振り返ると、岐阜戦の白星は大きかったと改めて思う。
自動昇格のみを考えると、直接対決がなくなった3位に勝ち点差6を付けて、
少し余裕を持って今後の試合に臨める。また、残り18戦で勝ち点53。
つまり「ヌケヌケ=9勝9敗」ペースでも、勝ち点80台に乗せられる。
むろん今後も勝ち続けるに越したことはない。「7月無敗」が懸かる山口戦を語る。
相手はここまで25戦11勝6分け8敗。勝ち点39の8位。
一時期の勢いは薄れたが、それでもPO圏と勝ち点差2の好位置に粘っており、
後半戦は4戦2勝2分けと、札幌と同じ星を残している。
なお、前節の京都戦から「試練の真夏の上位連戦」が始まっており、
札幌戦に続いては、町田・C大阪・清水・松本・岡山・千葉と、
現在一ケタ順位のクラブとの息が抜けない対戦が9月まで続く。
上がるか落ちるかの正念場と言えるだろう。
前節の京都戦は1対1の引き分け。京都は「長州征伐」に失敗した格好だが、
山口の立場でも、交代で入った有田にわずか2分で同点弾を許すもったいない一戦。
エスクデロのアーリークロスを有田が決めたシーンは、
5月の札幌戦の内村ゴールの再現のようだった。
DFとDFの間に危険な侵入を許す悪癖が解消されておらず、
上位にいながら、総失点がワースト3位タイの36という現状もうなずける。
札幌の前線の選手には、この弱点をどんどん突いてほしい。
要注意には個々の選手ではなく、山口の暑さを挙げておく。
オープンな撃ち合いは札幌に不利。状況次第では攻撃を捨てて、
自陣でブロックを固めて逃げ切る「割り切った省エネ策」も必要だろう。
- J1
湘南2対3川崎 「神奈川ダービー」を制した川崎が後期首位をキープ
鳥栖1対0鹿島 前期王者の鹿島が連敗。鳥栖は4勝2分けと後期好調
横浜M0対0名古屋 無得点に双方のサポがブーイング。名古屋は14戦未勝利
- ホークス
日本ハムに2対3のサヨナラ負け。押し出し死球のトホホな幕切れ。
9回登板で3四死球。首位攻防戦で「IGARASHI」の悪夢再び。
- 新日本名古屋大会
Bブロック4日目。永田さんが中嶋に初黒星。矢野が本間から初白星。
手負いの柴田が内藤を絞め落とす衝撃も。全勝が消えて混戦の気配。
- ノア後楽園大会
メーンのGHCヘビー戦。異例のランバージャック戦は杉浦に軍配。
あーあ、きょう味スタで同郷の巻に会うのに、潮崎は丸腰かあ・・・
ジュニア・タッグリーグ戦は、石森・ACH組が桃の青春を下して優勝。
なお、タッグリーグ戦で熊野に敗れた平柳が引退宣言 ガチ? ネタ?