ふくろたか

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現役ドラフトを語る

2022年12月10日 | 野球
クロアチア1(4PK2)1ブラジル アルゼンチン2(4PK3)2オランダ
W杯準々決勝は、南米勢がPK戦の末に明暗を分けた格好になった。
ブラジルはロシア大会に続いて「日本を下した相手」に敗退。
延長前半の終了間際にネイマールがゴールをこじ開けた時は勝負ありかと思ったが。
「リバコビッチは日本が育てた」と言いたくなるほどのクロアチアGKの
覚醒ぶり。この相手にPK戦にもつれてはいけなかった、と改めて痛感した。
アルゼンチン対オランダは、2得点に絡んだメッシの活躍とか、
土壇場で追いついたオランダのトリックFKとか、局面の見どころはあったが、
それを覆い隠すW杯史上最多のイエロー17枚の乱舞。
14年ブラジルW杯と同じく、アルゼンチンにPK戦敗退の悪夢を見た
ファンハールは前立腺がんが悪化しそうで心配だ。それにしても、
リケルメやディマリアを冷遇した敵将へのアルゼンチンの恨みの深さよ。

さて本日は、W杯をひとまず置いてNPBの話題。
きのう9日の第1回ブレークスルードラフト(現役ドラフト)を語る。
まずはソフトバンクの獲得・放出選手から。
  • IN:古川侑利投手(13年楽天ドラ4→読売→日本ハム)
ほぼ1年前の昨年12月8日のトライアウトでBIGBOSSに拾われ、
今年3月に育成から支配下に昇格。右の中継ぎとして34戦に登板し、
プロ初ホールドもマークした。トライアウト参加の1年後に
地元・九州(注)の球団のユニを着る自分の姿を想像できていただろうか。
こーいうドラマチックな球歴の投手には期待したくなる。
そして、右の中継ぎを獲ったことで、オフに浮上した
「藤井皓哉(今季22ホールド)の先発転向」も現実味を増した。
注)古川は佐賀県武雄市出身。隣の唐津市出身だったら「ユーリ!!!onホークス」になったが惜しい
  • OUT:大竹耕太郎投手(17年育成4位)
なぜ阪神が? と思ったが、岡田監督が早稲田の大先輩だったね。
「大阪生まれ・早大卒の岡田監督」はサッカー界にもいたのでややこしい
ただ、大竹が育成契約でソフトバンクに入った時に、
「名門ワセダのエース格が育成なんて」と、岡田監督を中心とする
OB会が強く反発したというウワサも聞いた。相性が少し気がかり。
もっとも、大竹にとって甲子園は12年夏・13年春に熊本・済々黌の
エースとして連続出場した思い出の地。今も語り草となっている
12年夏の「ルールブックの盲点の1点」の鳴門戦の勝ち投手と言えば、
記憶にあるトラキチも多いかと。新天地で3季ぶりの白星を挙げてほしい。

他球団に目を移すと、やはり楽天のオコエ瑠偉(15年ドラ1)の
読売行きが目をひく。地元の東村山と本拠地がむしろ近づいた格好に。
まあ、二軍本拠地のジャイアンツ球場(川崎市多摩区)がもっと近いが
また、ロッテの成田翔(15年ドラ3)のヤクルト行きにも目をひかれた。
「秋田商卒の左腕」がレジェンドの石川雅規先輩の下へ。大化けの好機かも。
中日とDeNAは事実上、笠原と細川のトレードになった。
先立っての京田と砂田も含め、2対2の複数トレードが成立した印象。

  • プレミアリーグ参入PO
1回戦6戦が終了。
愛媛1対0長崎 京都1対0日本文理 浜松開誠館2対1札幌大谷
尚志2対0岡山学芸館 帝京2(1延長0)1興国 神村学園4対3金沢

あす11日の参入決定戦6戦の組み合わせは以下の通り。
市船対愛媛 旭川実対京都 昌平対浜松開誠館
帝京長岡対尚志 米子北対帝京 C大阪対神村学園

参入決定戦の結果次第では、東西の境界線がかなり動くかもしれない。

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