酉年の日本シリーズを懸けてタカ・ワシ対決。きょう開幕のソフトバンク対楽天戦を語る。
今季の対戦成績はソフトバンクが13勝12敗とわずかに上回るが、
双方の本拠地に限れば、ヤフドもコボスタも、ホーム球団が5勝7敗と「外弁慶」
残る1戦は熊本・藤井寺球場でソフトバンクが辛勝。イチフナ岩嵜の好トラップで勝った試合
ただ、楽天が失速した8月下半期から、ソフトバンクは楽天戦6連勝を飾った。
ソフトバンクがこの時の勢いを取り戻せるか。楽天がこの時のリベンジを果たせるか。
焦点はきょうあすの1・2戦とみる
ソフトバンクは第1戦先発が東浜。第2戦は千賀が有力。
この2人は楽天戦5戦ずつに先発し、東浜が3勝、千賀が2勝を挙げた。
対する楽天は、則本・美馬・岸がソフトバンク戦で計7勝を挙げたが、
この三本柱を西武3連戦で使い果たした。
ソフトバンクは1勝のアドバンテージを生かし、東浜・千賀のタイトルホルダー2人で、
楽天が三本柱を起用できるようになる前に、このステージの大勢を決めるのが望ましい。
もつれてしまっては、三番手候補のバンディが4戦0勝2敗と楽天戦で振るわないうえ、
リーグ戦終盤で立て続けに悪夢を見た則本が、目の色を変えてリベンジを狙ってくるに違いない。
ギータを欠くソフトバンク打線の雰囲気がどんどん悪くなる恐れもある。
大事な大事な第1戦。楽天のキーマンは先発の塩見と主軸のウイーラーと考える。
梨田監督はおそらく塩見が東浜に投げ勝った「9月23日の再現」をもくろんでいる。
楽天の先発陣のシーズンの勝ち星を見ると、四番手は辛島(岸に並ぶ8勝)だが、
ソフトバンク戦2戦0勝2敗という相性の悪さを考えて、塩見を優先したのではないか。
ウイーラーは16日の西武戦の大暴れが記憶に新しいが、
それ以前に、今季の本塁打31本のうち、7本をソフトバンク戦で放っている。
良くも悪くも気分屋だけに「シリーズ男」に進化させないことが肝心だ。
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準決勝は、鈴鹿5対0枚方 松江0(4PK2)0市原
決勝・3決はともに「地域王者クラブ対敗者復活クラブ」の顔合わせになった。