ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

19年ホークス回顧・上

2019年12月18日 | ホークス
うーむ、バレンティンを獲っちゃったか・・・
そこまで火力重視の布陣にしなくても、という思いはあるが、
かつてのデホや現在のデスパイネのように「獲得してよかった」となる
ケースも多いので、長い目で見守る。
ただ、川島の99番には不満。背番号変更は本人の申し出としても、
どうせ大きい背番号を与えるなら、あぶさんの90番にしてほしかった。
日本シリーズでサヨナラ打を放った右の代打の切り札だぞ

ひとしきりグチったところで、今季のソフトバンクを振り返る試み。

【監督部門】
クドちゃんについて「リーグVか賞味期限切れかの正念場」
昨季の回顧エントリーで記した。
そして迎えた今季のリーグ戦の戦績は76勝・勝率0.551
昨季よりも6勝減らし、2年連続の2位に甘んじた。
昨季以上に主力の負傷離脱に苦しんだとはいえ、
井口ロッテ(8勝17敗)のような「天敵」も生んでしまった。
「秋山幸二の遺産を食いつぶしている」と非難するアンチも増えつつある。
それは極論としても、監督として下り坂にあるのは明らかだろう。

ポストシーズンでは持ち味の「短期決戦の強さ」を発揮し、
日本シリーズ3連覇を遂げたごほうびに監督続投を勝ち取った。
しかし、これはフロントの「アメ」だろう。
それでは「ムチ」は何かと言えば、
平石洋介・前楽天監督のヘッドコーチ就任と考える。

ライバル球団の監督を指導陣に迎える。
これはソフトバンクで初めてのケースではない。
09年にオリックス監督を退任した大石大二郎を
翌10年から秋山前監督のヘッドコーチに据えた例がある。
トリプル・スリー監督の下に盗塁王4回のヘッドコーチを置いた
相乗効果は凄まじく、本多雄一が10年・11年と連続盗塁王。
さらに、あのアトゥーオまで11年にチーム3位の27盗塁をマークした。

しかし、今回のコーチ人事は、指導面の相乗効果を期待、というよりは、
けっこうあからさまに「クドちゃんの後釜」を用意した人事とみている。
Jリーグで言えば、新任監督の下にS級持ちのコーチを置くようなものか。
来年40歳。松坂大輔とタメで楽天を3位に導いた手腕は確かに魅力だ。

これまでソフトバンクのヘッドコーチと言えば、
上記の大石大二郎にしろ、その前任の森脇浩司にしろ、
レジェンド監督の代わりにクビを斬られる損なポストという印象があった。
来季の経過によっては、全国のタカキチは「新しい景色」を見るかもしれない。

明日は投手陣と野手陣を振り返る。

  • ドラゲー福岡大会
遅ればせながら、15日の4大タイトル戦を振り返る。
メーンのドリーム戦はBenK陥落。土井のマスキュラーボムに沈んだ。
土井のドリーム奪取は08年の福岡大会以来11年ぶりとなる。
ツイン戦はYAMATOがフランケンシュタイナーで清水から3カウント。
ベルトがYAMAハル組に移動した。
トライアングル3WAY戦は、ついにマシーン軍団が敗れる。
REDのトリオが新王者に。
ブレイブ戦のみ王者が防衛。石田がジェイソン・リーを猛虎原爆葬。
なお、スト市の特別試合の相手は、同じ98年デビューのNOAH丸藤
なぜかほぼ無意味なマスカラ・コントラ・カベジェラ戦になり、
しかも丸藤は2カウント&場外5カウントで負けという変則ルールに。
・・・まあ、トラースキックからの虎王で丸藤が順当に勝ったがwww
しばらく凍結されていたNOAHとドラゲーの交流。続きはあるのかな。

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