ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

鹿島戦の展望

2019年03月17日 | コンサドーレ

武蔵の招集で札幌サポを大いに喜ばせた今回の森保ジャパン。

その顔ぶれに思い出した試合がある。

2011年の高円宮杯プレミアリーグ開幕戦の東京V対札幌@夢の島である。

公式記録を見返すと、東京VのスタメンにMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)と

DF畠中槙之輔(横浜M)、控えにMF安西幸輝(鹿島)と今回の代表の注目選手が並ぶ。

この一戦、双方に後のJリーガーが多く、記録担当まで安在和樹(鳥栖)という豪華ぶり。

今をときめく竹内涼真(当時東京Vユース在籍)も現地にいたかも。

震災1カ月後でバタバタしていたが、足を運んでよかったと改めて思う。荒野がベンチ外だったが

さて本日は、その安西を擁する鹿島戦。思いも寄らぬ「代表競演の好カード」と化した。

安西の他にも、U22代表DF町田、U20代表FW安部、

韓国代表DFスンヒョンを抱える鹿島に対して、

札幌も初のA代表のFW武蔵、U22代表FW岩崎、

韓国代表GKソンユン、タイ代表MFチャナティップで迎え撃つ。

現地で観戦できていたら末代までの自慢になった。BS観戦に留めては勿体ない一戦である。

ただ、コンディションや勢いは札幌にやや分があるか。

武蔵とアンロペで計7得点を叩き出してリーグ戦を連勝し、

13日のルヴァン杯で完全ターンオーバーに踏み切った札幌に対し、

鈴木を欠く鹿島は前節、退場者を出した湘南に今季リーグ戦初白星。

昨季王者として敵地に乗り込んだ13日のACLは、主力を多く繰り出しながら、

2点先取から追いつかれる悔しい引き分けに終わり、再びの長距離移動。

昨年9月のドームの雪辱を果たし、01年以来18年ぶりに鹿島に勝つ好機と考える。

見どころは、お互いに好調な前線への双方の対応だろう。

端的に言えば「武蔵&アンロペ対鹿島の後ろ」「伊藤翔対札幌の後ろ」になる。

前節で鹿島と同様の4バックで札幌に臨んだ清水は、

「ミシャ式」独特の5トップに人数が足りなくなったうえ、

一列上の両サイドに攻めたがりのエウシーニョと左サイド不得手の金子を置いたことが

災いし、ビハインドで迎えた後半は4・2・4のような格好にしばしば陥って、

ボランチ周りの広大なスペースを札幌(主に宮澤)にいいように使われた。

このミシャ札幌を、鹿島は、特に安西・町田らに百戦錬磨の右SB内田を交えた

4バックはどのように封じるのか、それとも粉砕されるのか、興味は尽きない。

ただ、昨季ACL王者を下して、札幌が3月のこの時期に3連勝を果たせば、

その時こそ「開幕ダッシュ」のフレーズを使える。

昨季はこの時期から、長崎・名古屋・湘南の昇格3クラブに勝って波に乗ったが、

今季は浦和・清水・鹿島の「オリジナル10」3クラブ撃破といきたいものだ。


  • ホークス

ハマスタでのOP戦は、4対1でDeNAに勝利。

ドラ1上茶谷からのグラシアルの3ランが大きかった。

その上茶谷らと「東洋大150キロトリオ」と呼ばれた甲斐野はOP戦ながら初セーブ。

先発ミランダも5回1失点とまずまずの内容でひと安心。

バンディが戻るまでの外国人起用は、グラシアル・デスパ・モイネロのトリオに、

先発ローテに合わせて、ミランダとスアレスを回すことになるかも。

  • 新日本後楽園大会

昨年のNJCを制したザックが注目の飯伏からギブアップ勝ち。

フィニッシュは奥の手のオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス

「ゴキブリマスク対ギンバエマスク」となった棚橋対田口は

棚橋が田口を飛龍原爆葬。この結果、21日の浜松大会の準々決勝では、

「ザック対棚橋」という昨年のNJC決勝の再戦が実現することに。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。