保険の3・4・5・7・9のBOX10通りに100円ずつの総額6千円
なお「牝馬はラストランのG1で激走するイメージがある」と
かつて記したが、これは近年の有馬記念の記憶によるところが大きい。
14年ジェンティルドンナや19年リスグラシューといった勝ち馬のほか、
17年のクイーンズリング2着や昨年のサラキア2着の例がある。
もしもグランが今回、有終の美を飾ったならば、
今年の有馬記念のクロノジェネシスにも注意を要する。
- 日本シリーズ
第1戦は、オリックスが4対3でヤクルトに劇的なサヨナラ勝ち。
2点を追う9回に無死満塁として、宗&吉田正の連打で一挙3得点。
吉田正が元気に復活したことを喜ぶ<大関の死球はホントすまんかった
なお、パ・リーグのシリーズ連勝はこれで13に伸びた。