試合前に「引き分けでも上々」と記したし、
「等々力で勝ち点１」はこれまでの戦績を、
特に昨季の「０対７の惨劇」を考えると、一歩前進だと思う。
メディアの扱いも「川崎が痛恨の引き分け」が目立つ。
だが、試合後のこの姿を間近に見てしまうと、
「やはり引き分けで満足したらダメなんだな」とも思わされた。
等々力に 雨に先駆け こぼれるは クリーンシートと ソンユンの涙
「あのポロリが無かったら勝てた」という悔し涙は、
守護神ソンユンらしい高い意識の表れだろう。
ただ、ＰＫ阻止を含めてビッグセーブを連発したこの試合のソンユンは、
あのポロリを考えても、韓国帰り直後とは思えない神がかりの出来だった。
そして、もしポロリが無かったとして、ウノゼロで逃げ切れたかと問われたら、
それはそれで至難だったと考える。９０分間を通し、特に後半は押されまくった。
札幌サポの前の広大な川崎の陣内に、西郷どんソンリョンぽつんとただ一人
そんな時間があまりにも長過ぎた。
もしかしたら勝ち点１よりも、まるで反撃できなかった後半の屈辱の方が、
この試合の収穫として大きかったかもしれない。
クリアをつながせてもらえず、ほぼ相手ボールを追い回すのみの５０分間。
最終節のドームでは、こんな光景をサポにさらさないように、
いま離脱中の選手たちも含めて、今後の試合で成長する糧にしてほしい。
成長と言えば、おめおめとＪ１主審に復帰した山本雄大は、
残念ながら成長も反省もゼロだった 安西先生のアレを貼られないだけありがたく思え
今季の札幌には「必ずＰＫをお見舞いするが勝ち点もくれる」という存在だが。
- トゥーロン国際大会
ブラジル１（５ＰＫ４）１日本 過去最高の準優勝を遂げる。
岩崎＆タナシュンのスタメンに喜んだのも束の間、
ブラジルの圧倒的なボール支配に、前夜の等々力が重なって怯えた
とはいえ、ブラジルに初失点をもたらした小川の同点ボレーは見事だった。
古傷の左足を痛めての途中交代が心配である。
くれぐれも帰国後に１９日のルヴァン杯に強行出場しないように
ＰＫ戦はＧＫがさわりながら決められたブラジルの１人目に
やはり前夜の等々力が重なって怯えた
５人目で失敗した旗手はさぞ悔しいだろうが、ユニバで挽回してくれ。
- Ｊ１
ＦＣ東京０対１神戸 首位ＦＣ東京がホーム初黒星。イニエスタの一発に沈む
清水３対２横浜Ｍ 清水が終了間際に２得点。マリノスは４位転落
浦和２対１鳥栖 「勝ち点１３」から唯一の上積みゼロ。鳥栖が再び最下位
- ホークス
４対３でＤｅＮＡに勝利。サブマリン高橋が７回１失点で７勝目。
４号の先輩の井納に投げ勝った。森の２失点には肝を冷やしたが。
一塁手で先発したグラシアルが初回の失点につながる失策をやらかしたが、
１５号ソロを含む２打点で挽回。内川も古巣相手に勝ち越しの６号ソロ。
