ホークスが連敗しても、馬券がボロボロでも、千代の富士が逝っても、
札幌さえ勝てば、何とか日々を生きていける。ウルフ急逝については、後日に改めて
維新の地 高さと距離(レンジ)で 撃ち崩し 反撃受けても 勝てば官軍
前半は山口の不慣れな3バックに乗じた札幌が、
後半は札幌の運動量低下に乗じて、4バックに戻した山口がボールを回す展開に。
一方で、得点が動いたのは、セットプレーと助っ人のミドル。「個の力」が光った一戦でもあった。
ジュリーニョの決勝ミドルは、荒野のおとりの動きがあったとはいえ、
山口のDF陣が誰も当たりに行かず、ズルズル下がるのみ。
現在のジュリーニョに対し、あれだけゴール前を空けて、前を向かせては、危険なシュートは必然。
札幌としては助かったが、「前節のスーパーミドル、見ていなかったの?」と首をかしげる守りだった。
しかし、札幌の選手の足が止まった後半は、危機管理の面で反省点が多く出た。
まず用兵面では、球も人も追える、いわゆる「ワンワン・サッカー」で前線を活性化できる選手が
ベンチに不在。後半27分のシンジの投入は、前線の起点作りやセットプレーのキッカー投入
(=福森を下げて守備固めに櫛引を入れられる)というメリットを考えたものだろうが、
なかなかシンジに良いパスが入らず、残念ながら山口を押し返すには至らなかった。
シンジのCKから、ポストを叩いた増川の惜しいヘッドが決まっていれば、評価は逆転したのだが
また、時間稼ぎの遅延行為などで、イエローが乱れ飛んだこともいただけない。
おかげで、増川に加えて、内村やマセードも出場停止にリーチ。
次節に迎え撃つ清水も強敵だけに、ツモる選手が続出しそうな不安もある。
とはいえ、2位も3位も引き分けた節に、勝ち点3を上積みできたのは上々の結果だ。
惜敗した山口にもふれると、アウエーでは航空トラブルで当日入りのアクシデントに見舞われ、
ホームでは猛暑日の暑さが残る気温29度のピッチに阻まれ、持ち味を100%発揮できなかった。
今季の札幌戦は不運が続いた感がある。そのうっぷんを残る16戦で存分に晴らしてもらいたい。
- J2
徳島2対2松本 2位松本、終了間際に痛恨の失点
京都3対3C大阪 京阪対決は、後半のみで3点ずつを奪い合い、勝ち点1を分け合う
横浜FC2対1千葉 監督交代の千葉、その甲斐なく逆転負けで連敗
- J3
大分0対1栃木 注目の上位対決は栃木が劇的な10連勝。大分は3位転落
鹿児島4対0YS横浜 本拠地で圧勝の鹿児島が得失点差で2位浮上
長野0対0富山 隣県対決はスコアレス。鹿児島・大分・長野が勝ち点33で並ぶ
- JFL
青森0対0浦安 岡山0対1ホンダ 流経大1対4沼津 奈良0対3ロック
後期首位の青森は7連勝ならず。後期2位のホンダが勝ち点19で並んだ。
後期3位の沼津もいぜん無敗。ロックは後期2勝目。アウエーの白星は約2カ月ぶり。
JFLはこの後、9月まで天皇杯の代表決定戦ブレイクに入る。今月7日に大分×ロック
- クラブユース選手権
上州脱出に成功したベスト4は、FC東京・川崎・神戸・清水
あす2日は西が丘で「多摩川クラシコ」U18版が開かれる。
- 高校総体
こちらのベスト4は、昌平・市船・青森山田・流経大柏
西日本勢が消えた一方で、関東勢3校が勝ち上がる。昌平は静学も食った。
- ホークス
日本ハムに3対6で黒星。首位攻防3連戦を負け越しで終える。
まあ、3タテを食らわなかっただけでも良しだが。
久々に文句を付けるが、初回の3点リードを5球でフイにしたのは
バッテリーの油断としか言い様がない。
大事な試合でキーマンに痛打を浴びる勝負弱さを克服しない限り、
この先も便利屋で終わるぞ、岩嵜。
- 新日本岐阜大会
Aブロック5日目。地元凱旋の棚橋が後藤を下して2勝目。
4連勝中だった真壁は丸藤に土を付けられた。
真壁とオカダが4勝1敗。丸藤が3勝2敗で後を追う。
- JRA
クイーンSは黒枠2番の方が勝利。アイビスサマーDは人気通りの1~3着。
注目のソウルスターリングは新馬勝ちを遂げたが、
アタマ固定の馬単総流しは見事にガミる。いろいろとアカンことにorz